8 DOREI品評会
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別に損をしたとは思っていないわ。 勉強代というべきかしら?
そうね、少しは、勿体無かったとはおもってるのよ。貴女を早くに落とさなかったこと。 でも、そこまで落ちてしまうとは思わなかったから。
[息を付く。カルヴィナがイアンへと掛ける言葉は意に介さずに。 ヴェスパタインのところにやれば、彼女がどうなるかは知れない。 けれども、奴隷としておく理由が薄くなったことも事実で、さらにはイアンから掛けられた言葉もあり。 そして、失ったポイントも問題ではない]
(*20) 2010/04/12(Mon) 03時半頃
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私が変わった? そうね、変わったように見えるのかしら。 貴女からは。
[ツィーがカルヴィナへ向ける視線の思いはわからない。 わかったとしても、彼女はそれに首を振るだろう。 かわいそうだから、ではなく。 そこに自分を見たのだから。
だからこそ、彼女の言葉も虚勢であるのかもしれない、とは少しだけ思う。本心は聞いてみなければわからないけれど]
(*21) 2010/04/12(Mon) 04時頃
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ばかね。生き残りたいのなら、
[生き残るための主人を探さなければならないのに。 そう思ったが口には出さない]
文句が言える立場でないのに、ずいぶんと文句を言うのね?
[それでも一度は買うと決めたのだ。彼女が生き残るのを望むのなら、その可能性が高い方へ渡すべきだろうと。
その候補としては弟が一番良かったのだけれど。要らないといったものを貰うほど弟は情に深くない]
ヨアヒム様、ジェレミー様の居宅はわかります? そちらに、彼女を。 お詫びの気持ちも込めて贈らせて貰うわ。
(*22) 2010/04/12(Mon) 04時頃
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[ヨアヒムへと願えば送る準備は整うのだろうか。 少女の姿がなくなれば、少し自己嫌悪の表情を扇子の下に見せる。
買うつもりがあったのは、確か。その理由も。 例え「足元を掬われて」も、彼女には関係ない。
イアンを見上げ、そして又舞台を*見た*]
(*23) 2010/04/12(Mon) 04時半頃
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…――嗚呼、まぁね。 でもまぁボクは、きっと所謂「下衆」で「馬鹿馬鹿しい」事をする為に買い付けに来ているのだから? ひとより遠慮するべきだという事くらいはわきまえているよ。
[ルーカスの言葉>>*2に答える言葉は卑屈な響き。 其れでも男は、この品評会自体に対して酷く協力的である事は間違いないのだ。――無くなってしまっては、色々と困るから。]
(*24) 2010/04/12(Mon) 09時半頃
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[男はルーカスとグロリアが袖の部屋に向かう背を、眼を眇めて見送った。 客席に残るのは、自身と自身の奴隷、それにひとりの男>>+5。 イアンの方へも、視線は向ける。]
随分と、入れ込んでいるようだね。 [誰が、誰に――とは、添えず。]
(6) 2010/04/12(Mon) 09時半頃
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[そっと傷を撫でられ、そのツィーの腕に手を絡めるようにして貌を上げた。眼を細め口端を上げ、そろそろ乾いた髪がさらさらと後ろへ落ちる。 客席の椅子に深く腰掛け、先程まで椅子にしていた女の腰に手を回し引き寄せて、彼女の臍をペロと舐めた。
それから、グロリアに連れてこられる少女の姿を横目で見る。 言葉は発さずブルネットを少し手に取り口元に、香りを愉しむように。
ふたりの会話。
「僕に大事なことを教えてくれたのは、パトリシアだ」
No,2だった少女の言葉から出た、パトリシア、という名前は、きっとNo,5なのだろうと思う。]
(7) 2010/04/12(Mon) 10時頃
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譲ってくれるなら喜んで貰うよ? 何人居たって邪魔にはならないから。
[グロリアの言葉>>*19には、眼を細めてくすくすと笑う。 舞台で摺れた、というなら、自分のやりかたのせいもあるのだろうとは思うけれど、それを責任と感じる事は、無い。
>>+53自分の白く細い手に恭しくくちづけるツィー。 彼女は自分の好みを判って居て、思うように行動をしてくれる。 だからこそ、彼女の想定外でどう壊そうか、と考えるのが、今は愉しい。 良い買い物だったと、思う。]
(*25) 2010/04/12(Mon) 10時頃
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うん、楽しいね。 キャンキャン喚く様子も、楽しい。
ああ、うん。 彼はボクの「友達」だよ。
親しい、といえば――うん、とても親しいね。 彼のものはボクのもの、な、関係。
[くすくす笑いながら、 彼女の冷ややかな視線も正面から受け止めて。 少々歪んだ彼との関係を仄めかせた。]
(*26) 2010/04/12(Mon) 10時頃
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奴隷、では無いかなァ。 ――もしかしたら、それ以下なのかもしれないよ?
でも…今の所、彼以上は居ないんだ。
[なぞかけのようでなぞかけでも無い言葉。 手元のブルネットを遊びつつ 少女の言葉に答えを返す。]
人と人の関係には色々あるんだよ。 君が彼の所に送られるなら、きっとまたボクとは会うね。 嗚呼…其れまでに壊されていなければ、だけど。
(*27) 2010/04/12(Mon) 10時半頃
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ふふ、つれないなァ。 これでもボクは、君に入札したんだよ?
…あの舞台は、規制が多いからね。 少なくともボクが知っているだけでも、まだまだ先があるよ。
[舞台をみる少女に言いながら、漆黒は妖げな笑みを絶やさない。 男の纏う薫は香だけでなく今や薔薇と酒と、それよりも血の匂いが強いのは、割れた額と瞼のせいだけでは、無い。]
――――送られる前に垣間見てみたい?
[くすくす 笑みと共に甘く掠れた声。]
(*28) 2010/04/12(Mon) 10時半頃
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色々なものに興味を示すのは良い事だよ。 ――どうする心算だったかも、 心の準備程度に垣間見せてあげようか?
[言って、ゆっくりと立ち上がる。 ツィーの腰には手を回した侭、用を足してくる、 と言って暫くの中座の許可を得ようと手を上げた。 男は与えられた客室へと、 カルヴィナが歩けなければツィーに手を貸させて向かう心算。]
(*29) 2010/04/12(Mon) 11時頃
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[グロリアやヨアヒムや道化が止めなければ] [この先の事は誰かの白昼夢でなく、現実。]
(*30) 2010/04/12(Mon) 11時頃
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[男の客室は、相変わらず蜘蛛の巣。 薄布が天井から壁から床へと流れる為、 奥に何があるのかも見えず、 ただ焚かれっぱなしだった香が空気を煙らせる。
部屋の扉は開いた侭。 男は手で布をはらり はらりと 揺らしながら中央へ。 大きなクッションに身を凭れかけさせ、 少女を振り返った。 黒い帽子に眼を眇めると、ツィーがそれを拾う。]
もう後悔しても遅いよ?
[甘く掠れた声。 消毒液の匂いがつんと、鼻をつく。]
(*31) 2010/04/12(Mon) 11時頃
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[それから男は、用を足す、と言って暫くの間席を離れた。
戻ってきた頃には分娩台は取り払われ、 滑って危ないからと蜜が零れたり水びたしになった床は 綺麗に使用人達によって、掃除されていた。]
さて…
[眼を細めてゆっくりと舞台を見る。居るのは、ふたり。 自分の二本の足でしっかりと立つ強そうな女と、 小動物のように怯えているように見える少女。
対照的だ、と、思う。]
(8) 2010/04/12(Mon) 11時頃
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せっかく機材を持ってきたのだし。 使わないと勿体ないよ?
[Xの字の、大きな板。 四隅には拘束する為のバンドが着いていて、 その下には蝋燭を置く台が置かれている。
使用人達が、彼女らふたりを拘束する。 てきぱきとしたその様子に、満足げに男は微笑む。]
じゃあ、それを向かい合わせて。 彼女達がお互いの様子をしっかり見えるように。 嗚呼――
(9) 2010/04/12(Mon) 11時頃
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[続く言葉は、彼女らふたりには聞こえない音量で]
火傷は勿論させちゃいけないけど、 低温火傷しないように気をつけて。
[「検分」である以上、其処はまもらないと、と。 勿論、使用人達もそんなヘマはしないだろうが。]
(10) 2010/04/12(Mon) 11時頃
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No,7、君は、買ってくださいって必死だったから。うん、色々「覚悟」が出来てるみたいだね。もっとアピールさせてあげるよ。 ねェそこの君、此れを彼女につけてあげて?
[使用人に指差すのは、小さなゴムのサックに電動のおもちゃがついたもの。 使用人達は磔にされた彼女の、つんと顔を出して居る肉の芽に遠慮無くそれを被せる。乳首にも、お揃いでふたつ。 男の手元にはリモコンが手渡され、その後No,7の下、蝋燭に火が点される。最初はただの生ぬるい熱が彼女の局部に当たるだけ。 だがそれはじわじわと、同じ箇所を炙り彼女を苦しめるのだろう。]
いいと言うまでイッちゃ駄目だよ。 後その火を自分で消すのも駄目だ。 わかるね?
[ぽたりと彼女の透明な蜜が落ちると、蝋燭の炎を掠め揺れる。 水滴の量が増えれば、簡単に消えてしまいそうだ。 眼を眇めて眺めながら、男はリモコンのスイッチを最弱で入れた]
(11) 2010/04/12(Mon) 11時半頃
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で、ボクが聞きたいのは、死人らしいNo,5、君に。 君は此処で「買われない事」が恐くない、って風に見えるのだけれど。つまり、死ぬのが恐い以前に「諦めてる」のかい? 嗚呼、表面でなく君が本当に思ってる事を聞きたいのだけれど。 ――No,2にも言ったみたいに、さ。
[彼女が会話に挟んだ名前は、No,5のものだろうと思ったから。 聞く間も、No,7と同じように蝋燭に火が点される。 じわじわと炎の熱が上げる風が、茂みも揺らす。]
嗚呼、彼女には脇の下も炙ってあげて。 強情そうだから。
[追加の炎を、ふたつ。]
(12) 2010/04/12(Mon) 11時半頃
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ふふふ。 ボクは「規制の中」で「検分」したのだし。 原因の一端といわれても、責任は無いよ。
[言いながらくすくすと笑い。 つい、と指をさせばツィーが思いを汲んで 彼女の服を脱がせにかかるだろう。 絹の縁を太い紐でテーピングされた大きなクッションを胸に抱き、男はゆっくりとした動作で、足を組みかえる。]
心の準備程度、ね。 [少女の裸体を視線で舐める。 彼女はもう、慣れてきてしまっているかもしれないけれど。]
(*32) 2010/04/12(Mon) 11時半頃
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[男が手を出すと、何時の間にか背後に控えていた髭蓄える初老の執事然とした男が、ひとつの瓶を置いた。 蓋を開け、深く息を吸い込み香りを嗅いで眼を閉じる。 口端の笑みを深めてから顔を上げず、視線だけでカルヴィナを見上げると、漆黒の奥に獣のような愉悦の色。 深く座れる大き目の椅子を持ってこさせると]
此処まで来て、此れに座って足を開くんだ。 処女みたいに恥ずかしがらなくて良いよ。 随分短時間で使ってしまって、傷んでいるんじゃないかい?
[言いながら瓶の中に指を入れる。 中から薫る、不思議な香の匂い。 だがとろりとしたそれは、潤滑油の働きはしそうだった。]
(*33) 2010/04/12(Mon) 11時半頃
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残念ながら、甘くもなんともないよ。
[くすくすと笑いながら細長い手を伸ばし、とろり 冷たいものが彼女の秘所に掛かる。 それは催淫剤の成分も少しばかり入る、漢方の一種。]
嗚呼、腫れているね、可哀相に。
[心にも無いことを言いながら小さな花弁を撫で、指でピンと芯を弾いた。その後、丁寧に塗りこむのはツィーに任せて。 男はカルヴィナの両足をM字に開いた侭、椅子の手摺に片方ずつ柔らかい布で縛り始めた。椅子から落ちないように、足が閉じないように。部屋の奥、音無き気配が僅かに、揺れる。]
さてね。 心の準備程度、って事だから、―― 君が気持ち良いかどうかは、ツィー次第だよ。
[言いながら、ツィーの背中から彼女の腰に装着するのは、メイド姿の彼女がつけていたそれと良く似たもの。 それをカルヴィナの鼻先に突き出させるのは、舐めておけ、という指示に他ならない。]
(*34) 2010/04/12(Mon) 12時頃
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[男は背からツィーの白い肌に触れる。 後ろから彼女の胸を揉み揺らし、指で尖る先を摘み引っ張る。 首の後ろに顔を埋め舌這わせつつ彼女の胸を愛撫する様子は優しげにすら見えたけれど、その刻は長く無く。 鎖骨から胸の間を鳩尾まで下りる血浮く蚯蚓腫れを横から引っ掻くと、胸の下、あばらにそって紅い線がまた増える。 血は出ない程度に、何本も。
その間もカルヴィナに塗った薬は、 彼女の其処に熱を持たせていくことだろう。]
(*35) 2010/04/12(Mon) 12時頃
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そう、上手に舐めるんだよ。 入れられるの、好きなんでしょう? こういう事したくて仕方ないんでしょう?
[言いながら、ツィーの肩口を舐めつつ裸足の足はツィーの足の間から先へと伸び。 固定され開かれた侭のカルヴィナの熱持ち始める秘所を、踏みつけた。 器用に足指の先で縦になぞり、敏感な箇所を摘み上げる。]
淫乱な雌犬だね?
[彼女の視界の中、男の細い指はツィーの胸の愛撫とあばらに沿った引っ掻く事を、交互に留めない。]
(*36) 2010/04/12(Mon) 12時半頃
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……さぁ。どうでしょうね。
[くすりと笑い、長髪の男を見遣る。 両手両足は既に拘束され、火の熱が身体に少しずつ伝わってくるのが分かる。]
私はただの「メイド」ではありますが、仕える方を選ぶだけの気概というものがありますわ。
真に仕えるべき相手に買われるなら、それも良いでしょう。 しかしそれができぬのなら、我が身が殺されるのも一興かと存じますわ。
元より貴方がたは、残虐な殺戮ショーもお好みかと。売れ残った奴隷を虐殺すると言った時の貴方がたの楽しそうな表情から察するに、それもまた「奴隷売買」という「優雅な遊び」のうちなのでしょう。
[脇の下に宛てられた炎が、じりじりとパトリシアの身体を痛め付ける。そういえばここに来て、まともに水分を摂取していない。汗となって水分を奪われることは、決して良好な状態とは言えなかった。]
(13) 2010/04/12(Mon) 12時半頃
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[じりじりと熱が上がる。 ただの「メイド」という女の言葉に、片眉を少し上げて]
選ぶ、ってのは。 …とどの詰まり、そう考える人間に買われるくらいなら。 殺戮ショーも、人身売買も、遊びのうちだと思っている、 そういう人間だと判ったら自ら死ぬ、って事、と取ったらいいのかな。
[奴隷、というのは形だけ。 彼女の主を選ぶ姿勢は全く折れぬ風に見え、笑みを深めた。]
(14) 2010/04/12(Mon) 12時半頃
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さぁ。どうかしら?
私の矜持を見事「変えられる」ことができるお方にならば、私めは「奴隷」とでも「殺戮の為の人形」とでも、何にでもなってご覧に入れましょう。
[全身から汗を垂らしながら、薄ら笑みを浮かべた。眉根は苦悶の形を現しているが、目と口許は笑みの形を作り上げている。]
懐柔するも良し、徹底的に痛め付けるも良し。 貴方の場合なら、後者の方がお得意かしら?
(15) 2010/04/12(Mon) 13時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/12(Mon) 13時頃
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…ん――、うん。 そうだねェ、ふふ、ボクは割りと手広くやるよ? 得意なのは、うん、そうだけれど。
でもそれは買った後の話だからサ。
君がずっと「選ぶ立場」を崩さないのも、 矜持のひとつ、なのかな。
[笑みと苦悶が混じる表情は、良いと思う。 それをどちらだけにしたいと思うのか、は 客席のそれぞれで違うのだろうけれど]
(16) 2010/04/12(Mon) 13時頃
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でもまぁ。 最後まで貫ける子ってのもあんまりいなくてね。 貴重だとは、思うよ。
[言いながら、No,7に仕掛けた玩具のリモコンを弄る。 力を強めたり弱めたり。 手の中でいじるそれの存在は、No,2の真向かいに拘束されるNo,7の様子で、直ぐにわかるのだろう。]
(17) 2010/04/12(Mon) 13時頃
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――ツィー。 もっと、見せて。
[耳元で囁いた後。 彼女の肩口に、鋭い象牙色の犬歯が埋め込まれた。 ギリギリと細かく左右へ揺らし彼女の肌を潰し裂いて行く。]
…ん…
[甘く漏れる声は、恍惚に溶ける。 白磁の肩から血が、カルヴィナの頬へとぼたたと落ちた。 薄く開いた恍惚の眼 男のほっそりとした指はそれを掬う。 指はツィーの頬に赤い線を描き、追うように舌が舐ぶり、 耳朶へ向かい蛞蝓のように首を這い下り、肩の傷に戻ると強く強く吸い出す様子は、吸血鬼のよう。 噛めば噛む程ぼたぼたと、紅い血がカルヴィナへと降る。 舌を傷口に捻じ込み、皮を前歯でつぃと挟み、ゆっくりと引っ張ると、ぷつぷつと音が、した。]
(*37) 2010/04/12(Mon) 13時半頃
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