3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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ケイト = グリフィ ズ……。
[それが 名前。]
…… ちょ 何。 騒がしいけど。
[人が 多い。]
(*120) 2010/03/02(Tue) 00時半頃
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ケイト=グリフィズ…
あの子、ちょうど今、わたしのところに――
(*121) 2010/03/02(Tue) 00時半頃
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…キャロライナの様子がおかしいんだ。気をつけろ。
…… 、…え、…今、そっちに、ケイトが…?
[思うは、去り際の――]
――…、…… …ケイトは
たぶん、迷子なんだ。
(*122) 2010/03/02(Tue) 00時半頃
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え?
[不思議そうな、声は両方共に。]
迷子 …… ?
[ああ。]
そう だね。
[隠れ鬼、隠れ鬼。隠れたまま、見つけてもらえない。 迷い子、迷い子。彷徨っている、闇の中で。]
(*123) 2010/03/02(Tue) 00時半頃
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あ、わたしの方はすぐにいってしまったから大丈夫
迷子、なら さみしくて泣いて癇癪起こすのも道理ね
(*124) 2010/03/02(Tue) 01時頃
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何 してんだよ!!
ばっか やろ ……。
(*125) 2010/03/02(Tue) 01時半頃
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――、… 何
[怪訝そうに、眼を見開いたのが見えたろう。]
(*126) 2010/03/02(Tue) 01時半頃
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なん、だよ 。
何、自傷趣味でも あるの。
[怪訝そうな表情に、右眼の青が薄紫を 不思議そうに 見た。]
(*127) 2010/03/02(Tue) 01時半頃
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あんまり友達に心配かけちゃ だめ [薄紫にぽつり]
(*128) 2010/03/02(Tue) 01時半頃
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……そうじゃない。
[――気を紛らわすため、とか。 ――それに痛みは丁度いい、と思っていた]
……、
…――ただの癖だ
[だめ、と謂う声には、困ったような、 きまり悪そうな気配が、あった。]
(*129) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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…… 癖 。
[そう、と、小さく。]
でも 気をつけな よ? お人よしが、多いから さ。
[ばつの悪そうな、そして見える姿に、苦笑を漏らした。]
(*130) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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――……、
……、知ってる。
[そうして、一度ドナルドの方を見た。 伏せた眼は、複雑な色だった。]
…、何で今になって。
[今だからこそ、なのかもしれないが。 わからない、と呟いた。]
(*131) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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……そんなにあぶなっかしいかなあ [拗ねたような声がぽそり]
(*132) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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…なに拗ねてるんです。
(*133) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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…… そうだね。
[吸血衝動に襲われていた時も、そう言っていた。]
な、踏み込まれるの 厭なの ?
[少し、だけ、踏み込む。 踏み込んでしまったのは 何故 だろう。]
(*134) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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え。
[>>*132拗ねた声色に、割合と本気で驚いたような声を返した。]
…… 言った、と思うけど。
[くすり。小さく 笑った。生徒の、笑い。]
(*135) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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気にしないで、きみたちは青春の話をしてなさい。 私、聞いてないふりしてるから。
――あ、笑ったわね、もう。 そんなこと言うの君くらいだと思ってたのに。
(*136) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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…… いや、生徒の大半はそう思ってると思う よ?
[くす。また笑う。 今は失ってしまったあの日常のような会話が。 ひどく懐かしくて。 恋しい。]
(*137) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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[だから、か。 踏み込んでしまったことを誤魔化すためか。
目前の彼にも冗句を口にする。]
(*138) 2010/03/02(Tue) 02時頃
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――、…
[踏み込まれるの]
[厭なの。]
……――、それは、
[僅か、うろたえたような気配。]
…関係、ないだろう。
(*139) 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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……――
…、――
[ぼんやりと、遠い日常を思う。 青春、と 彼女は言う。]
別に、そんなんじゃ、ない。
[顔を背けるような。気配。]
(*140) 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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―― …… そうだね。
[関係ない。 そうだ。如何して、訊いた のか。 ごめん、と謝ろう、として。]
本当は 嬉しい のかなって。
[呟きのように小さな声で ぽつり と。 狭い視界に、見えてしまったのは――泣きそうな 貌。]
(*141) 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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[生徒会室前廊下、ちらっと、室内をにらむ ふり]
(*142) 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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違う
[―――刻むような言葉が、落ちた。]
…ちがう。
……――
(*143) 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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…… そ っか。 ごめん、変なこと 訊いた。
[否定の言葉 本心かはともかく。 それが返れば、これ以上、踏み込みは、しない し。 *出来な かった*]
(*144) 2010/03/02(Tue) 02時半頃
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――べつに
[背中で答える、奇妙な感覚]
[この手ではピアノは弾けない] [この手ではつかめない] [この手では]
(でも、欲しければ手を伸ばし続けるしかないのよ)
…… …――わからない。
[呟きは闇に、後には、紙を捲る音が響く*ばかり*]
(*145) 2010/03/02(Tue) 03時頃
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う……
俺、好かれてるんかねぇ……。
(*146) 2010/03/02(Tue) 07時半頃
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…… そうかもな。
(*147) 2010/03/02(Tue) 08時半頃
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好みじゃねぇのにな。(←殺されます)
(*148) 2010/03/02(Tue) 08時半頃
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…そういうこと謂ってるから 来るんじゃないのか。
(*149) 2010/03/02(Tue) 08時半頃
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