47 Gambit on board
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[医療班に運ばれるサイモンを見送る。]
師団長以外は入れないなら。 犯人は師団長の誰かという事になるね。
[簡単に導き出される結論。 その確信は置かれていた紙を目にしたディーンやサイラスがすぐさま円卓会議を開くとする事により、強化させる。]
――…害悪だ。
[表情は変わらないまま小さく呟くと、パリと小さく静電気が弾ける。 しかし、それもキリシマが到着する頃に制御装置によって抑え切られ。 やがて号令がかかり、師団長達が円卓会議の為に移動しだすと、静かに会議場へと*向かった。*]
(67) 2011/03/23(Wed) 13時頃
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― 選帝資料書庫→会議場 ― [ハッシも視界に引き続き本人が現れる。 人が増え始めた書庫で、先に一瞥した グレイシアの言葉は素直に憤って良いのか? と、思う感覚に近く ハミルトンやバーナーとの温度差は 任地の差だろうか?と思案した]
……ありがとうございます。
[マイコフが申し出に頷き返すのに、御礼を。 アークライトが到着していれば、 よろしければアークライト師団長も、と 声をかけた。]
[会議場への移動で部屋の外に出れば 入室しないまま会議場へと向かう様子のキリシマに 緩く首をかしげた後、エンライを思いだし納得する、のだが。]
(68) 2011/03/23(Wed) 13時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 13時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 13時半頃
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[表情変化を余り目にしない 薄灰が刹那細そまるに気づく]
[その後、会議場で聞いた意見は 感覚的に馴染むものだけれど 刹那の変化が、チリ...と、燻るものを溜め込ませ。]
(*17) 2011/03/23(Wed) 13時半頃
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―書庫前―
聖殿に異変はないのですね。
[その場で知るべき事を知り、やるべきことを済ませた後。 サイラスに二皇子の現状を確認して頷いた]
…両皇子殿下の警護においては、たとえ第1師団長が不在でも近衛兵に任せおけましょうか。 なれば、会議に集中すると致しましょう。
(69) 2011/03/23(Wed) 13時半頃
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[会議室へ向かおうと身を翻したところで、唇が震えて歪んだ。 笑みの形へ]
[片手で、引きつるように吊り上がる口元を覆う。 白い手袋の合皮の臭いで血臭が遮られた]
………。
[眼を伏せ、垂らした尾を微かに振る。 二秒、三秒、 もう少し。
笑みが消えると、ゆっくりと、思考を切り替える。 私《オフ》から 公《オン》へ]
(70) 2011/03/23(Wed) 13時半頃
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―会議室―
[現場の仔細については会議の中で知った。 サイラスから残された書面を見せて貰えば、 黙って眉を寄せる。
一連が、見える通りに一貫した作為なら、 ただ反発を受ける方法だと評するだけに留まらない。 それでも流血を選ぶからこそ覇道と言うのかも知れないが**]
(71) 2011/03/23(Wed) 13時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 13時半頃
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『マイコフ師団長殿。 先ほどお話した会議に纏わる我が考えだが、一度忘れて頂きたい。 ……状況が変わったゆえ、少々考え直さねばなるまい』
[密やかな音を、イワノフの耳元に届けた]
[袖の喪章を確かめるように触れながら、→会議室へ**]
(72) 2011/03/23(Wed) 13時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 14時頃
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―会議室―
[空気は晩よりも重い気がした。第4師団の席から激昂を交えた声が響く。 彼は第一皇子を推すと主張していた。なればこそ、この状況には憤りを隠せないのだろうか。
一方、自分はといえば。会議において率先して発言することもなく、先程視た書庫のことを思い返していた。 彼の力を知る者の犯行であり、また師団長クラスより上でなければ行えない。
議論が白熱しようとも、まともに整えてくる暇のなかった濡髪が身体を、思考を冷やしていく。氷の、ように。]
(73) 2011/03/23(Wed) 15時頃
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―会議室― [第2の席に着けば、首座と第1を除いた席が埋まるのを、 沈黙の内に待ち続ける。気難しげな表情ではあるが、それは常のものであった。
口火を切るのは常から穏やかな第4師団長であり、 その言葉から滲む、押さえきれぬ激情は、 改めて只ならぬ事態を感じさせるものだろう]
[そしてベネットの視線に、紫眼はそちらを捕らえた]
……見せしめだけには留まらん、と見るか。
まずは、各々身辺に用心召されよ、と申しておこう。 聞き及んでいることと思われるが、第1師団長は眼をやられた。 それは能力を周知の上での襲撃である、という事実に他ならん。
[組まれた腕の上を、長い指先がいらだたしげに一度叩いた]
(74) 2011/03/23(Wed) 15時半頃
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無論、このような凶行に及んだ者には、 相応の処分が必要であろうが、 現時点では、事をそう荒立てるわけにもゆかぬ。
性急に容疑者を捕らえ、身柄の拘束に及ぶことを求める。
[そして促すように円卓を見やる眼差しは、 その“容疑者”はこの円卓に在ると、男が推測していることを示したか*]
(75) 2011/03/23(Wed) 15時半頃
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― 書庫前 ― イアンの視線>>68に気づいたなら振り返り、数度、瞬いて。 そのまま少しの間、相手の顔をじっと見つめ。 自身の耳を軽く指で叩き、首を傾いだ。 いま彼に尋ねるべき事項の一番は、それという解のもと。
(76) 2011/03/23(Wed) 17時頃
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― 会議室 ― 第4が語る。 第5、第2と声は続き。 ――用心。 自身を構成する絡繰は、外側からの衝撃に滅法強い。 一方で、内側への衝撃にはとことん弱い。 例えば磁気の与える影響は、最悪と謂える。 この襲撃。 先の会議の内容が原因だとすれば、 どっちつかずの自身に危険が及ぶもの、とは考え難かったが。
(77) 2011/03/23(Wed) 17時半頃
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2の席からの、視線の先。 個々の主張は、どうであったか。 思い出そうと、記憶を巡らせる。 その眸から感情を窺うことは、出来ぬだろう。**
(78) 2011/03/23(Wed) 17時半頃
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―会議室―
[第6の席からは空席がよく見えた]
身辺か。せいぜい気をつけよう。
[幾人かの発言を聞き、 己の護身能力の低さには頓着せずディーンに視線を向ける]
(79) 2011/03/23(Wed) 18時頃
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……ハミルトン第2師団長殿、容疑者の拘束を求めるならば、先ず認識と意志の統一を願いたい。 第1師団長殿に害を為したのは師団長の誰かだろうと私は理解している。 お見受けした所、ハミルトン殿もバーナー殿も同意のようだが…皆は如何だろうか。
[外敵ではなく、嫌疑を等しい身分である師団長にかけるという異常事態。指揮系統のトップである師団長への逮捕権を持つ者は、本来であればこの場にはおらず。
危急の対応として、一師団長の選帝権を剥奪し身体を拘束するならば、会議全体で統一された意思でなければならない]
……外部犯の可能性をこの段階で除外する事について、異論ある方がおられれば意見をお聞かせ頂きたい。 我々は今少し慎重に判断すべきであろうか?
(80) 2011/03/23(Wed) 18時半頃
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[言葉を切り、暫くして12番の席の方へ顔を向ける。 発言ではなく私語であることを示して低く、囁くような音量で]
ハッセ師団長殿、つかぬことを尋ねますが。
貴殿には聖殿内の様子が”視”えようか? 私は昨夜のうちより、両皇子に何度か”話しかけ”ているのですが…うまくいかなくて。 音は所詮は振動の伝播ゆえ、壁が厚過ぎるだけやも知れず判断がつきません。
[帝都と縁遠い身は、祭祀に用いられる聖殿には詳しくなかった。
あるいは、異能による干渉を遮るような機能が備わっているのかと推測し、尋ねる。 ディーンの能力を鑑みれば、第7師団の研究が一定の成果を上げて、己の知らぬ間に一部は実用化されている可能性もあるのだろうか]
(81) 2011/03/23(Wed) 18時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 18時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 18時半頃
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―回想・数刻前/選帝資料書庫―
『それで、何が言いたいのかな。――シェルベリ第3師団長。』
[呼ばれた名に、男は目前の人物――サイモン・L・ジャーヴィスへと向き直る。 職務中同様、上まできっちりと留めた詰め襟を更に正して 紡ぐ言葉は毅然とした、師団長としてのもの。]
我々の中で皇子らを間近で見続けていたのは、確かに貴方だ。 そこに異論はありません。平和を望む民の声も確かに多い。――…ですが、
[そこで、僅か躊躇にか一度口を閉ざす。 しかし一つ吐息を零すと、再び向き直った。翠が、サイモンを捉える。]
ランドルフ殿下に、国を真に率いるだけの力があると判断しての推薦なのか …腑に落ちません。俺が、貴方程に殿下達を知らない事もあるでしょうが。 貴方の主観に基づいたものではなく、納得の行く説明を頂けませんか。
(82) 2011/03/23(Wed) 18時半頃
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…理想だけで、国は維持出来ない。
16の師団が足並みを揃えねば、意味が無い事など ――貴方が一番お分りの筈だ、ジャーヴィス師団長殿。
[一瞬の沈黙。一度サイモンがゆっくりと瞬くのを見て取った。 何を調べていたのか…尤も選帝資料の集う場所だ、考えずとも凡その予想はつくが―― 手にしていた書簡を閉じると、書庫へと戻しながらサイモンは男へと向き直る。]
『…成る程、君の言い分は理解した。シェルベリ第3師団長。
ただし、一つ確認したい。 …私には君が納得したいのでは無く ――ランドルフ皇子殿下が、即位する事そのものに、 …異論が有るように聞こえるが。』
(83) 2011/03/23(Wed) 18時半頃
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――…、
[沈黙が落ちる。 互いに交えた視線を逸らす事は無く。いかほど経ったのか―― 漸くそれを破ったのは、小さな吐息。 一度は伏せられた翠が、ゆるりと上がった。]
――流石は、皇族の近衛師団を務める方と言うべきでしょうか。
…そうですね。認めます。 確かに、このままランドルフ皇子殿下を王位に添えたとして 若い彼に、この長く続いた膠着状態を打破し、真に和平を築く力があるのか、 …疑問に感じている事もありますよ。
『…事も、とは、どういうことだろうか』
[淡々と紡ぐ言葉に、感情はない。 あくまで義務的に、色の無いそれが師団長としての言葉なのは サイモンにも十分に理解出来たろう。]
(84) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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……、まぁ、ここまで言えば、隠し立てしても意味が無いでしょうね。
[投げられる問い。一つ、吐息を零す。 くつ、と。小さく漏れたのは苦笑にも似た。]
…正直に申しましょう。 仮にランドルフ殿下にその力が備わっていたとしても、 このまま和平を成し遂げられては
――俺としては、些か困るのです。
(85) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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でなければ。
――俺は、『俺』を失ったままになる。
(*18) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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…“サイモン・N・ジャーヴィス”師団長殿。
『…、何かな』
[突然名を呼ばれたサイモンは、一寸の沈黙の後、短く口を開く。 大半を察しただろうこの状況にして、冷静を保つ彼の姿勢には 流石と言わざるを得ないが。
薄く、笑みを浮かべる男に何を思ったか―― 次いだそれは、尚更唐突な問いに聞こえたろう。]
例えば、そうですね。 …紙で、指を切った経験は一度ぐらいお有りですか?
(86) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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俺も良く切ります、乾燥している時期は尚更ね。…下手なナイフより、ずっと鋭利だ。 …少し前に、ちょっとしたミスで目元を擦りそうになりまして。
[まるで、世間話のように。なんて事は無いとばかり 言葉を続けながら、手近の棚に納まった背表紙を、指先掛けて引き抜く。
ひどく分厚い――この国の歴史を物語る書籍の一つ。 ぱらぱらと捲ると、薄い紙が空気を含んで 僅かに黴び混じりの匂いが鼻を突いた。]
実際に起こったと考えたら、ゾッとしませんか。 ……例えば、この綴じられた書簡の紙面、全て。
…“一、十、百――千に連なる刄が、” “――目前へ迫りくる”としたら。
(87) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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―――“切り裂け”
[――それが、合図。
相対する男へ、言霊を届ける為の全ての符号は整えた。 ばらりと解けた書簡の束は、言霊が紡いだ通り ――幾枚を束ねた刄と姿を変え、サイモンの視界を遮る様に。奔る。
一度紡ぎ終えた言霊は、打ち消す言の葉を唱えるまで尚続く。 …相手は近衛師団の長だ、容易に行くとは勿論想定していない。 ――刄が緋色を奔らせ、柔らかな紙面床へと散らばる迄に、数刻を要した。
もちろん命までを奪うつもりではないし、それを目的とした言霊ではないから、 己の言葉以上を、成し遂げる事は出来やしないが。
…その有様を、男はただ黙したまま、顔色一つ変えず見守っていた。緋色を滴らせ、サイモンが床へ伏したのを見て、漸く。 かつ、と、小さく足音を鳴らして歩み寄る。]
(88) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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……貴方の能力、その対処も、全て存じています。 ですから、先ずはその目を封じさせて頂きました。
[傍らにそぅと屈み込み、静かに告げる声。 それに何事かを返そうと、サイモンの口が僅かに開くのを見て取ったが 当然だろう、痛みにか――その声すら絶え絶えだった。 …僅かに眉を寄せる。]
…人を呼びますか?――まぁ、来たところで意味は為しませんが。 帝都に忍び込んだ鳥を啼かすも、口封じも可能。 だからこその――情報を統べる《第3師団》です。
[喩え、見張りの誰かがたった今此処に立ち言ったとしても。 その目撃者ね記憶を隠ぺいする手立ては持つと、暗に告げる。 その一言に、彼が何を思ったのか。幸か不幸か、…解する術は持ち合わせていない。]
(89) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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此処で起こった記憶を、貴方の中から改変させて頂きます。 …元よりヴェスパタイン皇子殿下を推すよう、記憶を上から塗り潰す事が叶えば手早いのですが ――それを覆すには、貴方が積み立ててきた想いも、信念も。
……何より、俺の知り及ばぬ過去が多すぎる。
[そ、と。開くことの叶わない彼の目蓋の上から、掌をかざす。 僅か翠を伏せて紡ぐは、今の所業を顧みればあまりにも優しい色を含んで。]
――“おやすみなさい” サイモン・N・ジャーヴィス師団長殿。
(90) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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[忘却の底に沈むまで。そう囁きを残して、暫し。 意識を手放したのを見て取って、漸くその場から静かに立ち上がった。
沈黙のまま、伏す身体を見下ろして暫し。 ゆっくりと踵を返すと静かに書庫を後にする。
それが、イアンが血の匂いを捉えるより――もう少し前の話。]
(91) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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―城内円卓会議場―
[――そして今。
第1師団を統べる彼へ凶刃を向けた男は、 第3の席で、*平然と黙したまま*。]
(92) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/03/23(Wed) 19時頃
ミケは、サイラスに話の続きを促した。
2011/03/23(Wed) 19時頃
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― 書庫 ―
[その散らばった紙を、サイラスが拾おうとした時、先に伸びる手があっただろう。]
――……
[無言でその紙と、倒れ付すサイモンを見る。]
いや、警戒しなくていい。 君がやらなければ、自分がやろうと思っていたところだ。
[また一枚、拾う。]
(*19) 2011/03/23(Wed) 19時頃
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サイモンは、いささか、偏りすぎだ。 もうランドルフと決め付けた物言いは、いらぬ。
そう、簡単に決まってはいけないものなのだよ。 だからこそ、決まったものの覚悟は確固としたものになる。
[その背後、また現れる影もあるだろう。 気配に警戒をみせるが…彼も、5番も、考え同じくのものと知れば、帽子を被りなおす。]
(*20) 2011/03/23(Wed) 19時半頃
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