1 とある結社の手記:6
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人
狼
墓
少
霊
全
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マーゴさん………占って、食べちゃうとか。
[ふと思いついたことをそのまま口にして]
あ、いや。突然では怪しすぎますね。
(*95) 2010/02/25(Thu) 03時半頃
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メアリー、もういいか?
[妹を促す。 夜に一人で部屋に帰す気は、毛頭なかった。
そうして、もうひとり。 一瞬、迷うように妹を見遣ってから声をかける。]
マーゴ? 戻るなら……。上には、戻らないか?
[せめて、部屋まで無事送り届けよう。 その声には、果たしてどのような答えが返ったか。]
(564) 2010/02/25(Thu) 03時半頃
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そ。突然だったら怪しいだろ? 誰も疑ってないしな。 ああ面倒臭い。
[首を左右に傾ける。ごきごきと音がした。]
(*96) 2010/02/25(Thu) 03時半頃
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お気遣いありがとうね。助かるよ。
[煙草についてはそう告げて。]
あ。ごめんなさい、違うの。 これは、外に向けての手紙なんだ。
……花の種の、注文書。 もし無事に外に出られたらね、届けてほしいの。 切手は後でちゃんと買うから。
[首を振った。]
(565) 2010/02/25(Thu) 03時半頃
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[その日の夜。
眠りにつく前に、カルヴィンの部屋の前へと約束の本を届ける。 ひやりと冷えた空気の中。
ごう、と窓の外を冬の風が吹きぬけていた**]
(566) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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本屋 ベネットは、病人 キャサリンの揺れる黒檀を思い出し──
2010/02/25(Thu) 04時頃
本屋 ベネットは、漂白工 ピッパの怒りの剣幕を思い出していた**
2010/02/25(Thu) 04時頃
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[無事に外に出られる保障なんて、あるわけがない。 それはわかっているけれど。]
…もしかしたらね、また…今日みたいに、 誰も、死なないかもしれない。
あるいは今日、人狼を処刑できたら… 無事かもしれないじゃない…?
[手紙というよりは、希望。 無事に外に出られますように、という願掛けのような。]
…黒い封筒ばかりだと、飽きるかな、と思ってね。 ちょっと、書いてみたんだ。 慣れない事をすると、手が疲れるねー。
(567) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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……僕は、メリクリウスさんと、一緒に此処を出たいんです。
[彼が偽者だとばれる方法は絶対に取らないと、明言する]
ふふ。心中なんて、貴方らしくないですしね。
あぁ、成程。占われた中に、人狼なった人間が、と。 それは賢い方法です。 誘導するのは難しそうですが、結社の方に質問でもすれば、 皆さん注目しますかね。
[ふむ、と唸る]
―――…分りました。そんな日は、無いと思いたいですが。 もしも貴方が処刑されたら、ウェーズリーさんを…。
(*97) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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[昼間の言い争いで、彼女を怒らせたはずだ。失望させたはずだ。なのに。]
お前は…。
[一日に一人、誰かが処刑される――ならば、自分が変わりに引き受けようと思ったのだ。他の三人に人狼だと疑える者がいなかった故に。]
…嫌ってくれたと思ったんだけどな。
[ただただ、鈍間な思考を口にするしかない。]
(568) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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分かりました。 けれど、今すぐにでしたら、 私はここを出られませんので……。
アーチ君に代理を頼んでいるのですよ。 フィリップ君に直接では何か拙いですか? 私から彼に渡しても問題はありませんけれど。
……花の種、ですか。 ここから出たら育てるので? 雪割り草には、まだ早い寒さですね……。
[開いた窓の隙間から、凍える空気が部屋の温度を下げていく。 煙草を消したことで、換気はもういいだろうと窓を閉め。 皓々と照る月を一度見上げてから、ピッパに向き直った。 青い便箋――先ほど相棒への遺言を綴った内の半分を破り、走り書き。 そこには、切手はツケで払うので、至急この手紙を然るべき住所に届けて欲しいと。]
さて、フィリップ君は部屋に居るでしょうか。
(569) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 04時頃
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手紙はいいものです。 縁がない人にはとことんないものですが。 退屈に見える私の仕事の、唯一の安らぎです。
たまには書かないと、文字を忘れますよ。
[冗談めかしてから、ふとサイドボードに目を留めた。 はて、この相手は破壊的味覚の持ち主だが、酒はイケるクチなのだろうか。]
私への気遣いでしたら、ありがとうございます。 どうですか、気晴らしに一杯。 氷も雪も幾らでもありますからね。
[胃が燃えるような度の高い酒精でも、氷や水で割ればまろやかになる。]
(570) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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[キャサリンの言葉を聞いた。理由を知る為に付いていく。]
…あ。
[気付けば車椅子を押していた。]
(571) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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そ。心中なんてやるほどオレ酔狂じゃねえの。 占った中に…っつうのはオレの口から言うにゃちょっとな、と思っててさ。 どうする。オレが言うか?それともユノが言うのか?
[笑い混じりの声。]
(*98) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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出来たら、ウェーズリーさんに配達してほしいんだ。 あんまり急がないから。花を育てるには、まだまだ早いしね。
ウェーズリーさん、仕事熱心だからね。 おまかせしたいな、と思ったの。
手紙もさ、イケメンの郵便屋さんに運ばれた方がいいかなって。
[くすり、と笑った。]
フィリップか…さっき広間に行ってたかなあ。 ん、お酒?いけるよー。ぐいぐいと。
(572) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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………あはは。
もっと頭を使わずに、こう、 すぱーんってやれると楽なんですがね。
[ごきごきとなる音に、苦笑い]
処刑が読めないのが、なんとも、……。
ウェーズリーさんの占いも。 僕にならなければ、良いんですけどね。
[悩んでいた彼を思い出し、息をついた]
まあ。そうなったときは。 ――――――……戦うまでです。
(*99) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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明日何事もなければ、僕が言いますよ。 何か言い方を、考えておきましょう。ふふ。
仮に僕が占われて吊られても、 その理論なら、メリクリウスさんは逃げ切れますかね…。
[ぼそりと呟き、相手と同じように笑みを浮かべる]
襲う相手は、変更無しで構いませんね。 メリクリウスさんの、初襲撃です。 …………美味しい食事になると、良いですね。
(*100) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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―自室―
[ハンドリムを回す手の負担が軽くなった。けれど手はそのまま。 自室に入ると、少し腕を伸ばして電気をつける。 まだ脚の震えは止まらない。 部屋の真ん中で車椅子を止めると、手で脚の震えを止めるように。]
どうして―――だと思う?
[まずは一つ問う。 その問いは、自分自身に問うように。 だから、彼が答える前に次の言葉を。]
…………だから。 好きだから、フィリップのこと。
十年以上想ってきたんだよ。 あんなことくらいで、すぐに嫌いになれるわけがない…!
[車椅子を回転させ、彼に黒檀を向ける。]
(573) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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ああ、その意気だ。 …ま、そろそろオレも寝に行くふりでもするか。
また明日、だ。
[それは、いつかの指切りに似た約束。**]
(*101) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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……はい。また、明日。**
(*102) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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ああ、美味い食事にしたいぜ。 …どっちにしろ野郎っつうのはアレだが周りの感情が波立つことには変わりない。 メインディッシュよりもサイドメニューを楽しむとしようか。 くくく。
[囁き声のなかだけとはいえ、笑い声が漏れてしまった。 楽しみで仕方ない。**]
(*103) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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なるほど。 では相棒に任せず、私が責任を持って お預かりをしておきますよ。
[それは、二人揃ってここを生きて出ようという、約束にも似て。 受け取る手は、ガラにもなく感激で少し湿っていた。 配達鞄に、大切そうに仕舞いこむ。 黒の二通が人狼に届いた後の、最初に仕事になるだろう。]
では、どうですか。 いえ最初は飲んでないとやっていられなくて……。 いつも一人寂しく手酌なんですけどね。
[少しだけ、と言い置いて。 ピッパが部屋を去る頃には、ほろ酔い気分で舌も幾らか滑らかになっていることだろう。**]
(574) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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フィリップ、私に言ってくれたよね。 死ぬなんて言うな。生きろって。 ―――絶対に生きろって。
この言葉あったから、私は生きようって思った。 生きなきゃって思ったんだよ。
それなのに、フィリップが身代わりになるなんて……
許せなかった。哀しかった。悔しかったよ。 嫌いになろうって思った。
でも、できなかったの。
(575) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 04時頃
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私、自分で思ってた以上に、フィリップのことが好き。
フィリップが私に嫌われたいのは分かった。 私のこと嫌いなのも分かった。
でも、死なないで。 傍に居てくれなくていいから、死なないで。
(576) 2010/02/25(Thu) 04時頃
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私よりも先に、死なないで…!
[ハンドリムを一度大きく回す。 手を離しても車椅子は進み、フィリップの前へ。 そして、膝にしがみつくように、腕を回した。]
(577) 2010/02/25(Thu) 04時半頃
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[「生き残れますように」という願いがこもった、その手紙。 ありきたりな茶封筒だけれど、大切な。
ウェーズリーが鞄に仕舞いこむのを見ると、微笑んで。]
だよねー、素面じゃやってられないよ、こんなこと… とはいえ、お酒飲む暇もなかったなー、最近は。
[少しだけのお付き合い。 だが、投票用紙をまだ提出していなかったので、あまり長居はできなかっただろう。ひと時だけ、月と雪を見ながら酒を嗜む。**]
(578) 2010/02/25(Thu) 04時半頃
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漂白工 ピッパは、病人 キャサリンは大丈夫かな、とふと思い。
2010/02/25(Thu) 04時半頃
漂白工 ピッパは、病人 キャサリンのドナルド疑いは何とかできないかなーとか思っている。
2010/02/25(Thu) 04時半頃
漂白工 ピッパは、鳥使い フィリップの事も少し気にかけた。
2010/02/25(Thu) 04時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 04時半頃
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―キャサリンの部屋―
[暗い部屋へと入る。キャサリンが電気をつけ、部屋の様子があらわになる。どこも造りは変わらない――それが最初に持った感想だった。]
…そうか。
[一つ目の問い。これは以前から薄々感じていた。だからこそ舞い上がった過去があり、そして墜落した今がある。]
俺は…死にたかったわけじゃない。死ぬのは御免だ。でも――。
[息を吐く。彼女の思いの大きさに眩暈がする。膝にしがみ付いた腕をそっと外す。]
(579) 2010/02/25(Thu) 04時半頃
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…ごめん。
[謝り、キャサリンを抱き上げた。目の高さが合う。]
…ごめん、死にたいわけじゃなかった。俺は自分が生きるため大事なものを捨てるのだけは出来なかった。ベネット、ドナルド。そして何よりも――。
[黒檀を見つめた。]
お前だけは、絶対にここから生かして出してやろうと思った。
[集会場に閉じ込められ、人狼騒動に巻き込まれた自分が拠り所としたのはこの人だったが故に。]
…だけどな。疑えなかったんだ。ドナルドも、マーゴも…ラルフも。だから、ああするしかないと思った。
[抱きかかえた背は、軽く儚い。]
悪かった。焦っていた。お前がヤニクを人狼だといった時…俺には、お前が人狼に襲われる姿しか想像できなかったんだ。だから…。
[死に急いだのは、彼女の死をこの目で見たくなかったから。]
(580) 2010/02/25(Thu) 04時半頃
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[ふわり、身体は少しだけ浮いて。 気付いたら、いつしか触れようとした瞳が同じ高さに。 背に回された腕の力、その強さが彼の想いだったと悟り]
―――一緒に、生きよう?
[どうしたら、共に生きられるか。 答えは分かっている。 嫌いだからという理由では疑わない。 明日の朝日を見れることができたら、彼と話をしよう。]
少しだけ……わがまま。
[そう言って、細い腕をフィリップの首へと回す。 そこには、知りたかった世界が眼下にあった。*]
(581) 2010/02/25(Thu) 05時頃
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