158 雪の夜に
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けれど、 声は聞こえなかったわ。
[どこか寂しげにも、呟きは零れて]
(*15) 2013/12/22(Sun) 15時頃
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――ねえ、
“それ”は、気持ちいいの?
[肉食獣が喉を鳴らすような、 甘くも聞こえるようなそんな呻きに、 女の囁きには薄い笑みのような気配がのった]
(*16) 2013/12/22(Sun) 15時頃
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―早朝― [朝の路地、 冷えた静寂はとうに破られていた、 黒の婦人は遠巻きにその喧騒を見やっていた。
喰い裂かれた亡骸は、 雪の上を赤く血に染めて――、 その色だけは遠目からでも酷く鮮やかだ。
ふるり、と震えたような指先が、 襟元の豪奢なセーブルを寄せる]
(38) 2013/12/22(Sun) 15時頃
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― 教会へ向かう途中 ―
[裏通りのほうを人がすぎていく。 野次馬もあるか。だが、もちろん、孫娘には見せたいものではない。 もうこの町に人狼騒動など、起きないと思っていたのに。
あの若い時の思い出がよみがえる。
ジェリーの弟を人狼だと見抜いた司祭の横で、彼は呆然とするしかなかった]
ソフィア ああ、何か獣が出たらしい。
いいから、おいで。
[聖鏡を教会へ。 まずはそれが仕事だと思われた]
(39) 2013/12/22(Sun) 15時頃
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[喪服の女の姿は、 そこに集う町の人々の目には、 不吉なもののように捉えられただろう]
……、怖いわね。
[零れた言葉は何に対してのものであったか。 とにかく長々と見るものでもない、 そう留まらずに踵を返そうとして]
失礼、
[ぶつかりそうになった小さな人影、 あの雑貨屋の少女と気づくより早く、 連れ出す姿に息を飲む]
(40) 2013/12/22(Sun) 15時半頃
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[教会に忙しく行こうとしたのは、孫娘に無残な遺体など見せないためだったが、そのせいで、少し早足になってしまったらしい。
孫娘は誰かとぶつかりそうになり、はっとそちらを向く。
そこにいるのは喪服のような服の女。 一瞬眉を寄せた。]
(41) 2013/12/22(Sun) 15時半頃
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失礼、ご婦人。 うちの孫娘がご無礼を。 このようなところに朝からひとりでいると、あまりよくないでしょう。
見れば、船旅の方のようだ。
宿に帰るなり、されたほうがいい。
[帽子が影になってよく顔は見えない。 ただ、ひどく、昔にみたで誰かを瞬間思い出し、瞬いたあと、そう告げて恭しく礼をする]
(42) 2013/12/22(Sun) 15時半頃
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……いえ、 こちらこそ、ごめんなさいね。
[空白は一瞬のこと、 その動揺を押し込むように隠せば、 女の口唇は思うよりも滑らかに言葉を紡ぐことができた]
ええ、そうですわね。 けれど、このまま宿に戻るのも恐ろしくて、 ……船が出るのはまだ随分先ですから。
これから、どうなるのかしら……。
[弟を人狼だと告げた司祭は既に生きてはいないだろう。 あの時、何故弟は人狼の嫌疑をかけられることとなったのか、身内である女にその理由は知らされることはなかった]
(43) 2013/12/22(Sun) 16時頃
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宿はお近くではないのか。
[そのまま放って歩き出すのは簡単だったが、 きっとそれをすぐにしなかったのは、
女の声があまりにもジェリーに似ていたからだ]
(44) 2013/12/22(Sun) 16時頃
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船が出るのはだいぶ先ですな。 そのほかは、 この町は、美しいところですが、 船が来るときにはいつもましろになってしまう。 だけれども、その景色を楽しむ散策も普段なら勧めているのじゃが、
いまはやはり、屋内で暖をとられたほうがいいでしょう。
[女をじっとみやり]
(45) 2013/12/22(Sun) 16時頃
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――・・・・・・教会に今から参りますが、 あすこなら、人もいるし、貴方も落ち着かれるかもしれませんね。
[婦人に、教会への道をさす]
(46) 2013/12/22(Sun) 16時頃
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― 早朝 ―
[明るくならない内から市場で魚屋の手伝いをするのが、ワンダに仕事を貰ってからのヒューの日常となった。 食い扶ちを賄う分だけの稼ぎで良いと割り切った仕事ぶりは、世辞にも熱心なものとは言い難い。]
……あねさん。 これ、朝凪亭だね?
[いつもの、低く篭った感じのする声音での確認に、ワンダは聞こえ難いと文句を言うこともなく、頷いた。 朝の仕込みの時間までに届ける分の魚を確認し、ヒューは棒を片側の肩にかついだ。 棒に下がったカゴが揺れた。]
(47) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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[昨夜降った大粒の雪は、町を真っ白に染め上げた。 暗い内から外で仕事をしているために、手足の指先は、感覚を失いかけている。 まだ早い時間であるために、誰にも踏まれていない柔らかな新雪が広がっている箇所も珍しくはなかった。 ヒューは、通りについた足跡に沿って歩く。 しみ込むような寒さに、首を竦めた。
朝凪亭への道の途中、ヒューは、裏通りに、不自然な人だかりが出来ている事に気付いた。 まだ早い時間である。昨夜の内に、何かがあったのだろう。 近寄り、覗き込むようにして、その人だかりの中心を見た。]
(48) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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……――
[目を見開いた。 真っ白な雪のなかに、黒髪の男が一人、倒れている。 朝を迎える前に雪は止んでいたから、隠してしまうこともなかったのだろう。 赤々とした血が、雪を染めているのが、見えた。 誰も助けない。いや、手遅れなのだ。 その亡骸は、喰い裂かれていた。]
(49) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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[肯定を示す頷きと共に、 老人の見やる視線に目深につばを下ろす、 それは無意識の指先の所作]
――…景色は、 ええ、美しいのでしょうね。 こんなことがなければ、 散策も良かったのでしょうけれど。
[老人のしゃがれた声、 女の声には時の流れは乗らない。 置き去りにされたような感覚をふと覚えた、
けれど]
(50) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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この坂の上の教会、かしら。
そうね……、 よろしければご一緒させていただきたいわ。 祈りは人の心を安らげるもの、ですし、
きっと、 こんな恐ろしいものを寄せ付けない、 主のご加護もあるでしょうから。
[――人狼を暴く術は、 いまだあの教会にあるのか。 雪道にはいささか適さぬ靴が、さくり雪を踏む]
(51) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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[声は、あげなかった。口元を、わずかに開いて、閉じるだけ。 総毛立つような感覚に、奥歯を噛んだ。]
……、
[棒を握った手が、力を込めすぎて、間接が白くなっている。 もう片側の肩を動かした。身じろぎをした程度に留まった。 その片腕は、使えなかったからだ。 俯いて、何かを堪えているのか、口許には歯がのぞいていた。]
(52) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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そうだな、まさかだけど。 ありえないと思える事だって、案外起きる。
[あの子、というのが何をどう指すのかは知れないが、 言う通り、声は己と女のものしか聞こえて来ない。]
耳が遠いのか、話す気がないのかは知らないけどな。
[事ここに至って話す気がないのだとしたら余程の世捨人か。]
(*17) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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……うん?
[気持ちいいのか、と問われた。 食事に対してなかなか斬新な質問だ。]
そりゃな。
人間だって、好きな物食って腹一杯になれば気分良いだろ。 それと同じじゃねぇのかな。
[飢えが満たされる事。 狩りをする衝動が満たされる、事。]
それ位ならあんたも解るだろ?
[それは己の生と性が充足する時間だ。]
えーと、何っつったっけな。 カタル……何とかって奴じゃないか?
(*18) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 16時半頃
ティモシーは、じゃ、ご一緒しましょうと婦人につげた。**
2013/12/22(Sun) 17時頃
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― 朝凪亭 ―
[一時課の鐘と共に目を覚ます。 朝食を頂こうと下に降りた頃にはもう、 町は動揺に包まれていたか。]
……喰われた?
[人づてに、昨晩の宴に割り込んで叫んだ男の死を知った。]
そっか。
[宿の女将に軽くスープ一杯だけ出してもらって、 旅人はフードを被り直す。]
ちょっと、様子見て来る。 ――ええ? 野次馬根性だなんて、人聞き悪いな。
[それでも、にっこ、と笑って見せるのは変わらずで。 からんとドアベルの音を残して外に出た。]
(53) 2013/12/22(Sun) 17時頃
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― 裏通りへ ―
[漁があれば、早朝からの往来もあるのだろう。 道の雪には既に人の足跡。 坂に足を滑らせないように、裏通りへ向かった。]
……――
[雪の、つめたい水の匂いではないものと、 さわさわとした、穏やかでない人の潮騒に近付く。
そこに、記憶にある、立ち竦む人影を見た。>>52 坂を上って来る途中であったようだ。]
おい、あんた――
[路地を下り、声をかける。]
(54) 2013/12/22(Sun) 17時頃
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カタルシス?
……ふふ、ごめんなさいね。 随分と気持ちよさそうに聞こえたものだから。 人を裂くのに、どんな快楽が伴うのかしら、って。
[肌をざわつかせるような、 甘く喉奥を疼かせるような そんな感覚を、その声に覚えたのは確かだ。
――確かに己の中にも、 その血は流れていると理解する]
(*19) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
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ありえないこと、 そうね、何かわかったら教えるわ。
[不確かな憶測と、 ――人狼を暴く術と]
そういえば、 まだ、聞いていなかったわね。
あなたがどこから来て、どこへ行くのか。 ……昔話は、寝物語の方がいいかしら?
[教会へいたる雪道、 眼下に静かな海を見やりながら囁きを]
(*20) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
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[ヤニク声をかけられたヒューは、顔を上げた。 眉間にくっきりと皺が刻まれ、戸惑っているように揺れる目を、つい昨夜はじめて知った顔に彷徨わせた。]
あ、……
[言葉が出なかった。 咄嗟に出た言葉は]
あんた、暇か?
[返事も待たず、魚カゴをぶら下げた棒を押し付けた。]
(55) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
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……顔色悪いけど、大丈夫か。
[こんなものを目の当たりにすれば致し方なし。 介添えが要るかと怪我人の様子を見守るが]
へっ?
[カゴを提げた担ぎ棒が胸元に押し付けられたので、 思わずそれに手を添える。]
(56) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
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―教会へ至る坂道― [老人と少女と連れ立って、喧騒から遠ざかる。 雪の積もった日独特のしんとした冷えた静寂の中、 さくりと響く足音に、近く重なる時計台の鐘の音。 坂道をしばらく上れば教会は間近だ、 振り返れば眼下に広がる暗い色の冬の海]
――……船が、 随分小さく見えるのね。
[港に停留するエレクトラ号、 この町から離れそして帰ってきたその船、 はたして何を思うのか、女は小さく呟いた*]
(57) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
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頼む、持っててくれ!
[焦った様子から、必死の懇願に見えたかもしれない。 軽くなった身で、ヒューは駆け出した。 雪で滑りそうになって、つんのめりながら、市場に取って返した。 魚屋の女主人の元へ駆け戻った。 息を切らしているヒューに、表情こそ然して動かなかったが、ワンダはたしかに驚いていたようだった。]
あねさん、 今日はもう、家からなるべく出るな。 店も早くしめちまったほうがいい。
[何の事だか分からないワンダは、憮然としていた。 裏通りの事だけ、事情を話した。納得しきれない様子のワンダを残し、ヒューは二往復目になる道を急いだ。]
(58) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 17時半頃
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そうそれ。
[こんなやり取りでさえ――]
……どうだろうな。まぁ、気持ち良いけど。
人間も野山に入って猟をするけど、 あんたはそういうのもやった事なさそうだしなぁ。
[箱入りの、いかにも良い所のご婦人といった風情の女だ。
今、囁き交わす声が少し浮き立っているようなのが、 記憶と少しだけ違う。]
ん、あぁ。気になるっつってたっけ。 そんな大した話じゃねぇし―― っと。
[急に荷物を振られた旅人はそちらに意識を向けつつも]
別に、いつでも良いぜ。
(*21) 2013/12/22(Sun) 18時頃
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えっ……
[憔悴したような態度が一変。 ずしりと両手に乗る魚カゴの重みに眉を揺らす間に、 ヒューは元来た道をとんで帰ってしまった。]
持っててって――こんな場所で、どうしろっつうんだ。
[宛先も解らない荷を預かったままでは、身動き取れない。 困惑する旅人を、見慣れぬものとして向けられる衆目に、 居心地悪そうにしながらも、無惨な遺体を流し見た。]
……
(59) 2013/12/22(Sun) 18時頃
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[ヒューも、恐らく荷物を取りに戻って来るだろうが、 再びこの場所に近付くのは好ましくはないだろう。 と、彼が去った方に少し歩いて、通りに出た。
裏道を使うのでなければ問題なく落ち合えるだろう。 何せ魚カゴを担いだ赤い男って相当目立つんじゃないか。]
(60) 2013/12/22(Sun) 18時頃
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