261 甘き死よ、来たれ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[ある乗客が叫ぶ「なんだ今の衝撃!?」 次次に広がる動揺の波
突然の揺れに動き出した家具達は空に踊り、照明は落下し広く飛散した。 テーブルが宙を舞う船内で次々に人が倒れていく。
何が起きたかはわからなかった。 傾いた船内を懸命に登り走り、甲板に出たときには乗客全員がパニックに陥っていた。
聞こえるのは悲鳴と助けを求める声、次々にぶつかる大波で船が跳ねては一塊ずつ海に落ちていく。 大渦が口を開け落ちた者を悉く飲み込んでいった――――。]
(69) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
|
|
・・・生きてるのか・・・。
[そのときどれくらいの数が生き残っていたのかわからない。 船は寸でのところで転覆はしなかった。しかし傾きの大きいその船は結局は沈むらしい。
荒れ狂った波がおさまった頃、脱出用のボートが用意された。自分もそれに乗った一人。20人乗りのボートは何艘か出ていたが、一瞬で埋まり当ての無い苦しい海を彷徨うこととなる。]
(70) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
|
|
[外へと足を踏み出せばそこは未だ空気は冷たいが確かに春の香りを匂わせる、そのはずだった。 暦の上では既に三月も下旬となれば間違いなくそのはずだった。 花粉の心配をしながら新たな年度に僅かな期待と何も変わらない諦観を合わせ持ち、道行く未来ある少年少女たちを目を細めて見送る。 そんな日々のはずだった。
だが年始を祝うはずのあの日あの時、世界は変貌した。
いまや視界にあるのは荒廃した街、鼻を突くのは死臭だけ。 否、実際に強い匂いがあるわけではないが、そう感じられるだけの死を充分に目にしてきた。]
(71) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
|
|
[食料も水も数日経つとすぐに尽きた。
飢え、渇き、照りつける太陽の光、変調をきたして病に冒される者多数、力の無いものから順に死んでいき、誰一人話すことはなくなっていく。
周りで一緒に漂うボートでも同じ状況で、生存者たちはみるみる減っていく。 東海岸へ辿りついたときにはその数は数えるほどで、砂浜で倒れているところを見つけられては東シェルターへと運ばれたのがここに来たきっかけだった。]
(72) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
|
|
[停めてあった車のリアゲートを開けて中から昨日まで仲間であったモノを車外へと引っ張りだす。 無線機の故障を修理しそのまま結果を知らずに死んだ、それはもしかすると幸せだったのかもしれない。 彼は最後には希望を抱いたまま笑って死んだのだから。
ドサリと地面に転がった死体の両腕を引っ張り道の脇へと遺棄すれば、いずれここも炎に包まれてしまえば彼もまた火葬されるというわけだ。 墓標もなければ手向ける花もないまま仲間うちの最後の一人が逝った。]
(73) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
|
|
[車へと戻りエンジンを掛けると聞こえるのはあの日から変わらない音。 ラジオ局などはとっくのその放送を打ち切られスピーカーからは毎度おなじみとなったノイズだけが垂れ流されている。
車内からチラリと中継機を見れば応急処置だけのボロボロのアンテナが空に向けて伸びている。 何の意味もない何の役にも立たないただのアンテナ。 希望は徒労に終わり、残された道はどうなっているかもわからない西へ逃避だけ。
咳ばらいを一つしてから草を捲いたタバコに火を付ける。 吐いた煙がふわりと舞ってすぐに散った。]
(74) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
|
|
[ 暫しの間交わった瞳は綺麗なブラウン>>58。 同じように返された微笑みもお辞儀も碧眼に流して、 呟くように落ちた言葉には、ふるりと一度だけ首を横に振る。>>59 ]
……いえ。そんな、ことは。
[ 初めましての人には、ちゃんとした挨拶を。 普通に毎日を送れる環境であったなら行うこと。 それをすることで非日常の中から「いつも通り」を見つけ出して、安心したいだけなのだから。
冷たいと書いて、レイ。 名字は名乗られなかった。特段それに触れるつもりもない。 名前をしっかり頭に刻んでから、向けられた笑みを見つめる。 ]
(75) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
|
|
私も、久しぶりのような気がします。 ……はい、こちらこそ。 短い間でしょうけど、どうぞよろしくお願いしますね。
[ 死んでしまうまでの間、なんて言葉が違和なく受け入れられてしまう、そんな世界。 悲しいことだと思わないでもないけれど、 思ったところでどうしようもないのだと知っている。 ]
―――――― ……、
[ 同時に、ぱちりと瞳を瞬かせた。 含みがあるわけでもなさそうな笑顔のまま、先ほどの言葉を転がすように紡がれる声。 一連の仕草をじいと目を逸らすことなく眺めて、 にこやかさはそのままに、傾げられた首。すこしだけ幼さのようなものを感じる動き。 ]
(76) 2016/12/13(Tue) 20時半頃
|
|
[ 同じように唇の端を持ち上げる。 教えを説いた司祭の声も言葉も思い出せるのに、顔はやっぱり黒く塗り潰されたままで。 ]
……いいえ。
[ はっきりと否定を返せば、今に壊れたって可笑しくはない廃教会を見遣った。 ]
なにも、命が助かることだけが、救いではありませんから。 信じて心を寄せて、そうして得る安寧が、 私にとっての救いなので。
[ 現に、信心深かった両親も友人もいなくなった。 信仰は命を救ってくれるわけではないことを知っている。 それが誰かに理解して貰えるかは、分からないけど。 ]
(77) 2016/12/13(Tue) 21時頃
|
|
[ この荒廃した世界で、縋るものがそれしかなかったというだけの話だ。 柔和さだけを纏った微笑みを浮かべながら、金糸を揺らす。 ]
さあ、どうでしょう。 ……そうですね。強いていうなら、死、でしょうか。
[ 「見つけているのか」と問われれば、刹那考えて。 変わらない調子のまま答えた内容はきっと、 目新しいものでもないだろう。 ]
(78) 2016/12/13(Tue) 21時頃
|
|
…………でも、私は、助かりたくありません。
今更それを見つけたところで、 何もかもを失くしすぎたのですから。
[ それは、貴方も同じことでしょう?と。 言外に問うような視線を向け。 ]
――冷さん、でしたか。 お互い、”また”があるといいですね。
[ 良くないことを喋りすぎたと、口を噤み。 また会ったねと言葉を交わせる時が来るのか不明瞭なまま、 せめてと願う言葉を投げて 足を踏み出した* ]
(79) 2016/12/13(Tue) 21時頃
|
|
――現在 東海岸――
あれから3ヶ月か・・・
[流れ着いた砂浜を歩き今日も遺品が流れていないか確認する。 これまで何度も見つけた漂流物。見つけるたびに丘へと持ち帰り、そこに埋めた。
最初は5人で、しかし一人消えて二人消えて、今では船の生き残りは自分のみ。最後の義務のように砂浜を歩く。*]
(80) 2016/12/13(Tue) 21時頃
|
|
―現在・十字路―
[しあわせ] [そっち側?>>46] [しあわせ]
[みょんこが、ふわふわとした口調で告げた言葉を思い出し 歩きながら、黒猫のぬいぐるみ、メリーに視線を向ける]
不思議な人ね。
[自分を贈りたかった。>>47 不覚にもその言葉で、泣きそうになった私に 彼女は気づいただろうか?
わるいひとにきをつけろ。なんて>>48 治安も何もない世界で、 今更どうなろうと、構わないよ、と。*]
(81) 2016/12/13(Tue) 21時頃
|
|
[シートを倒して車の天井を見つめる。
男の名は藤枝 文典───通称”エフ”
街のアンダーグランドに棲息する便利屋。 いわゆる探偵稼業に属するのだろうか、その仕事は浮気の調査から盗撮盗聴、借金の取り立てから薬の売買まで手広い。 性格は極めて自己中心的かつ刹那的な快楽主義者。
かつてはそうだった男。 今は全てを失いただ生き残っているだけの男。]
(82) 2016/12/13(Tue) 21時頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 21時頃
|
-回想-
[彼/彼女、ネイサンに過去はない。 否、2017年に大災害が起こった後の記憶は存在する。 だが、それ以前――2016年以前を過ごした記憶も(無論、記録も)、この道化師には存在しなかった。]
[理由は本人も知らない。 ただ、存在しないという事実だけが残っていた。 過程は余人に知る由もない。 気付けば、道化師は荒廃の都市に一人、放り出されていた。]
(83) 2016/12/13(Tue) 21時頃
|
|
[大災害のあの日、かつての自分は死んで、今の自分が生まれた。 道化師は、そんな風に認識していた。]
[初めて見た景色は、火の粉舞う都市の残骸と、絵に描いたような人の絶望。]
(―――人が、泣いている。)
[なぜか、物悲しくなり。 なにかに、胸の奥を掻き毟られて。 この胸に灯る、使命感に駆られた。 乗り移られたように手を動かし、出会う人たちに笑顔を―――]
(84) 2016/12/13(Tue) 21時頃
|
|
(笑って。……みんな、笑って。)
[拾ったピエロ帽に書いてあったブランド名、Nathannから名前を取った。 そうして、道化師ネイサンは今日も一人、大道芸を披露する。]
(85) 2016/12/13(Tue) 21時頃
|
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 21時頃
|
[十字路から四方を見回して 南の方は、危険だと聞くけれど、
どう危険なのか今ひとつわからない。 毒沼なんて、RPGの世界ではないのだろうか。
足取りは南へと。
進むに連れて匂うつんとした異臭は、 毒ガスが発するものなのだろうか。
確かに、危険な気がした。 Uターンしようとして、ふと 明らかにその場で異色の姿に目を奪われる。>>13>>14
おかしな人だったらどうしよう。 しかしその存在が気になって仕方ない。 そっと歩みを進めると]
こんにちは。……ピエロ、さん?
(86) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
|
|
―回想― [2017年の災害の日、消防隊員の父は非番だったが、ただならぬ状況を見て、即座に消防署へ向かった。]
「生きろよ!!」
[何か予感していたのだろうか、母と自分を一度だけギュッと抱きしめ出ていった。それが、父を見た最期の姿だった。]
(87) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
|
|
[人々が次々と死んでいく中、自分と母は奇跡的に生き延びた。 理由は分からないが。 しかし、その母も桜の花が咲く直前、つい先日亡くなった。]
「死ぬ前に、芽桜と桜が見たかったな」
[弱々しく微笑んで息絶えた。 その、刹那]
か、かあさ……
[その亡骸にすがって泣くことも叶わなかった。 母の体は砂のようにサラサラと崩れ、同時に季節外れの芝桜が咲き誇る。 それは手向けの花など必要ないと言わんばかりの鮮やかさで。]
くっくっく…ははっ…
[母親らしいといえばその通りだと思うと、おかしくて その場に膝をつき、肩を震わせて嗤っていた。 いつまでも、いつまでも。]
(88) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
|
|
[
…膝下の芝桜の花びらには、
大きな雫が
ぽたり
ぽたり**
]
(89) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
|
|
―桜の木を目指して― [桜が見たかった、そんな母親の言葉を胸に 桜を見に行く日々。
他にすることがないから、桜を見るためだけに ただ、歩く。**]
(90) 2016/12/13(Tue) 21時半頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2016/12/13(Tue) 22時頃
|
[もうそれ以上は触れなかったけれど、否定するところも>>75真面目だ。 そして偉いなとまた思う。 だって、日常はもう帰ってこないんだもの。 変わらないでいられるのは、きっと凄いこと。
同じ言葉を返されて>>76笑みが深まった。 知っている顔はさっき減ったけど、また増えたのが嬉しくて。 いつまでの宜しくかなんて、お互い分からないけれど。それが今の世界の常識だ。]
うん?
[詩夜さんの瞳は綺麗な色。自分の好きな色に似ている。 それがぱちりと瞬くから。何か変なことを言ったかなって、不思議そうな声が漏れた。]
(91) 2016/12/13(Tue) 22時頃
|
|
[返ったのは否定>>77 視線を追って眺めた教会は、前はもっと綺麗で宗教に関心が無い自分でも神聖に感じたけれど。 今のここは神様なんて見守ってくれてなさそう。 怒られそうだから、その感想を言うのは止めた。]
そっかぁ。 まあ、そうだよね。
別にぼくも生きていたいなんて思わないし。
[納得出来る部分が確かにあって、頷いた。 救えないことばかり起きるようになってしまった世界は、いち早く終わるのが一番。 それもまた、自分の思考にあったことだから。]
(92) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
|
|
―現在・南の毒沼→十字路南―
[道化師は今日も今日とて空ビンとボーリングのピンであり合わせのジャグリング練習を行っていた。]
大見栄切ったところで今日も今日とて観客はおらず…ヨヨヨ
[などと世が平和なら通報の一本でも入れられていたであろう挙動を繰り返していると、視界のうんと端の十字路から毒煙に混じった人影が現れる。>>86 なにせ大災害で開けた道だ、遠くから人が来ればいやでも目に入る。 手に持っていたピンや空ビンをどこかへしまい、スキップ調子で女性へと近づく。]
(93) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
|
|
やあやあ、やあやあ。 お嬢さん、こんにちは!そうですワタクシはピエロです!
[メイクに違わぬ笑顔で、カラフルな帽子を脱いで体を折る。 大げさな振舞いこそが道化の本懐。 帽子の下から現れた癖っ毛ウィッグがみょいんと跳ねる。 正直人気のない毒沼の近くでピエロが近づいてきたら恐怖案件だが、女性は怯えなかっただろうか。 この格好をしていて、ネイサンから逃げ出した人は少なくなかった。]
ワタクシはネイサン……レディ、あなたは?*
(94) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
|
|
――さ、行きますか。
[軽自動車に物資を積んで。 向かうのは北シェルター。
彼女、陽菜子は雑貨屋である。 元々はスーパーを営んでいた実家。
それはある日、無くなってしまった。 陽菜子一人を残して。]
(95) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
|
|
[倉庫に残っていたのは煙草に酒。 それと、もう発行される事は無いだろう雑誌の束。
食料はあっという間に無くなっていた。 陽菜子自身はそれで構わないと肩を竦めて笑っていたと言う。
そう、金銭にそんなに意味は無いのかもしれない。 けれど……そう、もしかして。
ある日急に奇跡が起こって元の生活に戻るかもしれない。 そんな夢みたいな話を信じたままで。 陽菜子は雑貨屋稼業を続けていた。]
(96) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
|
|
― 北シェルター ―
[雑貨屋たる彼女の車が到着すれば。 それを待っていた面々からは煙草や酒を求められる。
或いは数少ない娯楽の雑誌など。 週刊誌の記事はもうこの世界では意味をなさないかもしれないが。 そんなものでも読みたがる人は居るのだった。
芸能ゴシップに財テク、週末のギャンブル指南。 全部失われてしまったものばかりだったが。]
(97) 2016/12/13(Tue) 22時半頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る