54 CERが降り続く戦場
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[そう、喪われた力は、より強固な破壊の力となる。 その準備段階に入ったにすぎない。 天災の力はより強固に、その世界をも巻き込む。 世界を破滅に導く天災を呼ぶ力に…。
しかし、彼女はまだ、その事を知らない。]
(*0) 2011/06/03(Fri) 07時半頃
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―― まずいな。 まさか、こんな早く『大統領』とコンタクトを取れるとは。
[ノイズ混じりの"声"は、誰かに届くだろうか**]
(*1) 2011/06/03(Fri) 15時頃
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ー 獣《ベースティア》と誓約《ユーラーティオー》と ―
[獣《ベースティア》がそこに現れたのがいつの事か判りはしない。
ただ獣《ベースティア》は、現れたその瞬間から日輪を屠り、月輪を千切り、存在するモノ全てに終焉《ポストレーレム》を与える事が許されていた。
だが獣《ベースティア》は気紛れにその力を見せるだけだった。
しかしその圧倒的な破滅の力の前に心折れ、希望を失う命の為に栄光《グロリア》は獣《ベースティア》と誓約《ユーラティオー》する]
「私の存在がある限り、万物全てに手出しをしない」
[代わりに与えられたのはこの欠けた《蝕》の場。 全ての世界の欠けた一部から作られたこの場は全ての世界に通じる事が出来る。
全てを見る事が出来る代わりに全てに拘わる事の出来ない誓約《ユーラティオー》 それを獣《ベースティア》は何故か受け入れた。
ただの気紛れかそれとも想うところがあったのか。 少なくとも栄光《グロリア》が潰えない限り、獣は動かない]
(*2) 2011/06/03(Fri) 19時半頃
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どうですか? 楽しんでますか?
[ククッと笑いながら何処からか響いて来た>>*1をからかう]
言っとくが俺を御し切れないならお前らから殺すからな。
もう一度聞く。
それでも俺を解放《リーベラティオー》するんだな?
[客相手にしていた軽快な口調ではない、真実の欠片を見せた口調だった]
(*3) 2011/06/03(Fri) 20時頃
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皆殺しにしたくなるじゃないかぁ。
[内で気紛れに眠っていた凶悪な感情。だがそれはあくまで内に秘めたまま、表では笑みを絶やさない]
(*4) 2011/06/03(Fri) 21時半頃
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[はたまた気が付いていて、あえてその手を触れさせたのか。]
(今の私には、誰も守る事が出来ない。)
[彼女は今は"まだ"ただの一匹の狼。 天災を操り、混沌を呼ぶ力に覚醒めるのは、まだまだ先の話。]
(*5) 2011/06/03(Fri) 21時半頃
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……――勿論です。 解放《リーベラティオー》された貴殿でなければ、超上位種《エルダーロード》に対抗できませんからね。
[>>*3 笑う声に、返すのは普段の通り淡々した口調。]
俺が楽しんでいるかどうかは、わかりませんがね。
(*6) 2011/06/03(Fri) 22時半頃
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− 回想 −
[真面目に答える若者の言葉>>*6には苦笑しつつ]
超上位種《エルダーロード》とかまた面白い連中が降りて来たもんだな。
平和を願うなら相討ちでも狙ってるかね。 超上位種《エルダーロード》を喰い殺したら…。 全力で俺を討たないと…終わるぞ?
[昂揚してくるのは内から湧き出る破壊と殺戮の衝動]
(*7) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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平和…? 本当に平和を望むならば、このような根回しはしませんよ。
[>>*7 彼の"声"から伝わる衝動を感じて、溜息とも微笑ともつかない吐息が漏れた。]
(*8) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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俺が望むのは、このセカイの、反転《Rebirth》――
その結末が、混沌でも、破壊でも、終焉でも一向に構わない。
(*9) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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いきなりクライマックスが近付いているじゃないか。
[その場にいれない不服さを滲み出させたまま、呼び掛けた。 別に返事を期待している訳でも無理を言うつもりもない]
案外俺より先にお前さん達だけで倒せるんじゃないか?
そん時はお前さん達を殺して楽しむだけだがな。
[笑みのまま紡ぐのは物騒な台詞。 だが少しずつ満ちて来る破滅の気に呼応し始める己を止める事はしなかった]
(*10) 2011/06/04(Sat) 08時頃
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[そして水鏡には映っていないが、確かに感じる天狼の気配には優しく気遣う様に]
カミと呼ばれた生き残りよ…。 満ちて来た俺の声なら離れていても届くはずだ。
[獣《ベースティア》は相手の恐怖の対象へと姿を変える時がある。その中に狼の姿があったせいか、それとも天狼と呼ばれるカミとも拘わりがあったせいか。
少なくとも天狼に呼び掛けるだけの縁は持っていたようだった]
(*11) 2011/06/04(Sat) 08時頃
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気配から察すると完全に目覚めていないんだろ?
そこにいると巻き込まれるぞ? それともわざと巻き込まれて、戦いの中で力を取り戻す算段か? その方が手っ取り早いかもしれんが、危険だぞ。
俺はあまり無理を勧めんがな。
[力の無い天狼の気配を読み取ったのか、超上位種《エルダーロード》との戦いが始まれば巻き込まれる事を予想して気遣う。
力さえ取り戻せば、そう簡単には負けはしないと思っているが]
数少ない獣《ベースティア》と近しい存在だ。
あまり無茶するな。
[何の感情を起因とする気遣いなのか判らないが、天狼には他のものとは違う思いがあるようだった。 だがそれも気紛れで、明日には牙を奮うのかもしれないが、それは目覚めなければ判らなかった**]
(*12) 2011/06/04(Sat) 08時半頃
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[そうして、どこからか聞こえてきた声に、不思議そうな顔をする。]
うん、聞こえる。私には何の力もなくなっているのに…。 なぜ?どうして聞こえるの?
[聞こえてきた声に対してそう答えるしかなくて]
目覚めるって、何のことなの? 戦いって、巻き込まれるって…私はただの狼だもの。 無茶なんか……。
[覚えているのは父の言葉。 自然を操る一族でも、すべての自然現象を操る自分は特別だと。 父は絶望し、悲しみを隠せなかった。]
『やはり、人間はその悪意を広げるか。 すべての生きとし生ける者のためには、人間は増えすぎて、進化しすぎたのだろうな。 わが娘よ、いずれお前はすべてを失い、力を持つだろう。 人類の文明に混沌と乱世を呼び、自然界のバランスを保つのだ。』
(*13) 2011/06/04(Sat) 11時半頃
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[今も昔も変わらずその意味は分からない。]
あなたは私が…私の父が言っていた言葉、伝えていた言葉がわかる? 私が何をすべきなのか…。
[困った声は変わらぬまま、続けて、静かにアリスを見つめた。]
だめよ…私はあーちゃんを置いて、逃げたりできない。 ……うん、できないもの…。
(*14) 2011/06/04(Sat) 11時半頃
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ああ、まったくだ。 せっかちな奴が多くて困る。
[>>*10 応じる声は平坦に。]
相手は超上位種《エルダーロード》です。 未知数の共闘相手がいた所で 問答無用で惑星を破壊されれば我々に生き延びる術はありますまい。
…すぐにでも貴殿を解放したいが、今はまだ、まずい。 他人に――とくに、《Rebirth》の魔女と、あいつに見られると面倒だ。
(*15) 2011/06/04(Sat) 15時半頃
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ところで―― 貴殿の他に、獣《ベースティア》がいるのですか。
[>>*11 彼が僅かに声色を変えたのを聞き、問うた。 天狼の声は、自分にはまだノイズのように聞こえるだけ。]
(*16) 2011/06/04(Sat) 15時半頃
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[見物しながらも、届く声>>*13には優しく、しかし揺ぎ無い「答え」を知っている者として答える]
何故俺の声が聞こえる、か? お前さんがただの狼ではないからだ。 神々の栄光《グロリア》が潰えた時、俺は解放される。
それに呼応して、お前さんの力も内から解放されるだろうな。
人間達にカミと崇められながら、人間の負の力で死に絶える末路へと至った…その運命。
人間が憎いか? 憎ければ、目覚めと共に滅ぼすが良い。
人間が愛しければ…牙を剥くがいい。
(*17) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[続けて>>*14の問いにも]
命はバランスで成り立っている。 増え過ぎても減り過ぎても命の輪は途絶える。
判り易く言えば人間が増え過ぎて自然の理を崩している。
それを元に戻すにはある程度人間の数を減らし、人間が自然を大切にする気持ちを生みだすよう、恐怖と混乱を与えなければいけない。
その役目を担ってるのがお前さんだ。
ま、ピンとこないだろうがな。
だからお前さんが力を操れるようになった時、 人間が悪いと思えば思う存分その力を人間や文明に奮えばいい。
そう言う事だ。
(*18) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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ただし、人間を守りたいと思ったら…俺と戦え。
[もう一度繰り返す言葉は、その時が来れば究極の選択になるかもしれなかった。
だがどちらを選んでも、最終的には戦う事になるだろうとも予測している。
天狼は自然の理を守る為に力を奮う。
反して獣は、自然の理ごと破滅させる為だけに存在するのだから]
(*19) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[>>930 自分の言葉の後、心の裡だけで呟く。]
それ(バランスの崩壊)こそが俺の目的では、あるが。
(*20) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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[そうして、陽達を再び見つめて]
人間は…憎いわ。憎いけれど、優しい人もいるもの。 牙を剥いたり、滅ぼしたりなんかしないわ。 私は知ってるもの。憎しみで誰かを傷つけると、それは連鎖するもの。
[だから、自分は憎しみで誰かを傷つけない。 そう言いながらも、ただ某然と。]
それでも、それが運命ならば、森を仲間達を守るために必要なら…例えば彼の力で森が滅びるなら、あーちゃんが悲しんでも…。
[思考は自らの使命に重なって。]
(*21) 2011/06/04(Sat) 21時半頃
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バランス…?人間が増え過ぎたせいで、世界のバランスが壊れてるの?
[少しばかり分かりやすい答えが出れば、納得して]
それなら、話は簡単ね。つまり…
(*22) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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余計な分を滅せばいいって事でしょ?
(*23) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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[天狼に掛けた声に反応した>>*15>>*16には]
なかなか面白い見物だな。 まぁ何とかなるだろうさ。
ああ、連中の前にいきなり獣の存在を見られるとまずいかい? 俺としてはどちらでも構わんがな。
[何処までも気紛れで真意を掴めるような発言はしない。 最も最終的に獣は破滅を与えるだけなのだから、そこに至る幾筋もの道を気ままに辿っているだけだ]
(*24) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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私が守りたい人を攻撃するなら、その時は戦うわ。
[その声に静かに反応しつつも、どこか、懐かしい、優しい。 どちらと答えればいいかわからないが、戦いたくはないと、本能的に感じる。]
だからお願い…私が守りたい人は壊さないで。
(*25) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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いや、純粋な獣《ベースティア》はいない。
いるのは俺よりもっと心優しい狼だ。
最も人間共には俺と大差ないだろうな。
破壊と混乱と混沌を与えると言う意味では。
どっちみち人間には倒すべき相手とみるだろうな。
[キン、とグラスの淵を叩けば、水鏡が揺れて映像が途切れる]
(*26) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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[静かに、だがはっきりと告げられた>>*23には満足げに笑う]
そうだ。 人間が自然を畏れ、敬うようになればまた緑の森や青い湖、温かな木漏れ日が戻って来る。
お前さんはその為に力を奮うんだな。
[獣は理性があるが故に気紛れだった。力を持つ者を成長させて、それを見届けてから屠る事もしばしばあった。
天狼や、柊に言葉を掛けた事もそれ故かは判らない]
(*27) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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[情を持つ人間がいるのか、揺れる>>*25には]
その時は、全力で俺に牙を剥け。
[手を出さないとは約束しない。少なくとも今はまだ、気紛れな獣は約束する気はなかった]
(*28) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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そうだとしても、あなたはきっと、バランスを崩す人間。
(*29) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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[>>*28聞こえて来た声には、さらに一度俯いて]
そう…させてもらうわ…。
[その時には、自分はどちらを選ぶのだろうか? 友人か使命か、今はまだ選べず…。]
(*30) 2011/06/04(Sat) 22時頃
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「俺」の格付け、後で頼むわ。
[ドナルドを見送った後、獣《ベースティア》は楽しそうに哂う。 目の前の出来事に意識を奪われて肝心のモノがすぐ傍にある事に気付かない。
それは仕方ないとは言え、とても滑稽だった]
早く超上位種《エルダーロード》も増えないもんかね。 八つ裂きにしたい奴が多いなら、更に楽しくなる。
(*31) 2011/06/05(Sun) 00時頃
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[食事と言う「干渉」が出来た事を改めて確認すると、まだゆらゆらと水面を揺らしているグラスの淵を叩く。
即座に静まり返り、映し出すのは栄光《グロリア》の過去。 小さな扉と呼ばれる少女。
成長したグロリアと誓約した為、ポチュラーカ自体が誓約の楔になる事はない。
だが多少なりとも獣を繋ぐ鎖である事は否定できず]
栄光《グロリア》はほっといても潰える。 だが、多少俺に影響を持つだろう過去の彼女も消すべきだ。
[解放された後の事をゆっくり考える。 超上位種《エルダーロード》を殺しに行くか、憂いを完全に断ち切る為に少女を殺すべきか]
どっちがいいかね…。
[悩ましい2択を思わず声に出していた]
(*32) 2011/06/05(Sun) 00時頃
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[喉を焼くほどの度数の酒を流し込みながら、先程の2択に更に悩む]
面倒だから栄光《グロリア》の関係者皆殺しにした方がいいか?
どうせ順番が違うだけで最終結果は同じなんだがな。
[どうすれば、一番面白くなるか延々考え込んでいた**]
(*33) 2011/06/05(Sun) 01時頃
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[そうして、久しぶりにその姿になれば、妙な感覚を感じる。]
なんか、力が戻ってきている。 違う…いつもよりも力が流れている気がするわ。
[とはいえ、まだ扉に鍵がかかっているような感覚。 全てを解き放つには至らない。]
(*34) 2011/06/05(Sun) 10時半頃
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それに俺がその獣《ベースティア》自身だしな。
[遥か昔の記憶が誰かから伝えられた伝承と共に思い出される。
カミと呼ばれるに相応しい力を持った者達が幾人も挑んで来た。
それらを悉く沈め、踏み締めるモノ全てに終焉を与えていた。
挑む者の数が徐々に少なくなり、最後に現れたのは栄光《グロリア》だった]
「私の話を少しだけ聞いて下さい」
[奇妙だった。今までの様に突然襲い掛かって来る事も無く、静かに輝く様な笑みを浮かべたまま話しかけて来る。
気紛れな獣はそれを面白いと取り、語る言葉に耳を傾けた]
(*35) 2011/06/05(Sun) 13時頃
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《6666》の《言の葉》のかわりに。
どうぞ《干渉》しないで下さい。
《私》の《存在》において。
(*36) 2011/06/05(Sun) 13時頃
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[その言葉通り、栄光《グロリア》は6666の言の葉を紡ぎ続けた。
その中に《陽》を二つに分け、力を託す件もあったが、獣は黙ってそれを聞いていた。
そして《6666》の代償を聴き終えると]
《負》の言葉以外をこれほど長く貰ったのは初めてだな。
いいだろう、今はその勇気と知恵で俺に向かって来たことが気に入っている。
気分がいい。
今ならその願い聞き届けてやる。
[獣は調伏された訳でも、撤退した訳でもなく。
ただ栄光《グロリア》が気に入ったと言うだけで与えられた蝕《デーフェクトゥス》で《潜む》誓約をしたのだ。
全て獣の気紛れ。
(*37) 2011/06/05(Sun) 13時頃
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一度くらい栄光《グロリア》と戦っても良かったけどな。
[獣はもう一度欠伸をしてそう呟いた**]
(*38) 2011/06/05(Sun) 13時頃
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[うとうとする中で僅かに力を増した天狼>>*34を感じ取る]
少し力目覚めたか? 無理すんなよ。 今そこで暴れたら、他の連中に殺されるぞ。
まだそこまでの力は戻って来てないからな。
[あふっ、と欠伸ひとつして忠告だけはしておいた**]
(*39) 2011/06/05(Sun) 13時頃
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あ、そうだそうだ。
[うとうとしていたが、ふと《Rebirth》を望む者の存在を思い出し、起き上がると水鏡の淵を叩き呼び掛けた]
忘れてた。
超上位種《エルダーロード》が何か面白い事になってるぞ。 栄光《グロリア》の対となる運命《フォルトゥーナ》が出て来てる。
[楽しそうにそう告げて、何があったかと問われれば、見ていた事をそのまま教えるだろう**]
(*40) 2011/06/05(Sun) 14時頃
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/* ちょっと相談です。 グロリアのキリングどうしましょう? お二方がまだ表に出たくないのであれば、私は全然表に出れるので、キリングできますよと。 どちらかと言えば派手な力を持っているので、私がキリングすると漏れなくグロリアのいる側は世界が滅びます。(酷い)
ただ、私がやるなら今夜でなければきついなと思ったので、ちょっと相談しました。
(*41) 2011/06/05(Sun) 20時頃
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/* グロリア襲撃、お二人に強い希望がなければ俺が表出ますよ。 箱前に戻ったら設定周り諸々回収したいと思いつつ。
(*42) 2011/06/05(Sun) 20時頃
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/* 私のほうは希望はないので、誰が表で戦っても問題ないです。 やりたい人がやればいいかなぁと。いなければ全然表に出ますの精神だったのでww
(*43) 2011/06/05(Sun) 20時頃
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[聞こえる声に寝惚け眼を開いて]
俺は栄光《グロリア》が潰えない限り動けないって言った筈だが?
/* お疲れ様です。 グロリアとの約束で明日以降じゃないと動けませんのでお願いします。変な設定つけてしまってごめんなさい(汗)
天国壊しちゃっていいんじゃないですか。 どのみち明日以降天国壊しに行こうかな、と思ってたので景気良く壊して下さい。 2人一緒に行くのも暗躍するのもどっちも楽しそうなのでお2人の好きな方でお願いします。
(*44) 2011/06/05(Sun) 20時半頃
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[そうして銃声や、ざわつく様を見つめながら、冷たい視線を送る。]
ばかばかしい…今のままじゃ、皆の時間も終わるのに…。 でも、このままだとこの世界は本当に終わってしまうわ。
[少しだけ考えて、それから仕方なさそうに溜息を吐いて]
いっそ、世界を海で覆ってしまえばいいのかしら…。 時間が掛かるけど、間違いなく世界の再生には通じるもの。
[まだ出口が狭い感覚が残る。]
皆が死んでしまうのは哀しいけれど、それも仕方ないわよね。
[訪れるのは使命感。 全てのバランスを整えるために必要なのは、世界崩壊《リセット》]
(*45) 2011/06/05(Sun) 22時半頃
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[>>*26]
破壊と混乱と混沌を与える狼、ですか。 ……その力は、多ければ多いほどいい。 《栄光》の玉座を破壊すれば、混沌の力はより一層濃くなるはず。 そうすれば、その狼ともこうやって通じる事ができるだろうか。
[天狼が人間の少女の姿になる所は、見ていなかった。]
(*46) 2011/06/05(Sun) 22時半頃
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[>>*40 楽しそうな声が聞こえたのは、丁度王宮で状況を報告している時だった。]
運命《フォルトゥーナ》が? 一体、どういう事です?
[訝しげに問えば、彼の見ていた事を説明される。]
それは益々普通の人間の手に負えませんね。 貴殿への贄とすれば、最適かもしれませんが。
(*47) 2011/06/05(Sun) 22時半頃
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[>>*44 寝ぼけた声に、頷きを返した。]
貴殿を《解放》する事――つまり、《栄光》に終焉を齎す事、が 俺と貴殿との《契約》です。
その為の準備も、もうすぐ整う。
《栄光》の力は既にセカイに影を落とし 《過去》もただ救いを求めて祈るのみ。 英雄がいくら集っても セカイの崩壊を止めることはできない。
(*48) 2011/06/05(Sun) 22時半頃
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……暗い闇の世界は嫌いなの…。 闇に満ちた世界なんかいらない……。
―――ねぇ………
(*49) 2011/06/05(Sun) 23時頃
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―――壊してしまっても構わないわよね?
(*50) 2011/06/05(Sun) 23時頃
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[水鏡さえ揺らし始める天狼の力の震えに感心しながら]
お前さんは狼だ。 自然の守護神…。
自然の本能の赴くままに。
己の力を使うがいい。
[陽気な酒場のマスターではない、獣《ベースティア》が低く笑った]
(*51) 2011/06/05(Sun) 23時頃
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|
そう…だよね…。 自然の再生には破壊が必要だもの…。
いっそ滅びてしまえばいいのよ…。
(*52) 2011/06/05(Sun) 23時頃
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[―― それが、自然の力、"天"の災厄を司る"狼"。
――― 天狼の彼女の本来の力の一部。]
(*53) 2011/06/05(Sun) 23時半頃
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|
ねぇ――上手に出来たかな…?…パパ…?
[姿なく届く声の主。 記憶が混乱している彼女に届くその獣の声は、父に似た声で…。 だから、その声に従うのは、とても心地よく…。]
(*54) 2011/06/05(Sun) 23時半頃
|
|
[パパと呼ばれれば苦笑しか出来ないが、あながち間違いではない]
まぁ人間から見たら近い存在かな。
ああちゃんと自分の意志で力を動かせたんだな。 上出来上出来。
最初は哀しいかもしれんが、森の仲間達はいずれ感謝するだろう。
[全て崩壊した後に天狼が慈しんだモノが残るとは思っていない。 最終的に獣が全て滅ぼすから。
だが今はそれを伝えはしない。
利用する為ではなく、純粋に天狼が己の意志で動くように、応援するだけ。
対峙するその時まで]
(*55) 2011/06/05(Sun) 23時半頃
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|
うん、大丈夫だよ。皆いつか死んじゃうもん。 それが、少しだけ早くなっちゃっただけだよ。
[褒められると、嬉しそうにその言葉を続けて]
そうだよね。世界が再生できなくなるほどに死んじゃってからじゃ遅いよね。 今なら大丈夫だよ!ちゃんと世界が再生できるもん。
[壊れた笑いを続けるが、落ち着いたその時は更なる絶望が襲う。 それでも、今はただ嬉しそうに笑い、舞い踊る。]
(*56) 2011/06/06(Mon) 00時頃
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|
怒りに震える事も嘆く事も悼む必要もないのにな。全て終わるのに。
[命があるから、形があるから、想いがあるから苦しむのだろう。
獣からすれば与える終焉は獣なりの慈悲かもしれなかった]
(*57) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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|
始めたり止めたり、忙しいな。
[混乱する天狼>>1400の声が耳に届く。 獣としては救われようが崩壊しようが構わないのだが、不安定な泣き声はあまり心地良くは無い]
慌てるな、お前が悪いわけじゃない。 お前の大切なものはまだ生きているんだろう。 だったらそれを守ることだけに集中しろ。
(*58) 2011/06/06(Mon) 01時頃
|
|
いいか? お前は悪くない。
[一瞬誰が悪いか、と口に出そうとしたが、それでは天狼を操る事になる。
そこまでする気は無かった。
ただ泣き声をあやすだけ、言えるのはそれだけだった]
(*59) 2011/06/06(Mon) 01時頃
|
|
[それは、横にいた男だけでなく、もう一人の声に対しても述べたもので。]
だいじょうぶ。私は、私の守るもののために、今は集中するもの…。
[お前は悪くない。といわれた言葉には、少しだけ嬉しくなるが]
こうすると決めたのは私だもの。 使命を受け入れると決めてしまったのも私。 でも、大切な人を守るって決めたのも私。
[真っ直ぐ言い放ち、それから…]
だから、この世界は終わらせる。 その罪はちゃんと背負うもの。
(*60) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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[背負うと決めたその罪も、償いも、それはあまりに大きく重く。]
でも…これが正しい…私の使命…。 再び同じ事を繰り返さなければならない…。
[悲しみに似たような声を上げて、それでも真っ直ぐと]
あーちゃんに嫌われちゃうだろうなぁ…。 私、最後までやりきらないといけないのに…。
[思い出したのは使命と記憶。 そして、その力の全て…。]
なんて…世界は簡単に滅ぶんだろう…。
[自分の力を持ってすれば、それがとても簡単なことだと、改めて知ってしまった**]
(*61) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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[己を取り戻し、しかし悲しみに暮れる天狼の声>>*61]
そうだ、命は脆く儚い。 それを気付かず大切にしなかったから世界は滅びる。
ただそれだけだ。
[傍にいれば頭を撫でる位はしたかも知れないほど厳しく、そして穏やかな声を掛けた。
獣は気紛れに情をかけ、けれど敵になれば躊躇い無く牙を突き立てる]
(*62) 2011/06/06(Mon) 01時半頃
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俺にとっての奇跡? 簡単だ。滅びるものだ。
[エフィの問い掛け>>1497に応えたのは獣。 終焉を与えるべき片割れの世界が滅びたのは少し口惜しい気もする。
だがそんな事は些細な事。 終焉を与える存在がある限り、滅ぼすのが獣の役割]
(*63) 2011/06/06(Mon) 02時頃
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思ったよりも早く、願いが叶いそうだな。
[言葉とは裏腹に声は冷たい。]
(*64) 2011/06/06(Mon) 02時半頃
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[冷たい声が届く]
まさかここまで表が崩壊、いや消滅するとは思ってなかったか?
[彼の望みは《Rebirth》だったはず。 最早そんな事を言っていられないような事態になっているとぼんやり思っていた]
(*65) 2011/06/06(Mon) 02時半頃
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ああ――最早セカイは反転《Rebirth》だけに留まらない。 宇宙は歪み、天は崩れ、全てが混ざり合う――
[小さな溜息]
(*66) 2011/06/06(Mon) 02時半頃
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暴れる必要性がないか…獣の存在を認めてもそう言えるかね。
[ククッと口元が歪む。
獣の姿を知ればどれだけの者が裏切り者と罵るだろうか、憎むだろうか、そして戦いを挑んで来るだろうか]
楽しみだな…。
[獣の見えぬ牙がギラリと光る]
(*67) 2011/06/06(Mon) 02時半頃
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混沌《Chaotic》――
[しかし、次に呟いた声は、僅かに高揚していた。]
(*68) 2011/06/06(Mon) 02時半頃
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[僅かに昂揚が耳に届く]
お前さんも魅入られた者だな。
[それは嘲りではなく称賛なのか。 問い掛けられても答えるつもりはなかった**]
(*69) 2011/06/06(Mon) 02時半頃
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……ここまで崩壊すれば、後は自滅を待ってもいいものだが。
《契約》は、果たされなければならない。 確実に。
全ての"混沌を望む獣"を《解放》する為に、《栄光》を手に掛ける。
(*70) 2011/06/06(Mon) 03時頃
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[>>*69 賞賛とも嘲笑ともとれる声に、僅かに笑みが零れた。それは、自嘲的であったかもしれないが。]
律法《ルール》は、人を護らない。 混沌《カオス》の前では、人は無力だ。 あまりにも簡単に、全てを失う。
[街に《雨》が降り始めた日。理不尽に全てを失ったその日から。 絶望した人は、反転《Rebirth》を望んだ。]
神ですら、自らの律法《ルール》に縛られる。 ならば俺は、俺も。獣に為ろう。
[《Front》が崩壊し、消滅するよりも早く。 男は、時空を跳ぶ。
その姿は、《光》と見紛うばかりの輝く白い毛並を持つ狼にも似ていた。]
(*71) 2011/06/06(Mon) 03時頃
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