157 南十字四丁目
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
また? 私の他にも誰か、意識不明が?
[いるとしたら、窈がいるのだろうか。 クリスの言葉に、そんなことを、考えながら]
ああ、そうだ。
今は忙しいだろうから……、落ち着いた頃にでも、少し話を聞いてもらってもいいですか。 たいしたことじゃないから、後回しで構わないです。
[あの、夢か現かわからない時間を。 少し誰かにこぼしたかった]
(25) しふぉん 2013/12/28(Sat) 17時半頃
|
|
―数ヶ月後―
はい、じゃあ、気をつけて帰ってね。 さようなら。
[南十字村の学校は、まだ避難所として使われていたり、危ないところがあったりなどして、機能できるほどではなかった。 建て直しが行われるまで、しばらくの間本土に集団避難となり、 理津は主に本土の進度についていけない子たちのフォローに回っていた。 南十字村戻れる日はくるのだろうか。 ぼんやりと考えながら]
どうしたの、春乃。
[小学1年生の女の子。 母親と共にこちらに避難してきた子だ]
(26) しふぉん 2013/12/28(Sat) 18時頃
|
|
「せんせー……、あのね。 へんなゆめ、みるの。 南十字村から、だぁれもいなくなっちゃう夢」
[誰もいなくなった教室。 泣きそうな顔をした少女は、ぽつりぽつりと言葉を紡いだ]
うん、うん、そっか。
[だきしめて、落ち着くように、ぽんぽんと背中をたたく。 たまにこうしてくる生徒がいる。 男女年齢問わず。 カウンセリングの勉強もすこししていたが、所詮素人。 逆効果になっては元も子もない]
クリス先生とおはなし、する?
[うん、と頷く彼女。 子供の頃から慣れている医師だからか、彼女に話したあと落ち着いてくる子も多い]
(27) しふぉん 2013/12/28(Sat) 18時頃
|
|
じゃあ、連絡しておくね。
[母親にも話しておいた方がいいだろう。 彼女が帰路についてから、職員室へと足を向けた。
彼女の母親に電話をかける。 やはり、たまにうなされることがあるとか。 普段の生活についてのメモをとって、クリス医師に伝えるためにいろいろとまとめ。 電話番号はどこだっけ、と電話帳をひらいた]
(28) しふぉん 2013/12/28(Sat) 18時頃
|
|
あ、クリス先生。 カウンセリングの相談なのですが……
[彼女も忙しいだろうに、この手の相談を断ったことがない。 それはとてもありがたいことだった]
では、その日にお願いします。
[一週間もしない日付を告げられる。 あとは何時もの場所まで迎えに行くだけだ。 電話をきれば、通常業務に戻る。 そういえばあの話をする機会がしばらくなかったな、とぼんやり思いながら、小テストの採点をはじめた]
(29) しふぉん 2013/12/28(Sat) 18時半頃
|
|
― 南十字四丁目 ―
[結局彼女は帰らなかった。
本屋の片隅で、今日もコンビニで拾ってきたパンを齧る。 そうして、適当な本を持ち出すとカウンターでそれを読み始めていた。
読み終えると、軽く伸びをして。 今も輝く南十字を眺める。]
(30) 葵 2013/12/28(Sat) 20時頃
|
|
さて……そろそろ眠ろうかしら。
[そう、理津を送り出した時に垣間見た現世。 そこにあったはずの本屋ベネットは倒壊していた。
ならば自分も兄も――。]
この夢は何時まで見ている事は出来るのかしら。 ねえ?
[誰にとも無く問いかける。
そうして、次の日が来る事を願いながら目を閉じるのだった。]
(31) 葵 2013/12/28(Sat) 20時頃
|
|
― 現実世界 ―
[倒壊した本屋ベネット。 その中で頭部を強く打ったのか、目覚めない麻由実の姿。
遺体発見者はこう語る。]
「不思議と、穏やかな顔をしていた。」と――
(32) 葵 2013/12/28(Sat) 20時頃
|
|
―数ヶ月後・南十字村―
[定期便が出ている日、久しぶりに南十字村に降り立った。 あの日、四丁目にいた人物で、クリスから消息がわかったのは数人だった。 窈の遺体は見つからなかったし、麻由実は遺体として発見された。 向こうで死んだのかどうかもよくわからないまま。 今でもたまに夢に見る]
春乃、いくよ。
[緩やかに復興し始めた南十字村。 その様子は、幼ないながらもわかったのだろう。 診療所に向かうタクシーの中、建て直しの真っ最中の学校が見えた時には、はしゃぐような声が聞こえた]
クリス先生。 おじゃまします。
[仮説の診療所。 いつものように座って漫画を読んでいる姿が見えた]
(33) しふぉん 2013/12/28(Sat) 20時半頃
|
|
[春乃のカウンセリングが終わるまで暫し。 ぼうっと窓の外を眺める。 新しい建物が立っているところもあれば、まだ瓦礫が残っているところも結構ある。 全員が戻れるようになるには、どのくらいかかるのだろう。
どのくらい話していたのか、扉が空いて、明るい顔の春乃がでてきた。 連れてきて良かったなぁと思いながら、腰を上げる]
じゃあ、今度先生がお話するから、ちょっと待っててね。
[そんなに時間はかけられない。 ことばを選ぶように、しばし迷って。]
相談っていうほどでも、ないんですけどね。
(34) しふぉん 2013/12/28(Sat) 20時半頃
|
|
[歌声混じりの足取りは遅く、旅館につく頃にはひどく世界は静かだった。 南十字四丁目。閉じた世界は、輝く星ばかりが命を主張している。 どこかで、車のエンジン音がした。 誰か出ていったのだろうか、いや。 今のこの南十字村に、敢えて車で向かうような場所など、あまりない。 ましてこの時間では――誰かが覚悟を決めた、という方が、まだ信憑性のあるものだった。]
は、――そっ、か。
[旅館はほとんど、人気もなかった。 あまりあちらこちらを歩き回らずとも、わかる。 人が何かをしているような空気はなかった。]
(35) mmsk 2013/12/28(Sat) 20時半頃
|
|
[もしも。 もしもみんなが、もう道を選べているのなら。残るも、向かうも、選択できたのなら。 殺人鬼めいた使命感など、何の役にも立たない。 板の間にへたりと座り込んで、胸元に忍ばせたナイフを見た。
次は、自分の番だった。]
約束、したもんね。
[心中しよう。そんな口約束を、守ろうとしている。 自分が死にたいのか、向こうに行きたいのか、行動の基準はそんなところにはなかった。 窈が待っているのだと、妄信に近くそう思って。]
(36) mmsk 2013/12/28(Sat) 20時半頃
|
|
でも、こんなんじゃ、こんなんじゃだめ、もっと。
[このナイフでは、自分は殺せない。 誰かをどうこうするのにだって、全身の体重を勢いよく込めなければならない。 それを自分に対して行うなんて、どだい無理な話だ。 ふらり、と旅館を彷徨う。もっと大きな刃が、確実にあるはずだった。 ここは旅館で、人が寝泊まりして、そして食を満たす場所なのだから。]
(37) mmsk 2013/12/28(Sat) 20時半頃
|
|
[厨房を、暗がりの中で見つける。 幾本もの包丁が、そこにはある。 腐っても旅館であるここは、日本刀めいた申し分ない刃物の宝庫といえた。
一際刃渡りの長いのを、手にとった。]
――悪いお姉ちゃん、だなぁ、
[いざとなれば、怖かった。 手が震えて、刺せそうにないのは、まだ無意識に疑っていることの証拠なのだろうか。 ゆるりと首を振って、凶器に決めた包丁を、流し台の戸に挟んで固定した。 目をつぶる。何度も深呼吸をする。一歩、二歩、下がる。]
(38) mmsk 2013/12/28(Sat) 20時半頃
|
|
[そのまま、流し台に向かって体当たりをかました。]
(39) mmsk 2013/12/28(Sat) 20時半頃
|
|
――南十字村――
[意識を失い、項垂れていたはずの女の身体。 傷つき心肺の弱っていた、生存は絶望的なそれが、剥げたマニキュアの痛々しい爪を微かに動かして、かつんと担架代わりの固い机を叩いたのは、いつ頃のことだったろうか。]
(40) mmsk 2013/12/28(Sat) 20時半頃
|
|
私、地震が起こった記憶がないんです。 揺れも何も感じなくって。 いつの間にか、ほんの数人の女性だけを残して、他の村人全員が神隠しにあったような。 夢にしては、現実的なことがあったんですよ。
[今でも、どちらなのかわからない。 本当だったのか、ただ夢を見ていたのか。 クリスに大方説明し終えても、よくわからない。
ただ、触れた唇の温もりだけは、はっきりと覚えていた]
あの村……、南十字四丁目。 いまでも、たまに夢に見るのです。 けれど、なんどみても、あの時ほど鮮明ではなくて。
なんだったのでしょうね、あれは。
[ぽつんぽつんと語り終える]
(41) しふぉん 2013/12/28(Sat) 20時半頃
|
|
[部屋にクリス先生を案内して、 狭いところだけど…と席を勧めた]
[志乃の話>>@9を聞けば、少し驚いたのち]
いますぐにでも、会いに行きたいくらいです
[笑って答えた]
(42) RainyTrain 2013/12/28(Sat) 21時頃
|
|
− →某病院 −
[週末が待ち遠しくて、 何度も時計を見て過ごした数日間]
[そして、今日。 クリスの案内で病院へ向かう]
[途中で 花屋に寄らせてもらって。 買い求めたのは小さなブーケ]
志乃ちゃん、元気かな?
[そんなことを話ながら、 少し急いたように歩いた]
(43) RainyTrain 2013/12/28(Sat) 21時頃
|
|
――某病院・個室――
[ベッドに座って本を読んでいる。 白い布団に隠された足元は、人体として不自然に凹凸がなく、 災害の後遺症は根深く残る。]
……
[読んでいた本を閉じると、退屈だとばかりに窓の外を見て。 もう見飽きた景色、けれど少しずつ季節の変わる外の様相。 南日本の雪解けの時期は早い。 冬と春の中間で外はまだ寒いが、 春になっても同じように景色を眺めるのだろうかと思うと 少しだけ億劫な気持ちになった。]
(44) bloody 2013/12/28(Sat) 21時頃
|
|
− 某病院 − [プレートから志乃の名前を確認すると、 ノックするために手を上げる。 …が、少し躊躇って深呼吸]
(会ったら、何を話そう…)
[地震の後、めまぐるしく動いていたせいで 志乃と会ったのが 随分 昔のような気がしていた]
「お見舞いですか?」
[しばらく時間が経っていたのだろう。 怪訝な顔の看護師に声をかけられ]
あっ、はい。
[勢いでノックした。 返事はあるか少し待って、どちらにせよ ドアの隙間から部屋に滑り込んだ]
(45) RainyTrain 2013/12/28(Sat) 21時頃
|
|
[響くノックの音に、瞬いて。 診察の時間には早いな、と思いながら どうぞ。と小さく促した。
開く扉にゆっくりと視線を移して その人物を視認した瞬間、手にしていた本を、落とす。]
…… 怜歌
[一瞬言葉を失って。 何か言いたいのだけれど 唇が動くだけで上手く言葉にならない。 やがてぎこちなく笑うと、彼女を手招いて、 ベッドのそばの椅子に促した。]
……来てくれた、のね。うれしい――
(46) bloody 2013/12/28(Sat) 21時半頃
|
|
[志乃の手に招かれて>>46 ベッドの傍に置かれていた椅子に腰掛ける]
志乃ちゃん、会いたかったよ
[何を話せばいいか…なんて悩んでいたのに、 その言葉は するりと出てきた]
そうそう。 これね、途中で買ってきたの。
[橙色のブーケを差し出す]
オレンジは 元気が出る色なんだよ。
[志乃ちゃんに元気だしてほしいから…と 付け加えて 笑う]
(47) RainyTrain 2013/12/28(Sat) 22時頃
|
|
神様が――、そう、かもしれませんね。
[あれだけの被害の中、無傷で生還した。 直後に気を失っていただろうにかかわらず。 もらったお茶を飲みながら、聞こえたクリスの問いに一瞬動きを止めた。 ぱちりと瞬きを、ひとつ]
戻りたい……、とは、違いますね。 私は…、こちら側の世界に戻ってきたいと思って、向こうで、殺してもらったのです。 ただ、心残りはあるかもしれません。 殺してもらった時に、一緒に死んでくれと言えなかったことが。 共に戻ろうと言えなかったことが。
[何度か言おうと思った。 けれども、確実に戻れるとも限らない上に。 麻由実が、あまり帰りたくないように、みえてしまったから]
(48) しふぉん 2013/12/28(Sat) 22時頃
|
|
私の勝手で、戻ってこれるあてもないまま、彼女をも殺すわけにはいかなかったので。 現に、彼女は遺体で見つかっていますから……、 もし共に死んでいたら遺体ではなかったかもと思うと、どこかやりきれなくて。
……、でも、彼女があのままで過ごしたいと思っていたのなら……、 これはこれで良かったのかな、と。
[こうして他の人に、四丁目のことを話したのは初めてだった。 言葉にすると、思いのほかおちついてきた。 麻由実の遺体は、穏やかそうな顔だったときいた。 自分が悔やんでも、それが彼女の選択だったのならば。]
きいていただいて、ありがとうございました。
(49) しふぉん 2013/12/28(Sat) 22時頃
|
|
[空気が穏やかになる。 怜歌という存在がいるだけで、病室が暖かく感じた。]
私も、会いたかった。
[照れくさそうにはにかんで、傍に座る怜歌を見る。 彼女が差し出すブーケ。手を伸ばして受け取った]
ありがとう……とても、綺麗ね。 元気――…うん。
[少しだけ、己の足元を見やっては、軽く瞑目。 怜歌は会いに来てくれた。 あれは夢じゃない――あの悲しい別れは、別れじゃなかった。]
……元気、出さなきゃね。 怜歌がそう願ってくれるなら。
(50) bloody 2013/12/28(Sat) 22時頃
|
|
[ブーケをそっと置くと、ベッドで少しだけ身動ぎ]
……怜歌。 私ね、あの震災で足を……失ったの。 片側の目も、ね。
酷い状態なのに、それでも神様はまだ生きろっていうの。 残酷だわ――……だけど
……わた、し
[そっと怜歌に手を伸ばし、握って欲しいと希うように首を傾げて]
前みたいにしゃんと立つこともできなくなった。 そんな私、だけど ……それでも。
怜歌を、想っても、いいですか。
(51) bloody 2013/12/28(Sat) 22時頃
|
|
[足があるであろう場所を見て、視線を戻す]
……。
[伸ばされた手を 左手で包むように握り、 右手は眼帯をした顔へ]
…………。
[頬の感触を指先で弄び、 そのまま するりと後頭部へ手を伸ばすと 口づけようと身を乗り出した]
志乃ちゃんの全てを、愛してるよ
(52) RainyTrain 2013/12/28(Sat) 22時半頃
|
|
――…っ
[優しいことば。 いとおしいことば。 じんわりと目頭が熱くなる。]
……私も、愛してる
[そっと怜歌の頬に手を添えて、くちづけを受け入れる。 触れる――くちびるは、 いつかの別れのキスとは違う、 ぬくもり。]
(53) bloody 2013/12/28(Sat) 22時半頃
|
|
はい……、ありがとうございます。
[くしゃりと撫でられる髪。 差し出された飴玉は、まるで子供にするみたいに。 そういえば、あの時にも飴玉をもらったっけ。 普段見るものよりも大きな飴玉は、どこか懐かしくて。 ここにきた子供達が安心するのもわかるような。]
おまたせ、春乃。 いい子で待ってたね。
[片方のほっぺたに、大きな飴玉が膨らんでいた。 それで静かだったのだろうか。 もとから騒ぐ子ではないけれど。
呼んでもらったタクシーに乗りこみ、春乃がばいばい、と手を降る傍ら、深く礼をする。 車中、春乃と話しながら。 次は一人、ゆっくりと墓参りにこよう、と思った*]
(54) しふぉん 2013/12/28(Sat) 22時半頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る