25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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[今までただ一人、囀るだけだったけれど。
こうして誰かと合わせる事も、楽しいのだと。 鳥は初めて知る。
ちらりと紅石榴を、琵琶を弾く佳人へと向けて。 ふわりと幼いかんばせに浮かぶ、花の笑み]
ああ…僕は。 歌と同じく、雲間の月へと――
[歌の合間に呟く声は、 笛と琵琶にかき消されて。誰の耳にも、届かない]
(95) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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てめぇも、人の話聞いてんのか? 俺の芸も知らないで 勝手に決めつけてんじゃねぇよブス。 手ぇ離せ。 何度も謂わすな。
あいつらの舞台を壊すつもりは 毛頭ない。
[それでも離さぬと謂うのなら 撲り倒してでも向かうだろう 怯むことのない眼 汚い口調は低く響く]
(96) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[再び伸びてきた華月の手を拒む気力も無かった。 ただ、その身は硬く強張っている。 震えを抑えるのに精一杯]
――癇癪玉には近づくなと、ボクは言った。 忠告を無視して命を失ったとしても、それはキミの浅はかな行動の所為だろう。
[椅子から立ち上がり、血の滲んだ足を引き摺り扉へ向かう。 後ろの舞台で響くなにやらを邪魔する気は無いけれど 無数の人間に囲まれるストレスに耐えられる気がしない]
言われずとも。
[部屋へ戻れと謂う その声に短く返した。 視線は上げない。
じわり、また滲む]
(97) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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―大広間・窓際―
騒がしゅうして、すまへん。
[はぁっと息吐いて、問いかけを向けてくる高嶺に謝罪を向けた。 その後、叩かれた手をチロリと舌先で舐める。
ロビンにかけた言葉ほど、手の傷のことは実は気にしていない。 あれだけのことで、手が動かなくなることはない。 ただ少し、花の年嵩として灸をすえただけのこと。]
ツンツンしとるのも、ロビンの個性やとは思うけどなぁ。
[そういうのも嫌いやないよ……と、常のように呟くも、>>94さくっと切るような高嶺の言葉に、苔色をその人の真意を伺う為に向けた。]
(98) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[それは満ちたる月の下、舞い散る花の嵐の中で鳥達が気ままに遊ぶような。
仕合ではなくじゃれあいである事は、昔馴染みのふたりにはよくわかっている。]
(99) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[全身で楽しいを発しているような雛鳥の微笑みに気がついて、 一つ高みに手招くように、こちらもニコリと微笑んだ。]
(100) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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…此処は"花"の祭の席だ。 此処に在っていいのは、花と花主だけ。
――…"子供"が居ていい場所ではない。
[それは、暴れる花にも聴こえるように 大きく。 買い言葉を返す花に、溜息を零すこともしない。]
……花の名を捨てるというのなら、部屋に戻れ。 ――…花であるのなら、此方で酌でもしろ。
[怪我をしていようが、関係ないと背を見せて。 それだけ言うと華月を見てから席へ戻る。 桜の色も、秋色も、それでもまだ駄々を捏ねるようなら その時は高嶺の名は、二つの花に剪定を入れるだろう。]
(101) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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…口のきき方すらなっていない花の芸など、 見るに値しないと言ってるのが解らんのか。
[呆れたような息しか出てこない。 ちら、と高嶺が駆けた声を耳にはさみながら]
ブスでも何でも構わんが、 そんなにお友達とやらが大事なら、 あちらをまず先に助けてやったらどうだ。 今ここでお前の芸とやらを披露するより、 お前にとってよっぽど有益なんじゃないのか?
[視線は窓際にいる花のほうを見やり、 それから小うるさい小型犬のような白花を見下ろす。 手元には侍従から拘束に可能なものが届いたけれど、さてどうしたものかと]
(102) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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小僧 カルヴィンは、舞台を翔け、琵琶を弾く佳人の傍へ。月明かりの中、寄り添うように楽しげに囀って。
2010/08/03(Tue) 03時頃
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[琵琶の音が危うい音を掬い上げてくれた。 感覚的には気づいたが、それを意識する余裕はない。 迦陵頻伽の呟きは尚の事。
そんな脳裏に白拍子の舞が閃く。 誰かと合わせるということを最初に教えてくれた舞。
滝から清流へと移動するように音律が変化した。 心の中に張り詰めていたものがするりと落ちてゆく]
(103) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[些か苦しげな笛の音に、 すまんすまんと手を差し伸べて。] [主あっての芸といえど、 やはり芸そのものも好きなのだなと 主がいた頃のように、白布に幻を描かず舞うは久しぶりで
ゆっくりと、旧友の音とじゃれながら ゆるりと終局へと向かう
それにしても舞台袖は一体何が起きているのだろうか?]
(104) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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困ったもんやなぁ……。 なにが、そこまで意固地にさせとるんやろか。
[確かに癇癪玉には近付くなと謂われ、手を出したのは華月。 その代償も実際の所なんとも思っていない。 気にしているような言葉を紡いだのも、唯の灸。
手に強張ったロビンの身体の感触が残る。 それは、相手の心に刹那触れたに等しいか。]
[高嶺の返答に、暫しの沈黙を返す。 それでもロビンが去ろうとするならば、止めることはしない。]
せやったら、酌しましょか。 少し、変わった酌やけど。
[盃に手を伸ばせば、そこに舞い降りる和紙の蝶。 手妻師が片手で刹那盃を隠せば、蝶は酒と変わっていた。 それを高嶺に差し出せば、受け取って貰えるだろうか。]
(105) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[時に煽るほど激しい気性を見せる己と、静かでも有無を言わせぬ凄みで正論を説く同じ顔の片割れと。 育った立場、通ってきた道、それがやはりにじみ出るものなのか。]
(106) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[舞も笑うように手を差し伸べてきた。 知らず、苦しい息の中、微笑を浮かべる。
それでもやはり外に意識向ける余裕はなく。 舞台下のあれこれも、開催主の妙な視線にも気がつかぬまま最後の一音までを吹いてゆく]
(107) 2010/08/03(Tue) 03時頃
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[続く高嶺の声 足を止めた冬色の]
花が――…静かに咲くだけと思うてか。
[掠れた声音。 くすりと、哂う]
此処は”何”のお祭りか ご存知無いのでしょう、高峰の引き篭もりさま。
[足に滲んだ朱は、じわり また広がっていく。 痛みを忘れたように、視界が悪いとは思えぬ確りとした歩みで扉へ向かい、両手で開いた]
幾重にも、幾重にも、御機嫌よう。 子供は、もう居りませぬ。
[振り返りざまに見せた笑みは、いっそ*凄絶な*]
(108) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[あちらでもこちらでも起こっていた騒ぎは収束に向かっているようで。]
……あれくらいできないといけない、ってことかね……
[ぽつりつぶやく]
(109) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[全ての音が終わる時。 鳥は疲れ果てたと謂う様に、膝をつく。
それでもそのかんばせは、楽しかったと。 笑みを浮かべた侭]
……これが、合わせると。 謂う事なのですね。
[息が乱れ、とぎれとぎれになりながらも。 満足感に身を浸して呟いた]
(110) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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見てくれや上辺で決めつけんじゃねぇよ。 てめぇらはいつだって堅苦しい口調で 何謂ってんだかさっぱりなんだよ。
話も通じねぇヤツに見せる芸はねぇ。
離せ、ドブス。
[拘束を振り払う 舞台へ上がるのは諦めざるを得なかった もしかすれば離れる際にその手にひっかき疵も付けたかも知れず 謂われるまま、冬色の彼へと近付こうと足を向けたか]
(111) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[音色の微々たる変調は、己の耳にも心地よく届いて。
鳴かず在りし鳥が鳴き、 咲かず在りし花の咲く、
―――春の望月の情景は花祭たるに相応しく]
……って、ぁ―――
[ぼうっと聞きほれている場合ではなかったことを思い出せば、 その内での騒動を知らぬまま、大広間へと急ぐ。 急いた余りに、紅長袴の裾に少しばかり足がもつれた**]
(@7) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[緩やかに舞い終えれば聞こえたのは>>108 青年は口元に手を当て…包帯の奥の紅がほそまる
が……すぐに、心を切り替えて]
宴も始まったばかり まだ、咲きかけの花は 時に花より棘が目立つもの けれど、名うての花主の方々なれば 棘の奥の蕾の美しさにも気付きましょう。 ……あまり、争わず美味なる酒と共に 月でも愛でませぬか?
[そう、舞い終えれば口にしたのは 騒がしかった舞台袖のほうへ]
(112) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[窓際へ向かおうとして、足を止める。 揉め事には近づかないのが信条。
立ち去る花の姿に、一度だけ見ほれる。 まだ子供。であるのにあの表情は、と。
さてどうしたものかと思ったが、琵琶の主のほうへと足を進めた。 楽に興味のない自分でも、その音が良いものだということはわかったから。 琵琶の主に寄る花の囀り。
二人のほうへと足を進め、しばらくはその音を聞いて]
(113) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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…余計な事を、外に流すな。
[それをこちらで呟いたからにはそれなりの理由もある。 霞のほうを僅かにらんだが、結局はため息に変わった]
(*13) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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…っは、ぁ。はぁ。
[額には汗。耳にまで響くような動悸。 精根使い果たしたような気すらするが、そうもいかない。膝をつく雛鳥のようにあって良い時はもう過ぎてしまった]
私は、夜光。 どうぞよしなに。
[舞台の外へ向けて告げ、一礼。 それから舞手と琵琶の主に向けて、深くもう一礼]
ありがとうございました。
[声の最後が掠れるのまで止める力は残っていなかった。 もう立っているだけで精一杯だ。 イアンの声にようやく騒ぎがあったを知るという有様]
(114) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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小僧 カルヴィンは、説法師 法泉が此方へ向かうのに気づけば、佇まいを直して。息を整え、花としての笑みを。そのかんばせへ。
2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[ロビンの言葉に、少しばかり眉が寄る。 俯いた時とは打って変わったその貌に不穏なものを感じ、 何故だかわからぬが、子供相手に軽く睨む形にもなったか。
桜の色は如何動くか。 気を遣ったのか、此方に来る華月を見る。 溜息は飲み込んだが、気難しい貌を変えることまでは できず、けれども差し出された盃の手妻には黒檀が瞬く。]
―――…水ならば、もっと有難かった。
[潜んだ声で、そう呟く。 元々下戸であり、今は少し疲れていたから。]
(115) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[ロビンの去り際の凄絶な笑みに、ぞくりと背を走るものがあった。 我知らず、返すように零した笑みは、婀娜っぽいもの。 それは、僅かの間に消え失せる。]
[求められるなら、そのまま花主たちの酌をして回ろう。 その途中、虎鉄の姿を見止めれば、未だ彼の人の不自然さに正しく気がつかぬまま*微かに微笑を向けた*]
(116) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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手妻師 華月斎は、舞台の即興が終われば、花主の邪魔にならぬ程度に*賛美の視線を向けた*
2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[最後の一音の余韻にしばし目を閉じて。]
多少これで、見所のあるものも見えたでしょうかね。
[疲労の中にも何かを掴んだ様子の雛鳥を、微笑ましげに眺める。]
あぁ、それで…お前は何が出来るのだい? 止めるのは、それを聞いてからでは良かっただろうに。
[自ら煽っておきながら、その言い様はあまりにアレだが。 若桜と本郷と。何処か似たような気性の二人は、全くそりが合わぬか、うっかり合えば吸い付くように添うかのどちらかであろう。
そも、本郷の慕う昔の花も、最初は酷く仲が悪かったのでは…。]
(117) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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水……そりゃ、気つかへんで申し訳あらへん。
[高峰の言葉に、次の瞬間、袖口から取り出したグラスには、なみなみと真水が注がれている。
少しだけ瞬いた黒檀に、苔色の眦は*微笑んでいた*]
(118) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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いえ、此方こそ楽しませていただきました。 ありがとうございます、夜光殿
[>>114の声に振り返る笑ってこたえて ……それから次いで、琵琶の音がした方へ]
それにしても霞月夜殿。水臭いではないですか。 旧き仲なのに今まで声をかけてくださらないとは。 こちらは、視界がこうである故に 音がなければ気がつけないと言うのに。
(119) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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[向かおうとした時には既に遅く 恐ろしい表情を浮かべて ロビンは行ってしまった その表情を見て、其れ其れが何を念うかは判らねど ...は、]
ロビン…っ!
[己の瞳が霞みがかるほどに 哀しくも、恐ろしくも念えた 後を追い今直ぐにでも抱きしめて仕舞いたい]
[けれど 向かうことが出来ぬのは理由在るが故 嗚呼きっと 今心細いのはロビンだと知りながら 向かえぬ自身に腹を立てた]
(120) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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ひとの裏も見えぬものに、意味などわかるまい。 ――存外に、小心よの。
[恐怖と怒りと羞恥 憎しみ、悔しさ、幾つもの波に呑まれ 小さな冬の白はあっという間に攫われて――――
朱が言の葉紡ぐに至った経緯など、話してもせん無い事。 擦れ混じる声音でからかいの言葉を送った**]
(*14) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 03時半頃
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あぁ、乾の住職様のご子息でしたね。 挨拶にも行かず、とんだご無礼を。
[傍へ来た僧侶に緩く頭を下げて淡く笑む。]
この立場になっていまだ日の浅い若輩者です。 お父上には兼ねてよりお世話になっておりました。よろしくお見知りおきを。
[そう挨拶をして、舞台上の花が頭を下げるのを見るとニッコリと軽く会釈した。]
(121) 2010/08/03(Tue) 03時半頃
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