229 流水花争奪鳥競争村
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― side:N-2 ―
ちょっと、アニキ!!
[いきり立って兄に詰め寄るのはお門違いだが 自分にも他人にも厳しい兄は、 しかしわたしには甘いことをよく知ってる。
驚く素振りもなく、上半身だけで振り返ると 首を傾けて話を聴く姿勢を作ってくれる。]
巫女って、なんなの?
[――何も違わないと思っているのに、 他人が、大人が、彼女を特別視するのが嫌だった。]
(93) 2015/07/04(Sat) 03時半頃
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[巫女さまに馴れ馴れしすぎるんじゃないかとか 上級生にちらっと言われたこともあった。 羨ましいとか、ずるいとか、そんな声も聞いた。
節度がどうの、失礼がないようにとか そんなこと気にしてたらやってらんないし。
ぜんぶまとめてはあっかんべしてやった。 アマルテアにはナイショだけど。]
(94) 2015/07/04(Sat) 03時半頃
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[問いかけに、きょとり、と見下ろす黒い瞳。 ややあって、開きかけた口を ばふっと塞いだ。]
巫女がなんたるかってことじゃないから!!! それは しってるよ!
[はふ、と息継ぎをすると、「そうか」と一言。 兄もきっと、"巫女"を特別視している人の ひとりだ。 あからさまではないし(むしろ表面上わかんない) アマルテアと何をしようと注意をされたこともないけど。
――だから、そう。 これはやつあたり。]
(95) 2015/07/04(Sat) 03時半頃
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……ごめん。
[暫くの間をおいて、ぽそ、と謝る。
巫女を巫女だと思っている兄は、 けれど私を咎めたことなどただの一度もない。]
今だってほら、優しい。
これで部活では鬼部長って言われてるんだから謎い。 仏頂面じゃなかったらモテたかもしれないのに。
残念だ。]
(96) 2015/07/04(Sat) 03時半頃
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[アマルテアはだんだんと忙しくなっちゃって 卒業を迎えた後は殆ど会えなくなってしまった。]
リッサー。 アマルテアは元気?
[みかける度、にへっと笑って問うてみる。その遠さに。 今更ながらに彼女が巫女であることを痛感するのだ。]
会いたいなぁー。
[間延びした声。 見上げた空は青く、空気は澄んで、流れる水は清浄で。 それらに触れることで彼女の存在を感じるのだ**]
(97) 2015/07/04(Sat) 03時半頃
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孤高天使連合 ナナオがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(孤高天使連合 ナナオは村を出ました)
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― side:K ―
[この世界には巫女がいる。
気が遠くなるほどむかしむかしに 汚れに満ちた大災害から世界を救ったいう巫女が。]
―――アマルテア・レウォス?
[だからナナオが初めてその名を口にした時、 巫女とどうやら友達になったらしいことに素直に驚いた。]
(98) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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[妹は話が――取り分け友達の話が大好きで 毎日のように学校で何があったとか、 アマルテアと何をしたとか、そんな話を聞くものだから 巫女、という遠い存在にも徐々に輪郭と温度ができた。
自身がアマルテアと話す機会は殆どなかったが 学校行事とか放課後のショッピングやカフェ巡りなど ナナオと一緒のところをたまたま目にすることはあったし、 ばったり会って言葉を交わしたこともあった。
ナナオの兄、程度のそんな距離感で。 巫女らしく扱うことも、親しく接することも なく。]
(99) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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[卒業後は、志願していた神殿の警護隊に。
皆を守りたい。
平和を維持したい。
皆に笑っていてほしい。
それは、巫女を守るのが一番の近道だと。 皆が幸せである方法だと信じて疑わなかったから。
ずっとずっと 決めていた進路でもあった。]
(100) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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[暫くは門番だとか、神殿の警護。
巫女に会うことも巫女を直接警護することもなかったが 誰かがこなすのならば自分は自分の任を果たすだけ。
――巫女が守られているならば、それでいいと。]
(101) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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[護衛の任につき始めたのは、 "あいつ"が亡くなって最初の遠出の時だったか。
アマルテアとは久々の再会だったけれど すぐに会話が出来るほど過去に交わした言葉は多くなく、 自分は口が達者なわけでもなかったから。
初の護衛ということもあり、ろくろく話はできなかったし 彼女の表情が堅いことも、笑顔の違和もそれゆえと思った。]
(102) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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[それでも、幾度かこなせば会話も増える。(>>18>>19) テントからひょこりと顔を覗かせたのは、現巫女で。]
何してる? 危ないから中に――
[敬語を使うことこそなかったが、真面目さは滲む。 『仕事』と言われれば、少しの間を置いて、ああ、と頷く。
何度目の護衛にあたるのか。
再会して、言葉を交わすようになってから少しずつ―― 迷いが出ていた頃合いの問いに。
目をわずかに見開き、考え込んだ。]
(103) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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……そうだな 守りたいと、 思ったからだ。
[言葉に違いはない。 嘘も偽りもない。]
巫女を守ることで、 皆の笑顔や平和を守れると 思っていた。 皆の願いも、守れると。
[けれどその言葉にはひっかかりを覚えて、 知らずと過去形へ変わる言葉に彼女は何を想うだろう。]
(104) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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[誰もが巫女を敬い、崇める。 過去の悲劇が起こらぬように、 皆が幸せであるように――
護り、敬い、育む。
"皆の幸せ"は、同時に”皆の願い”だ。]
(105) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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ただ――
[星を見つめ、言葉を探す。 目の前にあるのは、ナナオと仲のよかった巫女の姿。 そう、今や 立派な巫女 の。]
その"皆"の中には "アマルテア・レウォス"はいないのか、と――
そう 思ったことは、 ある。
[――言葉を攫うように、ザァっと強めの風が吹く。 反射的に巫女を庇うと、風が止むまではそのまま。]
話は終わりだ。 もう休め。 休むことも『仕事』だろう?
[ずるい言い方だが、体を休めることも仕事のひとつ。 もやもやしたまま其れ以上語るつもりもなかった。]
(106) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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[結局、その話はそこまでで。 違和が、疑問が払拭されることはなく、日々は過ぎる。 迷いを抱いたまま、賑わい出す里に。
いっぱい笑って、いっぱい泣いて。
時には怒って、また笑う――くるくる変わる表情は
ナナオと何も違わない、一人の女の子のはずだった。
――やがて届く、召集に。 書類の内容に目を通しながら、眉間の皺を深くした**]
(107) 2015/07/04(Sat) 04時頃
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― to:エフ 1 ―
[ぱっ。 ぱっ。と変わる画面。] [学生時代の同級生もごろごろといた。当たり前だけど。]
[会いたかった顔。懐かしい顔。 昔の男はあらかた書類で落とした。]
……
[ぱっ。][瞳だけが画面に動き、暫し、止まる間。>>32]
(108) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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―――…。
[画面越しに見た顔と、思考したのは 別の顔。 薄く口を開くより先に向こうからの言葉。>>33]
…、 そ。
[彼にも声が掛かっている事は知っていた。 ただ、希望しないなら無理に通さなくてもと思っていたけれど、]
(109) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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―――、でもさ… やっぱ …、 顔は そっくりじゃない。
[浮かない顔のまま、それだけ言えば、 「▶次」のボタンを押して画面から
その顔を*消した。*]
(110) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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― to:ラルフ 1― [幼い頃から髪型はお母さんと同じ!と言って切ってもらっていた。 綺麗に切りそろえられた髪。 その髪を編みこんで三つ編みをしてくれたのはいつも母だった。 父親譲りの髪の色も好きだった。
2人が仕事で忙しい時は神殿の中で侍女と一方的なかくれんぼや追いかけっこをしたり、厨房に忍び込んでつまみ食いをしたり、門番さんの横に一緒に並んで、えっへん!と胸をはってみたりした。]
らるふ? はじめて見る顔。はじめて聞く名前ね。
(111) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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わたしは、アマルテアよ。
[ある日、また一人友達ができた。 遠くから里に越してきた歳の近そうで、まるくてぷにぷにしておまんじゅうみたいな男の子。 得意気に神殿の案内を申し出て、新しい友達が増えた事を素直に喜ぶひと時。]
(112) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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[あの頃の好きな子はカルヴィンという名前だった。 ザッハトルテをラルフが作ったと聞けば、おんなじね!と嬉しそうに笑った。 どうして彼がお菓子を作ったのかとか、彼の家はどうだとか、 そういう事を聞く事はないまま、少しずつ時だけが流れていった。]
(113) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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[―――きっかけは何だったのか。 よく覚えてないけど、きっと色々と蓄積してきた何かと。 周りの目と、自分の巫女としての力の強まりと。]
…ごちそうさま。
[いつもは美味しいご飯なのに、全然喉を通らなかった。 もう少しで中学校に入る手前の時。 はじめて沢山ご飯を残した。 お婆ちゃんに、ちゃんと食べなきゃと言われたけれど、 そんなこと自分が解っている。 解っている事を注意され、自分の思いが伝わらないもどかしさと理解してくれない祖母に対して苛立ちが溢れて、]
ごちそうさまっったら ごちそうさまなの!!
[がちゃん!と意地を張った声でテーブルを叩けば、椅子から飛び降りて部屋へと戻っていった。]
(114) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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[その日の夜、あのまま布団の中に潜り込んだ。 ただ、夜中にどうしてもトイレに行きたくなってしまったから部屋を飛び出した。 廊下を警護していた男の人の死角をついて抜け出すのなんてこの歳になればお手の物。
だけど、トイレの帰り道。 思いがけない人と出会う事となった。]
えっ?
[>>81 柱の影からの突然の声に驚いて両腕を身体の前に抱いて警戒の色。]
あ、ラルフくん… でもどうして、こんな 夜中に…
(115) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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え? え??
[ご飯を食べてない事を知っていて、お腹が空いていないか心配されて差し出される水差し。ついでに果物をひとつ。コップを取って来るといって消えていくラルフの行動に、?…???ってなったまま何も言えずに見送ってしまった。]
……なんで 知ってるの。
[友達の彼の祖父が厨房にいる事は何となく知っていたけれど、夜中に私に食事を配膳するのが仕事とは思えない。手に持った水と果物が、安全なものかどうか、それも――わからない。]
(116) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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[――、考えが汚いな。と、子供ながらにおもう。] [どうして行為を素直に受け入れられなくなってしまったのか。]
[それは私が、普通の女の子とは違って―――]
…、…
[結局、手に持っていた水も果物も口にする事ないまま、 衛兵に見つかって部屋に戻るように言われるのだった。]
(117) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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[その後、ラルフに、そして彼の祖父に何があったのかは知らなかった。 だけど、怒られたんだろうな、とは子供ながらに解っていた。
やがて届いた一通の手紙。>>86 目を通し、子供の時のややいびつな文字で返事を書く。]
(118) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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『ラルフくんへ
このまえは、ごめんなさい。 でも、もうあんなことはしないでください。
わたしはもうげんきです。
きのうはサンドイッチに入っていた きゅうりもちゃんとたべました。
またいっしょにあそんでね。
アマルテア 』
[侍女のリッサを呼びつけて、手紙を他の人に気付かれないようにラルフにちゃんと届けるように伝えた。**]
(119) 2015/07/04(Sat) 14時半頃
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― to:キルロイ 1― >>104
守りたいから、……か。
[それで死んじゃ意味ないのに。 続ける言葉は心の中だけ。]
随分と真面目な理由だったのね。 …、顔に似合わずロマンチストみたい。
(120) 2015/07/04(Sat) 15時頃
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