226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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── 回想・食堂にて ──
[食堂には何だか着かれた様子のタルト>>と、その前で食事を摂っているヒナコがいた。 彼女が手を振ってくるものだから、体よくそこに着席して話しをすることにする。]
やぁ、この程度の荷物ならどうってことないよ。 私の場合、頭の中身とは反対に、身体がだんだん元気になっていくからね。
[笑いながらそう言って、そのうち振ったら耳から何か出てくるかもね、と頭を振ってみせる。]
ところでタルトは何で打ち上げられたクラゲみたいになっているのかな? もしかして、調理師のおやじに食事を盛り盛りにでもされたかい?
[食傷気味な顔をしているタルトの頭をぽんぽんと撫でて、その顔をのぞき込んでみたりする。]
(116) 2015/06/12(Fri) 22時頃
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[──そして、話の途中で思い出したように。]
そうだ。 さっき婦長さんに聞いたんだけどね。
ケイトとメルヤは転院したそうだよ。 急な話だけど、何でもどこかの病院で新しい治療法が見つかったって話だ。 昨日の今日の話だけれど、医者って言うのは忙しい職業だからね。 一日も待てないっていうことで、夜のうちにここを出ることになったんだと。
[そんな風に、メルヤとケイトがいなくなったことを告げる。 本当は、そんな明るい話ではないだろうと見当はついている。 けれど、幼い子らに残酷な現実を突きつけたくはなくて。
だから知らずのうちに口数が多くなる。 オスカーはよく喋るタイプの嘘つきだ──普段からそれなりに喋るから、そこまで違和感はないはずだけれど。]
(117) 2015/06/12(Fri) 22時頃
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[逸らされた視線>>113、シーシャの横顔を見つめる。
止められた言葉の続きは聞こえなかった。 言い換えようとして、飲みこまれた囁きも知らない。 ただ、この角度からは、彼の成長した角が良く見える]
……………。
[改めて、先ほど彼の容体を噂してた医療者達を思い出す。 ―――不安ばかりが、募るけれど。
もう、不自然な笑顔を浮かべることは無かった。 ただ僅かに困ったように、眉を下げる]
(118) 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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[お願いそのものは至極真面目だったのだが、 呆れられても仕方ないとは思っていた。
言ってしまった後で、答えまでの空白の時間に耐えかねて目を伏せる。何処か虚ろな瞳は、けれどその懐かしい温もり>>114が頭に触れれば、ゆっくりと確かに揺らいだ]
俺も、大きくなったから、さ。 当たり前と言えば、当たり前なんだけど。
[何時から彼が自分の頭を撫でなくなったのか。 自分は覚えている。けれど、言わない。 ―――…その代わりに、]
恥ずかしくて、逃げてたこともあったけど。 本当は嫌じゃなかったよ。
[少し荒っぽい撫で方は、 ぶっきらぼうな優しさを持つ彼そのもののようで、 何も変わっていないように思えた]
(119) 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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[辛かったな、と、短く添えられた言葉。 それを聞けばゆっくりと目を閉じて、 掌の温もりに甘えながら暫く思考を巡らせて]
……うん、辛い。 もしかしたら、死ぬまで辛いままかもしれない。
[ぽつりと呟き、目を開ける]
でも、さっきより少し楽になった。 ありがとう、シー兄ちゃん。
[さっきの言いつけを破って、少しだけ笑った。 今度は無理したんじゃない。 笑いたかったから*]
(120) 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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「本当に……?」
[幼い問いは、わたしの心を揺さぶる。>>115 わたしは咄嗟に、話題をそらそうとした。]
ほんと、だよ! ほ、ほら。描けた。じこちゅー、だよ。 うまくかけたよ……。
[どうしよう。どうしたらいいんだろう。 わたしはタルトちゃんの涙を拭おうとして こわごわと頬にふれようと手をのばす。]
(121) 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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[ ……タルトちゃんの咳が大きくなってる気がする。 このままじゃあ、いけないのに。]
ね。泣か、ないで、……ねぇ。
[ じょうずに嘘をつかなきゃいけないのに 作っていた笑顔なんて、もう、崩れてしまって 宥めるように、泣きそうな顔で タルトちゃんの背を撫でさする。]
(122) 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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>>117 ほ…本当にそうなの…?ゲホゲホ…
じゃあ、ななおねえしゃんは? ゆりおねえしゃんは?
それも治療が見つかったからなの?
ぜひーぜひー……
[オスカーお兄しゃんの目を真剣な涙まみれになった眼差しで見つめながら貯めてた感情をぶちまける。 >>121描いてくれたジコチューは嬉しいはずなのに、悲しくなってそれどころじゃなくなっていく。 泣きそうなひなおねえちゃんは不安を増幅させて全身のあちこちが痛い。 でも…でも…私だって泣きたい]
ゼヒッ…ゼヒッ…
嫌…もう、笑ってるの、いや… 会いたい…
(123) 2015/06/12(Fri) 22時半頃
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[──オスカーがかつて入所していた老人介護施設では、突然人がいなくなるのは、イコールその人が亡くなったということではあったが。 人生の最終盤を過ごす人々の集まる施設だったから、皆それなりに穏やかだった。
──○○さんが亡くなったそうだよ。 ──そうかい、あまり寝付くこともなかったのは幸いだったねぇ。
人がいなくなるたび、そんな会話は何度交わしたか知れない。]
(124) 2015/06/12(Fri) 23時頃
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[けれど、まだ幼い子らの世界は狭い。 幼くして親から引き離され、見舞いに訪れる人もないこの場所で。
目の前から誰かがいなくなると言うことは、まだ幼い少女に取っては死よりも辛い別れだろうと思う。
暗くならないように理由付けはしたはずだったが、やはり安心させるには至らないのだろう。
話を聞いたヒナコの顔は曇り、それを見たタルトの顔もたちまちのうちに曇っていくようすは、見ているのも胸が痛い。 それでも、暗い顔をすると少女がまた苦しみ出す筈だからと心象を表に出すことはなかったが。
小さく咳き込み出すタルトを見て、宥めるような微笑みを向ける。]
タルト、大丈夫だよ。 治療の中には大変なものもあるからね、タルトはそういうのを見ると苦しくなってしまうだろう? そのためにも、やっぱりここを離れないといけないんだよ。
(125) 2015/06/12(Fri) 23時頃
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[穏やかに嘘を重ねて、笑顔を凍り付かせタルトの背をさする>>122ヒナコに目を向ける。]
──ヒナコ、慌てないで。 困ったときには笑うといい。 暗い顔をしていると、そのうちそれが現実になってしまうよ。 タルトも苦しむ。
笑いなさい、それが何よりの薬になる。
[少し強めに言って。 タルトにあげようと、昨日作っていた小さなカードをヒナコに向ける。
『私が咳き込んでいたら笑ってください。 あなたが慌てると、私は苦しくなります。 あなたが悲しむと、私は息ができなくなります。 楽しいことを思い出して、嘘でもいいから笑ってください。』
ラミネートされたカードの表にはそんな言葉。 喘鳴にあえぐ少女の対症療法を知るものばかりが周りにいるわけではないと、昨日メルヤに症状を聞いて、文面を考えたものだ。]
(126) 2015/06/12(Fri) 23時頃
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本当だよ。 タルトはまだ小さいから知らないかも知れないけれど、お医者さんは一人で何でもできるわけじゃないんだ。 それぞれいろんな専門があって、たくさんの人がかかる病気ほど、専門の人も多いしいろんなところにそれ用の設備があるんだ。
けれど、ここにいる人たちの病気は、そんなに数が多くない。 だから、診てくれる人がいるなら、設備があるなら、患者である私たちがそこに駆けつけないといけないんだよ。
[刺すような視線を向けてくるタルトには半分の真実で説明を。 もちろん嘘は、“我々の各症状に対する専門医がいるかどうか”と言うことだけれど。]
(127) 2015/06/12(Fri) 23時頃
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うわああん 約束したもん!!! 読んで…げほ……げほ… 読んでくれるって約束したのに!!なんで!?
なんでええ……!? いや! 会いたい会いたい!!!会いたい!!!! 手品見たい!!話したい!! 会い………ひっ…ぜひぃ…
ゼヒッゼヒッ……
[オスカーお兄しゃんの顔にぶんぶん顔をふりながら苦しくてもその言葉をぶつけて泣き叫ぶ、机に突っ伏しながら息を引き攣り切らしながらどんどんどんどんぶつける。]
(128) 2015/06/12(Fri) 23時頃
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嘘だもん…タルト子供だから……
だからお兄ちゃん達も…おねえちゃん達も… センセーも…
[幼いながらに見た記憶、苦しむ私達に無理やり笑い 突然泣きだした前いた施設のセンセー、 子供と一緒にどこかに消えてって 二度ともうあえなくて 嘘の笑いで過ごしていた毎日 タルト達も気づいてて 無理やり笑うセンセーを見て私達も笑う。
みんなが笑顔の地獄の楽園はここでもなにもタルトには変わらない。
みんなの笑顔は嘘で私の笑顔も嘘!]
(129) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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>>123 そう。そう……だよ。見つかったから
[嘘を塗り重ねるのが辛い。 会いたい、という言葉に震える]
は、……い。 わかりました。
[オスカーさんの語調が普段より強くなる。 「暗い顔をしていると現実になる」……。 だったら――。
言いかけた言葉を、わたしはぎゅっと飲み込んだ。 オスカーさんはタルトちゃんを落ち着かせようと してくれているんだって わかっていたから。 >>126 見せられたカードには。 「嘘でもいいから笑ってください。」と書かれていた。 きっとタルトちゃんは、そんな病状なんだと理解する。]
(130) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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[ わたしもしっかりしなきゃ。 しっかりわらわなきゃ。 タルトちゃんが苦しんでる。
でも――でも。 なんで哀しいのにわらってるんだろう。 なんで……。
「なんで」という言葉が タルトちゃんの疑問>>128と重なって――]
……タルトちゃん、
[引き攣るような呼吸音>>128が、酷く恐ろしかった。 わたしは、わたしは必死に頬をもちあげようとして ――やっぱり、できなかった。]
(131) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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せんせ……
[――嫌、あのひとには頼りたくない。 また連れて行かれてしまう。
でも。じゃあ。どうしたら。 わたしはオスカーさんと、 タルトちゃんを交互に見て]
……せんせい、よんでくるね。
[逃げるように、それしか、いえなかった。*]
(132) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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ナナオとゆりは──ごめんね、その子たちとは会ったことがないから、聞いてきてはいないんだ。 せっかく仲良くなったのにお別れするのは、寂しいし悲しいよね。
[もう笑っているのに耐えられないと嘆く少女に、少しだけ眉を寄せて謝る。
──人の気持ちに堰を築くことなどできない。
少女が暴れ出しそうなら自分が押さえるからとヒナコには合図を送り。 泣きわめく少女の目の前に膝をついて、少し強引に手を握って受け止めようと]
(133) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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[青年は弟分の抱く不安を知らないまま>>118 青年は仄暗く翳る瞳を半分ほど閉じて、暫く外した目線をゆっくりと元へ戻す。
そうすれば、眉尻の下がる顔を捉えることが出来たか。]
ん、そうだな。 …何時の間にか。 オレよりよっぽど「兄ちゃん」って感じだよ。
タルトや、ヒナにとっては、ずっと――お前のほうが、さ。
[キルロイの頭を撫でる端、苦笑交じりにそう告げて。 嫌じゃなかったなんて言われれば、 そいつはよかったと笑みがてら、ふと、遠い目をした。]
(134) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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[青年の、辛かったなという言葉に嘘は無い。 けれど、…これから先、その言葉を眼前の弟分は何度味わわなければならないのだろうと鬱屈とした気分になる。 それこそ、死ぬまで引き摺っていくのだろうと、思う。>>120
…忘れないから、辛い。失くさないからこそ、辛い。 それは、幸せなようでいて、残酷なことだ。 失くしてしまう青年には、"つらい"気持ちは理解が叶わない。 それを、少しだけ"かなしく"思った。]
――…上出来。 ちゃァんと自分が何を思ってるのか言えたじゃねぇか。
…それに、少しでも楽になったならよかったさ。 人を慰めるなんざ性に合わねぇよ。――オレには。
[青年は言った傍から笑うなとは言わない。>>120 それは切り貼りした笑みではないものに見えたから、 咎めもせず、唯、喉の奥でくく、と笑って、一際強く弟分の濡れ羽色の髪を掻き回し、今度こそ手を離した。]
(135) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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[随分と時間が過ぎてしまっていたようで、窓を通る斜陽は赤光を過ぎて闇が混じり始めていたか。]
――大分話し込んじまったな。
あァ、悪ィ。 見舞い?に来てくれたのに茶も出せねぇで。
[切り替えるようにそう言えば。 青年は少しばかり間を空けて、]
少し――野暮用があってな。 これからちと出掛けようと思うんだが、お前は
[どうする?と聞きながら、 立ち上がって伸びをすれば、あくびがひとつ、床に落ちた。*]
(136) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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──うん、今は信じられないだろうけれど。 でも、きっと──みんな、いつかタルトに会いに来てくれるよ。
[元気になっているかも、形があるかどうかも判らないけれど。
そんな言葉を押し隠して宥めるくらいしか、全能ならぬ自分にはできないけれど。
──そうあればいいと、願っている。 この子らが、元気になって外の世界を見られればいいと、切に。]
(137) 2015/06/12(Fri) 23時半頃
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………俺にとっては、 シー兄ちゃんは立派な"兄ちゃん"だよ。
[相手を心配していた筈なのに、此方が励まされてしまった。 敵わないなぁ、と思う。 やっぱり"シー兄ちゃん"が好きだな、とも思う。
一際強く髪を描き回す指が、 離れていくのを少しだけ名残惜しく感じつつ]
ごめん。 随分長いこと居座っちゃった。 [相手の言葉に、つられるように窓の外を見つめた。 青味がかった世界に薄く黄色が差し込んでいる。 ……見たこともない空の色だ。 暗がりが増している事から、陽が落ちかけていると認識した]
(138) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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俺は、―――…ちょっと図書室に。
[どうするかと問われて、首を傾げながらそう答える。 眠たそうな相手の顔を見つめつつ、 野暮用って何だろうとぼんやり考えながら*]
(139) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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[彼の言葉を、ひとつひとつ噛みしめて。俺なんか、大したことないよ。ぽつりと呟いたのは決して謙遜ではなく、己の醜い部分までちゃんと知ってるから。
見上げられた視線に、こちらの視線をぶつける。彼の瞳の色に吸い込まれそうで何故か――安心した。
いつからか誰よりも遠く誰からも近くに立とうとしていた俺が。唯一……かなわないな、なんて素直に思えた人。
彼になら、頼めるかもしれないと思ったんだ。いつの間にか足は、図書室の扉の前へ。]
取りに、行くよ。 だからと言ったらなんだけど……
[足をとめて。困ったような笑みは、いつもの通り。見詰めるのは、手の内の淡紫。]
(140) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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“もしも”、俺に何かあったら。 ――――誰かに、こいつらの世話を頼んでもらいたいんだ。
[記憶を零す彼に、いつかの頼みを告げる意味。]
俺の部屋を見れば分かる、ってね。 キルロイはきついだろうし、タルトにあれを任せるのはちょっと酷かな。シーシャに花の育て方なんて分かるのかな…………ヒナコ、あたりに。たぶん彼女なら引き受けてくれるかなぁ。
[思い起こすのはひとりひとりの顔。見詰めるのは、目の前の彼の顔。]
お願いして、いいかい。
[手向けるのは、ひと房。自由の利かない右手に支えられた花々は、か細く揺れていた。]
(141) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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ぜひーぜひー… (いかないで…) [声にならずに手だけをひなこおねえちゃんに向けて行くのを止めようとする。 ひなこおねえちゃんの動揺がタルトに伝わって息苦しさと全身の痛みはますます酷くなっていく。けどそれより苦しいのは心の方、私は悲しませてるのにさらに悲しませるしか出来なくて笑っていても泣いていても相手を苦しませるだけで…
ひらりと舞った描いてくれたおねえちゃんの絵 手をにぎられてお兄ちゃんの胸に泣きながら咳込んだり引き攣ったり]
はぁ…はぁ…ぜひーぜひ…
[胸に頭を付けて握られたまま手をお兄ちゃんの胸に置いて震えだす。このまま泣けたらどれだけ幸せだろう。泣くだけ泣いて笑えたらどれだけ気が済むだろう
けれど泣けば病は急速に体を弱めてて小さな風邪の菌を勢いつかせて蝕わせる。菌は肺へと向かって宿主の中でぐんぐん育つ]
(142) 2015/06/13(Sat) 00時頃
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[そんな体の中の状態なんて気づかず>>137の言葉にコクコク頷きお兄ちゃんの胸を借りて甘えるように吐き出した。
息は苦しくても受け止めてくれたこと 悲しい気持ちは載せてはいても離せなくて 初めて感じた慈悲のような包み込まれた優しさは苦しさは緩和されなかったけれど心が暖かった。]
ぜふ…ふぅ……ぜ……ぜひ…、
[意識が……飛びそうに苦しいながらも顔をしっかり見たくて…、 タルトは優しい顔のが、好き… 悲しみに笑ってほしくない、悲しいときは泣きたい 優しい顔のが見たい お兄ちゃんの、優しい顔を見ようと手をギュッと苦しいなんてどうでもよいほど…]
(143) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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― 深夜の廊下 白衣の前 ―
[まだ"メルヤ"の名を出す前。>>17 青年にはセンセーに聞きたいことがあったから 先に"その話"を持ち出したのだった。]
あのさ、センセー、……鍵、失くしただろ。
[服の下にかかる"鍵"を示しながら、青年は嘯く。 センセーの目からはその形を知ることは出来ないだろう。 ココの廊下に落ちててさ――拾ったんだけど、誰のでもないって言うから。センセーのだろ?と。
センセーは、少し 慌てたようだった。 使ってないだろうね?とか、あそこは立ち入り禁止で、とか矢継ぎ早に言葉が足されていく。
嗚呼、隠し事の下手なセンセーだ、と青年は冷えた頭で思う。 青年の手にする鍵の"ひとつ"が何処のものか。 何となく、薄らと、理解する。]
(144) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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[――…その上で服の中から取り出したのは自室の机の鍵。 鎖に繋がれたそれが閉じ込めておくべき記録はもうない。
これなんだけど、とセンセーに渡せば露骨に態度には出ないものの、落胆したようだった。 それでも、仕事柄そうせずにはいられないのだろうか。 青年の手から小さな鍵と鎖を受け取るだけは受け取って。
――――……嗚呼、その後のことだ。 …メルヤの名前を口にしたのも、ケイトリンの名前を口にしたのも、……青年の意識が焼き切れたのも。*]
(145) 2015/06/13(Sat) 00時半頃
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