17 吸血鬼の城
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
……お前は……どうだろうな 此処に眠るは、眷族ばかり
幾度も私と交わったお前は、若しかしたら 純血の我等と同じく 灰となり消えるのかもしれぬ。
[幾度か見た、同じ純血の一族の死 最後に立ち会ったのはもう思い出せぬほど昔]
嗚呼、だが私のローズ 死ぬなどと……お前まで私を置いて何処へ行くのだ**
(*17) 2010/06/24(Thu) 03時頃
|
|
寂しい、か……
[最早感じるこころなど 凍てついて久しいと、思うのに]
私には、解らぬ。
[己の胸の内が、解らない。 ただ、墓が一つ増えるたび 帳面に名前が一つ増えるたび 胸の何処かを風が吹き抜けていくだけ**]
(*18) 2010/06/24(Thu) 03時頃
|
|
……海の泡になどなるくらいなら、
刺してしまえばよろしいのに――
[かすめた囁きに、ぽつり呟いた]
(*19) 2010/06/24(Thu) 04時頃
|
|
――…灰に、なる?
[城主の聲に首を傾げてしまうのは 死して灰になった者を知らぬから]
お兄様と同じなら、 それも良いかも知れない。
[想いが知らず聲となり―― けれど紡がれた聲の、その響きに女は微笑む。 嗚呼、まだ居て良いのだと、そんな事を感じながら]
お兄様が行くなと言って呉れるのなら 私は何処にも行かない。 若し、身体が灰になってしまっても、魂はお兄様の傍に。
(*20) 2010/06/24(Thu) 09時頃
|
|
[白薔薇の呟きにゆるく瞬く]
セシル、貴方は…… 私が刺される事を望んでいるの?
それとも…… 貴方が私を、刺したいと、そう言っているの?
(*21) 2010/06/24(Thu) 09時頃
|
|
[――海の泡。
この名の語源を語ってみせたのは誰だっただろう。
ツキ、と女のこめかみには小さな痛み**]
(*22) 2010/06/24(Thu) 09時半頃
|
|
可愛らしいことを言う。
[>>*20ローズマリーの囁きに篭る想い 純粋な魔たる城主には存在しない思慕というもの 向けられるのはこそばゆくもあり、柔かに笑みを返す]
其の美しい髪が 愛らしい貌が 見れぬようになるのは……厭だな。
お前は此処に居れば良い 行く先など、他には無いだろう?
[行くな、と言う言い方をしない。 惑わし、逃げ道を塞いでおく そんな方法しか、知らぬ故に**]
(*23) 2010/06/24(Thu) 13時半頃
|
|
[>>*21 呟きは無意識のもの 聞かれていたことに、それは目を眇める]
まさか、そのようなこと。
……ただ、童話を一つ思い出しただけです。
[儚い人魚の――人ならざる者の御伽噺]
お嬢様を刺して、
私が「戻る」ようなこと、あっても困りますでしょう?
[童話の道理は現実にはない、 からかうように囁いた]
(*24) 2010/06/24(Thu) 13時半頃
|
|
[城主の言葉>>*23に女の貌が綻ぶ]
愛しいお兄様――…
私は此処に居ります。 お兄様のいらっしゃるこの城が私の在るべき処。
――…若し、他に行く先が在ろうとも 私はお兄様の傍に……
[逃げ道を塞がずとももう逃げる気などないのに。 傍に居たい、それは本心であるのに。 伝わらぬもどかしさを感じながらも 女はそれを伝えようと言葉を重ねた]
(*25) 2010/06/24(Thu) 15時頃
|
|
[白薔薇>>*24の言う童話の一つを女は知っている。 此処で童話を読んだ記憶もないのに 話の内容はおぼろに残っていた]
――…戻れるか如何か試してみる?
けれどそれなら…… お姫様が貴方で、私が王子様かしら。
[困るとも困らないとも言わず小さく笑う。 胸を深く刺されれば簡単に死ねるだろうか。 それでも今は――置いて逝く心算はないのだけれど]
(*26) 2010/06/24(Thu) 15時頃
|
|
[白薔薇が声、それに感情は伺えない]
試しても、よろしいのですか?
[人たる身であれば、 冗談でも言わぬだろうことを紡ぐ。 ぬくもりを失った心に残る感情は、負たるものばかり]
――ああ、でもそうでした、 それでは役割が逆でございますね。
正しき役割であらば――私は既に刺された身、でしょうか?
[やわりと微笑う音は途切れる]
(*27) 2010/06/24(Thu) 15時半頃
|
|
――…………。
[良いとも悪いとも言わなかった。 ただ長い沈黙だけが落ちる]
(*28) 2010/06/24(Thu) 15時半頃
|
|
嗚呼……
[>>*25柔かな女の甘い囁き 其れが偽りだと、己が人としての生を奪った結果だと 知っているのに、空虚な胸がひととき塞がる心地]
愛しいローズ お前はお前の望むとおりに、あれば良い
[けれど其の口で泡と消えると言う 彼女にかける言葉は 傍に居て欲しいと願うものではなくなっていた]
(*29) 2010/06/24(Thu) 15時半頃
|
|
[書庫に置かれた幾つかの手記 城主が知らぬものなど、無い
あれを燃やし、灰としなかったのは 何故か
何時か記憶が戻り この手をすり抜けて逝く事を 諦めていたのか 其れとも、其の上でまだ此処へ残ると 可憐な口元から紡ぎだされるのを、望んだのか
今になっては動機も遠く霞む**]
(*30) 2010/06/24(Thu) 15時半頃
|
|
正しき道筋ならば――… 王子様は刺されはしないわ。
別の娘と幸せに暮らしました、でしょう?
[やがて白薔薇の眷属>>*27に 御伽噺の結末を語る聲には少しだけ懐かしむ音]
(*31) 2010/06/24(Thu) 16時半頃
|
|
私の望みはお兄様と共にある事――…
[城主の言葉>>*29に返す聲には揺らがぬ音色**]
(*32) 2010/06/24(Thu) 16時半頃
|
|
そう、では其の望みを叶えよう。 ……永久に私の傍らに……
愛しい、私のローズ
[意思の篭った風に響く聲 城主は満足気に囁き返す**]
(*33) 2010/06/24(Thu) 17時頃
|
|
お兄様――…
あのこが、呼ぶの。 あのこの呼び声が、聞こえたの……
[今はもう其れも届かなくなり 感じるのは血の気配と死の匂い。
気が焦るばかりで上手く情報を集められない。 こめかみが酷く痛みを訴えていた]
(*34) 2010/06/24(Thu) 21時半頃
|
|
――…私のローズ
[揺らぐ気配 僅かに眉根を寄せる]
其の娘は 取るに足らぬただの人の子だ。
お前とは別の存在だろう?
[言い聞かせるように囁きを送る]
白薔薇が食事を終えただけのこと。 片付けは影が間も無く。 ……何が呼ぶと言うのだ。
(*35) 2010/06/24(Thu) 21時半頃
|
|
別の、存在…… 私とは違う世界の、こ……
分かってる 分かってるのに……
[行かなくてはいけないのだと 無くしたはずの記憶の欠片が告げている]
――……っ! 食事を、終えた……? 白薔薇が…、あのこを……?
[兄の囁く事実に目の前が白むような感覚]
(*36) 2010/06/24(Thu) 21時半頃
|
|
わかっているのに――… なお、行こうと言うのか
[重い呟き]
………………――――好きにするが良い。
[やがて間を置いて 突き放すような一言が返った]
(*37) 2010/06/24(Thu) 22時頃
|
|
[ 兄の突き放すような聲に 心が 痛む ]
(*38) 2010/06/24(Thu) 22時頃
|
|
ひとつ 先に言っておこう ……其れの墓を作ることは、まかりならん。
わかっていような?
[書庫の様子に、城主は何時に無く厳しい聲を向ける。 彼女の揺らぎのもとを 特別に扱う事は絶対に、避けねばならなかった]
(*39) 2010/06/24(Thu) 22時頃
|
|
――…ぅ、……くっ
[酷い頭痛が女を苛む。 城主の聲が、何処か遠く聞こえた]
(*40) 2010/06/24(Thu) 22時頃
|
|
私のローズ お前が誰のものか……言えるだろう?
[僅かな嗚咽。 城主はうって変わって、穏やかな聲を響かせる]
(*41) 2010/06/24(Thu) 22時頃
|
|
――…お兄様、の……
[穏やかな城主の聲に返す聲は何処か虚ろで]
(*42) 2010/06/24(Thu) 22時半頃
|
|
愛しい私のローズ…… そう、お前は私のもの。
[閨で情人にかけるような囁き。 彼女のひととしての嘆きを拭い 魔へと――己へと繋ぎとめる為の]
其処にあるのは、遠い夢。 ……早く此方へ、戻ってくるのだ。
今其れを影に片付けさせよう。
(*43) 2010/06/24(Thu) 22時半頃
|
|
[白薔薇の嫣然とした吐息、 満たされた今、揺らぎはなく、それは目覚めの時のように]
御伽噺の正しき道筋……
嗚呼、そんな終焉は訪れはしないのですから、
ではどちらにしても
我々は間違ってしまったのでしょうね?お嬢様――…
[彼女が「為した」者の手で、 彼女の「大事なもの」が奪われる、その因果]
(*44) 2010/06/24(Thu) 22時半頃
|
|
[甘い囁きが耳朶を擽る。 其れを心地好いと女は思う。
全てを思い出しても 其れは変わらず――]
貴方が好きよ、 ヴェスパタイン……。
でも、如何して私に優しくして呉れたの? 私は、貴方を傷付けたはずなのに…… 如何して妹として慈しんで呉れたの?
[抗ったあの瞬間を思い出し 問う声は何処か不思議そうに――]
(*45) 2010/06/24(Thu) 23時頃
|
|
――…
[己の名を呼ばれるのは、随分と久しぶりだった。 城主は沈黙を返すのみ]
(*46) 2010/06/24(Thu) 23時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る