56 いつか、どこかで――狼と弓のワルツ――
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―回想:開戦前>>118― [ダスクと名づけられた白馬を引き取りにきた緑騎士団副団長へと敬礼をして、手綱を引き渡す。]
―――はい。 どうか、ダスクと共にご無事の帰還を。 待って、います。
[一度、馬と顔を合わせ、頼んだぞ、とでも言うようにして、悠然と歩くその後ろ姿を見送った。*]
(133) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
[砦にいるほとんどの看護士たちは、戦場からの負傷者の手当てに追われている。
まして、治療に使われているホールや中庭は、地下牢からは、やや遠い。
そして、戦場を往復している女衛生兵は、まさか砦の中にいるムパムピスや、フィリップが負傷しているなどとは露ほども思っていなかった]
(134) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
―回想:撤退直前>>123― [駆けつけてきたミッシェルに叫ぶ]
駄目だ、ミッシェルさん、一人で敵う相手じゃない!!
[しかし、走りだした馬は、無情にもその場から彼を遠ざけて行く。 声は、届いただろうか。*]
(135) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
[オスカーが馬を走らせるは、己が主の斜め後ろ。 主の背後に守られる様に、馬上で手にした長弓を番える。]
…っ!
[ヒュッ、と鋭い音と共に弓を放てば、狙う先は今にも衝突しようとしている敵軍の先頭の馬。 激しい嘶きをあげ、大きな音をたてて崩れ落ちる馬に連鎖され、次々に倒れてゆく馬達。 そこに切り込んでゆけば、かなりの敵兵を蹴散らす事が出来ただろうか。]
(136) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
…………ぐ
[視界が明滅して音が遠退いていた。 いつの間にか床がすぐ目の前にあって、体は動かない]
――ィ、っ
[夥しい赤に染まる床の向こう、同郷の少年が見えた。>>126 どうして彼はあんな風に這いずっているのか。
……離れてください。ここは危険です。
ただの一言が出ずに、濁った嗚咽が漏れる。 痛む腹を、震える手で押さえると、ぬるりと滑った気がした]
(137) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
― 砦内 ―
追加食料は7,8番倉庫においてありますが。 …わかりあした直ぐ持ってきま―、一人来てくださーい!
負傷兵が見えたそうでーす! 薬が足りなくなりそうだったら直ぐ言って下さいー!
[戦場の後方もまたひとつの戦場を擁していた。 伝言、物資の運搬、補助。 何にでも限り対応することが自身の戦となっている。]
(138) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
[傍には、命を棄てたとしか思えない特攻。 然しその数多の剣に斃れず、その数だけの敵軍の喉笛を噛み切る。 敵陣も敵陣。既に周りには敵しか居ない『副団長』のその勇姿に、赤狼達はきっと勢い付けられるだろう]
―― 食い千切れっ! 赤狼達っ!!
[活気付いた士気は、未だ高まる]
(139) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
[一太刀、二太刀とガイルに浴びせる。 同時に鋭い刃が自らの躯を掠めた。じわりと滲む赤い染み。]
いい加減にその馬から降りろ。 そこから殺り合うよりお前は地面に足をついて殺り合う方が得意だろう?
[男の何を知っているのか、女はガイルに向かって至近距離から話かけた。]
(140) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
― 現在・戦場 ―
[乱戦の中、剣の切っ先を向け、冷徹に軍勢を突き倒し進む。 甲冑を叩き割れば骸が転がり落ち、白馬は返り血に染まる]
第二隊は一時退却! 第三隊は南方へと進撃せよ!
[戦場を駆け回り、指示を出し続ける。 同時に、探すのは敵将。ガイル・カロッサの黒き姿を討てば、混乱の内に瓦解することを見越して。
将の姿を求め――――。]
(141) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
[一瞬、一瞬気を取られただけでも、 次の瞬間、目の前に剣や槍が有る。 片手でそれらを受け止めれば、首目掛けて一撃を放つ]
…上等だ、ッつーの!
[翠の瞳を思い出しながらも、咆える。 背後では、オスカーが弓を持って援護をしていた。 そうしてひらけた視界へ、またしても突撃していく。]
(142) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
ベネット…
[地を駆けてゆく狼の足は、オスカーも驚くほど素早いもので。 敵の合間を縫い、ただ、貪欲に得物を求めて、前へと。 その姿はまさに『狼』其の物。]
(*43) 2011/07/01(Fri) 23時半頃
|
|
― 薄明:出陣前 ― [愛用の弓は左手に。 団長と副団長の鼓舞する声を聞く。
集まる前、ペラジーが用意してくれたであろう軽食を取った。 不味くても、と彼女は言っていた>>77が、用意されていた物は旨かった。 これから戦場への力となるべく残さず食べて、行って来る、と声を掛けただろう。]
(143) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
[提案は受け入れられた。間合いを取って、馬から降りる二人の騎士。二人の空間に入ってくる兵はいなかった。]
『お前。俺の何を知っている。』
[低い声で尋ねられれば女は高らかに笑った。]
やっぱり何も覚えてないんだな。 お前が5年前の戦で殺した男の娘だ。 やっと逢えたね。
[女は男を憎しみの視線を送り続け、最後の言葉は笑ってみせた。]
(144) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
――勝利を我等が手に!
[声を上げる。 弓を握り締め、鋭く敵が居る方へと視線を向けた。]
(145) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
[――だが、殺気の渦巻く戦場の中で。
更に奥深くから感じる、一直線の殺気に、青年の背筋は身震いする。 青年は狙われて居ない。それよりも後方、乱戦を繰り広げる赤騎士団へと]
まずい……
[血の気と殺気に中てられて気付かなかった。 咄嗟に踵を返す様に、仲間達が戦う場所を塞ぐ敵兵に両手の牙を突きつけながら]
(146) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
[ムパムピスの発する濁った嗚咽。 そして少年の視界も、最早霞んで全てが二重に見えた]
……こんな、死、
………ゴボッ
[這いずる。 手を伸ばす指先は、震えていた。 もう少しで、届く。 そうしたら、彼の肩を揺すって、しっかりしろ、傷は浅いと言わなくては。
だが、指先はほんの数センチの処で、届かぬまま崩れ落ちる。 まるで叶わぬ片思いにも似た、切実さで。
ダスク、ヴラズィ、アモネス…戦場に居る馬たちのことを思う。 もう鬣を梳いてやれないことに、胸中でごめん、と呟いた]
(147) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
ばっか、アイツ何で陣形崩してんだ…ッ
[ひらけた視界へと切り込めば、見えたのは 黒い影と対峙するミッシェルの姿>>140 明らかに緑騎士団が配置する場所にいて。
対峙しているのが敵将と分かれば、 彼女一人では倒せないと思い、そちらへ馬を向けようと]
…ッ !
[しかし、敵の大軍に阻まれてしまい、叶わなかった。]
(148) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
大丈夫、大丈夫だよ。 イアンさんもベネットさんも、すごく強いから。 一人で、何十人分もの活躍してるよ?
だから今は、自分のことを考えて…!
[きつくなりすぎない程度に包帯を巻き、止血する。砦まで運ぶ余裕も段々となくなり、その場にいる負傷者に、応急処置を次々と施していく。時々、もう助からないとわかる者もいるが…それでも、声をかけ、手当てを施す。見捨てられるのは辛いから。
血と、土のにおいが鼻をつく。]
(149) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
[しかし、敵とて考えることは同じ。 白馬に騎乗し、弓の紋章の入りし甲冑を着込む副将。その名は敵にも伝わっているのだろう。 男を墜とすべく、浴びせられる無数の刃。 その一つ一つを受け、撥ね返しながら。]
―――ミッシェル・クロウ!!
[軍勢の彼方、黒き影と対峙する姿>>144を見、鋭い声を上げた]
(150) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
― 砦内・地下牢近く ―
な、なんだ――!? 誰かが…たおれて…!
[庶務の最中通りかかった地下牢の近く。 >>137>>147倒れた人影に、慌てて駆け寄った。]
ちょっと、あんた、しっかりしろ!
(151) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
――― 「俺達」は、『狼』だ。
(*44) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
…放っておけ。
[イアンの声を受けて目線をそちらへと向ければ、ミッシェルの姿が目に入るが。]
行かせんぞ。 お前を、危険な目にあわせるわけにはいかん。
[いいながらもひらり、愛馬を飛び下りれば、剣を抜き放ち、周囲の騎兵を狙い。 馬の足に踏まれぬ様に気を配りながら、狙うは兵では無く、馬。 斬りつけられ暴れる馬から振り落とされる兵の首筋にを容赦なく貫いてゆく。]
(152) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
お前がここを攻めるって噂を聞いた。 無断で来てしまったから後でお咎めがあるだろうが… それよりも私はお前に用がある。
[視線を外さず、静かに答えるその姿。 後のお咎めの恐怖より、今は目の前の敵にしか頭にない。]
無駄口叩いてる暇もないだろう。 私はここでお前を殺めるんだ。
[剣の切っ先を男に向けて言い放つ。この言葉を訊けば相手は鼻で笑うだろう。]
(153) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
[一直線に走る殺気。 ……これは『弓』だ。それも、数え切れない『敵騎士』を射る為の物じゃない。 『将』を射んとする、只一人だけを殺さんとする弓]
――っ………!
[狼達は誰も気付かない。 血気に逸り、獰猛な本能を剥き出しに、冷静さを保てない戦場の中で。
『彼』を狙う一矢に誰も気付いて居ない]
(154) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
どけえぇっ!!
[初めて脇腹を斬らせ、赤い飛沫と激痛が走る。 剣を躱す一瞬すら惜しかったのだ。
最前線で敵軍に囲まれ、『彼』は気付けて居ない。 早く、速くしないと、殺気が放たれ――]
(155) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
――イアンッ!!
(*45) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
[痛切な咆哮が、イアンの名を呼んだと同時に。 心臓深く目掛けて放っただろう一発の矢が放たれた事を感じる。
――遅い。 切り結ぶ剣に動きを止められ、彼を護り切れるオスカーが生み出してしまったほんの一瞬の隙が重なる。 そんな最高過ぎる機を狙い放たれたその矢は、間違いなくイアンの命を穿つ。
だから責めて間に合えと、最後の一歩、高く跳躍して――――]
(156) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
神は我等と共にあり!
[出陣前、姿を見せた神父は砦で祈ってくれているであろう。 率いる小隊へ声を張り上げ、男も絶えず弓矢の雨を降らせる。 出来るだけ敵の進行を防ぎ、味方が押し上げる機会を得る為に。]
矢は決して後ろへは飛ばない! 引くな! 我ら緑の騎士は前にしか進まない!
[番えては放し、放しては番える。 もう何本の矢を射ったのか覚えていない。]
(157) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
[ 背中に感じた衝撃に 一瞬穿たれた意識 ]
(158) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
|
―― ィ……ァ………
(*46) 2011/07/02(Sat) 00時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る