246 朱桜散華
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馬鹿がもう一人。
───そぉら吹き飛べ!!
[それは丁助が辰次と喧嘩を繰り広げる際に力を込めて殴り飛ばすときの口癖。 辰次の横やりで目標を失った枝は地面で跳ねてそのまま薙ぎ払うように辰次へと向かう。]
(54) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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[ 桜の根のようなものが地面を盛り上げ それが己たちに襲い来る、その直後 置壱に庇われ、きゅっと体を丸め、衝撃を和らげようと>>47]
……うん、だいじょうぶ。
[ 小さな声で告げ、私は心配しないで。と 目の前に対峙する其だけを、見据えるのだと 鼓舞するように、置壱の背を見つめた。>>49]
(55) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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[ 仕方なし、少々この場から距離を置くよう じりじりと後ろへ歩いていく。
武術もなんの心得もない女が 戦場にいるのは、置壱や辰の足を引っ張るだけだ。
やがて時を見計らうよう、その場から駆け出す足。 マガツヒの目を盗み、その場を離れることは叶ったか。*]
(56) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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[斬りかかった、その先に手応えは感じられず。 振りかぶった刃に合わせて舞い散る桜花にむ、と眉を寄せる。]
(消えた……――っ!?)
[背後から聞こえてきた声に振り向けば、一拍の手拍子。>>50 間に合わない。そう思った刹那――>>53]
――っ、辰兄さ…っ!
[背後へと突き飛ばされる感覚と辰次の声。 転がりながら、彼の名前を叫ぶ。 攻める相手を見失った枝が、マガツヒの声>>54に地面で跳ね、薙ぎ払うようにして辰次へと向かった。]
(57) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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……っ!
[置壱の方を確かめる暇もなく、耳に届くのはある意味では耳に馴染んだ声、ひとつ。>>54]
ちっ!
[とっさに身を反らすものの完全に避けられる距離ではなく、鋭い先端が胴を薙いだ。 冷たさの後に熱さが駆け抜け、じわり、滲み出るものが感じられる]
……は。 馬鹿で結構……こちとら、元から頭は不出来でい。
(58) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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でもなぁ。 頭よすぎて、余計なことばっかり考えてぐるぐる回って動けねぇよか。 余計な事で悩まねぇで、思うままに走れる馬鹿の方が、性に合うんだよ、俺ぁ。
[痛みを押し隠し、軽い口調で言いながらけらりと笑う。 上がる口の端は、殴り合いで意気が上がった時に見せるものとほぼ同じ形をしていて]
だから、馬鹿は馬鹿なりに。 自分のやるべき、と思った事にまっしぐらに進むしかねぇってこった!
[宣の後、地を蹴り走る。 真っ向勝負が好みだが、そればかりでも、という思いもあり。 真っ直ぐ突っ込むと見せかけ、直前で右へと回り込みつつ、匕首を突き立てようと繰り出した。*]
(59) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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……くっ。
[迷っている暇はない。 枝が辰次へと向かっている、そのあいだに距離を詰める。 再び刀を振りかぶる……姿が消えるその一瞬を狙って、 もうひと振り、腰に差していた鉈を抜く。
再び姿が見えた、その一瞬を狙って、 彼の者に思いきり、手にした鉈を投げつけた。*]
(60) 2016/04/28(Thu) 21時頃
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[ 駆け出す直前、辰次の躯体から緋が散る様が見え>>58 ]
……っ!
[ それが引き金となり、はじかれるように走る。 自分は自分のすべきことを行おうと。 どんなにちっぽけであろうとも。
向かう先は神楽舞台。 しとど雨に降られ、舞台はめちゃくちゃになっているが]
(61) 2016/04/28(Thu) 21時半頃
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―神楽舞台―
……確かここで、志乃ちゃんは……
[ 神楽は鎮魂の意味を持つ。 志乃のように琴を嗜んでいたわけではないけれど、 太鼓を打ち鳴らすほどの腕力もないけれど。 風鈴を太鼓の土台に引っ掛け、 無事な楽器を見ては、方法を探り眉を寄せ。]
(62) 2016/04/28(Thu) 21時半頃
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[ 其が唱えた言葉は何だったか>>50。 呼応するよう、桜は更に舞ったようにも思う。]
あれが桜の巫女でないのなら……。 マガツヒ、災厄のものならば。
[ ひとり、鎮魂の儀を執り行うには あまりに力がたりない。
りん、りぃん―― 風鈴は何故 この嵐の中、穏やかに揺れるのか
その意味なんて、さして気にもしていなかったけれど*]
(63) 2016/04/28(Thu) 21時半頃
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そうか。
[置壱の斬撃を再び花を散らして躱すと姿が現れたのは回り込んだ辰次の目の前。]
───ほら、避けんと死ぬぞ?
[否、現れたのは再び花びらのみ。 丁助は辰次のさらに背後へと現れその背中を飛んできた鉈へ向けて軽くトンと押し出す。 二人を相手に日向の動向は捨ておいたまま。]
(64) 2016/04/28(Thu) 21時半頃
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―――…っ!! 辰兄さ……っ!!
[鉈を飛ばした先にいた人影に目を見開く>>64 マガツヒのことも忘れて咄嗟に彼の元に駆け出した。]
(65) 2016/04/28(Thu) 21時半頃
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─── 一二三四五
─── 六七八九十
─── 布留部
─── 由良由良止
─── 布留部
[声が、桜の樹から聞こえてくる。 それは祓詞、それは神言、神事司る者の言霊。]
(66) 2016/04/28(Thu) 21時半頃
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……っ!?
[舞う花弁は幻惑するかの如く、くらき空に映えて散る。 それに踏鞴を踏む間もなく、とん、と背が押された]
……っとと、とおっ!?
[均衡が崩れる、身体が揺れる。 置壱が自分の名を呼ぶ声に応える暇もなく、揺れる身体に任せてその場に転がった]
……あっ、ぶ、ね。
[文字通りの紙一重、鉈は転んだ上、すれすれを飛んで行く。 背に、冷たい汗がじわりと滲んだ。*]
(67) 2016/04/28(Thu) 22時頃
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───人の心配などしている暇があるのか?
[それは幻惑か、それとも神出鬼没の業か。 辰次の背を押した丁助の姿は今はもう置壱の目の前。]
目障りな鬼子め。 まずはお前からだ。
[花びらを巻きながら置壱へと伸びる丁助の手。 そこには雷門の胸を穿った桜の槍が握られている。]
(68) 2016/04/28(Thu) 22時頃
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[だが、その凶刃が置壱を貫く手前で止まる。 まるでその腕を誰かが抑えつけているように。]
………………小娘!!!
[丁助の目に飛び込んできたのは乱れた着物の隙間から見えた置壱の痣。]
今更感傷などッ!!
[マガツヒの咆哮と共に槍が再び置壱の胸を刺し貫かんと迫る。]
(69) 2016/04/28(Thu) 22時頃
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―その幻が、うつつであれば―
[ むっと顔を顰めて楽器類を見つめる日向に くすりとわらう。 ]
「なぁ、日向。 その風鈴の意味をあんたは知らないんだね」
[ 日向が聲に反応し、辺りを見回せど そこになぁんの姿もない。]
「邪気除けだよ。 それがある限り、あたしゃあんたを守るって」
(70) 2016/04/28(Thu) 22時頃
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「抑、日向。 あたしがあんたのそばに在った意味を 考えたことはないのかい」
[ この娘には、なんのちからもないし 血筋でも祖先はただの傍観者に過ぎない。 ゆえ、都合が良かった。
その純潔を、奪ったのは>>2:104 まっさらな日向を依り代にするためだった。 代わりに、人間という器に収められた肉体だけは 絶たねば、ならなかったのだけれど。]
そばにあった意味を? 考えたことなんて ―――ないよ!
[ この竹を割ったような性格が 嫌いじゃなかった。]
(71) 2016/04/28(Thu) 22時頃
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―神楽舞台―
[ 日向は立ち上がる。 りん、りぃん、と、響く風鈴は 決して侵蝕できぬ、小さな守りとなって。
唇は紡ぐ。 日向の知識にありはしない、その鎮魂の言葉を。]
――かけまくもかしこき いざなぎのおおかみ
――つくしのひむかのたちばなのをとのあわぎはらに
[ ひとは音から、不思議な力を得るという。 超常的な力を持つものに前に 抱く畏怖も、或いは憎悪も、勇気も様々を 制御することのできるようになると、そんな不可思議を 偶然性とも言うのだろう。>>3:22]
(72) 2016/04/28(Thu) 22時頃
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[ 女はひとつの「知」を日向に授けた。 とすれば、――「仁」と「勇」も マガツヒに立ち向かうものに、在るのかもしれず]
(置壱のあの痣は……簪は何故―――… 辰には、……)
――みそぎはらへたまひしときになりませる
―― はらへどのおおかみたち
[ 己にできるのは考えることと、 見守る者の依り代で、あることだ。**]
(73) 2016/04/28(Thu) 22時頃
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[駆け寄ろうとしたそのとき、“それ”は唐突に目の前に現れた。>>68]
…っ。
[渦巻く桜花。 その手に握られているのは槍によく似た、否、槍そのものと形容していいかもしれない桜の枝に手にしていた刀を再度構えながら。]
……辰兄さんには、帰るべき場所があるんだ。 帰りを待ってる人たちがいるんだ。
[思い出すのは、長の屋敷を出る前に見た巽の当主の姿>>18>>40 鬼子の自分に子の命を奪われたのだと、そう言っていた男の姿。 その、去り際に見えた表情が脳裏を過ぎる。]
――…だから、守らないといけない。絶対に。
[己も、二度も子を失う哀しみを味あわせたくはない。]
(74) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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[それに、と付け足す。 そっと、懐に手をあてて]
『役目を果たせ』って、言われてる。
[誰に言われているのか、はっきりとはわからないけれど。 でも、なんとなく気づき始めていることがある。]
(75) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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[己を刺し貫こうと向けられた凶刃は>>69 しかしその手前で止められる。 ――…まるで、見えない誰かに阻まれたかのように。]
……巫女?
[何故、そう思ったかはわからない。 マガツヒの声に依るものか、或いは……]
[マガツヒの叫びと共に再び迫る槍。>>69 半身を逸らしてなんとか避けようとするものの、完全には避けきれず。]
(76) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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[左肩の痣を掠めて、左腕の肉が抉られる。 一瞬氷を充てられたかのような冷たさが走ったかと思うと、 次の瞬間灼けるような熱が二の腕を蝕んだ。]
つぅ……。
[右手に刀を持ったまま、二歩三歩じりじりと後ろへ退いた。*]
(77) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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[転がり避けて、どうにか難を逃れた、と息吐いたのも束の間。 マガツヒは置壱を狙い、桜の枝を繰り出す──が]
……とまった?
[子を貫く前に、止まった槍。>>69 この位置からは、置壱の痣は見えぬ。 故に、止まった所以も知れず。 ともあれ、このままではいられない、と立ち上がった]
(78) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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[宮司の一族は、時に不可思議な力を宿して生まれるという。 青年がそれに目覚める事はなかった。
だが、力なきが故に、撓む事なく、歪む事なく、迷う事なく。 己が在り方のままに生きる、という意志を強く持っていた。
この、生と死が近しく入り乱れる場に置いて、青年が自身を見失わずにあるのは、ひととして生きるという意志故の事。
力なきが故の力、それはこの状況において引くを是とはせず]
(79) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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……置壱っ!
[桜の槍が紅を散らす。>>77
自分とっては、他の子供たちと変わらぬ弟妹分のひとり。 最初は、ただ死を嘆く両親への反発もあった。 けれど、構っている内に、周りが言うようなものではない、というのが見えてきた。 真っ直ぐな心根を持つ子。 今だって、大事なものを死なすまい、傷つけまい、と強大なものに立ち向かっている]
……死な、すかっ!
[大体、年下に助けられてばかりなど、男が廃るというもので。 神楽舞台から響く声を聞きながら、置壱を守るべく、そちらへと駆けた。*]
(80) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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所詮、鬼の子では神には届かないということだ。
[とどめを刺さんとと一歩を踏み出したその足が停まる。]
な、……。
[マガツヒの足元、地面から伸びた桜の根が足へと絡まりその歩みを封じていた。]*
(81) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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───もう、やめようや。
(*3) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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[置壱へと向けて歩み進めるマガツヒの動きが止まる。>>81 見やれば絡む、桜の根]
……桜……が?
[何故、桜がマガツヒの動きを止めるのか。 その意味は、わからない──けれど]
これ以上、なぁ。 ……血ぃ、流したく、ねぇんだよっ!
[そのためには、血を流さなくてはならないのだろうけれど。 それを厭う事はなく。 置壱とマガツヒの間に割り込むように飛びこんで、躊躇う事無く、握り直した匕首をつき出した。*]
(82) 2016/04/28(Thu) 22時半頃
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