204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 04時頃
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うん…………
[赤く染まることのない様子 遠目からの姿に安堵をこぼすけど
近づいた時の 苦しげな表情に …………こちらまで苦しい]
うん…………がんばったね 強かったね…… たくさん休んで ゆっくりおちつくまで…………
(*163) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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――、 そ、 … …、
[>>519 (そうだ、そのはずだった) (でも、炊事場なのだから水を使えば、よかったのでは) (まるで、赤に誘われるような。どうして。 (月が、満ちる、せい?)]
ほ、ほら、……野菜、切るから、……手伝ってくれるかい?
[隻眼の眼元に薄くさす朱と、 己の頬の熱さの正体を追わないように、 料理に没頭するために。
――干し肉の入った、程よい塩味のポトフは、 ややあって、出来上がる。 皆に振舞ったが、ラルフはその頃、戻ってきていたか、どうか>>523**]
(525) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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[ぱちっとラルフと目があって 部屋に逃げ込む様子を視線で追った後 そのまま視線は ラルフが来た方向へ]
…………
[その先を見据える ]
(526) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/17(Mon) 04時頃
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[何が困るのか、傾げた首の位置が戻る。 抑えきれなくなるのは――なんだ?
バーナバスと話していたばかりじゃないか。
ラルフの判断は賢明だ。 置き去りの箱を見詰めて溜息を落とす。]
………はぁ。
[箱を包み直して立ち上がる。扉の閉まる音。あちらかと首を巡らせ歩き出すと。>>526]
……おや、フィリップ。話は 無事に 済んだかい? 廊下の十字路。フィリップの]
(527) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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[彼の頭から爪先までを見下ろし。 インクの匂いがするものだから眉を顰める。]
トレイルとニコラは、居間……かな?
(528) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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ーーーー………………
[ノックスが近づけば 彼よりも背が高い 視線は自然と上へと ただ 引き締めた口元 ノックスの言葉に声を返さない
無事に こくりと頷くだけにとどめて]
(529) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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フィリップは、もう一つのノックスの問いにも頷く
2014/11/17(Mon) 04時頃
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………
[頷くだけの返答に、ノックスは腕を伸ばした。 フィリップではなく壁につけ。
孔雀石から目を離さずに、1歩踏み出して距離を縮めた。]
………それだけかい?
(530) 2014/11/17(Mon) 04時頃
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[視界の端 伸びたノックスの腕が見える けれど フィリップは動かない]
俺たちは”旅”の途中で あなたは制御できる大人だ
[距離が縮まればより目線は上げざるを得ない ニコルに狙われ 包帯を巻いた淡い青 それを 瞼でニコルからガードした 孔雀石は見上げたまま そう言って首を傾げるだけ]
(531) 2014/11/17(Mon) 04時半頃
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[何も言わなければ、フィリップの両頬を掴むところだった。 3人だけで話したいと言った彼に向けた言葉を聞く。]
その通り。
[君たちは制御出来ない子供だ。]
(532) 2014/11/17(Mon) 04時半頃
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……このことは フランシスに言えますか?
[誰が誰の保護者か 紐付けは危うく うろ覚えのまま じっと見つめたまま]
(533) 2014/11/17(Mon) 04時半頃
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……このこと?
あぁ、ラルフにしたことかい? 頭を撫でて
[フィリップの頭に手を置き、撫でる。]
僕の箱を見せて――…膝に乗せたこと、かな。
[彼が言わんとしていることに、小さく笑った。]
面白いことを言うね? フィリップ。 フランシスに言えないことを、するはずがない。
それで、フィリップは?
僕に言えることを、しているんだろうね?
(534) 2014/11/17(Mon) 04時半頃
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―― 二階/炊事場 ――
[ボタンを外すフランシスの指先を隻眼が追う。 共に旅をしているのだから肌を見る機会もあるはずなのに 晒された胸元に引かれた赤に心臓が脈打つを感じた。 呼び起こされそうになるのは襲う側の感覚。 眼帯の下がジクと痛む気がした。 生唾をのみ喉骨が上下する。 鳥にあげるつもりはない、と彼が言うを聞いて 「ああ」と短く同意するように声を向ける。]
――…からかってねぇし。 そんな無防備だと襲われる。
[誰に、とは言わぬまま彼の頬が染まる>>524を見詰めた。]
(535) 2014/11/17(Mon) 04時半頃
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[短い一音は肯定か。 フランシスの言葉>>523の続きを待つが話題はそれてしまう。]
…………。
[沈黙の後、小さく息を吐き]
分かった。
[頷いてポトフの下ごしらえを手伝う。 料理中のフランシスを時折チラと盗み見るは きっと先程の熱がしずまりきらぬせい。**]
(536) 2014/11/17(Mon) 04時半頃
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[――大人のくせに。
フィリップを見ているはずなのに。 少年時代の己と重なる。
―――保護者のくせに。
ラルフに対しては衝動を煽るような行為だったと認めざるを得ない。そう、‘保護者’のくせに――だ。
けれど、フランシスに言えぬ話ではない。 言えないのは――…もっと、別のこと。**]
(537) 2014/11/17(Mon) 05時頃
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[頭の上に乗った手 これが保護者……ホレーショーの手なら 嬉しいだけだった ニコラの手はくすぐったいだけだった]
[眉を潜めて 撫でる手を払うように右腕をかざす]
…………じゃあ どうして
[と 言いかけた その口を噤んで 唇を引き結ぶ 言われた言葉に返すことが出来なかった 衝動も トレイルの書いた言葉も 何も それでも 孔雀石はじっと見上げていた*]
(538) 2014/11/17(Mon) 05時頃
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