226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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[迷子ちゃんの言葉の真ん中。>>39 ぽっかりと空いたそれには知らん振り。気が付かない振り。 代わりに投げたのは私も知らないコトバの意味。]
(52) 2015/06/05(Fri) 18時頃
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― 図書館 ―
[最後に図書館の扉を通り抜けたのは誰だったかしら。 誰かが扉を閉めていたなら>>47私は気に止めないまま。
メルヤが絵本を探しに行くというのなら声をかけずに見送るけれど、手くらいは振ったかも。]
…どう?探し物はありそう?
[まだ傍に迷子ちゃんがいたならそう聞いてみる。 返事があってもなくてもあくびを口の中で殺せば、目の端に水が浮いたよう。ああ、ねむい。**]
(53) 2015/06/05(Fri) 18時頃
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― 忘却の記憶に差す月明かり ―
[名前を教える程度なら、まだ許してあげたのに。 "私"じゃない、シーシャの好きなもの。好きなコト。
失くしモノの形を他の誰かに教えてしまうなんて、 ………――許さない。 許せなかった。
"私"にはシーシャ以外の記憶を食べてしまう なんて、出来ないのだもの。]
(54) 2015/06/05(Fri) 18時頃
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[その夜はどうしてだったか、"私"だった。 シーシャはどうしていたんだっけ。 また、聞きたくもないウソを聞きにせんせいの部屋に行った帰り道で泣いていたんだったかしら。
のたくる爪痕に覆われた壁の前。 私は、大キライなシーシャの「日記」。 私には捨てるコトが出来ない唯一の記録。 見たくもないのに、"私"が起きるのは殆どこの場所。
それでも、目が覚めれば笑顔にだってなる。 見ているだけじゃタイクツなのは何でも同じだもの。]
私?――私に、名前なんて無いわ。お嬢ちゃん。 …いえ、ヒナコちゃん?
[シーシャのフリをしてもよかったけれど、起きたばかりでは面倒だったから素直に白状することにしたわ。 自己紹介は、"私"に名前はないって。それだけ。]
(55) 2015/06/05(Fri) 18時頃
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[壁面を歪に這い回るキズアト。 人によっては波>>33や、絵>>45にも見えるかもしれない。ソレ。 私にはせいぜいミミズが這った跡にしか見えないモノ。
だから、私はキズのある壁を長く見るのを嫌う。 目を逸らす。 ――見るにしても、一瞬。]
この壁はね。シーシャの「日記」なの。 形が残るものは私が捨ててしまうから。
好きなコト、好きなもの。誰かと話したこと。忘れたくないこと。
全部、「いたい」ことと一緒に覚えておこうとするの。
[そんなことを言ったような気がする。 私は私で日記を書いているのに、シーシャは自分の記録をどこかに残しておきたくて、壁をキズつけることをやめないの。なんて、せんせいにも話したことはなかった。]
(56) 2015/06/05(Fri) 18時半頃
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どうして――? だって、シーシャには要らないものだから。
在ったコトもいつかは忘れてしまう記録なんて 最初からなくたって、お な じ でしょう?
[いじめないで>>34、はさすがに予想外だったから、私はくすくすと笑った。その部分だけは鮮明に覚えている。 …あまりにも、可笑しくて。]
いい、ヒナコちゃん。シーシャはね、そのうち――、
[それで、つい口を滑らせそうになって、 あらいけない、と私にしては慌てて黙り込んだ、ような。>>27]
(57) 2015/06/05(Fri) 18時半頃
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[その直後に私が恐れていたことを口にされた>>34ものだから、 作り笑いなんて直ぐに無くしてしまっただろうけど。
シーシャの代わりに誰かが"シーシャ"を覚えている。
私にとっては嫌なこと。シーシャにとっては、]
――…忘れるわ。いつか。
[負け惜しみのような言葉を吐いてその場から離れたのは。 それから"私"の時にもシーシャのフリをすることを覚えたのは。 立ち去り際、追うようにかけられた、忘れないよ。の声が何時までも何時までも何時までも耳の底から消えてくれないせい。]
消えると分かっていて、どうして?
["私"の眠り際、呟いた言葉はきっと誰にも*届かなかった*。]
(58) 2015/06/05(Fri) 18時半頃
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メルヤは、シーシャに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 20時頃
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[ヒナコはナナオを探すと言っていたが、何かあったのだろうか。 薬のおかげで痛みが少し楽になり自由になった思考は、不意に彼女と出会った頃のことを思い出していた。
『何かいてるんだ?』
ある日少年は中庭で、自分と同じ位の年頃の少女が真剣にノートに向き合っている姿を見つけた。最初は遠巻きに眺めていたのだが、もしかしたら彼女も絵を描いているのかもしれないという期待と、その熱心な様子への興味に負けて。 半ば脅かすように後ろから覗きこんでみたが、彼女の反応はどうだったか。
それ以来、此方は彼女のことを友人だと思って接している。 …そして今から1年ほど前のこと。鎮痛剤だけで眠りにつくのが厳しくなってきた頃、彼女へ半ば冗談めかして愚痴ったことがある。
『最近、寝つきが悪いんだよなー。 子守唄的なものって作れない?そしたら俺、毎日聞くよ』
欠伸を噛み殺しつつの、無茶な要求。しかし半分は冗談だったが、実はもう半分は大真面目だったというのは、此処だけの話*]
(59) 2015/06/05(Fri) 20時頃
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―キルロイの部屋前―
ふふ、それは僥倖、ね。 今日はきしめんだから逃したら私だったら泣いてしまうかもしれないわ。
[目線が合えば>>48、彼は未だ薬を飲んでいないという 正直でよろしい、なんておどければよいのか それとも大量の床に散らばる薬に、其処まで進行していたのと嘆けばよいか 私は未だ、その答えが見つからず
唯、彼に請われるがまま水を硝子のコップに汲んで無表情に手渡した]
(60) 2015/06/05(Fri) 20時頃
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はい、お水。
[薬を規定量を飲み干す姿、腕に覆われた羽により彼の絵は見られなくなってしまった
頸椎損傷により四肢麻痺になっても口に筆咥えて絵を描く人もいる されどそれは稀有だからこそ本になったりマス・メディアにとりあげられたりするのだ 多くの人は、新たな可能性を探そうと前向きになる程強くない
だから彼の絵を見られなくなってしまったのは寂しい気がするけれど それでも...は彼に頑張れとは、言えなかった]
(61) 2015/06/05(Fri) 20時頃
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[最近上手にバランスが取れない>>37 そうキルロイに告げるヒナコに、私は今動かぬ表情筋に感謝した
貴方達″も″不調に喘いでいるのねと、そう思ったから
よろめきながらも屈み、彼の机の上に置く彼女、 ナナオを探すと食堂の方角へ去ってゆくのを見れば、留めることはできない 元々、彼女はナナオも探していたのだから
無理をするなと彼が去るヒナコの背に告げるのを、...は唯何も言わず眺める
ふわふわと舞い遊ぶ様に軽やかに色鮮やかに映える翅 漆黒の、その手を護るかのように覆う黒羽
どちらも彼らの機能を阻害しながら成長する、ハネ達 ならば、自分はどうだろう
自分は彼らみたいに外面に顕著な変化は現れない されど、昨日精密検査の結果が出て。医師に告げられた言葉が脳裏にこびりついていた]
(62) 2015/06/05(Fri) 20時頃
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『かなり内部の硬石化が進んでいますね 特に、下半身の関節部に顕著だ』
[屈もうとするのにきしりという音が膝で響き、 老婆でもないのに一定角度以上曲がらない 車椅子を打診されたが断ったことも記憶に新しい このまま進行すれば噂によれば閉鎖区域の隔離病棟へと収容されるらしい
ねぇ、私あと何日貴方達と過ごせる?
弱みを見せられず、痛みに耐え笑みを見せる貴方達に縋る事もできず 私は唯、誰にも見えない様にラリマーを零す]
(63) 2015/06/05(Fri) 20時頃
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[...は、ヒナコを見送った後。エルロイに無表情にこう尋ねた]
貴方は、これからどうするの?
[私は食堂に、きしめんを食べに行くわとそう告げる さて、彼はどうするだろうか 紫水晶の色の瞳は、じっと漆黒を見つめる*]
(64) 2015/06/05(Fri) 20時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 20時頃
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[少し苦労しながら床に散らばる薬を全部拾い上げ、ケイト>>64の方へ顔を上げる]
俺も食堂に行くよ。 それにしても、ケイトリンは本当にきし麺が好きだなぁ。
[良かったな、なんてのんびりと呟く。 自分の方はこの腕が悪化して以降、食事はパンやおにぎりなど食べやすい物に変えてもらっている。多少周りを羨ましく思うが、これに関してはそういうものと割り切っていた。 歩きかけ、ふとヒナコが去っていた方向を見つめ、真面目な顔でケイトを振り返った]
……俺は良いんだけどさ。ケイトリンは大丈夫? [最近、具合の悪い者が多い気がする。 その筆頭ともいえる自分が言えた立場ではないが]
俺が逆に君を起こしに行くようになるなんて、嫌だぜ。 いや、もしそうなったら、行くけど。
[自分の症状は、ある意味とても分かりやすい。しかしそうでない者達も、此処には大勢いる。昨日まで元気だと思っていた友人が、朝起きたらもういなかったなんてことも何度か経験していた。 彼女の受けた告知>>62>>63は何も知らない。 知らなかった、けれど]
(65) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[強いて言うなら、彼女が薬を拾おうとしなかったことへの違和感だろうか。ただの偶然かもしれない。自分が水を頼んだせいかもしれないが]
俺が泣いてた時のこと、覚えてる? 爺ちゃんと婆ちゃんの手紙が、駄目になってた時のこと。
あのときは流石にもう本当に落ち込んでさ。 俺って何なんだろうって。 もっと辛い思いしてる奴もいっぱいいるのに、 今思えば情けないけど。
でも、ケイトリンが慰めてくれて。 泣くだけ泣いたら、ちょっと楽になったんだよ。
[的外れなことを言っていても、それはそれで良いと思った。いずれにせよ、お互いに何時何が起きても可笑しくは無いのだ]
だから本当に、感謝してるし。 困ったことがあれば助けたい。
[まあ、この腕じゃあんまり何もできないんだけどさ、と。茶化すように付け足して、笑った]
(66) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[小さな姫君が、楽しく過ごしている平和な絵本を彼は手に取った。 かなしい話は、タルトには見せない。内容を見つつ、絵本を幾つか物色した後場所を移動する。]
シーシャさんも何か読むのかい?
[振り向きもせず、館内にいるシーシャに尋ねる。]
……ユリ、辞書探してる? それならこっちにあるよ。 花の事典とかもあるんだね。 ユリは、こういうの好きかな?
[何時だっただろうか。ユリは桃の花が好きなことを口にしていた。 憶えているかは定かではない。彼は暈かした尋ね方をする。
彼女の名も、花の名前だ。気紛れに捲り、百合の花言葉を目にして本を閉じる]
(似合いすぎだよ。)
[彼には声には出さずに置いた。 どんな言葉で言えばいいか、わからなかったからだ。]
(67) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[近くに蔵書されていた様々な西洋絵画の描かれた本を見、キルロイを思い浮かべる。 今日まだ会ってない、残りのひとり。 最近では絵を描いていないようだった。
彼のスタンスは付かず離れず、同じ病院仲間を見守るかのようだ。 冷淡なのではない。
諦念と思慮ゆえに、最後の一歩は誰にも踏み込ませない。]
……――。
[突然、彼の視界がまっ赤に染まる。 皮膚の神経が刃物で突き刺さるような痛みを、覚えた。
手にしていた絵本数冊と、花の事典が床に投げ出される。膝から頽れた。 ピシリ。ピシリ。硝子がひび割れるような音が、彼の内部から聞こえる。
……い、つ。
(68) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[神経を直接抉られるような痛みに、彼は歯を食い縛って耐えた。 シーシャやユリが気遣って声を掛けたなら、だいじょうぶ、と声にしただろう。]
――大丈夫だから、近づかないで。 …医者も、呼ばなくて…いいか、ら。
[前兆はあった。 幻覚を見ることが増えたのが、彼の鱗が増える予兆だ。
背の中心から左手が、硝子が突き立てられるような痛覚が間断なく襲った。]
(69) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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ピシリ ピシリ ピシリ ピシリ ピシリ ピシリ
[どれぐらいそうしていただろうか。 金属質がひび割れ、切り裂かれるような音が外部に発せられるいるかは、彼は知らない。 痛みが引き、息を整える。
彼が知覚している音の数よりも多く体に鱗が生えたのを、肌が感じた。痛みの箇所からして背中にも増えただろう。
まだ包帯の巻かれていない右の手を見る。手の平から手首まで透明な鱗が突出していた。 下手な針や刃物よりも鋭い。
彼は、昔日を思い起こした。]
(70) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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―変異する躰(>>0:295>>0:298)―
[僕が、この病院に入所して間もない頃だったろうか。 両親からも見放された僕は、正直行って可愛げのない少年だったろう。 鋭利な針のような刃のような、鱗状のものは人を傷つける。 物心ついた頃には胸の辺りにぽつぽつと生えていた。
記憶にある限り、親に触れられた覚えはない。不気味な視線が上から落ちる。 ファミリーネームを名乗らないのは、僕なりの小さな反発だった。
奇異なもので見られれば、それが僕の当たり前となっていた。]
[ある時だった。ヒナコの前で、右手の甲に鱗が生えたのだった。 その頃には今ほど、強い痛みは覚えなかったため顔を顰める程度だったろう。
(71) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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――『わあ、きれい……! めるやさん、きれいだねえ』
少女の澄んだ声が、耳に届く。僕には何が”綺麗”なのかわからなかった。
ヒナコの白い手が、僕の手に伸ばされる。 いけない、と思ったが声には出なかった。
じわり。ヒナコの指先から赤い雫が垂れる。 痛みでヒナコが泣いていた。僕は申しわけなくなって、涙ぐみそうになった。 謝ろうとしても声に出なかった。ごめん。その一言がどうしても喉奥でつっかえた。
きれい。その言葉が胸を満たしていた。 愛想の無かった少年だった僕を、ヒナコがどう思ったかはわからない。
あの時。伝えたかったものが今ならわかる。
(72) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[僕が市販のものより分厚い包帯巻きだしたのは、その後だった。目に見えて、触れる部分に生えたのだから、仕方ないことだ。
誰も傷つけたくなかった。患者仲間の誰ひとり。
今では、背中の大部分は鱗化している。 左半身の方が進行が早いらしい。 左手は肘まで、左足も肘までほとんどが透明じみていた。 首は喉仏の辺り。右半身にもところどころ生えてきた。
いずれ全身鱗のような姿になるのだろうか。 想像すると間抜けだ。
――――…それよりも、深刻な症状が重くなってきていることを、僕は医者に黙っていた。]
(73) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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―現在:図書館― [彼の視界の端で、ユリとシーシャが二重に見える。
”もうひとり”のユリは心配そうに見つめていた。感情の篭もった瞳。忘れることへの恐怖を喪ってしまった、ユリではない。
忘れることが怖いのだと、何時か口にしたユリは喪われた。 彼は強く、自分に言い聞かせた。
”もうひとり”のシーシャも、怠そうだが気遣わしげな双眸だ。 鼓膜を震わす声は喋り方は、まだ安定していた頃のもの。
シーシャの不安定さが浮き彫りになったのは、何時だったろうか。 彼はこれは幻聴だと、強く言い聞かせる。
横から肩を叩かれる。]
(74) 2015/06/05(Fri) 21時頃
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[彼の左肩は既に鋭利な鱗が生えていたため、僕は驚いた。
見上げた相手を見て、彼は息を詰める。 もう誰が覚えているだろう。彼にはわからない。
目の前に幻視する男がいなくなったのは、確かケイトが来る前だったように思う。 奇抜な格好をした、頓狂な男性。
……『 』
彼は、男の名前を呼ぶ。まるでそこに居るかのように、彼の名を呼び、頭を撫でる”感触”すらもした。
手品師のように、どこからともなく花や鳩を出しては人を和ませていた、男。 24時間しか、記憶を保てない病気を持っていた男は、毎日”初めまして”を繰り返した。
毎日飴だか花だかを、みんなに渡して楽しそうな足取りで院内を歩いていた。 彼のような子どもには、楽しい話を聞かせることがあった。同じ話を何度も聞くこともあったが、彼は気にならなかった。]
(75) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[横から肩を叩かれる。 はっきり言えば当時の彼は、男に一番懐いていた。 だけど男はもういない。
この病棟には、もういない。
――幻覚が現実を侵していく。 (触れた感触まで、現実感を伴ってきた。)
――喪われていく。 (それが感情だとか記憶だとかその人そのものだとか)
彼だって例外ではない。 自覚が、あった。
鱗が増えていくほどに、幻覚は強くなる。幻聴が幻視を伴い、最近では触れられた感覚まで現実的になりつつある]
(76) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[キルロイさんから貰った夢の欠片のような絵の数々。 風景、人物、……この施設の皆で 外の世界を旅行している絵を貰った時は、 わたしは、とても、とても嬉しくて。
『とってもすてき!』
ケイトリンさんや親しいともだちに見せてもいい? なんて、嬉しすぎて問いかけたほど。
キルロイさんの絵はわたしを笑顔にする 魔法がかかっているようだった。>>49
今は、魔法の指先は強張ってしまっているよう。 動かせるのかもしれないけれど、 痛むのなら無理にとはいえなかった。]
(77) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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だいじょーぶ、だよ!
[そらされた視線に、一瞬わたしは憂いを感じながら それでも、表面上はへらへら笑ってとりつくろう。 見える痛みに気を遣いながら、 見えない痛みを、気遣えないまま。>>63
だいじなともだちの変化に、いつも疎いから アンテナをはりめぐらせてはいるけれど 零れ落ちたラリマーの輝きに、気づくことはできず わたしはそっとその場をあとにする。]
(78) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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[繰り返し、彼は思い出す。
優しい、虚像はいらない。 冷酷な、現実だけでいい。
喪われて忘れられていっても、彼は現実を目にし続けることを望んでいる。
彼が好きだった、兄のようなひとはここにはいない。 ユリもシーシャも、違う。
違う違うのだと頭の中で何度も呟く。
彼は幻が収まるまで、自我を保つように頭を抑えて呼吸を整えた。
だいじょうぶだから、とうわごとのように呟きながら*]
(79) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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ヒナコは、キルロイに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
メルヤは、ケイトに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
キルロイは、メルヤに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
ケイトは、メルヤはそういえば今何をしているかしら、なんて思った
2015/06/05(Fri) 21時半頃
メルヤは、ケイトに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
ケイトは、キルロイの両手の羽根を見つめている
2015/06/05(Fri) 21時半頃
ナナオは、ヒナコに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
ナナオは、シーシャに話の続きを促した。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
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― 廊下へ ―
[わたしは と、 と、 と歩きながら 明るい髪色を、すこし背の高くて、でも細い肩を、 黒い手袋を嵌めた姿を、探していた。
もしかしたら、食堂の方に戻っているだろうか。 来た道を歩いていると、聞きなれているようで 聞き慣れない鼻唄が>>43耳に届く。]
ナナちゃん。みつけた。
[ わたしはナナちゃんの傍へ行って、声をかけた。 思わず袖を引きそうになったけれど我慢をしよう。]
さっきは、心配かけさせちゃってごめんなさい。 もう大丈夫だから。 ナナちゃんは大丈夫?
[動悸がしたから休む、と言っていた、とせんせいが。 首をかしげ、彼女の様子を窺う]
(80) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/05(Fri) 21時半頃
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― 昔の話/中庭にて。 ― [その日もあたしはノートを前にうなっていた。 どうせ書いてもせんせーに見せて、苦笑されて終わりじゃないか・・・、とか。 本当に心からそう思っている詩を書いても、字にした時点で恥ずかしくて。 それを誰かに見られることを考えて、格好つけてしまって――。 詩を書いていると、自分のことが分かってくる気がする。 自意識過剰な自分がいて。 それを自覚するのが嫌になって、悩んでいた。
そんな折、突然話をかける人がいて――。>>59 ナナオは少し目を見開いて。ふい、と目を逸らしながら。]
・・・し。
[ナナオは詩、と言ったつもりだった。 うまく書けてはいないから、そっぽを向いてそう一言。 書いては消しての繰り返し、あるいは書かずに悩むの繰り返し。 最初はつれない返事をしていたけれど。 そんなスランプのループから、"目的のある音楽"・・・子守唄を作ったことで、少しだけ抜け出せたらしい。 何の為に。誰かの為に。そう思って作ってみると、うまくいくのだと。]
(81) 2015/06/05(Fri) 21時半頃
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