3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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ディーン『――』は怪我してるの? だったら 保健室だろうけど。そうじゃないなら
同じ階の、教室とかでも、いいんじゃない。の?
(*196) 2010/03/02(Tue) 11時半頃
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[少し前聞こえていた 怖いもの知らずの会話を思い出す。 彼女が聞いたなら、怒っただろうが 会話に出て 嬉しいとも感じただろうか。と、思う。
厭味のような軽口の まるで 友人のような 。]
おっさん は 萌え殺されればいいよ、きっと。 別嬪さん に。
[彼の言葉を 重くしない ように。]
(*199) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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いいよ? そこには
生徒会長『モ 居るんでしょ。』 …… 生徒会長は ケイト を探すんじゃなくて ビー玉を探してるんだ、ね。
『見つかっちゃう カな。』
(*200) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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−生徒会室− [名簿に目を通していると、開けられた扉。 >>635一瞬肩を揺らすも、それがオスカーと解れば小さな息を吐き出した。]
ん、校長の誕生日は無かったけど。
[セシルから聞いた情報を彼に伝える。 名簿に目を通していたが 居ない方がいいか、と。 最後の頁を捲って情報が無ければ、パタンと名簿を閉じた。]
ううん、目ぼしいのはこれにはなかったみたいだから、さ。 他探して見る。
[>>685どうするか、問いかけられて名簿を机の上に置いた。]
(690) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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[>>@65闇からの 哂い 声。 声は哂っている のに 何故か思い出すのは、寂しそうな、貌。]
……また。 誰 に。
[生徒会室にまだ居る二人に、軽く挨拶して廊下へと出る。 闇が 左手の下 眼帯の下 騒ぐ。]
(691) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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[闇が さみしいと 騒ぐ。 こっちへおいで と 手招きをする。]
『さみしいよ、 仲間が ほしい って、言うんだ。』
『送って あゲヨう?』
(*206) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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−北棟階段− [生徒会室へ出て、用務室へ向かおうと階段の方へ行けば、そこに立ち竦む担任と生徒会長と、ぐったりしたクラスメイトの姿があっただろうか。]
えっ 何、ディーン君、 ?
[生徒会室へ入る前、生徒会長に縋るようにして居た彼を思い出す。様子が妙、とは思いつつも切迫した様子ではなかったから。]
好かれちゃった って、今度はディーン君が?
(692) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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…… ばかだよね やっぱり。
[萌え死ぬを考える 低い声に 呆れたような。]
(*210) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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黒い
黒
[自分のビー玉は やけに はっきりとした 黒。 見た者を飲み込むように 瞳孔のように深い 黒。]
『そうだね』
『見ツケる ってことは』
『こういうことダと、我が身を以って』
『知って貰おウか?』
(*212) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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『大丈夫だよ』
『お仲間は 一杯だ。』
『ちゃント、送ってあげれば 寂しく なイよ。』
(*213) 2010/03/02(Tue) 12時頃
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生徒会長 ……
『みぃーつけ た 。』
(*214) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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−北棟階段− [生徒会室の主だった男の姿もあった。 左手で目は隠したまま、けれど。]
…… ん、僕で、いいなら。
[生徒会室に戻れば、もっと屈強なドナルドが居るが。 蹲っていた彼の姿を思い出す。もし、ディーンが好かれてしまったのだとしたら。また。 >>694担任と代わる。けれど、彼女が傍に付き添うのに身が強張る。]
どこ連れてくの、生徒会長。 あ、今はもう、元 …… か。
(696) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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[バカって言うな、と。]
褒めてるんだけどな。
[ある意味では。 やはり彼の身体の変調は 知らない。]
うす むらさき?
似たような色って、他にもあるの、かな。 ただ……
[鬼 の 印がないだけ。]
『彼は 鬼 を みつけようとするんだ。』
(*220) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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−北棟階段− [>>697眼帯の下、拡がる闇。それに触れないでくれたドナルドに安堵と ―― 。 見ないで欲しい。 思うのに。 見て貰えてない。 視界の外なのかと 思うと。
さみしい くるしい と また闇が騒ぐ。]
ディーン……君、大丈夫? でも、また、誰か……
[好かれたって、彼女が言っていた。 彼女。そう言えば。]
…… センセは 解る ひと?
[彼女が近くに居るのが。]
それって彼女を見つけるためのヒントにならない かな。
(705) 2010/03/02(Tue) 12時半頃
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−北棟階段− [>>702狭く暗い視界の中に、見えた元生徒会長は。 よく見る表情で。ふ、と息を吐く。]
わかった、保健室……大丈夫なんだ。 それは、ありがたい な。
[右腕も軽く手当てしておきたい。 それから この闇を隠すには眼帯だけでは足りない気がして。 >>704皆で帰りたい、その言葉に頷く。]
…… そう、だね。
[見つけて、戻る。それが一番いい 手段のように聞こえた。]
センセこそ。危なっかしいんだから。
[足元を注意されて用心深く。もう既に転んで怪我を負った自分が言うことでもないが。 担任との会話は 懐かしくて 懐かしく思うことが さみしい。]
(708) 2010/03/02(Tue) 13時頃
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[ふ、 と 息を吐いて 嗤う。]
『凄いね、さすがは元・生徒会長。』
[聞いた、苛めていたと言う様子など微塵も感じさせないし。]
『よく……こんな状況で、平静で居られるね。よっぽど 鬼 みたい。』
(*223) 2010/03/02(Tue) 13時頃
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−北棟− [>>716拗ねた口調に、ふ、と笑う。]
そうかな。 なんかよくボーっとして、転んでそうな、感じ。
[担任と生徒の、会話だ。懐かしい なつかしい ――しい。 >>712問いに返る答え。 瞬く。]
…… センセの 中に?
[お友達、じゃなくて、彼女が。 一緒に 居ても。中に 居ても。]
忘れ物。 ……あ、言いたくなければ、いいから。
[踏み込まない ように。でも。]
(720) 2010/03/02(Tue) 13時半頃
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[聞こえた、と言う。彼女の、声は。 声、だろうか。哭(こえ)だろうか。悲鳴(こえ)だろうか。]
ケイトの なん、て?
[ここに いるよ 見て欲しい。 見つけて欲しい。
さがして ほしい。
ひとり は 厭 なのに ――。]
(721) 2010/03/02(Tue) 13時半頃
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[>>719ポツリと、呟いた声。目を伏せる。 ただ、言葉は、何も出ない。]
…… ああ、そっか。 出来れば大丈夫なままが、いいんだけど。
[あっさりと返る答えに、少し沈む声。]
まあ、消毒くらいなら理科室ので出来るかも知れないけど。
[休んだりできる設備は、少ない。 心身ともに疲労も溜まる。]
あ、そう言えば。生徒会…… アーチャー君は校長先生の誕生日とかって知ってる?
(723) 2010/03/02(Tue) 13時半頃
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−移動中 渡り廊下− [>>724拗ねたような、幼げの残る担任の声。 くすり。小さく笑う。]
そう言う事にしておくね、センセ。
[そう言って、同じ様にディーンの顔に視線を向ける。]
急に気を失ったって、あんまり良くないんだよね、そう言うの。 大丈夫かな。
[ふぅ、と息を吐いて。保健室を目指す。]
…… ああ。
[そっと告げられた、忘れ物。 やっぱり、と。浮かんだのは、あの 貌。]
(728) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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[>>727聞こえた声。]
やみ のなかで ひとりで。
[こえ を あげても 見つけてもらえない。]
でも、それで あんな目に遭わせるような事 させたら、いけない。
[思い出すのは 苦しげに手を伸ばしていた クラスメイトだった彼の]
みつけないと。
[みつけて 。]
それで 戻るんだ。
(729) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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そう、『させない』
『だっテ』 僕『タちが 送ってあげルから 』ね……。
(*228) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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『鬼 だから』
[鸚鵡返しに繰り返す。少し無機質さを伴う闇色の声。]
『見つケた子 送る ん だ』
[隠れ鬼。見つけられた子は どうなった? でも、ケイトは見つけられていない 子。
全員見つけたら 遊び が 終わる。]
(*231) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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[送っても、それは 何かを隔てて 別の場所かもしれない。 けれど。]
『そう……』 皆『一緒なら』寂しく『ないだろう?』
[闇色の声は 優しげに 殺す ことを 救いのように。]
(*232) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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−移動 ⇒保健室前− [見慣れた廊下、それでも足元に気をつけながら歩いている。 視界が狭いのと、足元を見ているので、保健室前の影に気付くのには遅れる。 >>727傍らの担任の気配が 変わった様に思えて。顔を上げる。]
……どう したの。
[担任の視線の先を見る。 見えた影、譲り合っている様子に首を傾げる。]
……やっぱ、アーチャー君が言ったように、保健室もなんかなってる、のかな。
[どうする、と、尋ねるようにもと生徒会長へと視線だけ。]
(732) 2010/03/02(Tue) 14時半頃
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[>>733こくりと頷く。]
ひとりのままは …… 厭だよ ね。
[見つけるまで、あのこは一人のまま だろうか。]
どしたの センセ ―― !?
[>>734扉の前で固まった担任を不思議そうに見上げ。 >>730>>731 聞こえてきた、艶やかな声に 同じ様に 止まる。]
… …な ん 、また ?
[声 が 誰のものか。解って。 また 憑かれたのかと。好かれたのかと。 止めようと、一歩保健室へと踏み出した。]
(736) 2010/03/02(Tue) 14時半頃
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飼育委員 フィリップは、何かが首筋を撫でる感触がして――{5}
2010/03/02(Tue) 14時半頃
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…… 今 何か?
[けれどそれも一瞬の事。]
(*235) 2010/03/02(Tue) 14時半頃
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−保健室− [一歩踏み入れると、背筋が ぞ とした。 けれどそれだけで。]
……ディーン君をお願い。 後、離れてた方がいいかも。
[それはまた彼女が ――して、しまうのではないかと 言うのと。 もう運んでる訳ではないから、大丈夫だろうと。
出来れば見せない方がいいかと、扉を閉めようとしたが。 >>737掴まれた。無理だった。]
―― 違う、そうじゃな ……
[>>738誤解してる担任が入ってくるのが見えた。]
(740) 2010/03/02(Tue) 15時頃
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ちょ 入ってこないで え
[にゃーん。]
?
[困惑の、色。]
(*239) 2010/03/02(Tue) 15時頃
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…… 保健室で その
好かれた、っぽい 二人が居て
[それで何故、にゃーん、と彼女が鳴くのか、解るわけない。]
どうかしたことだけは、確か。
(*242) 2010/03/02(Tue) 15時頃
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