173 【突発RP村】夢の通い路
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[女主人の部屋への来客は、始めてではなかったか。 いや、先ほどの女の子がいるから二人目か。 女主人は、扉を開く。 というより、開けと思えば開くものなのだ。]
あら
[そこには、ここに来る時に酔っていた男の姿があって。]
目は覚めたのかしら、お兄さん
[そんな声が、聞こえてきたことだろう。]
(79) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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[続いて、テーブルのオブジェを手に取る。 それはオブジェではなく、自分の仕事の結果だった。
便利ツール19号(仮)。 社内では評価は割りとよかったのか、一般向けの展示会に抜擢された曰くつきの品。] 私の作品、何故此処においてあるのだ。 いや、何か書いてある―。
[今までの流れとは異なるオーパーツに疑問を隠せず怪訝な顔をして調べる。すると、底側に、汚い落書きのような字を見つける。
こんな文字は自分は入れた覚えが無い。そう思い、何を書いてあるのか読もうとして―危うく作品を落としかけた。]
(80) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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[自然に天井を仰いだ。落とさぬよう作品をテーブルに置く。 顰めた面を強く変化させながら、観念したかのようなため息を何度も吐いた。 そうか、そういうことか。ああ。だからか。 その言葉を何度も繰り返している。
『―何コレ、ただのガラクタじゃん。捨てちゃおうよ。』
落書きは、子供の字でそう書いてあったのだった。]
(81) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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お兄さん。 嬉しいね。そんな呼び方はもう十年近く聞いた覚えがない。
[彼女の言葉を、軽く繰り返す。前回聞いたのは繁華街の客引きの言葉だった気がする。]
目は覚めてねえな。 酔いは冷めたが、代わりに逆上せ上がってしまったからな。
[彼女に晒したのは今までと変わりない姿格好。違うのは、ワイシャツのボタンがしまり、ネクタイが結び直されていた程度か。何故か、手には薔薇の花束が握られていて]
デートのお誘いに来た、と言ったら受けてくれるかね。 こういうのはハイティーンのダンスパーティー以来だから、やり方を忘れちまった。
[ギネスのアドバイス>>56通りに、手にしたそれを彼女に向けて差し出した。幾本でも手に入るのならば、多い方が派手だろう。]
(82) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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あら?
[麩の向こうでは、男が何故か花束を持って立っている。 ワイシャツのボタンが止められて、ネクタイが結び直されて。 酔いは覚めたとの言葉通りなのだろうかとも思ったけれど。]
私なんかをデートに?
[酒はまだ、残っているのではなかろうか。 そんな風にも、思えてしまって。]
構わないけれど
[何の意図があるのかは、わからなかったけれど。 女主人は、その申し出を受ける事にした。]
(83) 2014/04/21(Mon) 02時半頃
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[花なんて、もらったのはどれだけ昔の話だったろうか。 記憶の中に、それがあったろうか。 探ってみたけれど、浮かんではこなくて。 どうしたらいいのかも、よくわからなかった。
とりあえず、花束は部屋に置いていこう。 持って歩くのは、恥ずかしいし。]
どこにエスコートしてくれるのかしら 教えてくれないと、衣装が選べないわね
[女主人は、首を傾げる。]
(84) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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"なんか"。
[屋敷の空間からミステリアスを彩る薔薇の花束は手渡すなり、玄関脇かどこかに置くなりして手放しつつ、また繰り返した。]
いやいやいや、 古来から男はミステリアスな美女には興味津々だろう。
[此処は基本的に自分の心に向き合う場所。他人に、住人に関心を抱く人間は少ないのかも知れない。自分の願いが他人に向けられている自分のような存在は今まで果たしてどれだけいたのか。]
もしイケル口でしたら、酒でも飲みません? メリーゴーランドの方が良ければそちらでも構わないけど。
[いつしか花束の代わりに徳利が一つ。]
(85) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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ヤヘイは、ジェニファーとすれ違った気がするが何とかなる気がした。
2014/04/21(Mon) 03時頃
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[家族で田舎に旅行に言ったのは15年くらい前のことだっただろう。今大事なのは旅行の道中ではなく、帰りのことだ。
両親とバスの停留所―池で拾った金属板の駅で―バスを待った。家にはメジャーなバスとローカルなバス、どちらを使っても家に戻ることは出来たのだ。
本当に偶然なのだろう、先にローカルバスが来た。 両親は気にすることなくバスに乗り込もうとする。
だが8歳のギネスは新しいバスに乗りたかったから嫌がった。 『古くていやだ』『何で走ってるの』『こんなバスいらないよ。』 散々な文句と駄々をこねて、両親を怒らせた。
―本当に古いからしょうがないですよ、坊やごめんね。
確か、バスの運転手はそう言ってドアを閉めた。 寂しいか、辛いか、そんな表情だったような気がする。]
(86) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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[子供の言葉は真っ直ぐで、真っ直ぐに刺さることを知らなかった。仕方ない、子供に罪は無い、正論で、しょうがないことだとしてもだ。それがどれだけのダメージがあるのか、あの時わかったんだ。
確かにバスの廃止の時、乗らなかったことを勿体無いとは思った。だけど、それ以上に運転手にきちんと謝って、その上でもう一度やり直したかった。
だけどチャンスはもう無い。 バスは廃止され運転手も引退し生きているかも分らない。
だから、忘れていたのではなく、忘れようとしたのかもしれない。いや、蓋をしようと決めたんだ。]
(87) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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確かに、探し物は見つかった。 だが、この探し物は、取り戻せるのだろうか。
[何十度目のため息を吐いて、目を瞑り、顔で手を覆い、俯く。 暫くの間、感情の奔流が思考を完全に停滞させていた。]**
(88) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2014/04/21(Mon) 03時頃
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あら、お上手
[興味を持たれるというのは、悪い気はしない。 酒でもという言葉に、頷いて。 どうぞと掌で指し示せば。
今までは壁であったそこに、縁側があって。 外の景色がはっきりと見えた。 空には満月と、多くの星が浮かんで。 眼前には木々が広がっている。]
お酒の誘いを断る気はないわ 白馬の王子様を夢見る歳でもないもの
[月見酒でも、と語りながら。 女は縁側に腰を降ろした。]
(89) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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ジェニファーは、ヤヘイに平気だと思うと微笑んだ
2014/04/21(Mon) 03時頃
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残念。王子様は免停中か。 では、遠慮なく。
[指し示されたまま、提示された箇所へ腰を下ろす。江戸切子のぐい飲みを二つ取り出して、『酔仙』の入った徳利から注いでいく。]
それじゃあ――
[一つのぐいのみを彼女に渡し、乾杯の音頭と共に切子の音色を静寂の広がる光景の中、小さく響かせる。]
この店の名前『月見草』って言うんだってな。 店の名前はキミの趣味かい?
[一息に干せば、夜空に星々を引き連れるように輝く大きな満月を見上げて、尋ねる。]
(90) 2014/04/21(Mon) 03時頃
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ええ、王子様は休業ですって
[乾杯と、合わせた盃と。 甲高い音色を響かせて。 軽く煽る、注がれた清水。 問われた店の名に、目を細めながら。 眺める月は、紺に一つ。]
ええ、ここは月見草よ 私がつけたの
[この名は気に入っている。 自由な心と無言の恋。 そんな店の名を、気に入っているんだ。]
気に入ってくれた?
[だから、問うてみよう。 視線は月に注がれたままで。]
(91) 2014/04/21(Mon) 03時半頃
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そうか…
[呟く。喉の奥で悪戯にひりつかせるのではなく、舌の上で転がし、芳香を味わうのは久方ぶりだ。 乾した盃に自然に代わりを注ぐ。彼女の分も。]
……月の光のように優しい、な。 こうして幾ら見上げても眩しくない。
いつまでも見守ってくれるような、 ――待ち続けてくれるような。
[気に入ったかと聞かれ、そう答えて視線を月から傍らの彼女に移す。月を眺め続けていた彼女の表情は月の光に淡く照らされて、どのように映っていただろうか。]
(92) 2014/04/21(Mon) 03時半頃
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[自然に注がれる、次の一口。 それを啜りながら、言葉を食む。]
月見草は、月を見上げる花だもの
[彼の言葉が、何に向いての言葉なのかはわからないけど。 褒めてもらっているのは、なんとなくわかる。 だから微笑もう、月に向かって。]
いつまでも、見守るのよ いつか願いが叶うまで
[視線は感じているけれど。 視線を遮る事もせず、視線を返す事もせず。 ただそれを受けるにとどめて。]
貴方の願いは、見つかったのかしら?
(93) 2014/04/21(Mon) 04時頃
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