238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 05時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 05時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 05時頃
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― 幕間 ―
[さて、遺伝子操作によって生み出された存在。 語り手に言わせれば有翼亜種である白羽だが。
彼の特殊な力は其れだけでは無い。 それは遺伝子操作を受ける以前の大須賀の血筋とも関係する。
天使を求めるのであれば純血に拘る必要はない。 むしろ逆だった。 白と黒の傍系をも積極的に招き入れ。 いつか自身の血に真の天使を生み出せるようにと。]
(50) 2015/09/14(Mon) 07時頃
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[そして、生まれた白羽。 羽根は灰色だったが、彼には生まれながらにしてもう一つの特徴があった。]
(51) 2015/09/14(Mon) 07時頃
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[大須賀ではない血族の聖痕。]
(52) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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[やがて早世した母に代わり、大須賀の聖痕も受け継いだ彼だった。 もう一つの聖痕は不思議な特徴があった。
白羽自身の意思で自在に出現させたり消したりできるのだ。]
……母にも言われたものだよ。 この聖痕はめったに人に見せてはいけないと。
[大須賀の内部でのみ力を試す際。 両方の聖痕を出現させている時の力は通常のそれを大きく上回っていたのだ。]
(53) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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[二つの聖痕が掛け合わさるその力。 二の二乗で通常の聖痕持ちの四倍の力が出たのだった。
その力で語り部とサイモンを葬った。 しかし、防御力が強くなる訳じゃあ無いのでダメージを受けるのは避けられなかったのだが。]
(54) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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仰代……?
[その違和感を口に出すのは躊躇いつつ。 だがしかし、まだ問いかける時ではないかと話題を変えた。]
水についてはありがとうな。 ただ、今はまだ自分の治療で大丈夫だ。
(*7) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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さて……次はどうするか。
[サイモンを倒して浮足立つ12柱を各個撃破する。
そんな計画もあったのだけれど。 この太陽を見れば浮足立つどころか、連携を強めそうではあった。]
まったく、大したものだよ。
[そう呟くと、一度目を閉じる**]
(55) 2015/09/14(Mon) 07時半頃
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オスカーは、エフの事を思い出して。
2015/09/14(Mon) 07時半頃
オスカーは、エフが土御門を倒してくれたら楽なのだけれど。
2015/09/14(Mon) 07時半頃
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[調整中の新弾を見ていた頃だっただろうか、訪問者がやってきたのは>>0 同じ12柱の一角、現在の騒ぎを考えれば無視する事の出来ない相手。 守衛からの伝達に許可をだし、中へと蝶野を入れ。 案内する先は会議室、研究室へは通さない。 あそこには秘匿するべきものがあるから。]
突然やってきて随分と無礼な物言いだな、蝶野。 確かにドローン程度、土御門にとっては玩具のようなものだが。
だがなぁ、蝶野。 土御門が作ったとしてはあれはちと柔すぎる。
[土御門ならばもっと殺傷力の高い物を作り出すと真顔で蝶野へと告げる。]
(56) 2015/09/14(Mon) 11時頃
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で、研究室へ入りたいのだったかな。 悪いが貴女を入れるわけにはいかんな、あそこは土御門の中心、見せるわけにはいかない。
どうせ貴女が見た処で何も分からんよ。 訳のわからない機械類が散らばっているようにしか見えんだろう。
[諭す様にやんわりと言ってはみせても、目は笑ってはいない。 もし、どうしてもと言うのならばここから追い出すまで。
冷たい目で蝶野を見つめる。 馬鹿正直に正面から乗り込んできた彼女。 ドローン技術=土御門と分かりやすい場所に真っ先に来たであろう彼女。 どうにも素直で、それが故にこの一連の事件に関わっているようには見えない。 これが演技だとしたら大したものだと感心した**]
(57) 2015/09/14(Mon) 11時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 11時半頃
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― 回想 ―
キャラメルタルト、一つ。
エフ、行こう。 世々義《ヨヨギ》の店。 カフェタイム、5時まで。
[不可抗力だったか、それともヘマを打ったのか。そこまでは記憶にないが。 >>1:76三黒が留置所に、と聴いた折、即時赴き釈放させて。 顔を合わせたその矢先。何やら言いたげな様子に、少女は表情を変えずに告げた。]
(58) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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爺達の皮算用。聴いてて、疲れた。 甘い物、食べたい。
[三黒に貸しを作れば良い。 否、三黒を助ける義理は何処にある? けれども、三黒の絡む仕事は……。
長老を名乗る百舌鳥の老人勢が、第一報を受けるや否や自分を尻目にそんな算段を始めて。 面倒になって退室し、車を回させるまで、30秒も掛からなかった。
百舌鳥なら、保釈金も書類も要らない。 『出せ』の一言あれば良い。 なら。結論を待つ理由など、何処にもない。
返事を待たず、少女は出口へと足を進めた。 男の袖を、片手で掴んで。]
(59) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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[ただ。]
…………別に。
捕まりそうになったら。 その場ですぐ、名前出しても。 日向は、構わなかった。
[ぽつり。 そんな言葉を残しただけで。
その後、きっちりと世々義《ヨヨギ》の店へと連行し。 キャラメルタルトだけではなく、ミルフィーユやらパフェやらねだり。 どれも半分程食べただけで、男や運転手へと押し付けたのは。少女にとっては、悪くは無い記憶の一つ。]
(60) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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― 現在 ―
[だから。 少女は、あの男も信じたかった。 例え、仕事としての繋がりでも、過ごした時間には一族と過ごすよりも柔らかな記憶もあったから。]
……ならば。
[怪しいのは、誰であろうか。 麗亞にああは言ったものの、大須賀もまた真相を知らぬだけの可能性はあって。]
(61) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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秋津? ……風がない。
蝶野? …………もっと派手。
[橙色のパーカーを纏い、少女は再び空を舞った。 記憶と情報とを手繰り、言の葉に出しながら。]
土御門は、…………あ。
[ビルの合間を縫って飛び交う内に。 >>24路地裏を駆ける姿を見つけ、地へ降りた。 丁度、百舌鳥が空から獲物を狙うよう、直線に。進路の少し先へと。]
(62) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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幸々戸の《護り手》。 久しぶり。
[ぽつり、ぽつり。 無表情のまま、少女は呼び掛けた。]
幸々戸の当主は、無事? ……まぁ。此処に居るなら、無事だろうけど。
[それは信頼と言うよりも。 無意識に、侮蔑を含む物。
聖痕を亡くした《護り手》が、おめおめと生きる事は無いだろう、と。 さも当然の如く、無機質に。]
(63) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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さっきの、伝令。 1つは、お前の?
もっと。 詳しく、話して。
[幸々戸の聖痕には、悪い感情は無かった。 ただ。それ以外の者には、特段情も無い。 確か妾腹の兄だの能力は高いだの、その辺りは一応、情報として仕入れていても。
聖痕が無いのなら。 所詮、並の一族と変わらない。
そんな態度を、言の葉から隠す事も無く。 少女は、“当主”の口調で傲慢に言い放つ**]
(64) 2015/09/14(Mon) 13時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 13時半頃
子守り 日向は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 13時半頃
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お久しぶりですね、イツキ。 申し訳ない、けれど、取り返しのつかないことにはなりたくないのですよ。
それでここは?研究室ではないようですが
[慇懃無礼に対する詫びをするが、誰が敵で誰が味方かわからない今、尻込みをしていてはすべてが終わってしまいかねない。
許可を受けて通された部屋は、会議室。 怪訝に相手を見やれば、ドローンについての見解を聞かせられ]
それにはたしかに。12柱に送るにしては硬度不足ですね。
[やわい、という言葉に思わず返すのはそのままの意味の同意。職業柄、鉱物・金属を削ることに神経を使っているから。 しかし続く言葉に]
(65) 2015/09/14(Mon) 14時頃
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もっと殺傷能力をって…貴方ねぇ
とてもよくわかるけど、この場で…そんなこと言わないでよ…
[これはシロなのではないか、と直感は告げる。 普通ならば、疑いを強めねばいけない。けれど自分の研究に、技術に誇りを持ち、侮りを嫌うのは私も創る側の人間だから個人的にはよくわかるけど。だってもし作品≪我が子≫が疑われたら、同じように自慢しちゃう]
[けど、と理性は困惑している。だって、今度こそ12柱として、正常な判断をしないといけない。疑いを強めるべきなのでは。 こちらに向けられた真剣な顔を見つめる。
貴方はそれで、何を壊すの、イツキ。]
(66) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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―仰代―
[さて、仰代が、仰代と名を変えたのはいつの頃であっただろうか。 当初は、仰九羅という姓だった。 どこぞの婿を迎え入れ、僅かに姓を変えたのは。
仰代は、すべてを見てきた。 数々の噂や推論、謀略にかき消されてきたであろう事、そのすべてを。
その中の一つに、白と黒の逸話がある。 火と得手とする黒き翼。 水を得手とする白き翼。 一見、対局に位置するように見える両翼。
その二つが合わされば、何になるだろう?]
(67) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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[知っている。
知っている。
だからこそ、合わせるわけにはいかない。]
(68) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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[何故かは今の二家の者が知っているかは知らない。 だが、彼らの、「交わらせるべきではない」という思想は正しい。 交わらぬ白と黒だからこそ、それはあるべき姿を具現する。
ご存知だろうか? 八咫烏というものは、太陽の使いである。 天使という種族も、神の、太陽の使いと言っても過言ではないだろう。 白と黒の二つの太陽。 それが合わさったような印を、諸君らは見ることができるはずだ。]
(69) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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[そう、陰陽である。 必ず、二つで一つの彼らを象徴するにふさわしいものだ。
お分かりだろうか。 両翼羽撃く時、何が起きるか。]
(70) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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[宇宙の理を得る事ができる。]
(71) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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でも、それは力あってのこと……
[今や、両翼は削がれ、力も希薄。 他家も同じく、だ。 それこそが、狙い目。
いくら仰九羅とて、その他11の家をすべて相手取るのは難しい。 だが、両翼をはじめ、殆どの家が力の薄まった今なら。
さらに、同じく危惧していた、その両翼より生まれし灰翼。 それすらも味方をしている。 仰九羅の悲願、果たすときは今しかない。]
(72) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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[そう、勝てる見込みはある。 そのため、古に聖痕を貰い受けてから気の遠くなるような年月を____してきた。
何か、奇跡でも起こらない限り。*]
(73) 2015/09/14(Mon) 14時半頃
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確かに貴方のいう機械のことは専門外です。
[彼の言うとおり。ドローンという言葉も、新聞やニュースで聞いたことあるという程度にしか知らない]
ただ、あのドローンに使われた構成組織と全く同じ材質のものを探す程度ならば、私にだって可能ですよ。
[機械ではなく、金属ならば、こちらにも言はある。 墜ちたドローンを観察したときに分かったことは、ああ母材はジュラルミンに純鉄、金10、銀2、他に13の金属複合。合成金属の中ではそれでも固い。12柱を相手とした場合ではなければとつくが。
しかし、そこで終わらず、「軽い」。それによるだろう「硬度の欠如」。 そこには見たことがない、現存元素にはない特殊な「何か」が混ざっていると玉露は判断した]
(74) 2015/09/14(Mon) 15時頃
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[追い出そうとする意思を、微笑む彼から感じて]
決してそれが動かぬ証拠とはいえませんが、今、この事態のなか。 秘匿という言葉を言い訳にして証拠隠滅の時間稼ぎをしているように疑われたくなければ、通していただきたい。
それでも見せないというのならば、…力づくでも
通していただきますよ!!
[時間は有限だ。 袖からノミを4本ずつ取り出し、放つのはイツキの四肢へと。
そうして続けざまに布を被ったごつい得物を手に取り、翔けた*]
(75) 2015/09/14(Mon) 15時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2015/09/14(Mon) 15時半頃
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[蝶野は金属の構成を視る事が出来るのだったか。 ならばドローンの解析を手伝ってもらう事もありではあるのだが。 土御門の研究を一端ならばともかく、中枢を見せる程に信頼はしていない。 故に固辞していれば。]
…短気な事だ。 大人しくしていれば美しいのに残念だな、全く。
[四肢を狙うノミ四本。 それらは四肢へと届く前にしゅるりと伸びた血液の鞭がぱしん、と叩き落とす。 布に隠された獲物が何かは分からない。 真面に受けるよりは、ここは避けるべき処。
とん、と床を蹴り横へと避けて。]
(76) 2015/09/14(Mon) 17時半頃
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人の家で暴れないでいただきたい。
[ここは客間で壊されて困る物は置いてはいないけども。
さて、どう迎え撃つべきかと相手の出方を見ながら思案する。 仕留めてしまえば早い話ではあるが相手は12柱の一角、蝶野。 そう簡単にはいかないだろう。 とは言え、盛大に暴れて自宅破壊など笑えぬ。]
研究室を見た処で貴女の求める物など何もない。 引いてもらないだろうか。
俺は貴女を傷つけたくはないのだが。 どうしてもと言うのなら、
(77) 2015/09/14(Mon) 17時半頃
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その命、賭けて貰おうか。
[鞭状に撓っていた血液が刃へと姿を変え。 すっ、と蝶野へと狙いを定める*]
(78) 2015/09/14(Mon) 17時半頃
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