162 絶望と後悔と懺悔と
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 13時頃
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[施設の撤去作業の傍ら、 破壊された対吸血鬼武器の回収も進んでいる。
建物の一つに集められたそれは、 持ち主が生きていれば宿舎に持ち帰られ、 持ち主に返還される予定となっている。
周の武器は、まだ駐屯地に置いてあった。]
周ちゃん──。
[真ん中で見事真っ二つに断ち折られた刃と白鞘を 布に包んで胸に抱き、持ち主の名を呼ぶ。
厭な想像が過ぎる。 もし周と涼平が、鬼になって戻って来たら──。
そしてそれは、決して低い可能性ではない。]
(119) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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[これ以上何を捨てればいいと言うのだ。 何かと引き換えにしなければ、 今以上の強さを瞬時に得ることなど出来やしない。
笑うことはやめた。 泣くこともやめた。
次は痛みを捨てようか。 それとも書物に描かれた達人のように目を潰せば、 見たくない物を見ずに、 本当の機械のように敵を屠れる鬼になれるだろうか。
そう──それは鬼だ。
強さを求めれば求めるだけ、 斃すべきモノに近付いてゆくような────錯覚。]
(120) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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[内蔵を冷たい手で撫でられたような 悍ましい想像の感触。
絢矢は折れた長ドスをきつく握り締め、 それ以上の収穫の得られそうにない駐屯地を後にした。*]
(121) 2014/02/12(Wed) 13時半頃
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―回想>>2:*78>>2:*79―
[不意の出来事に、零瑠は目を瞬かせる。 理依の腕の中。聞こえたのは、唇動く音だけ。]
(*28) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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理依にとって、『家族』って、なんなのさ。
[この先、同じ問を投げるとは思いも知らず。>>2:483]
そうやって、黙って、ただ頷いて欲しい相手? 我慢するような、相手のこと?
[そろり指先を伸ばし。跳ねた髪の一房を引っ張る。]
仕舞っておかないで、よ。 これ以上閉じ込めてしまうなよ。
(*29) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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どんな事でも、俺は聞く。
理依だって、本当は…分かってる、だろ?
[どんな望みを聞かされたって。 孤児院で過ごした時間は、城で過ごした時間は、 そしてこれからの時間だって。 変わらない……はずだ。*]
(*30) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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[僕は知らないことがどれだけ――絶望や後悔を招くほどに愚かしいか知ってるんだ。 “何も知らなかった”ことを知ってから染みついた概念のひとつ。
だけど、小さな世界の中でみんな一緒で、何も知らずにいた頃、 僕は確かに幸せだった]
……。
[そうだね。元気なら、生きてるならきっとまた会える。>>82 でもキャロライナにーさん、また会った時どうするつもりなのかな。 もう一度手を差し伸べる? それとも今度こそ武器を向けてくる?
僕は――どうしたらいいのか分からなくなってる。これじゃあ人のこと言えないね]
(122) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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ごめん。ごめんね。
[僕は帽子を深くかぶる。>>77 いくらキャロライナにーさんが俯いてるからって、笑い顔が貼りついたまんま謝ってるところなんてさらしたくない]
……、っ。
[キャロライナにーさんのばかばか。僕らは――吸血鬼はそう簡単に死なないのに。 だからにーさんは僕らの心配をしなくたっていいのに]
(123) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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リッキィは、アヤワスカ(絢矢)に会えることなく、やがて帰還の命に従う**
2014/02/12(Wed) 14時頃
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― 帰還後・始祖の城 ―
どうして……。 どうして僕らの初陣の場に、みんなが……っ。
[集められ、直にーさんが殺されたことを知り、 “始祖様”からありがたくも一人前と認められた後。 僕は部屋に戻りながら、ずいぶんと久しぶりに何故と問うことをする。
僕らの中には先の初陣で、吸血鬼になってから初めて外に出た者もいる。僕もそうだし。 なんだろう。ずいぶんとよくできた話みたいだ。
もしも。これが本当に誰かの書いたよくできた話だとしたら、 書いたのはきっと――]
これは、…何かの陰謀ってやつなのかな。 そう言いそうだよね、直にーさんなら、きっと……。
(*31) 2014/02/12(Wed) 14時頃
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―城中―
[零瑠が戦場から人間の一人を連れて帰った事は、 城内に居る者には既に知れ渡っていた。
どうするのか。問われても笑みを返すだけ。 答えるとすれば主人一人にだけ。]
理依。
[外出の身なりをした彼を呼び止める。]
サミュエルから、伝言。
(*32) 2014/02/12(Wed) 15時頃
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『――……おではあいつがら逃げた。 でも、今度は逃げねぇだよ。』
『おでは、家族を吸血鬼から護る。』
[5年振りの物真似は自信がない。 戦場で聞いた言葉をそのまま伝える。>>2:457>>2:468]
……逃したんだ。サミュエルのこと。
[ジと理依の顔に注いだ視線は自らの手に落ちる。 掌を開いて閉じて、刀を緩く掴む仕草を見せた。
刃の交わりがあったと言いたげに。]
(*33) 2014/02/12(Wed) 15時頃
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……サミュエルを逃がしたから、 直円が殺された――ようでなくて、良かったね。理依。
[自分は帰還命令が出たから、仕方なく逃しただけ。 戦うでもなく『退け』と言っていたサミュエルの、表情の変化を思い出し。>>35
小さく息を吐き、口端持ち上げる。
会話の終わりには、ひらり手を振り見送る。*]
(*34) 2014/02/12(Wed) 15時頃
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―回想―
[城で迎えた14歳の誕生日の日。 ふと意識が浮上し、明之進にホリーの牙が刺さるのがぼんやりと見れた。]
ひい、らぎ。
[明ではなく、苗字の方を呼び、再び瞼が落ちた。
後日。『柊』と呼び名を改めたのは、彼の言わんとする意味を教えられてから。>>1:*204
『たとへば桑の実の、初は赤きが、後黒となりたるが如しといへり』
桑の実の様だと俄かに思った緋の眸を覗き込むも、伏せて見えなくなった。]
……あぁ。それで。
(*35) 2014/02/12(Wed) 15時半頃
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明。手。
[沈黙を破り、手を出してと促す。 明之進の手に綴るのは『鬼』そして、『柊』。]
鬼を刺す為の…
[掌の肉厚な部分を撫で、唇を寄せた。 牙の側面を当てる。]
……刺が、ないじゃないか。
(*36) 2014/02/12(Wed) 16時頃
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[では、今は? 同じものが生えているだろうと、また牙を見せ。]
痛い?
[――と問うた。 主人には向けられぬ牙。刺。
けれど。この刺は濡れ羽色には刺さる――…と。 この時は思っていた。]
(*37) 2014/02/12(Wed) 16時半頃
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[この牙が刺ではないというのなら。 やはり、まだ生えていないのだろう。 日と月を合わせた『明』の名ではなく。 『柊』と呼ぶのは。 彼がそう為らんとしている姿と知ってか。>>*227 手折る日が来ないようにと願ってか。*]
(*38) 2014/02/12(Wed) 16時半頃
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―『常磐』―
[部屋一面に、緑色の反物が用意される。 萌黄、若葉、若竹、緑青、千歳緑、常磐、深緑、鉄色、天鵞絨、革色……。]
『―――、わかるかい?』
[男児は首を振る。 すると男は障子を明け、小さな中庭の松を指さした。]
『松は桜と違い、秋になっても冬になっても、葉を落とすことがない。 つまり、』
(124) 2014/02/12(Wed) 17時頃
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『――――永久不変、
なんだよ。』
[男児はじっと松の葉を見ていた。触れれば刺さってしまいそうな、細い松葉を。 青みの濃い、緑色を。]
『……では、もう一度。―――。 自分の色を、探してみなさい。』
[柔らかな朝の日差しが室内を照らす。 深呼吸し、男児は目を凝らす。
日の当たる場所。陰る場所。 松葉と何度も往復させ。
小さな指は、やがて―――『常磐』を指す。**]
(125) 2014/02/12(Wed) 17時頃
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─ 帝都守護隊隊員宿舎 ─
[3日目の軍事報告。 周と涼平2名の失踪の話は軍の内部を揺れ動かした。
鬼に連れ去られる際の目撃情報があちらこちらで飛び交うと
どうやら新兵が臆したらしい… いや、裏切りではないか…など あやうる憶測やうわさが囁かれた。]
(126) 2014/02/12(Wed) 18時頃
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[さすがに好奇の目につかれて姉の姿を捜したが 単身宿舎を飛び出したっきり…まだ戻らぬと 警備兵からじろりと睨まれた]
しんきくせっ!
[くびをコキっとならしながら部屋に帰る
どんっ!
でっかい肉壁にぶつかった]
あんたは?
[筋肉もりもりの禿男…ニールと名乗った。 涼平と消えた鬼が刺した女>>2:344の恋人だと彼は名乗った]
(127) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[どうして彼は消えた? 静かに彼は私に尋ねる。
女の親は生贄として城に閉じ込められているという 年老いた母を救うために彼女はここで戦っていたという
なぜ? 君のおにいさんは彼女を刺した鬼と一緒に消えた?]
(128) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[周の武器を携え、次に向かったのは 駐屯地に程近い補給基地。
失踪者の情報を求め手当たり次第話を聞いたが 有力な情報は掴めなかった。
落胆を抱え補給基地を出る。
小袖の上には 丈の長いケープ風に改造を施した軍服。
さて次にどこへ向かおう──と辺り見渡して 見慣れない砂色の外套を纏った人影>>103を見つけた。]
(129) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[腹を突き刺さされた兵士は命は助かったという。 しかしもう戦えない… かれは妻と子供を目の前で吸血鬼に殺されたという
なぜだ?
問う彼の眼は静かな怒りに満ちていた]
――ごめんなさい。
[直立不動で深く深く首を垂れる それいがいいう言葉がみつからなくて]
ごめんなさい。
[彼の姿が見えなくなってもずっと頭を下げていた]
(130) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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― その後 ―
[直円と接触した者のこと、 キャロライナがマユミとリッキィと接触したことを、報告として、知るだろう。
ただ、それを聞いても、表情を人前であからさまに変えることはなく]
――……
[円がキャロライナの布団に潜り込んだことを気づいた日には、 しばらくはいたが、ゆっくりそっと部屋を後にした。
そして、夜中の宿舎、屋上に登り、星を見る 昔はよく、これで溢れてた涙が、 もうさっぱりでなくなったことにも気づいたけれど
どうでもいいことだろう]
(131) 2014/02/12(Wed) 18時半頃
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[周がいなくなって、 あきらかに宿内の空気は変わった。 強いと呼ばれていた兵士が、 敵側にやられ拉致された。
それは、もう、今後の戦況を見るようで。 あきらかに部隊全体の士気は落ちている。
だが、周は頼むといったが、これはどうにかできるものでもない。 ただ、一方で、レアの吸血鬼(直円)を討った者もいるというのは、ささやかな希望であっただろう。
しかし、それも心沈むものだ。
絢矢のあの小さな身体が、抱え込むものが大きすぎる。 笑うことも泣くこともしなくなった絢矢の表情は、いつもどこか別世界のようで。
でも、現状、サミュエルもまた絢矢と同じような表情になっていっている]
(132) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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[うわさを聞けば涼平と一緒にいたのは秋之進で間違いないだろう。 あんなに繊細だった兄が、ジョージ達の踊りを一緒に考えてくれてた兄がその人たちを迷いもせず刺したのだろうか
わたしにはまだ、お母さんの形見を大事そうに撫でていたやさしい兄の横顔しか思い出せないのに]
(133) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 19時頃
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― 深夜・屋上にて ― ――……周。 困っただよ。おまーの代わりなんができねぇや。 絢矢はおまーの得物を大事にもっでる。
[表情をなくした絢矢がそれでも大事そうに周の長ドスを抱えれば、それが支えになっていることは確かだ。 いなくなってもなお、誰かの力になっている存在の大きさにただ俯く]
周……おではさ。おまーがあの時、それでも立ち上がってきてくでるっで思ってしまっただ。ちょっと無理いっただな。
今、正解は、 おでが命捨てでも、おまーを護るごどだっだんだなっで思う。ごめんな……。
[向こう側にいってしまった周と涼平が、無事にいる可能性は薄い。きっど、リーや、直円や、零留、リッキィ、明、そして、マユミのように、吸血鬼にさせられる可能性が強く感じていた]
おまーが吸血鬼になっだら、ぜっでぇ勝てねぇだなぁ。
[漏れる苦笑いの顔は、きっと酷いものだ]
(134) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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[砂色の外套の下から覗く色は赤。 隊の中に赤を好んで着るものはいない。
赤は──鬼の色だから。
しかし、敵地に一人で鬼が現れるとも思えない。]
───…
[自分の知らない隊員か、 隊員の身内だろうと推測しながら 念のため警戒を解かず、砂色の人影へと足を向けた。]
(135) 2014/02/12(Wed) 19時頃
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サミュエルは、絢矢が長ドス持ってるような夢みただけのようだ。
2014/02/12(Wed) 19時半頃
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[砂色を纏っていたとしてもその下には赤を纏う。 見つかれば見つかったで構わない。 でも今は誰も殺す気はなかった。
見つかりそうになれば鳥の音をまねた口笛を使い、 静かな身のこなしで淡々と中を見る。
傷つき士気を失った者やそう多くもなく見える食料、 明らかに旗色は悪く見えた]
…ひでぇもんだな。 吸血鬼を打つはずなのに 結果として人同士の殺し合いと変わらない。 何してんだろうな、本当に。
(136) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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リーは、気配を感じふと立ち止まる
2014/02/12(Wed) 19時半頃
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>>134
でも、やっぱできねぇっていっだら、 情けねーよなぁ。
[毎晩、深夜に屋上でぼそぼそ一人呟いている様は、 きっと周りから不審がられてもきただろう。 でも、もう、心底なにかを相談できるヤツなんていないような気がした。 そう、リーの存在は大きかったと、そう思う]
だがらさ、 おで、捨てるごどにしだよ……。
__を………。
[星を見上げたら、さすがにふと、それは滲んだ。 だから、ちょっとだけ、心は和らいだ**]
(137) 2014/02/12(Wed) 19時半頃
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