135 【飛歓】山奥の村【会話調RP】
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フィリップ! 今日がお前の命日だ!
2013/08/04(Sun) 01時頃
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ここは安心するね……。
[宿に戻れば、そう呟いて]
欲張り、クラリッサが? もっと、我儘になったり、欲張ってもいいぐらいだと思うけどね。
それ、言ったの覚えているよ。 うん……まだ死にたくはない。
触れて、確かめないと揺れてしまう? それなら、いくらでも、確かめるといいよ。
[その時になって初めて、 クラリッサを失ってしまう――ことは、怖いなと実感した]
(*0) 2013/08/04(Sun) 01時頃
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ありがとうございます。
[安心すると言われれば>>*0、嬉しそうに笑んで。 欲張ってもいい、という言葉には、俯きがちに小さく苦笑をして。]
……そうでしょうか? 私の気持ちが、貴方の負担になったり。 嫌な思いを、させたくはないんです。
貴方にとって、私は。 『同胞』なのだと、分かってますから。
[同じ種族、それだけのものなのだろうと、分かっている。 いや、それを探していた彼にとっては、それが重要な事なのかもしれないけど。]
[顔を上げて、小さく笑んだ。]
(*1) 2013/08/04(Sun) 01時半頃
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[クラリッサの放つ言葉のひとつひとつ>>*1に 胸が締め付けられそうになる]
君は…… 本当に――僕より、僕のことをよくわかっているみたいだ。
――君は僕の大切な同胞……大切な家族、だよ。
[彼女の自分への想いと 自分の彼女への想いは異なるもの――薄々感じてはいたことだが 認めてしまうのは苦しいことでもあった]
……身勝手だな。
[自嘲気味に笑った]
(*2) 2013/08/04(Sun) 02時頃
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私は、私の事がよく分かりません。
[くすりと、小さく笑う。>>*2 セシルの事は、よく分かっているらしいのだけど。 いつも、自分の事が思考の外の私は。 自分の気持ちは、よく分からない。]
貴方の、今まで寂しかった気持ちが悲しくて。 何かしたい、守りたいと思ったのか。
[それにしても、それは好意があるからなのだろう。]
(*3) 2013/08/04(Sun) 02時頃
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貴方を、貴方として好きなのか。 それとも、異性として好きなのか。
[分からないけれど、でも、貴方が家族だというのなら。 貴方の心を、身勝手だと苦しませてしまう位なら。 答えは、要らない。]
(*4) 2013/08/04(Sun) 02時頃
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私は、人間を食べず、もうすぐ死ぬ所でした。 でも、貴方を一人にしたくない。 他に、好きな方や必要な方が居るのなら、 私は、貴方の傍から離れます。 でも、私で良いのなら、傍に居る。
そんな気持ちを、返してくれなくて良いんです。 私は、それで貴方が苦しむ方が、嫌。
――……私にとって、愛するという事は。 何より、相手の幸せを願う事だから。
(*5) 2013/08/04(Sun) 02時半頃
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[答えはいらないと思うクラリッサ>>*4に それ以上返せる言葉はなく。
触れることも躊躇われ――伸ばしかけた手を宙に彷徨わせ、 静かにおろす
何を言っても、余計なことのような気がして]
――死ぬところ? 僕には愛というものがよくわからない。 でも、君が死ぬぐらいなら、僕が死んだほうがいいと思うぐらいには大切だよ。 これは……本当。
[自分が愛というものを感じるなら……それは恐らく、相手の血肉を食らう瞬間だ。 クラリッサの言うように、人間をあるいは人狼を愛せれば良かったのに、 揺れ続ける彼女の切なさを感じてなお、羨ましいと思えてしまうのだ]**
(*6) 2013/08/04(Sun) 03時頃
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[宙を彷徨い、そして降ろされた手>>*6を取れば。 その手のひらを、自分の頬にあてて、笑んで。]
私に遠慮する事は、ありません。 同情でも、何でも。 触れようと思った時は、そうしてくれて良いんです。 私は、そのままの貴方を見たいから。 その気持ちのままを、受け止めたいから。 えっと。断食、栄養失調、みたいなものでしょうか。 貴方に会うまで……。 昨夜まで、人間を食べた事が無かったんです。
[だから、今まで人狼だと気付かれる事は無かった。]
愛情が、分からないんですか? 好き……。えっと、一緒に居たいとか。 一緒に居ると、幸せな気持ちになったり。 誰かを、大切に思ったり。 そういう気持ち、無いですか?
(*7) 2013/08/04(Sun) 03時半頃
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――……貴方よりも、私? それは、寂しさからくるもの、でしょうか?
[その気持ちが、愛情ではないのなら。]
ふふ。セシルさんは、音楽家でしょう? 音楽は、愛がないといけません。
[いや、そんな事はないのかもしれない。 音楽は、様々な感情から生まれるもの。 でも、悟った様な口ぶりを作って、冗談を言って笑って。]
次のソナタのテーマは、愛。 決まりです。
[などと、勝手に言って、くすくすと笑った。]
(*8) 2013/08/04(Sun) 03時半頃
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[そのまま、また、考え込んで。]
セシルさん、前に私に『妬ける』って言ってましたね。 それって、からかってました? それとも、ほんの僅かでも本当でした?
それなら、それって独占欲ですよね。 それは、愛情の一部なのでは? 家族としてでも。
……ううん、私が、セシルさんの獲物だから?
[私が彼に好意を持って、心が捕らわれている事を、狼の様に『獲物』と表現してみたり。]
それとも、やっと見つけた同胞だから? 寂しいから、失くしたくなかった?
(*9) 2013/08/04(Sun) 04時半頃
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[私はやっぱり、相手の気持ちばかり理解しようと、言葉の欠片を探してしまう。 自分の事は、いつも思考の外の私。 いや、今回は、分からないままを選んでいるのだけど。]
ごめんなさい。深入りし過ぎました。 答えなくて、いいです。
[そう、小さく笑った。**]
(*10) 2013/08/04(Sun) 04時半頃
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[私が死ぬより自分が死んだ方が良い位だと、セシルは言ってくれたけど。 でもやっぱりそれは、『私』への愛情ではないのだろう。 私が死んでも、『同胞』にはきっとまたどこかで会える。 そして。]
セシルさんも、きっといつか、愛する人に出会える。 それは人狼かもしれない、人間かもしれない。 もしかしたら、もうすぐ傍に居るのかもしれない。
[だから、ばいばい。セシル。 それを、口にはせずに。]
私は、貴方の幸せを願ってます。
[それが、私の出した答え。**]
(*11) 2013/08/04(Sun) 11時頃
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セシルッッ!!! 無事なの!?
[先程、聞こえた声>>11。 セシルが、フィリップを襲ったのだろうと思ったのに。 その相手が、姿を現したから。**]
(*12) 2013/08/04(Sun) 13時頃
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すまない、ヘマをしてしまった。
[クラリッサの声に>>*12苦々しい返答。 それから銃で撃たれた状況を伝えて]
占い師、以外にも厄介な敵がいるようだね。 傷はもう大丈夫。 心配かけたね。
(*13) 2013/08/04(Sun) 13時半頃
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― 昨夜・襲撃前 ―
[答えなくていい、と言われても>>*10、 初めて見る、クラリッサの激しい感情の一端>>*9に中てられたように、 愛情について考える。
仲間を探し求めていたのは本当。 君に巡り合えて嬉しかった気持ちも、 常に寄り添える誰かがいることも、 それが『君』であったことも、
男女の愛ではなかったとしても、 誰も、君の代わりにはなれない]
僕はひょっとしたら、自分でも知らないうちに 大切な何かを傷つけて、失い続けているのかもしれない。 [そして、それはこれからも――]
(*14) 2013/08/04(Sun) 13時半頃
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ありがとうクラリッサ。 愛は傍にあったのかもしれない、ね? [結局、それは曖昧なまま。 幸せを願う>>*11という言葉に、]
でもそれ、まるで別れの……手向けみたいだ。 僕も君の幸せを願っている。 [紡ぎながら、聞こえ良い言葉を連ねているのではないか、と。 自分の裡になる気持ちを取り出そうとして、 人としても獣としても、あまりにも不完全な魂である自分を目の当たりにして、
気がつくと、唇は結ばれたまま時が過ぎた]*
(*15) 2013/08/04(Sun) 13時半頃
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……そう、ですか。 命はご無事で、良かったです。
今『占い師』が、宿泊に来ました。 気をつけて下さい。
(*16) 2013/08/04(Sun) 13時半頃
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あとね。一つ、謝らないといけない事があります。 私、アイリスに人狼だと言ってしまいました。
でも、貴方の事は言ってませんから。
(*17) 2013/08/04(Sun) 13時半頃
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宿泊に? ……了解。
え……アイリスに? いや、君が決めたことで、謝ることは何もないよ。 でもアイリスは……何て? 変わらず君のことを?
[アイリスに真実を告げたことで クラリッサが傷つくことがなければいいのだけど、 そんなことを思いながら]**
(*18) 2013/08/04(Sun) 13時半頃
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大好き、と。世界で一番、と。 ……言ってくれました。
[だから大丈夫です、と。 くすりと笑った。**]
(*19) 2013/08/04(Sun) 13時半頃
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……良かった。
(*20) 2013/08/04(Sun) 15時半頃
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セシルさん。 今更、一昨日の夜の事なんですけど。 『私の姿を見れないと……』 何でしたか?
[その時は聞けなかった言葉、聞いてみる>>3:*0 今日も朝、宿を飛び出したきりで。 そして今、やはり死を覚悟しているからだろうか。 もう会えない気が、どこかしてしまうからだろうか。]
――……セシル。私は、貴方を愛してる。
[あれだけ、アイリスに好意をもらっているのに。 私は、セシルも愛しているよ。 貴方を、守ってあげたい。]
[それはやはり覚悟を決めたかたらか、最期かもしれないからか。 そう言って、笑んだ。**]
(*21) 2013/08/04(Sun) 21時半頃
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[声に、いつも以上の切迫した響きを感じ取る>>*21]
え? あの日は、君に会えなくて、寂し……。
[言いかけて、寂しさを理由にすることを躊躇う。 それでも、]
君に会いたかったんだ。 会って話したかった――それだけ。
[告白と覚悟を決意した毅然とした笑みに、 どこか狼狽えながらも正直な思いを。
最期になるのだろうか、 この姿を見ることが?
それを考えると、最早それ以上言葉を続けることができず、 ――引き寄せ、強く抱きしめた]**
(*22) 2013/08/04(Sun) 21時半頃
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[言い直してくれた言葉>>*22。 気を遣ってくれたのだろうか。 小さく笑んで。]
[強く抱き締められれば、目を丸くして。 ふっと笑みを漏らせば、きゅっと抱き締め返して。]
好き。大好きだよ。セシル。
[少しでも、癒せたら良いのにと。 呪文みたいに、繰り返していた。**]
(*23) 2013/08/04(Sun) 22時半頃
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[繰り返される言葉>>*23に抱擁で返しながら 束の間の邂逅に甘える]
全く――甘えている、よね。 ありがとう、クラリッサ。 君に会えて、本当に良かった。
[それが別れの言葉にならないことを強く願った]**
(*24) 2013/08/04(Sun) 23時半頃
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ふふ。仕方ない人ですね。
私も、会えて嬉しかったですよ。 ――……セシル兄さん?
[家族なら、と。 冗談めかして言ってみて、笑った。**。]
(*25) 2013/08/04(Sun) 23時半頃
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じゃあ、これは家族のキスかな。
――君は生きて。
[クラリッサの顔に影を落とす]**
(*26) 2013/08/05(Mon) 01時頃
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