238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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…………伝聞?
[>>81>>82無駄を問わず、聴かず。 けれども、その一言は聞き逃せずに。]
情報の、出処は?
【お前】はそれを、誰から聞いたの?
[フェンスに広がる式神達。 警戒を解かぬ様子に、こちらもバンクルに手をかけ身構える。
鋼糸を隠したバンクルは、12の家なら織り込み済みだろう。 それ即ち、攻撃体勢である、と。
警戒。それとも、口封じの準備か。 ただ見ただけでは、少女の目的も、伝わらぬかもしれないが。]
(132) 2015/09/14(Mon) 22時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 23時頃
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[紫藤の家は残り一人となった。 何方にせよ、1つの家が欠けるということは、 要のバランスが狂うという事。
此処で己で血が絶えれば新しい家、新しい人が現れるかもしれない。 そうすればこんな、血で滅びの道を歩むような事もなくなるだろう。
腐りすぎたのだ、遅すぎたのだ。
最後の当主である自分も、代々よりは幾分か健康であれ、 病弱な体で子を為す事は難しく。 また為したとしても子にも体質が遺伝する確率は極めて高い、 その判断を下された時点で。
紫藤の家は自分の代で終わらせようと、思っていた。]
(133) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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[御役目のお蔭で出会えた大切な人がいる。 親近感を持った人もいる。 可愛い後輩も居る。 大切な、日常。
それでも、私たった1つ守りたいものがあったの。 門を開けば大事な人が傷つかぬ世界があるというのならと。
喪いたくないものが少ない私と、 世界を背負う幼馴染。 交わらないのだと――わかっていた、のに。 傷つけるのが、私になってた、なんて。]
――それでも貴方を。 私は弑すわ。
[言葉にせねば、その覚悟が揺らぐから。]
(134) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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[回避する様子で突進してくる貴方へ向ける銃。 未だ弾は飛ばず。 引きつけ、ひきつけ。 ――回避できない位になった近くで。私は。
指は、未だトリガーにかけられ。 内部に秘められた鉛玉はその時を待つ。*]
(135) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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[偶に混じる嫉妬>>101には残念ながら気付かないし、気付いたとしてもどうしろととしか言いようがない。 斎との間柄は世間一般で言う友人のような間柄では無かったものの親しい事には変わりは無くて、 アドバイスとして出るのは恐らく、お前も武器持って入り浸ればいいだろと、ストレートすぎる見解であっただろう。
大須賀に対する疑問点>>1:94>>103を受け取れば、もしや自分は大須賀の良い様に踊らされていただけなのではと、ふつり小さな怒りが沸く。 だがまだそうと決まったわけではない。 情報に踊らされるのはもう御免だし、味方を傷つけては相手の思う壺だろう。]
文句は言っても、お前はそう言う事はしないだろ。 ありがとな。
[なんだかんだ言いつつ乾かしてくれたコート>>104に珍しく礼を言って、共に零したのは信頼の証の様な物。 コイツは口で言ってもそんな事はせんだろうと、乾いたコートを受け取って。 そもそも、俺の様な奴じゃあるまいし。]
(136) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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[殺しに行く訳じゃないのはきちんと理解しているものの、忠告>>105に返したのは、生返事としての「分かってる」 裏切り者に遊ばれる訳にはいかない。そう分かってはいるものの、きっと普段通りの喧嘩腰になってしまうのは避けられないと感じていたし、そこから発展する小競り合いの規模も、今回ばかりはきっと大きなものなのだろう。
引き攣る指の感覚に眉をひそめながら乾いたコートへ袖を通して、雨上がりの駐車場を後にしただろう。]
ああ、七緒。 さっきはその、
襲って悪かったな。次からはもっとよく考える。 服は、焦げてたら領収書くれ。
[捨て台詞の様に去り際にやっと謝って、返事は多分、聞いてない。*]
(137) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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― 何処かの、ビル街 ―
[人の消えた空っぽの街で、聞こえてくるのは電子に乗ったニュースキャスターの声ばかり。 話題は全て避難状況に関してと、偶に混じる嘘で隠した避難理由。 まさか一般人に全てを伝える訳にも行かず、天災やガス漏れなど、ありきたりの理由を並べたてて。
普通ならば煩く跳ぶ報道ヘリの影も今回ばかりは何処にも居らず、人の消えた街で動くのは数を減らしたドローンと、車もないのに変わり続ける信号機。]
(138) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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[探しているのは白い男。 何処に居るかはさっぱり分からず、しかし大須賀へ居場所を尋ねる事はしなかった。 アレの考えている事は分からないと、先ほど七緒と話したばかり。
街を歩き偶に上空を見上げ、普段であれば探さなくとも見つかる白い姿はなかなか見つかりそうにない。 これは、白の家まで出向いた方が早いのだろうか。 だがアレが屋内でジッとしているとは到底思えないし、していたとしたらぶん殴って引きずり出す。一体何を、しているのかと。]
[しかし不意に聞こえた声>>129に顔を上げれば、それは空を遊ぶ探し人の影だっただろうか。
呼び名に顔をしかめても≪白≫と呼ぶのは此方もだし、しょうがない事ではあるのだと、 だが割り切っても不機嫌な顔はいつまでたっても消えやしない。
手を振る能天気さに小さなため息を零し、…まあいきなり吹っ掛けてこないあたりきちんと味方かもなと、安堵を灯した。
手を振り返してはやらないが。]
(139) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 23時頃
サイラスは、エフは俺の事を信じてくれるだろうか、とふと思った。
2015/09/14(Mon) 23時頃
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(ああ、なんて馬鹿な玉露。 ここには何もありはしないのに。
証拠などありはしない。 在るのはただ、土御門の中枢を成すモノだけ。
お前に見せれば誰もが納得するのか。 それは否、俺の言葉を信用しないお前がいるように。
このままでは玉露を失うか、それとも――――――――――。)
(140) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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そうか、残念だよ”蝶野”
[蝶野としての言葉。 本心はどうあれど、揺らぐ決意ではないらしい。 ならばこちらも情は捨てよう。]
互いに命を賭けると言った、ならば!!
[叫ぶと同時に幾千もの血のナイフがひゅん、と風を切り蝶野を襲った。]
(141) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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サイラスは、露蝶に向かうナイフをじっと見つめている。
2015/09/14(Mon) 23時頃
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[>>139不機嫌そうな顔に合わせるは、へらりとした笑み。 手を振り返して貰えなくとも気にせずといったように 男の目の前でととん、と地に足を着いて]
さっきの雨でただのおっさんになってンじゃねーかと思ったけど 何だ、元気そうで何より。
[果たして本当にそう見えたのか ただの軽口だったのかはさておき]
(142) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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ところで―――……
リッくんの紙飛行機は、ちゃんと届いたか?
[>>1:282例の12柱逹に飛ばした紙飛行機。 その一つは彼の元にも届いたかと、問いと共に視線を向ける]
(143) 2015/09/14(Mon) 23時頃
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私は、貴方を殺してでも真実を見つけるわ。
[イツキの血が、幾千ものナイフとなって宙に浮くのを見上げるたあと、 >>126彼の言葉をわざと裏返すようにして、彼を見つめて笑顔で言葉を送る。 女は、笑顔なんだからね、笑いなさい、「玉露」。]
[そうして、彼が決断をするのを、見守った]
(144) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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……。
[気付かれた。 無表情でバンクルに手を掛ける少女>>134を見る。
ただの警戒か、裏切り者か。 分からないがこちらから奇襲を掛けるには距離が近すぎる。 恐らく日向の攻撃の方が速いだろうと予測を付ける。]
……そうだな。
カムイに聞いた話だ。 ボクはアイツは裏切り者ではないと思っているから報告には乗せなかった。
[攻撃意志がないと、ファイルを片手に両手を上げる。 フェンスの上の紙鳥達もピタリと静止した。 最も、完全に警戒を解いたわけでなく、ファイルの影に防御用の結界札は隠してあるのだが。]
(145) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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[偽りの名を告げて鎌をかける事も考えた。 だが、大須賀がどちらか判断つかない以上、リスクの方が大きいだろう。
ならば、自分で釣るのが手っ取り早い。
この奇襲の好機を前に、さて目の前の少女はどうするのか。]
(146) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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そっちこそピンピンしやがって、
水で喜ぶなんて、 お前の家の元は、蛙か何かだったっけか?
[黒い両の手は、何も下げてはいない。 それでも何かあればいつでも銃が抜けるようにはしていて、それはおそらく、同じ銃使いである彼にも分かって居る事だっただろう。 軽口>>142には軽口を、しかし自分の物はやはり相当の刺を含んでしまう。 やはり俺はコイツは嫌いだと、冷笑する口元に煙草は無い。]
幸々戸の式なら届いてる。 …サイモンが死んだのも、知ってる。
[>>143つまりどっちも知っていて、反逆者の出現も知っていて、]
なあ白≪裏切り者≫、
(147) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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お前は、 どっち、だ?
[そして彼も知っているからこそ、単刀直入に切りこんだ。 もう俺≪黒≫を裏切ってくれるなよと、 混じったのは苦い記憶と、 昔から抱いていた、ずっと消しきれずに居た、微かな希望。
分厚いレンズ越し見つめたのは普段の不機嫌な目では無く、 どこか昔に縋る様な、炎を宿す黒い瞳。]
(148) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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/* 一応、まだ30分ぐらいは反応するけれど。
コミットと襲撃設定しとく? まあ、コミットしそうもない雰囲気だけれども。
(*15) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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[>>148歯切れの悪い問いかけに、瞬きを数回。 その後、彼のレンズの奥。眼に宿った炎を見据え]
………裏切り者だ、って言ったら何だ。
クロちゃんは、どうすンだよ。
[何処か、彼の抱いた気持ちを嘲笑うような その内に在る“使命”を相手から隠すような
そんな調子で聞き返すが―――……]
(149) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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/* 私は一応コミポチっておくね。 多分しそうにない雰囲気だけど……どうなるかな。 割と私は死ぬぞジョジョ―!!みたいにはしてるんだけど、 どうなるか、なぁ……
(*16) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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けど生憎。
さっきの雨も、俺ンじゃねえ。 一緒に居たリッくんなら知ってると思うけど。
水浴びてヘナってる俺なんつう珍しいのは 早々見られるモンじゃねえよ。
[雨が降り始めた時に一緒に居たのは事実。 その時術を使っていないという事くらいは証言してくれる筈と]
(150) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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[そして、白は聞かない。 黒が裏切り者であるのかどうかを。
何故ならば、そんな立場の違いでさえも 身体に刻まれた使命とは関係がないからだ。]
(151) 2015/09/14(Mon) 23時半頃
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/* 一応ポチしておく? いつものように朝仕事に行くと夕方まで帰ってこないし。
その場合、襲撃しとくかパスか決めといてくれると助かるー。
(*17) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/09/15(Tue) 00時頃
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/* 白羽君のポチリはその場の流れで、よいかなとか 一応私はパスの予定。 明日は私ほぼ1日中いられるけどねー。 襲撃はそれぞれの小競り合いの結果次第かなぁ。
(*18) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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…そう、か。 ならいい。
[炎が、揺れた。 心の中で誰に向けるでも無く礼を言い、しかしそれは多分、天上の向こうに座する誰かに向けて。]
――へばってるお前が見れなくて、残念だ。 だが、後で幸々戸の長男に、 無様具合でも聞いてみるとしよう。
[安堵の息を小さく吐いて、張り巡らせた警戒を解く。手はもう黒銃には向かず、行先は、ズボンのポケットに。 暫し布の袋の中を指が探して、しかし目当ての物が無い事にやっと気付いた。]
(152) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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…………バカムイに?
[>>146聞こえた名に、少女は動きを止めた。 ……が。]
……何故、口篭る?
[威嚇がてら、ワイヤーを射出する。 まだ当てる気はないが、狙いは間際。頬や腕に掠めるかどうか、そんな位置を狙って。]
(153) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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おい、 煙草。
お前が撃ち返してきたから燃えた。 弁償しろ。
[それはどちらのせいだったか。 煙草を燃やしてしまったのは自分の炎で、更に言えば先に彼に打ち込んだのも自分。 もうひとつ付け加えるのなら、手持ちを全て駄目にしたのは先の雨で。
白い男が成人済みかどうかまでは失念したが、どちらにせよ要求を提げる事は無かっただろう。 晒したふてぶてしい態度も、恐らくここ数年で一番柔らかいもので 少なくとも普段の様に敵意は無い。]
(154) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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[自分の立ち位置を問われなかった事に少し疑問を覚えもしたが、どうせ幸々戸か誰かに何か聞いたのだろうと。 黒い家は、白の家の真意も過去も、何一つ知りはしない。]
(155) 2015/09/15(Tue) 00時頃
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……あれ、どしたンだよ。
[いつもの男なら、真意を武力行使してでも聞きそうなものが。 >>152ならいいと、素直に下がってしまう所を見れば瞬きを一つ。
その心の中の礼は聞こえないし、思うところも何も知らない。 だからこそ首を傾げる程の案件ではあったが]
ンなの聞かなくていっつの!
[次の軽口に、それも頭の片隅に追いやられた。]
(156) 2015/09/15(Tue) 00時半頃
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………裏切り者、か。
どうやら“天界の門”を開きたがってるらしーぜ。 俺の聞いた話では、だけどな。
[紙飛行機にも書いてあった事だ。 何を信じるべきなのか情報が交錯しているが さて、この男は真実を話したところで信じてはくれるのか。]
(157) 2015/09/15(Tue) 00時半頃
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