20 Junky in the Paradise
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お、踊り、踊りは、 …に、苦手、だ、だから
女の子たちに、わら、笑われちゃう……
["せんせい"と、アリスの真似をする 少女めいた女性の呼称が耳に届いていたのかどうか。、 いつぞやにホリーへ階段下で話した言葉を なぞるように繰り返す。]
さ…さい、も、ン?
[>>51 振り返り、手と手を繋ぎくるくると踊るように見えるホリーと後ろに崩れたそれを数回、見比べる]
(62) 2010/07/08(Thu) 23時頃
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わ、ワイン。
そ…、そんなにかぶったら、 も、勿体無いよ。
[前後を見比べてみるも薬に濁った脳は、 現実を正しく伝えない。
赤に塗れて床に倒れているのが誰か。 首の根を曲げて時計の傍に倒れているのが誰か。]
ね、ねえ?
[倒れている者は、他にも見える。時計の陰に"倒れて"いる相手にそう訊いて、ビールで濡れた手を舐め、 殆ど空になったひしゃげた缶はそのあたりの床に転がし]
(68) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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サイ…ラスとか、 へ、へクターとか…… ほ、ホリーと、とか……
[お気に入りを尋ね危惧するように名を挙げるは マーゴが身体を与えた相手の名。 けれど、彼女が持ち主に興味が無さそうであれば、 軽く、ほっとしたように息を吐いた。]
そ…そうだね。
あ……、遊び相手な、なら。 い、いいんじゃないかな。
[女王を押し倒したイヌを彼女が望むなら、 去り際に同意するようにうん、と、頷く。 気概のない男には、無邪気な子どもを窘めるも叱るもできず、 ──嫌われることを恐れて、ただただ甘やかすだけ。]
(*24) 2010/07/08(Thu) 23時半頃
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の、喉…… あ。
お、お腹も、す、すいたな。 ピザとか、な…ないの?
パ、パイでも、いいなあ。
[ぺちゃぺちゃと指に絡んだビールを舐めとり、 他に飲み物か食べ物はないか、と、見回し──]
ぅ わっ
[そのあたりの床に横倒しになっている 大柄な障害物に、蹴躓く。]
(72) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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[踊りの下手な男は、 たたらを踏んで、 さらに、 ヒトとモノの間を駆けていく、 踊る娘足を踏まれて>>70]
あたっ…!
[べしゃ。と、うつぶせに倒れこんだ。]
い、た、た。
…う… な… 何して、あそ、遊んでるの?
[転げた鼻先に濡れたチェス盤>>73。鼻で嗅ぎ取るのは、アルコールの香り。御伽噺を語る口調で話し続ける肌の色の違う青年を見上げて問いかける。]
(74) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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い、イヌと、な…仲良くしてる、 薬屋、さ、さんの方で、でも。 ぼ、僕は、い、…いいけど
[サイラスの事を口にするのは、デザート。の誘いかけに本能的な危機感でも感じているせいなのか。消極的な提案。]
何、して──…遊ぶ、のが、いい?
[ヤニクに尋ねたのと──似た問いを、小声で尋ねる。]
(*25) 2010/07/09(Fri) 00時頃
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デ、デザートには、アシがついてて 食べごろを、は、はずすと、 に 逃げるのは、あ あっという間だ だし
た、食べられないままの方が、 味を想像して楽しむ余地が、 あ、あるってことも、な、ないかな。
[ぐじぐじと食べる機会と味について連想したような繰言。 食べたがりが機会を逃して、食事と遊びの時間が逆転するなら食べられなくても構わない、との答え。]
あ…赤、赤がイイ?
あった、温か、温かい。 う、内側に、触れるには、な、何がいるかな。
[うっとりとするマーゴを見上げて、 男は、彼女の"遊び"についての必要を考える。]
(*27) 2010/07/09(Fri) 01時頃
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き、…キング?
[称号を贈られるが自分と思い至るまでに数秒、 さらにその理由に異たるまでにさらに数秒。 キングならぬスティーブン・ケリーは黒い眼を瞬かせ、 零れたワインが顎先を濡らすも構わずに頬を床につけ]
ヴェ、ヴェラのじょ、冗談だよ。そ、それって。 、 ぼ、僕は、 しょ、小説は、か、かけないよ。
王冠は、ど、どこ? [何処までを認識しているのか、 マーゴとヤニクを見比べて眼を瞬いた。]
(83) 2010/07/09(Fri) 01時頃
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[悪友に強烈に抱きすくめられる危機は、 本人も知らぬ間に、 ホリーが足を踏んだおかげで回避されていた>>80。
遊んでいた二人を見比べていれば 目の前に置かれるルーク。
真っ直ぐにしか進めない猪突妄信の駒。
それから零れた雫がぱちゃんと跳ねて 透けるあかいミルククラウンが現れてすぐに崩れる。]
ど、どこかに、おい…… 置いて、 き、きちゃったの、か…、かな。
[舌を出して、ルークの駒を引き寄せ、かちりと歯で噛む。]
(93) 2010/07/09(Fri) 01時半頃
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[駒を口に含めばアルコォルが口内から匂う。]
…… こ…、怖く…は、な、ないけど
[もとより男同士を楽しんだ経験も趣向も無く、 へクターに抱きすくめられるも嫌う痛みに通じる記憶。 やわらかい方がいい、と、ぼそぼそと呟く否定。 >>*29 返す答えには、誰にでも見透かせる強がりが滲む。]
お、おい…しい?
[断定と示唆に、飴玉を舐めるように、 ルークの駒を口の中で転がし、顔を上げて]
(*30) 2010/07/09(Fri) 01時半頃
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た 食べられたらなくなっちゃうから、 … 食べる方がいい、な。
さっき、う、動いて、 お、お腹も空いてきたし
な ナイフに フォークに スプーンな、なら、
──キッチンに、なら、並んでるね
[腹がすいているのは事実なのか、空腹を宥めるように、口の中でルークの駒を転がしながら、地面に手をついて身体を起こした。]
(*31) 2010/07/09(Fri) 02時頃
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[胡乱な眼は、ヤニクとマーゴのキスを上目遣いに見上げ]
…、…、…
[噛み付いたルークの駒を飴玉の様に口に含んで転がし うつぶせになっていた床に手をついて立ち上がる。]
…お、お腹…すい、すいたね。
[キッチンに向かう途中。 ──ふら。とよれた足元が、 床に座るヤニクの尻を蹴飛ばして行った。]
(95) 2010/07/09(Fri) 02時頃
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そ、そう、そうだね。
[キッチンにむけて歩きながら、 こくりこくりと船を漕ぐように頷く。]
食卓に上げるのは、い、イヌがいいかな、 デザート、が、いい かかかな……
裂いて咲いて 突いて点いて 掬って剥いて──
お腹が、へ、へる……ね。
[かち。かちり。と口の中のルークを噛む。]
(*34) 2010/07/09(Fri) 02時半頃
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…て …って…
[ブツブツと口の中で誰に向けているのかわからない言葉を繰り返し、舌の上で口に含んだチェスの駒を転がす]
── う、わ、と、ととっ
[歩いている誰か>>96にぶつかりかけてよろめく。 ぎいぎいと天井の照明が軋む音>>70。 床に零れたワインにビール、 巻き散らされた液体に、棒つきキャンデー。 ちかちかと揺れる光をいくつものモノ反射して、 安っぽい宝石のようにそこらじゅうで煌いている]
(98) 2010/07/09(Fri) 02時半頃
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[ふらふらとした足取り、背中に掛けられる声に振り向いて ちらり蹴った事をとがめられはしないかと伺う貌を見せるも 笑み色だけを認識すれば安堵の息を吐き]
だ… 誰でもいい、よ。
[最初に彼女以外なら、と言ったとおりにか他に強い執着は見せない。]
だって どうせ
(*38) 2010/07/09(Fri) 03時頃
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ひ、ひとり、ふたりじゃ、
た、─── 足りないでしょ?
[サイモンでも足りず、もうひとりでも足りず、 はじまったばかりの夜は、まだ長い。]
(*39) 2010/07/09(Fri) 03時頃
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─食堂─
[ふらふらとした足取りで、 キッチンに入り込むと引き出しを開ける。
とりあえず、 目につくヒキダシを全部開ける。
そうして、引き出した棚を逆さまにして── ざざ ざ! ──と、雪崩れる音。]
…… なにしてるの?
[床で自分の腕にワインをかけている男に、 ごく、不思議そうにたずねる>>101。 スティーブンの目には、蟲の群れは見えてはいない。]
(102) 2010/07/09(Fri) 03時頃
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[中に入れていた 銀色の食器が、 キッチンの床に盛大にばら撒かれる。
ナイフ、 フォーク、 スプーン。
床にばら撒かれた鈍い銀色のそれらを、 暫く見下ろして]
…、… 出しすぎちゃったか、かな。 ノーリーンさん、お、怒るかな。
[少し心配気に床に落ちたそれをわしづかみにして、 ──数えず何本かを、ポケットに詰め込む。]
(103) 2010/07/09(Fri) 03時頃
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む、虫?
[きょろきょろと足元を見回して、 手の中に握ったフォークを見下ろす。]
つ……、──使う?
[大きな声を上げたヴェラがさらに暴れるのは怖いのか、 虫退治に──使うなら、と、引け腰でフォークを差し出し]
(106) 2010/07/09(Fri) 03時頃
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で…、でも、 お、お腹がす、すいちゃったんだ。
[時間が過ぎたといわれても──空腹を訴える腹には勝てない。と 問われて困った態で眉を下げた。]
(107) 2010/07/09(Fri) 03時頃
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ま、まだ、悩み中、か…な。 う、うん。
[ヴェラが欲しいなら。と『後で』の言葉に頷く。 続く話題に腹を押さえて]
き、気持ちい、って言ってた……けど、
け、蹴られた。
[胃の中身を吐き戻したのも、男が空腹を訴える原因のひとつか。 猫背の情けない風体で腹の辺りを擦る。 ジッパーは中ほど迄でとまり、ベルトは外された状態のまま。]
(109) 2010/07/09(Fri) 03時半頃
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[普段でも篭る声がさらにもごもごとしているのは、 口の中に含んだままのルークの駒の所為。
フォークを渡して、 きょろきょろと足元を見回すも、 ヴェラが叫びださず、大人しいようであるなら、 訝るような顔はしても、 今は、彼の謂う虫はいないのだろうと理解して、
やられたままじゃ駄目だと忠告に がくり、と肩を落とし]
い、いら、いらない。
[伸びてくる手には、首を横に振って後ろに下がった。]
蹴られる前に、だ、射精したし。 い、いいよ。
(112) 2010/07/09(Fri) 04時頃
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余計に、お腹が空くし……
[気のない素振りでそう言って、 アルコールで濡れたヴェラの手を目にとめて]
……。
(113) 2010/07/09(Fri) 04時頃
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デザートもいいけど……
ワインで風味づけした炙り肉も、美味しいかな。
(*43) 2010/07/09(Fri) 04時頃
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[駒を口に含んだ男の低い呟きは聞き取りづらい。
座りづらい首で回りを見まわして ヴェラには自分からは近づかず、 開け放した、下の棚に首をつっこみ]
あぶり焼き、も、 い、…イイか、かな。
[男が、大広間まで、ビンごと持ち出すのは、 たっぷりの量の、*黄色の、オリーブオイル*。]
(114) 2010/07/09(Fri) 04時頃
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『もっと』
[去り際に聞いた囁きを想うように 唇のみでそう呟いて>>*40]
ホリーは…、今は、怒っては、ない、 み、みたいだったけど──
私を食べて、って、 き…、きこえたよ。
[それは、自分を指してではなくて、 彼女の目に映る言葉を発しただけ>>99だけれど 大広間に戻ってくれば、 聞こえた事を聞こえたままに言う。]
(*44) 2010/07/09(Fri) 04時半頃
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サイラス、か … ヤニク……か、な。
[教えてといわれた名前は>>*41 ヤニクとマーゴの傍を通り抜けた際に、 独り言の様に零される。]
(*45) 2010/07/09(Fri) 05時頃
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……。今は、ヤニクの気分、かも、ね
[陰鬱さを奥に漂わせた黒い眼が、 異国の青年に耽るマーゴを*見やった*]
(*46) 2010/07/09(Fri) 05時頃
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[食堂入り口辺り、後ろは振り返らず、 白衣のポケットに、 ナイフとフォークにスプーンを入れて 手には黄色のオリーブ油の瓶を下げ]
マーゴは、 い…、今は…、や、ヤニクと、 あそ、…遊んでる、から。
[示唆に答えるも肩が下がり気味なのは、 >>115 果たして瓶の重さだけだったかどうか。]
(117) 2010/07/09(Fri) 05時頃
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─大広間─
[サイモン、と繰り返すホリーの傍を通るときには その姿を探すように回りをきょろりと見回すも 男の目にはその姿を見つけられず、 ホリーの手元を訝るように見遣って通り過ぎる。]
…重、た…い…
[オリーブ油を床に置いて、 その場に座り込む。 じゃり、とポケットの食器が*音を立てた*。]
(118) 2010/07/09(Fri) 05時頃
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