54 CERが降り続く戦場
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 11時半頃
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―― 学園、《雨》降る地 ――
[しとしとと雨の降り続く中、傘もささずに外に立っていた女は、出てくる人影に眉を上げた…が、要塞の中から出てきたのは予想外の相手だった]
なんだ、少年? 君を呼んだ覚えはない。 言っただろう、死にたくなければ外に出るな…と。 忠告をして聞かないのは自由だが… 引けというのはどの口だ? 時空歪《クロノノイズ》を見られる者には分からないだろうが… 既に事態は、私が引いてどうにかなるところではないぞ!!
ふふ……まさかもう雨が降り出すとは思わなかった… そうでなければきっちりと刻限まで待ってやっても良かったんだけれどね…
[遅れて出てきた人影に、視線を外して改めてそちらに声をかけた]
待っていたぞ、旭川 アキラ!! さあ、答えを聞こうか!
(643) 2011/06/04(Sat) 11時半頃
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―要塞/入口―
……あれが。
[入口を少しだけ開けて、件の女性を見ている。]
(644) 2011/06/04(Sat) 12時頃
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―雨降りしきる学園―
いよいよ、始まるかな?
[超上位種<エルダーロード>、それから、少年が二人。 キャストがこうして向き合うということは、ソレすなわち開演の合図だ]
…漸くエキストラ以外の出番か…待ちわびた…いささか序章<プロローグ>が長かったな。 さて、どうなるかお手並み拝見といこうか…。
[楽しそうにつぶやき、遠巻きに彼らを眺める。 余程のことがない限り手を出すつもりはないが、もしも星<ステージ>に危機が及ぶようなことになったときは…]
そのときは…どうしたものかな。 ステージがなくては演目の続きが観られない…ソレは困るな。
[そのときは仕方がない、役<キャスト>として舞台に上がるしかないか、と小さくうなずいた]
(645) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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…おや?
[のんびりと観戦の構えをとっていたが、最初に訪れたときにはなかったはずの建造物(モノ)が目に入る]
…キャスト同士の衝突を眺めるには、随分至近距離だな…。
(646) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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アルフレッドは、ヤニクの方に視線を移した。入口に隠れながら。
2011/06/04(Sat) 13時頃
ヤニクは、丁度眺めていた建造物から、一瞬誰かの顔が見えた気がした
2011/06/04(Sat) 13時頃
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―建造物前―
[中から微かに顔が見えた誰かと目が合ったような気がして、雨も気にせずにゆっくりと彼へと歩み寄り、にこりと笑みを浮かべて挨拶をする]
こんにちは。 随分と至近距離に特等席<シート>を設けましたね? 危なくないですか?
(647) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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アレは……何だ?敵か?敵なら…。
[思案を巡らせている。]
(648) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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ヤニクは、学生服姿である以上、人前では『草食男子系』を崩さないつもりらしい
2011/06/04(Sat) 13時頃
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―……それ以上近寄らないでくれたまえ。
[入口から顔とピストルを構えた手を出しながら、 歩み寄ってくる制服姿の男子に言う。]
向こうではただならぬ雰囲気を出している。 普通の人なら、まさか近寄っては来ないだろう。
何者だね?
(649) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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―― 要塞 ――
エルダーロード、か。
[悠長に外から張り上げられる声を聞き、 ふらりと入り口に向かった]
「マスター」
[アメーリアが止める様に謂う。 しかし魔女は首を横に振った。]
エルダーロードとの干渉は何らかの起爆剤となるでしょう。 私はその戦いがあるのならば、退かないわけにはいかない。
(650) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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「それならば私が先に往きます。 私の使命はマスターを守ること。 マスターに害を為す者は、―――赦さない」
[アメーリアにしては珍しく感情的に 蒼白の色の髪を振って、そう主張する。]
アメリア。貴女は余りにも無力。 エルダーロードとは格が違いすぎるの。 私だって、其の力に敵うかも分からないのに。
「でも――――」
(651) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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いいわ。一緒に来なさい。 但し危険になったら直ぐに要塞の中に逃げること。 足手まといにはならないで。
「……はい」
[言って、要塞を飛び出した。]
(652) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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おっとっと。
[拳銃を突きつけられ、形の上では驚いたように両手を軽く挙げる]
…今はただの観劇者<ウォッチャー>ですよ。 楽しいもの、新しいものを観たくてね。
…尤も、折角今回ほど豪華なキャストがそろった舞台だ。 進行に支障が出るようなら、僕自身キャストになるのも致し方ないかな、とは思ってるんですけどね。
(653) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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―― 要塞前 ――
[魔女の方が先に飛び出したのに、 気付けばアメリアが少年達と共に構えを取っていた。
その、凛とした姿。 蒼白の長い髪。 己の従者の証である、アメジストのブレスレット。]
時が流れるのは、本当に早い――
[先日まで幼子だったアメリアが、 今はこんなにもしゃんとした背筋で自分を守ろうとして呉れる。]
(654) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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ヤニクは、要塞へ訪れたのは魔女が飛び出して行ったのと入れ違いだったか
2011/06/04(Sat) 13時頃
ポーチュラカは、宝石の眸を大きく見開く。
2011/06/04(Sat) 13時頃
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観劇者《ウォッチャー》とはまた悠長なことを言う。 見られる我々だって、好き好んでやってるんじゃないんだ。
[拳銃を握る右手は、引き金に指を構えて狙いを外さない。 その甲にはBALD-EAGLE《ハクトウワシ》の紋章が見える。]
それに「キャストになる」と言うが…… じゃあ、どちら側で「舞台」に立つつもりだね?
[尋ねた]
(655) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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―― 回想・いつかのルフランでの一時 ――
[魔女と従者は買出しに出ていた。 そこで魔女はふと、アメリアの誕生日が近いことに気付く。]
誕生日プレゼント、要る。
「いえ、要りません」
拒否権はないの、要るの。
「はい……」
(656) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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[入った雑貨屋で、色々と見繕っている内に 豪奢な黒のリボンを見つけた。]
これ、いいんじゃない。アメリアの蒼白に良く映える。
「でも、派手すぎませんか」
私の好みが聞けない?
「で、でも。目立ちすぎるというか……」
[アメリアの反論は聞かずに、レジに持っていった]
「嗚呼……」
(657) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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[住処に戻り、リボンをつけろと執拗に迫る魔女。 渋々つけてみる、従者。 鏡を見る。]
「や、やっぱり駄目です。目立ちすぎますよ」
そう?似合うと思うけれど。
「うぅ……」
[それから魔女は、アメリアがリボンを付けているところを見たことがない。余程気に入らなかったのだろうかと、軽く後悔もしたのだが、黒の大きなリボンをつけたアメリアは本当に可愛らしかったから。]
また、いつか、つけてくれるわよね。
[魔女は薄笑を湛え、リボンを仕舞うアメリアの背を見ていた*]
(658) 2011/06/04(Sat) 13時頃
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[そんな感慨もひと時のこと。 今からのことを考える。
己が魔法や武器を使うか、或いは観測者《オブザーバー》になるか それは少年たちに、*懸っていて*]
(659) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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―要塞―
[アメリアが飛び出し、 タバサがその後を追う、 その間隙に滑り込むようにひとりの “少年”が―――否、]
あなた、酒場にいたひとね?
[糸に引かれるように、 数歩歩み出す。]
(660) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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― 雨降る庭 ―
先輩、無事ですね?
[槍真の姿を確認して、改めてフィリッパへ向き合う。]
(661) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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俺は生きる道を選ぶ!
俺だけじゃない、この街だけじゃない、全員だ!!
(662) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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アンタの誘いにはのらねえよ、超上位種《エルダーロード》!!
(663) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 13時半頃
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『どちら側』?
[男性の言葉を聞いて、おかしそうにクスクスと笑う]
なるほど、ソレは随分などんぶり勘定ですね。 確かに、大きく分けてしまえば『どちらか』になるのか…。
[納得した様子でうなずくその様からは、トリガーに指のかかった拳銃を向けられているとは思えないほどの余裕が伺える。 それこそ、まるで男子生徒が教室で級友と歓談をしているかのように]
…そうですね…強いて言うならば、これからも『公演』が続くよう、協力するでしょうね。 如何に僕が完全にパーフェクトとはいえ、本当に全てが完(お)わってしまっては…ひとりではそもそも観る演目が上演されませんから。
[一人芝居をしても楽しくないでしょうし、とつぶやいて、再びくすりと笑みをこぼす]
(664) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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ヤニクは、金色の髪の少女に声をかけられたなら、今日は、とにこやかに挨拶をしただろう
2011/06/04(Sat) 13時半頃
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アンタ、言ったよな。 この星を壊したところで、『遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨』は止まらねえって。
原因を、根源を絶たねえと終わらねえんだろ?
それなら、この星壊すよりなにより、やらなきゃならねえことがあんだろ!
[すう、息をすい]
アンタがすべきことは、俺とやりあうことでも、この星を壊すことでもねえ! 根源をみつけて、そいつを断つことだろ!!
(665) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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酒場か…確かに、行きましたよ。 二度ほどね。
[手を上げた姿勢を崩さずに少女に挨拶をして、問いかけに答える]
…それにしても、今回は…。 貴女のお連れさんといい、今表にたってる彼といい、ぬいぐるみの彼女といい…。 この舞台に副題をつけるなら、、『忘却の記憶』辺りがしっくりきそうですね。
[聞かれてもいないことを口にする彼は危機感などまったく感じさせず、楽しそうだった]
(666) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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わかった。君の立場はよくわかった。
[そう言いながら、拳銃を下げ入口から出てくる。 同じように要塞の奥から出てきた少女に道を譲るように。]
少なくとも、現時点我々に、いや地球に危害を加える気はないのだね。 下手に言葉で飾り立てるより、そういう言い草の方が信頼できる。
―……歓迎しよう。
[そう言って、学生服の男子に握手の手を差し伸べた瞬間―]
(667) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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……ドガァァァァァァァン!!!!
[学園の一部でも老朽化していたのだろうか、 運悪く大きい瓦礫が落下してきて……
大統領は姿が覆い隠される形で下敷きになってしまう!!]
(668) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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……
[にこやかな挨拶を 瞬きをしない蒼が映す]
姿もかたちも、 時間もあなたを縛らないのかしら。 …明らかに“遡って”いるわね。
[存在することの奇妙なずれ。 きち、と糸は締まる]
…演劇ではないわ、 。 [睨んだ、―――その瞬間か。 大きな音を立て、瓦礫が落ちる]
!!
(669) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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根源を断つっつーことのためなら、
[右手を真っ直ぐ伸ばし]
俺はいくらでも、協力できる。
根源が全く、見当もついてねえってこたねえんだろ? この星を壊すのは、時間稼ぎにすぎねえ。
話してくれよ。 それができねえ、どうしてもこの星を壊してえっつーのなら…
(670) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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おっと…。
[彼の握手に応じようとした刹那、突然の校舎の崩落に、小さく声を漏らす。 一瞬、身をかわして巻き添えを回避しようかとも考えたが]
…ソレだと折角のキャストが減ってしまいますね。 その上、中にいるほかのキャストが外に出るときに支障をきたしそうだ…。
[仕方ない。 ヤニクはそう締めくくると、瓦礫に向かって跳躍し]
よっ!
[身体を捻りながら瓦礫に蹴りを加える。 衝撃が綺麗に瓦礫全体に伝わり、その塊りは小石の雨となって砕け散った。 砕け散った無数の小石が男性に当たるかもしれないが、大事には至らないはず…むしろ、この程度でどうにかなるようなら、彼はキャストに相応しくないだろう、などと考えていたが、結局のところは]
(むしろそこまで面倒を見るのは面倒くさい…)
[自分の都合だったりするのだ]
(671) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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「ピッパ・ザ・シュートザムーン《星々を撃墜する者》」
――アンタを、止める。
(672) 2011/06/04(Sat) 13時半頃
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