139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】
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[甚六の瞳をじっと見つめて、笑う]
おっちゃんは優しいね。でもわたしが勝手に言ってることで、おっちゃんやじっちゃん達が何か言われるのは嫌なんだよ。 それになんだろ。喧嘩で親の力借りるみたいな?そりゃぁ高天原の一大事に喧嘩がどーとかいってる場合じゃないけど…
[ぐぬぬと、考え込む。直ぐに顔を真赤にして]
あーもう!難しいことは置いといて、わたしが嫌なの! それに本当に茶屋に来る位の気骨のあるやつなら団子も食べさせがいがあるしね!
[と逆切れをし、]
…ダメかな?
[不安な顔で甚六を見上げた]
(165) 2013/08/14(Wed) 21時半頃
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置壱様、浄の神様… どうぞそのお知恵を私にお貸しください。 どうか、私に道をお示しください…!
〔私はこれからどうすればいいのだろうか。 簡単なことだ。疑うのならば志乃の名前を札に書けばいい。 しかし、それはできないから。
膝を折り額を地に付けて、神に請うた。 可笑しな話だとも思う。 自分だって下界の民からすれば、信仰の対象―神でありながら、今はそのプライドも全て投げ捨て、目の前の「神」に縋っているのだから。
昨日の置壱の言葉が蘇る。>>11〕
『てめえの性根をそんなにねじ曲げて腐らせた奴は何処のどいつだ』
〔それは私を罵った高名な神々ではない。 それは、私自身。 自分は神になったなどと思い上がりも甚だしい。自ら考えることもせず、いつも他人を頼ってばかりで、私の本質は下界に居た頃と何一つ変わっていないのに。〕
(166) 2013/08/14(Wed) 21時半頃
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[彼が見えなくなるまで見送って、女はその場にゆっくり座り込む。こんな私でも、力になれたのか、と呟く。安堵の息を一つ。体に残る彼の腕の感触が、女の頬を紅潮 させる。、不謹慎だと自分を諫めつつも、それでも、彼の言 葉はとても嬉しかった。”あんたを探す”。きっと女の支えに なるだろう。まだ、無理をしてるかもしれないが、忙しなく動く方が彼ら しいと、もう一度彼が消えていった彼方を眺める。
すると、女顔から血の気が引いていく。 甚六は振り返って、私と目を合わせた。という事は、この頬 の鱗が目に入らない筈がない。髪の毛で覆われていたとは考 え難い。 彼の事となると、自分の背負っていたもの、置かれている状 況を忘れてしまうのだ。 しかし、彼の様子に別段変わったところはなかった。彼が気 付いていたかどうかは定かではないが。女は溜め息を着き、 当初の目的にしようと思っていた事を成そうと立ち上がる]
……何か、分かるかもしれない。
[以前よりは、前に進もうとしているのだろうか。もし、そ うなら周りの皆のお陰だろう]
(167) 2013/08/14(Wed) 21時半頃
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[琴の用意を整える志乃を見て、納得したように]
人見知りと、聞いていたが。
その可憐な容貌と相俟って、 まさに深窓の佳人と言った所だな。
[兄が気を揉むのも頷けると、笑いながら 邪魔をしてすまないな、と居住まいを正す。 琴の演奏が始まれば、ただじっとその音色に耳を傾けて]
(168) 2013/08/14(Wed) 21時半頃
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[”本当に知りたいなら、自ら動きな”と朝顔様も言っていた>>0:60。自分に言われた言葉ではなかったが、女は意を決し、朧の邸へと歩みを進めた]
(169) 2013/08/14(Wed) 21時半頃
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いや、ダメなんてことはないさ。 あんたがそれが良い、それで良いっつーならな。
[顔を赤くして噴火する様がウトを連想させて、笑う]
はは、まあ団子食べさせ甲斐あるっつーその気概なら。 きっと返り討ちにでもしちまうんだろうけど。 ああ、わかった。 名前を出して伝えよう。
……まあ、でも、騒動が終わっていないってことは。 朝顔さまを追放したのに、被害者の明が出てるって時点で。 みんな、勘付いてんじゃねーかなあ、とは。思う。
朝顔さまが潔白だって、証明できる人がいるのは嬉しいよ。 ……あんがとな。
(170) 2013/08/14(Wed) 21時半頃
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日向は、門前にいるだろう亀吉の存在にはまだ気付いていない
2013/08/14(Wed) 22時頃
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[笑い交じりの朧の言葉>>168には、目を丸くして]
……ひっ、わっ、わ、わたしなんて、そんな ただ暗いだけ、で、……畏れ多いお言葉ですわ
[朧さまってこんな方だったのか心臓に悪い、 素で仰ってるならなお恐ろしい、などと驚いたろうか。
ウトの涙>>163を見れば、ぎょっとして]
う、ウトさま? お気に、召しませんでした……?
[おろおろと、手拭いを差し出して*]
(171) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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[胸を締め付ける琴の音を聴きながら考えるのは、先程保留にした「崇り神が古い神だったら」ということ]
(もし、置壱が、華月くんが、朧さんが崇り神だったら)
[恐らく自分は、一緒に堕ちようと言うかもしれない。 この高天原は、次世代を担う若い神々に任せて。 それで一緒に人間になって、祠を建てて、桃の花を手向けて]
(それはそれで素敵な人生よね…)
[純粋な音に、心を浄化されるような心地で、そんなことを考えていた]
(172) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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[やがて思考の深淵から浮かび上がって瞼を開ければ、そこにはわたわたと手ぬぐいを差し出す志乃の姿が見えて。 はて?と頬に手をやれば自分が涙を流していることを知る]
あらぁ?あらあらあらっ ごめんねぇ!違うの、感動しちゃって!
[歳をとると涙もろくていやあねえなんて、おばさんじみたことを言えば、志乃は笑ってくれるだろうか]
(173) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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――夜半:月光神と繭糸――
[日に日に醜さを増す音が、月明かりを覆い隠して。 暗い道をどのように走り、どこへ辿り着いたろうか]
『傷つけたのか、彼女を』
[憎い、憎いと云う声の主も、それを聴く己自身も、 まったくの誤解だなんて知りもしないから。
術に失敗し、倒れ伏した月光神。傍らに立つは黒衣の男。 もしも意識があったなら、明は何を思ったろう。
左手が宙を泳ぐ。何かを掴む。きらりと輝く繭の糸。 右手が揺れる。何かを持って。鈍く光るは鉄の鋏。 高天原との縁を切って、地上に堕とす「祓い」の儀式]
(174) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
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[黒衣の男は黙したままで。
――じょぎり。
儚く、繭糸は切れた]
(175) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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[はらり、宙に舞う美しい繭の糸。 止められるのではと期待して、駆けてきたはいいけれど どうやら再び不備に終わったらしいと悟れば、切り替えて]
”その身に宿りし月明かり” ”貴く輝く御名の主に、かしこみかしこみ申す”
”幸多かれ””心安くあれ” ”健やかなる生を、どうか”
[人の祝詞の真似事に、意味があるかは分からない。 別れの言葉を言う資格も、おそらく己にはあるまいと。
だから、ゆるりと微笑んで]
(176) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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― 道中 ― [>>169茶屋へと向かう道中で、何処かに向かう、 雪客の姿が見え声をかける。]
雪さん。
[先日は、雪客さんと呼んではいたが、それだと長い。 甚六や亀吉を呼ぶときのように、断りもせず縮めて名を呼び]
昨日、六さんから、反物受け取ったんよ。 ヒナの分まで作ってもらえると思うてなかったから ――……有り難う。
[眼を細め、礼を言う。]
(177) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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お誕生日おめでとう、――人間の、明さま
[短くとも愛される人の生をと、音に託して*願うだけ*]
(178) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
肥代取り 置壱は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
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[甚六が了承してくれて、不安だった顔がパッと明るくなる]
うおぉぉっちゃーーーん!ありがとう!大好き―!
[といって甚六に飛びついた。相手の反応は特に気にせず、感謝を伝えたくて思いきり抱きついた。 場が落ち着けば、甚六が声のトーンを低くして語る言葉に]
わかってる。でも余計なお世話かもしれないけど、皆にこの札の意味をわかって欲しくて
[自分がそうだったからと苦笑いをして。 感謝の言葉には、甚六と朝顔の関係を知らなかったけど、きっと大事な人だったんだろうと感じれた]
んじゃ、頼んだよ!
[純粋な感謝の言葉に照れて、それを誤魔化すようにかけ出した]
(179) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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手ぬぐい、ありがとう。 洗濯して返すわね。
[志乃の渡してくれた手ぬぐいを綺麗に畳んで懐にしまえば]
さてっ たっぷり聴かせてもらったし! 私はそろそろお暇しようかなぁ。 志乃ちゃん、約束果たしてくれてありがとねぇ。
[にっこりと満面の笑みを浮かべて]
朧さん、私はちょっとやることがあるんで 失礼しますが… 志乃ちゃんと何かお話あるようでしたら、ごゆっくり。
志乃ちゃん、朧さんはいい人だから大丈夫よっ
[そんな冗談を言いつつ、再度志乃にお礼を述べたら、女は部屋を出るだろう]
(180) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
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―― 兄妹の邸 → 自邸 ――
んっ…この気配…帰ってきたなあ〜?
[確かに感じる闇の気配。だが今私は忙しい]
さてっ!やりますかー!
[腕まくりをしつつ、女は自邸に向かって駆けだした]
(181) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
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[明るい表情で飛びついてくるたまこを、反射で抱き返した]
あはは、あんがとあんがと。 おれもあんた好きだ。
[とんとん、と背中を軽く叩いて、離れる。 触れたところから伝わる無垢な好意が心地良い。 ──先程の、雪客のぬくもりとはまた違うあたたかさ。 札の意味を分かってほしい、という言葉に目を細めた。 神を、地に堕とす行為──。 朝顔さま、と心の中だけで呟く]
おう、頼まれたぜ! ──って、おい、気を付けて行けよ!
[駆け出したたまこの背に、そう言葉を投げて見送った]
(182) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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[そうして頭を抱えている内に冷静さを取り戻し、何か声が聞こえることに気付き]
……は?
["志乃を祟り神の仲間と疑っている、確信を持っている">>160 思わず漏れた声は彼女に、話を聞く彼に届いただろうか 妹の友人である筈の彼女のその言葉に真っ白になる思考、話は全て耳に入ったが内容は殆ど頭に残らなかった]
(183) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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……。
[火の女神の気配が去っていくことなど今はどうでもよかった 無言で、呆然と立ち尽している]
(184) 2013/08/14(Wed) 22時頃
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懐刀 朧は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時頃
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[どこか慈しむ様に琴の音色を聴いていた。 それは一廉の芸に敬意を払う男の習性のようなものだ]
いや、良いものを聴かせて貰った。 軽快でありがなら、 このように心に染み入る音色を奏でることが出来るのだ。
[志乃が目を丸くするようすを見て取れば、軽く首を振り]
どうか暗いだけなどと言わないで欲しい。 道中ウトがあまりにも褒めるので、 密かに楽しみにしていたが……。
[しかし志乃の反応がどこかおかしいので、 何かあったのか、と不思議そうに首を傾げた]
(185) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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楽士 ウトは、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時半頃
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[誤魔化すように笑うウト。>>173 その様子には、いつもの元気がないようにも見えて。 どうすることもできず、困ったように眉を垂れ、俯いたろうか。 それから暇を請われれば>>180]
あ、……洗濯なんて、いいです 持ってらして下さい 邪魔なら、捨てて頂いても
……玄関までお送りし……
[立ち上がり、その後の言葉を聞いて、目を瞬き]
それは……この国に悪い方なんて、 いらっしゃいません、でしょう、けれど
[一人でもてなすには荷が重い、退屈させてしまうのでは。 そんな焦りを、遂に相談する暇もなく。 来た時と同様、ウトは嵐のように去って行ったのだったか**]
(186) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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ーー道中ーー [朧様の邸へ向かっていると、何処からともなく声を掛けられ、どきりとする>>177
声のする方を見れば、そこには華月様が。正直会いたくなかったが、なるべく顔に出さないようにと、引きつった笑顔を。しかも”雪さん”と呼び名まで変わっている。何て近いんだ。と眉間に皺が寄ってしまう]
…華月様。
[と一礼した時に、左頬の鱗を思い出す。手首や首は何とか白い布で隠してはいたが、頬までは隠していなかった。女は頭を下げた状態で]
…無事に届きまして、何よりでごさまいます。 ……お気に召されたようで、安心致しました…。
[何とか平静を装い、礼に対する気持ちを述べた。 しかし、このまま頭を下げた状態では不振に思われるので、ゆっくりと顔を上げる。左頬を見られないようにと努めたら、顔を背ける形になってしまった。目も合わせずに、至極失礼な態度だと分かってはいるが、これを見られるよりはましと思い]
…また、何か有りましたら……
では……
[軽く会釈し、早々に立ち去ろうとする]
(187) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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─→祭壇、水鏡のある場所─
[たまこよりの伝達──“創造神 朝顔は祟り神にあらず”と。 書かれた符を、祭壇の水鏡の上に貼りつける。 その横に“団子神 たまこより、伝達神 甚六が触れ”とも記して。 たまこから伝達が来るたびにここに増えてゆくだろう。 これについて尋ねられたら説明するつもりではあるし。 ──たまこの元に誰かが押しかけるのも。 いや、それを承知で彼女はこれを伝えてきたのだし]
……投票の結果、見て行くか。
[朝顔を追放したものが、その疑惑をどこへ持ってゆくのか。 何故、朝顔に疑惑を抱いたのか──それも訊きたい。 それに、自分が疑っている置壱を他に疑う者が居るかどうかも。 そんなことを思い、水鏡を覗く。そこに浮かび上がるのは──]
(188) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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[歯切れの悪い言葉尻に、>>185 琴が気に入らなかったろうかと一瞬考えたけれど。
先程>>171の自分の反応が原因だと気付けば、慌てて首を振り]
も、申し訳ありません、わたし、その が……頑張れば意外に喋れるのですけれど、 一度頑張ると、その日は気が抜けると申しますか、
[つまりさっき置壱相手に「頑張り」を使い果たしたので、 気が抜けて人見知りに歯止めが利かないのだ、と。 しどろもどろにそのような類のことを告げて、眉を垂れた*]
(189) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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機織り 雪客は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時半頃
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[>>187会いたくない、と思われているなど微塵も知らず、 頭を下げるその前に、彼女の頬に、 煌く何かが見えた気がした。]
うん。 あの紫も、蝶の意匠と、一羽の雀も。 めっちゃ気にいった。
[気のせいか、とも思い朗々とそのまま話しかけるも 何故か顔を背けられ、去りゆく腕に手を伸ばした。]
……なあ、僕、雪さんに何かした?
[避けられている、ようでもあったから。]
(190) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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―― 自邸 ―― [邸の一室に、火の親族、邸に仕えるもの全員を呼び集め、女はその者たちと向き合う形で坐する。
女の目の前には齢14、5歳くらいの少女が頭を下げて座っていた]
いいね。 いざとなったら、これからはお前が火守の役を務めるんだよ? 分からないことがあったら、邸の者に訊きなさい。 ちゃんと教えてくれるからね。
[はい、と頷くのは歳の離れた実の妹。…こんなにも早く役を任せることになるとは思っていなかったが。
しかしこれで後顧の憂いはなくなった。 晴れやかな顔をして、皆も精一杯支えてあげてねと声を掛ければ所々で啜り泣く音も聞こえて]
泣くな。まだ堕天したわけでも追放されたわけでも あるまいにぃ…
[皆大好きだよ、と。 不安げな顔で見上げる妹の頭を撫でる女は、穏やかな笑みを浮かべていた]
(191) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2013/08/14(Wed) 22時半頃
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……? ウト、どうした。
[感動した、と言いながら 手ぬぐいで涙を拭くウトを見て、純粋に驚く。 しかし、あっと言う間に席を立つ彼女を見上げて]
いや、用が出来たのなら仕方ないが……。 それ、は大丈夫か?
[先ほどの涙は、明のことを思い出したのではと そう言いかけはしたのだが、 直ぐに満面の笑みを浮かべる彼女を見ると]
なに、俺が悪い人だったら、 何か狼藉を働くとでも言うのではあるまいな。
[ウトの冗談に苦笑し、腰を上げかける、が]
(192) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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……その前に、 別嬪の前に俺が一人では場が持たんだろうが。
[自らの顎を一度撫でると、志乃へ]
いや、こちらこそ急に押しかけてすまなかった。 人見知りということで、ただでさえ気を遣うだろうに。 普段馴染みの無い俺が居たのだから余計にだな。
[気が抜ける、という趣旨の言葉を聞いて そうか、あちらが素なのかと、見当をつけた。 やがて、志乃に向かい小さく笑って、礼を一つ]
それはさておき、素晴らしい演奏でありました。
(193) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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―回想― 〔華月邸を出、志乃邸に向かう前に祭壇へ寄る。 日向はわかっていた。 志乃と話せば、この疑念は確固たるものとなり、いよいよ志乃の名を書くことになるだろうと。 だから決意が定まらない今、ここへ来た。
書くことは決めていた。 【華月に委任す】 昨日と同じように、それを沈める。〕
華月様のなさることに、間違いはない、から…
〔果たして本当にそうなのだろうか。 それならば、志乃のことも真っ先に師に答えを仰げばよい筈で。深層心理で、自分の盲信の異常性を理解していて。 何度も口の中で主の名前を繰り返しながら、昨日の各人の投票先を記した札には目もくれず、祭壇を早々に立ち去った。〕
(194) 2013/08/14(Wed) 22時半頃
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