1 とある結社の手記:6
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/19(Fri) 23時頃
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[ヤニクの心中、知る由もなく。 想像できない毎日の一つを与えてくれているのだろうと思う。]
広がるというか、……コホッ、廻ってる…!
[叫んだせいか、少し息が切れ始めた。 同時に車椅子の回転は止まったが、まだ視界は廻ったまま。 数回咳き込んだ後、何とか後ろを向いて]
私が転がり落ちそうだよ……
[彼の表情が微かに変わっていても、廻る視界では分からない。]
(136) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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ありがとう。嬉しいよ。
[大好きと言うカルヴィンにそう返して、もう一度頭を撫でる。カルヴィンと別れると、互いに相手が嘘をついていると言い合う2人を見つめて考え込む]
…本当にどちらかが嘘をついてるのか? でも、それが本当なら…
[どちらかは偽者だ。しかし、2人の様子を見てもどちらも本物にしか見えずそのまま2人を見つめて考え込む]
(137) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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そりゃ仕事熱心でええことやね。 ………や、あの風体の手紙の文面がそれは考えにくいんやないやろか。
[遠巻きに見た黒い封筒を思い出す。]
なるほど。ほんまやったらそりゃ便利な能力や。 郵便屋やるのに重宝するんやろな。
[林檎がどうこう言いながら去っていくピッパに視線を移し]
…りんご、なぁ。 焼きりんご食べたいわぁ。 りんごが赤くなると医者が青くなる、やっけな。 大量にあるんやったら、キャサリンに一日一つ食べるように言うておこうかな。
(138) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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―フィリップの部屋前―
[階段を上り、一つの扉の前でノックをした。 ちなみにウェーズリーの荷物はまだ届いておらず、どこの部屋を使うかも決めていない。あまりにも急だったからだ。]
フィリップ君。 郵便屋のウェーズリーです。 お部屋に居ますか。 折り入って相談したいことがあるのですが。
(139) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[ ローズマリーの視線を感じ、にやりと笑って肩をすくめてみせる。]
気にするような歳にも見えねえがな? それとも、あれかね。女は見た目じゃ分からねえってやつか。
[ 結社員への反感から、ついつい余計な事を言う。 もっとも、その反感の大部分はサイモンが形成したもので、ローズマリーへは八つ当たりだと言えなくもなかったのだが。]
(140) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[ 笑いかけるピッパに、困ったような、笑いたいような、泣きたいような、何とも言えない表情を浮けべる。]
……程ほどにな。
[ ようやくそれだけを言うと、手を振り、二階へと向かうピッパを見送った。]
(141) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[コルクボードの前に立つと、貼られたメモを一つ一つ確認していく。]
外には…出られないのね。お祖母さまが心配なさらなければいいけれど…。
[不安そうにそう呟く。手はネックレスから離れない。そして、『能力者』のメモに目を留め。]
体調が…?2人とも…分からないだけでどこか具合が悪くなっていたりするのかしら…。
(142) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[新たにコルクボードに貼られたメモ>>116を見上げる]
誰が、届けるべき手紙の相手か……。
[言い換えればつまり、誰が「人狼」なのか、ということ。 この中でおそらく誰よりも淡々と職務をこなす郵便屋の態度は、 きっと常通りのものなのだとは思うけれど。
自分も同じように、 すぐに思考を切り替えられるかと言われれば、難しくて]
…………。
[互いが嘘を付いているのかと言い合う二人を、 おろおろと見守る。 ただ、まだ険悪な雰囲気が感じられないことが、 救いではあったのだが]
(143) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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……ローズマリーさん。 何だか、それを望んでいるように聞こえます。
[結社員の言葉>>@15に、哀しい黒檀を向ける。 飛ばすのなら、雪も風も無い日に―――そう心に決めて。
ドナルドの声>>134は、余裕がなくて耳には届いていなかった。 届いていても、何も言わなかっただろうが。]
(144) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[『占い師』と言った2人の様子を見ようと、広間の方へ目をやると、ちょうどヤニクがキャサリンの車椅子を回している様子が目に入った。]
あ、あぶな……くないのかな?キャサリンも、楽しそう。 そういえば、キャサリンのあんな顔…久し振りに見たかも…。
[久々に見たように思う友人の笑顔に、状況を忘れて少し嬉しく感じる。]
(145) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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―自室―
[鉄格子の外は雪景色だ。普通の鳩なら飛ばせはしないだろう。]
まあ、お前なら大丈夫だな。でかいし、凍死の心配しなくていい。 『ヤカマシイコノバカドナルド!』 ここには居ねえよ。
[アーチの足首に伝書鳩用の筒をくくりつけた。アーチを伝書鳩代わりに扱っていた時代のものだ。]
さて、後は…ん?
[キャサリンとカルヴィンを待とう。そう思った矢先に、扉の向こうから呼ぶ声がした。]
はいはい、どーぞ! 『イラッシャイマセエ!』
相手が誰か、確認することなく扉を開けた。
(146) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[ウェーズリーが廊下へ出ると、その後ろ姿を見送ってサイラスの元へ向かう]
サイラスさん
[声を掛けるその顔はどこか緊迫した様子で]
よく効く胃薬ありませんか? 出来ればあまりバレにくいやつ
[真剣な表情で聞く]
(147) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[ キャサリンが咳き込むのを見て、サイラスの側に行くと、肘で突付いて、キャサリンの方を目で示す。 つまり、どうにかしてやってくれとの催促だ。]
(148) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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あの人がいた時は気分悪かったんだ。
[それで朝食をそろって食べる気分になれなかったのだろうかと。 ウェーズリーはどうだったのだろうか。 疑問に思うも問う事はしないまま。 彼の持つ黒い封筒を思い出す。
ふとコルクボードの前に立ったままのマーゴに気づきそちらへと。]
マーゴちゃん。 大丈夫?
[きゅっと握られたネックレス。 不安な時の彼女の癖は知っていて。 心配そうに彼女の顔をのぞき込む。]
きっと大丈夫。 何かの間違いだよ。
[自分にも言い聞かせるかのように言った。]
(149) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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キャサリン… 心躍るような日々は幻想じゃない。 君が幸せを諦めたら…きっと誰かが幸せを諦める。[囁くような声を耳元に]
おっと…。 ドナルドを跳ね損ねた。惜しいな…
[そう笑ってキャサリンのそばを離れ。 にやにやと笑いながらドナルドに近づき。 ふと、彼の左側面に身体を滑り込ませ、足を払った。]
(150) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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あ、僕、届けてもらう為に手紙の準備をしてきますね。
[はっとして顔を上げると、 フィリップに声を掛けてもらっていたことを思い出す。 戻る折、マーゴの姿を認めればそっと近づいて]
マーゴさん、もう聞きましたか? アーチが家に手紙を届けてくれるみたいです。
もし必要なら、僕、 便箋は沢山持っているので声をかけてくださいね。
[彼女の祖母が今どうしているのかは、分らないのだが。 自分と似たような境遇の彼女には、声をかけておきたかった。 にっこりと微笑んで一度頭を下げると、自室へ戻る**]
(151) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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ごちそうさま、っと。 …ん?
[スプーンを置いたところでラルフとドナルドから同時にアプローチを受けた。]
何やの、胃薬って。ラルフ胃痛持ち? キャサリンの方が先やから、ちょい待って。 バレにくいようなって言われてもなあ…。
[そんなぼやきを残しながらキャサリンの下へ。]
あ、なんか気分悪そうやね。 大丈夫なん?発作ではなさそやけど。
(152) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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薬屋 サイラスは、キャサリンがぐるぐる回されていたことを知らない。
2010/02/19(Fri) 23時頃
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[此方に向かう視線>>145に気がつくと、息整えながら微笑む。 大丈夫だよ、とその笑みから彼女なら分かるだろう。]
私が諦めたら…?
[囁かれた言葉を不思議そうに鸚鵡返し。 しかし、脳裏に描く姿は自宅で帰りを待っているだろう父の姿。 自身の倖せは、車椅子に頼る頃から諦めていたのだが。]
ありがと、ヤニクさん。
[ドナルドの方へ寄る彼の背に、小さく一つ礼を。]
(153) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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――うおっと!?
[ 椅子を巻き込みながら、盛大に倒れ込む。 ぶつけた膝と腰に痛みが走った。何があったのかと見回せば、にやにやと笑みを浮かべて見下ろすヤニクが目に入った。]
(154) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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わわっ……。 あんまりキャサリンさんに無理させちゃ、駄目ですよ…?
[戻る折にちらりと咳き込む彼女の姿が目に留まり、 おろおろと声を掛ける。 もっともキャサリンの顔は何処か楽しそうだったし、 そんなに心配は要らないと思っているのだけれど]
……うーん。 ローズマリーさんは、早く此処から出たい為に 嘘を付いている可能性もある、と言っていました。
結社の方がそう言うということは、 過去にそういった事例があったんじゃないかなと、思うのですが…。
[二人の性格上、それは違う気がします、と小さく付け足した]
(*21) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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[ドナルドがサイラスを突付いたことは知らない。 傍に来たサイラスを不思議そうにみつめた後]
うん、大丈夫だよ。 それよりも、サイラスさんは……
[大丈夫かと、最後まで言葉は音にならなかったけれど。 ……気付くだろうか。]
(155) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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―フィリップの部屋―
こんな騒ぎの中、すみませんね。 アーチ君も、どうも。
いえ、閉じ込められてしまいましたし、 職務のために以前の伝書鳩のようなものを 買わせていただけないかと思ったのですが。
アーチ君を使う気ですか。 や、発想は同じですね……。
[かりかり後ろ頭を掻いて、照れ臭そうにしている。]
(156) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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>>140
じゃーぁ、貴方、おじさん、って呼ばれたぃと思ぅ?
[ドナルドへは、じろぉ。と、視線を送る。]
美人を捕まえて、失礼ぇ。 あたしはまだ、若いわよぅ。
(@17) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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いや、別に胃痛じゃないんだけど…今日必要になる気がして。
[曖昧に答えつつも、サイラスの言葉でキャサリンの様子に気付けば]
あ、サイラスさん!俺なんていいから早く早く!
[自分から話しかけておきながらサイラスを急かす]
(157) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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この通り、私は配達できなくなってしまいましたから。 後、局の方にも飛ばして貰えませんかね。 相棒に、宿舎から着替えを届けて欲しいと。
[さらさら、とポケットから出した紙に走り書き。]
いやはや、あの伝書鳩も随分訓練されていましたが、 アーチ君には敵わないでしょうね。 白い雪景色の村を極彩色が飛ぶ様は、 見ていても気持ちがいいものです……。
……こんな冴えない郵便屋が持ってくるより、 綺麗な鳥が持って来た方が、受け取り主もわくわくするでしょう。
[では、よろしくお願いします、とフィリップではなくアーチの方に戯けて頭を下げた。]
(158) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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>>144
やぁねぇ。ありうるかもぅ、って、言ってるだけよぅ?
[キャサリンの哀しげな黒い瞳に淡白に返しつつ、 >>116 郵便屋の男が貼っていった便箋にも、 さらりと目を通し──メモを一枚追加した。]
【コルクボード】
『郵便屋さんへ。 その「見極め」は、村人さん達にお任せするわ。 ─ Rosemary Pell ─』
(@18) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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…ん? ヤニクとなんか話しとった? ウチは平気やで。朝はちょっとまあ、アレやったけどな。
[入れ違いで去っていくヤニクを一瞥する。 何話してたのかと凄く気になった。]
そいや、キャサリンはりんご好きやったっけ? りんごはお腹に優しいし栄養もあるんよ。なんか大量にあるかもしれへんって話やから好きやったら毎朝一つどうやろか。
(159) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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―自室―
[招きいれ、話を聞く。話し終わった後、ウェーズリーは後ろ髪をかいた。]
あー…なんつーか、お株を奪ってしまったみたいで申し訳ないっすね。 『コノオシャベリ!』 それを言うならでしゃばりだ、アホ助。黙ってろ。
[アーチを部屋の隅に追いやり、ウェーズリーを向いた。]
いいっすよ。元々その心算でした…あー、でも、それなら、個々の家に飛ばすより郵便局に飛ばした方が早いっすかね?ほら、俺、よくあそこにアーチ飛ばしていたでしょ?覚えていると思うんすよ。
[提案した。]
(160) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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[メアリーに声をかけられ>>149、ハッとしたようにそちらへ視線を向ける。]
うん…そうだよね…。心配する事、ないよね?
[心配そうに声をかけられ、慌てて笑顔を作る。その笑顔が不自然になっていたかは本人には分からない。]
(161) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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[ラルフの声>>157が聞こえると慌てたように]
っわっわ! 大丈夫だから、本当に…!
[嘘ではなかった。 発作特有の気管が擦れる音はしない。]
似たもの同士はつまらないだろうって。 それで、その証明?……うん、証明に違う世界を、ね。 ぐるぐる廻って楽しかったよ。
[サイラスの問い>>156には事実を答える。 それが全てではなかったが、彼は納得するだろうか。]
林檎、大好きだよ。わぁい、嬉しい…! ありがとう、サイラスさん。
(162) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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