1 とある結社の手記:6
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小さな王子様、そか、カルヴィンのことなんやね。 んじゃあ安心してもええかな。
[と、たわいもない話で和ませようとしたところで耳に飛び込むローズマリーの話。 人狼になった、人間の話。]
そういうのがおることはわかってても、原理は結社とやらでもわからん。つうことか。 面倒な話やね。
(145) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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[フィリップ>>137に呼び止められて、驚いたように立ち止まる。 手招きされて、彼から用事があるようならば、 一度戻って不思議そうに見上げたかもしれないけれど]
あ、あの。僕、ローズマリーさんのお話を、 聞いてこようと思います。 ラルフさんにも、サイラス先生に占ってもらったことを教えて、 安心してもらわなくちゃいけません。
[キャサリンの車椅子を押す彼の姿を、時折見かけていたから。 キャサリンの一番の助けになれるのは、彼だと、思っていた。
えへへ、と笑って頭を下げて、結社員を囲む輪の方へ向かう。 少年は少年なりに、色々気を遣っているようだ――…!]
(146) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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…ユノは生粋の人狼みたいだけどな。 ま、疑われんようお互い注意しようぜ。 今のトコは大丈夫だと思うがね。
[ラルフの言葉を聞きながら、ちらと目線を向けて。]
わりとラルフにべったりだったから、てっきりラルフが相棒なのかと思ってたんだよな。
(*37) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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そんな…
[あると、あっさりと肯定されると、言葉を失って立ち尽くす。]
あんたの弟…?
[ローズマリーも人狼事件に巻き込まれていたのだと知ると、困惑した表情を向けるが、ローズマリーの視線がカルヴィンへと向けばその間に立ちふさがって]
あんたの弟はそうだったのかもしれないけど、カルヴィンは人間だ。人狼にだって…ならない。
[そう言うも、言葉の最後には若干の迷いが混じる]
(147) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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[ ピッパに、にっと笑って見せるが、直ぐに表情を改める。]
もしかしたら、自覚が無いだけって話もあるのかも知れねえと思ってな。 そういうケースがあるんなら、考えなきゃならねえからよ。
[ いつに無く、真面目にそう言って。]
(148) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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[瞳は重たく灰色の雲の垂れ込める窓辺へ。 耳は広間でのやり取りを聞くとはなしに聞きながら。]
私は、嘘なんて吐きませんよ。 意味がありません。 手紙を宛てた人に正確に届けられなくては、 職務怠慢ですから。
[ベネットの言葉から、彼が自分の真偽を確かめようとしていたこと、恐らく偽の感情が強いであろうことを敏感に察していた。手紙を思わず取り落としたのは、その射抜くような視線の強さ故でもあった。]
結局、ヤニク君には生きている間に届けられなかった……。
[ローズマリーの祝いの言葉(>>@12>>@13)を聞いての第一声がそれだった。 悔やむ言葉。 この手紙も、亡骸と一緒に、と言おうとして、ふと瞬きを加速した。]
人間が人狼になる、ですか。 それは……襲われて?
(149) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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…弟を。いや…。
[弟と言った時、本当に彼女自身が発した声だとは思えなかった。]
…何でもない。振り出しに戻っただけだ。
[ローズマリーの言葉に飲まれそうになり、頭を振る。血縁が当てにならないと仮定した所で、メアリーを疑う理由にはならない。]
(150) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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なあ、ユノ。 お前今のところは人間だと思われてるらしいなぁ? オレ結構すごくね?
[にやにやと笑いたくなるが、こらえつつ。]
(*38) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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…………っ。
[自分の弟が、と感情の無い声で告げるローズマリー>>@21。 思わず言葉を失って、 反射的に彼女を見る目は悲しげなものになった。 背丈を図った意味を知り、 その高さで視線を彷徨わせた後、再び彼女を見上げる]
……その、弟さん、は。どう、―――…
[どうなったのか、と言いかけて、口を噤む。 彼女が今、こうして結社員として働いているということは。 その、末路は―――…]
(151) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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感染する可能性…。
[それについて考えていれば、ふいに聞こえてくるローズマリーの言葉。]
弟が…?
[兄の方を見る。 大丈夫。兄は人間。 人狼になったりしない。 へなり眉を下げる。]
(152) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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鳥使い フィリップは、花売り メアリーが、ベネットを一瞬覗ったのを見た。
2010/02/24(Wed) 00時頃
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[霊能者の存在。 これはいよいよ、占い能力は二人とも本物、などと暢気なことを言ってはいられなくなってきた。]
けれど、サイラス君が人狼で、仲間を庇うのであれば、 ヤニク君に投票はしないでしょう……。
[それは、視点を返せばウェーズリー自身にも当て嵌まることだった。]
彼は、人狼が誰だか分からず、嘘を吐いているのでしょうか。 それとも……?
[今一番人狼か否かを知りたい相手。 それが反発を覚えない同等の能力の持ち主、サイラスになってきていた。]
……みなさんは、サイラス君の判定の方を重んじているようですが。 引き続き、私に調べて欲しい方がいらっしゃったら、 声をかけてください。
(153) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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ヤニク君が人狼なのであれば、残るは一人……ですか。
[けれど二通残った手紙はそのまま手元に。 もしも人間から人狼になった者が居れば? その相手も、渡すべき相手だ、この黒塗りの封書を。]
(154) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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…、ウェーズリー。
[自らに向けられた言葉に、深緑を斜めに向ける。>>149 少し首を傾いだ。]
そうか。ヤニクに手紙を届けてやりたかったか? 一応、聞いておきたい。
俺に手紙を渡してみようと思ったのは、俺が人狼ではないかと思った故か?
[ちら、と視線を向けて何気ない口調で問い掛けた。]
(155) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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[サイラスがラルフにかける声を耳に止めながら>>133、 メアリーの声に片方の眉を上げた。] >>134
人狼にぃなりたい、なんてぇ、思ぅものぅ?
[軽い疑問を投げて、肩をすくめる。 >>136 ドナルドの"感染"という言葉には、肯いて]
結社ではぁ、そぅいぅ説もあるわねぇ。
"噛まれる"、"爪で裂かれる"。など 直接の接触があった上でぇ、 生き延びた人間がぁそぅなる。ってぇ、話が、多ぃみたぃ。
[肩に乗せられた──灰色かかった青碧の眼の灰色狼を撫ぜ、結社員の女が、人間から人狼に変わった者の話を語る声は、相変わらず間延びしてあまったるい。]
(@22) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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感染…か。 もしそんなんで人狼になる奴がおったら、怖いな。 …場合によっては、同じ人間を占う必要もあったりするんか…?
[どうなんだろうとぼやきながら、考え込んだ。]
(156) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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[ドナルドの声>>138は聞こえていたが、きっと何も思わない。 離れていく背を淋しげにみつめていると、結社の声>>@21。 思わず黒檀を其方に向けた。]
…………、
[まだまだ知らないことがあると悟り、漏れるは深い溜め息。]
(157) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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やめてってば。 あんたが人狼になってるなんて、そんなことあるわけないでしょ?
馬鹿じゃないの?
[ドナルドの耳を引っ張った。弱い所は見せまいと、いつも強がっている女の、垣間見せた不安げな表情。
その顔は、彼が変貌していることより、彼が処刑されることを恐れる心から出たものだけれど。>>148]
(158) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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人狼は皆、元は人間だったのでしょうか。 それとも狼が、人間の智慧を……?
結社さんの話ですと、前者の方が有力でしょうか。 人狼が種族でなく、感染する病魔の類であれば、 こうして閉じ込められている私たちの 誰にでも危険はあります。 それとも……因子が存在し、普通の人間は発症しないのか。
こういう話は、薬屋のサイラス君の方が 詳しいのではないですか?
[人狼になる病。ご存知ですか、と隈つきの目線をぎょとりと向ける。]
(159) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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…………!
[ふいに視界は、見慣れた背中>>147で塞がれる。 自分と結社員の間に割って入ったラルフを、 驚いたように見上げた]
……………ラルフ、さん。
[彼の言葉。最後の微かな迷いを、少年は感じ取ったか。 薄っすらと微笑みながら、静かにラルフの袖を引く]
大丈夫、です。僕は人間ですよ。…間違いなく。 今も昔も。ずっと、―――…同じです。 ラルフさんが一番良く、知ってるじゃないですか。
[「ねっ」と付け足しながら、緩やかに首を傾ける]
(160) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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本屋 ベネットは、花売り メアリーにちらりと視線を返した。
2010/02/24(Wed) 00時頃
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人狼の絶対的な人数が変動するのであれば、 私の手に二通まだ残っているのも、 何か意味があることなのかも知れません。
[ベネット(>>155)にはそう断って、首を横に振った。 ずる、と目元まで落ちてきた帽子を、ゆっくり被り直す。]
そうですね、本来は一通はヤニク君宛てだったことが判明しています。 私が人狼が誰か分かるのであれば――仲間であれば、 さっさと配達を終えていますよ。 現状、私の仕事はまだ残っている、ということでしょう。
(161) 2010/02/24(Wed) 00時頃
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そこでウチに話をふられるとは思わんかったわ。 ………ウチは一度人狼に出くわした事があるだけや。そこまでは知らん。 大体、人狼になってまう人間の話なんて今ここで初めて聞いたくらいやしな。
[ぎょとりとした視線を受けても、動じた様子はなく。 しかし重いため息を一つ。]
なんかそういう伝承があるんなら、ウチやって詳しく聞きたいくらいやわ。
(162) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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オレの場合はたまたま血筋関係だからつっても、他の連中まで知らんからなぁ。 何故オレに聞くんだか。
[はぁ、とため息。]
(*39) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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人狼が増える可能性、か。 …は、ぞっとしないな。
[苦笑に似た表情で、郵便屋に返す。>>161
血縁が人狼になる。 ──けれど、メアリーについてそのような心配などする気はない。]
…それでは、ウェーズリー。 あんたは、最も疑わしい相手を考えて手紙を届けたいと思っているんだな。
[当然か、と小さく呟いた。]
(163) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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生き延びた人間……
[黒檀は、はっきりとある一人のところへ。 今さっき、鼓膜を響かせただけの言葉が、疑惑を植えつける。]
サイラスさんは違う。
[その姿ではない名を呟いた。]
(164) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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そうですね、ベネット君メアリー君の兄妹に、 随分と疑われているようでしたから。 少しは信頼を得たい思いがないかと言えば嘘になります。
[ベネットを選んだ理由。 遅かれ早かれ、全員に渡してはみる気であるから、順番は特に気にしていなかった。 そう告白する。]
私は私にできることをするだけです。 投票結果を見ると、どうにも次に命が危ないのは私のようですが。 できれば、この憐れな郵便屋に免じて、 死ぬまでに全ての人狼に配達させていただきたいものです。
私に分かるのは、ピッパ君とベネット君が現時点では人間であること。 嘘を吐かないのであれば、サイラス君の判定も あってなきが如し、と思っています。
(165) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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病人 キャサリンは、本屋 ベネットの方にちらと視線を向けた。
2010/02/24(Wed) 00時半頃
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……………。
[昔語りをする彼。 声のトーンが落ちている>>*36ことに気づけば、 少し焦ったような間が開いた後に]
………う。
い、いや、でも、僕、普通に食べちゃいました…! 美味しかったですし。とっても!
[慰めているのかよく分からない言葉を掛ける。 フォローになってはいないが、 本人は精一杯励ましている心算]
(*40) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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小悪党 ドナルドは、病人 キャサリンが何の反応も示さぬと、僅かに肩を竦めた。疑われるよりましだろうに、反応の無い事が寂しく思えた。
2010/02/24(Wed) 00時半頃
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はい。僕は生まれたときから人狼ですね。 ただ、人としても狼としても、体が弱かったので…。 まだまだ、半人前ですね。きっと。
[「ご存知の通り」と薬屋の彼に苦笑する]
ラルフさんが、人狼…?ふふふ。それは、無理です。
……優しすぎる。
(*41) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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違います、伝承ではなく、 薬屋の知識として、そういう病に詳しいのではないかと。
[サイラスが人狼と遭遇したことのあるくだりは、指摘の内ではない。 そう嘯いてから、俯いて顎を撫でる。 剃り忘れた無精髭が、ちくちくと手を刺激した。 ずっと暖かな室内に居るから、手袋をポケットに入れたままだった。]
(166) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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[ローズマリーが自分の呟きに反応するのに気づいてぴくりと肩を震わす。 その問いにはゆるゆると頭を振るだけで。 その後の感染の説明を聞いて首を傾げる。]
じゃ…じゃあ…。 今日、襲われた人がいなかったのも…もしかして誰かが感染した可能性もあるって事なのかな…? 狩人がいるならその人が防いだって事もあるかもしれないけど…。
[おずおずと口に出す。 狩人が襲撃を防いだなら可能性が高いのか。 それとも感染した可能性が高いのか。 どちらとも判断がつかないまま。 広間にいる面々をじっと見る。]
(167) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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[ 感染する可能性へのローズマリーからの肯定に、頷いた、]
もし、自覚無く俺が人狼になってるなんて事があれば……知らずに、ここにいるやつらを殺す事になるのかも知れない。 そんなのは、ごめんだからな。
あくまで可能性だ。んで、その可能性を潰すには、分かってる事は話して、詳しいやつに聞いてみるのが一番だろ。
……そんな顔、するなよ?
[ 不安げな顔を見せるピッパを心配そうに覗き込む。 そして、その頭をぽんと撫でた。姉のように思うから、した事の無いそんな仕種を、この時はせずに居れなかった。]
(168) 2010/02/24(Wed) 00時半頃
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