36 森の中の小さな村【言い換え無し】
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[弔うこともできぬまま、朽ちゆく肉親の死骸と共に家に閉じこもる少女は思う。
何故自分は生きているのか。 何故こんなにも酷い状況なのに、空腹を覚えるのか。
母の遺体から震える手で外した、ひしゃげたロザリオを握りしめる。 おどおどと周囲を怯えた目で見渡し、死骸を見ないようにして食糧庫へと向かった。]
……ああ…もう、パンが…
[残っていたのは、固くなったひと欠片のパン。]
(17) 2010/11/18(Thu) 22時半頃
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[ぐう、と腹が空腹を訴えた。 パンを掴みとると、再び同じ道を辿って部屋へと戻り、固く扉を閉ざした。]
う、うう……
[毛布にくるまり、手の上のパンを見つめる。 同時に、視界の端に入った数日が経過した死骸のあり様に吐き気を催す。 だが、幸か不幸か、少女の胃に、吐くものなどなにもなかった。]
うっ…うう… どうして、生きてるの、もう皆居ないのに。どうして、私だけ。
[死んだほうがマシだ、そう思いながらも、飢え死になどする気はないというような様で、苦痛なほどの空腹を訴える本能に逆らえない少女は。 ぼろぼろと大粒の涙を零しながら、最後の人欠片のパンを貪った]
(18) 2010/11/18(Thu) 22時半頃
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[ やがて寂れた屋内より男の姿は消え、村からも失せる。 己の生死を誰かに知らせることなく、 村の行く末を知ることもなく ―― ** ]
(19) 2010/11/18(Thu) 22時半頃
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小悪党 ドナルドがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(小悪党 ドナルドは村を出ました)
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― 村の中 ―
[長閑な風景を捉えながら、パピヨンとは別の方へ足を運ぶ。 薬の必要な人間はどこかにいないか。 ――人狼の犠牲者は、もう増えていないだろうか。 最後に顔を見たのはいつだったろうと、考えながら家を回る。
家の扉を、三度ずつノックしてゆく。 中から物音がしたら、しっかりと聞こえるように。 ドナルドの家もノックしていたが、返事はない。そのまま、後にした。
ホリーの家の扉も、三度、ゆっくりと手の甲で叩いてゆく。]
(20) 2010/11/18(Thu) 23時頃
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― 道端 ― [長いスカートを手繰り寄せ、膝を折る]
……誰かいるの?
[物音がした木陰を見やるが、返事はない。 顔色ひとつ変えず、元の地面に視線を落として、青い小花をいくらか手折った]
(21) 2010/11/18(Thu) 23時半頃
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……っひ
[ノックの音に飛びあがらんばかりに驚き、悲鳴を飲み込む]
……っ
[誰か来た。 生きていることを知って、自分を殺しにきたのだろうか。 騒ぎが終息したことを知らない少女は、怯えを露わにして身を固くする。 胸のロザリオを。 傍らのキッチンナイフを。 握りしめて、息を顰め、存在を悟られないようにと只管に祈った。]
(22) 2010/11/18(Thu) 23時半頃
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― 井戸端 ― [井戸水で手をゆすぎ、小袋から取り出した丸薬を口に放り込む]
はぁ……
[しばらくのあいだ、痛みが過ぎ去るのを大人しく*待っていた*]
(23) 2010/11/18(Thu) 23時半頃
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― 村の中 ―
風が強いなあ。 野ざらしの人たちが完全に朽ちる前に埋葬してやりたいもんだけど……してやれるほど生き残っている人間がいるかどうか。
[ 手元のメモには検分が終わった死者の詳細な検分状態を書き記したカルテ代わりのリストがある ]
この分じゃ多くて15人生き残っていれば御の字、ってところか…… 無情ってのはこういうことを言うんだろうなきっと。
(24) 2010/11/18(Thu) 23時半頃
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― ホリーの家の前 ―
[三度目のノックの後、他の家と同じように反応がないことを確かめる。 中に人がいるとは思うこともないようで、細く息を吐き出した。]
いるわけないか。 ――…そう、だ。中で、殺した。っけな。
[人狼が誰かなんてわかるわけもなく、ただがむしゃらに。 子を亡くした親だって、疑ったのは確実。 ただ、殺した瞬間の表情までもは思い出せず、思い出そうとするとずきりと頭が痛んだ。 ノブに手は伸びずに、左手で米神を抑える。]
死体が、あるかもな…。
(25) 2010/11/19(Fri) 00時頃
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[ドアの前の気配が去る様子はない。 カタカタと震える手は、料理以外の用途では持ったことなどないナイフを取り落した。
ガチャン
汗ばむ手から滑り落ちたナイフは、割れた置時計にぶつかって、殊更大きな音をたてた]
あっ…!!
[茫然とする。 少女は目を見開いて、起こっていることを信じられないとでもいいたげな表情で、その姿勢のまま動けない]
(26) 2010/11/19(Fri) 00時頃
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この付近は…全部見たっけ?
[ パラパラとリストに目を通す ]
そろそろ整理した方がいいかもしれないなこりゃ…ん?
[ ふと辺りを見回す ]
誰かいるのかな? 僕はスティーブンだ。怪我はないか?
(27) 2010/11/19(Fri) 00時頃
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― ホリーの家の前 ―
[家の中から音がしたのは、軽く頭を揉んだ時だった。 何かが、落ちた音。]
――…?
[片手は頭を抑えたままに、もう片手でドアノブを掴む。 そうして、ゆっくりと扉を開けて。 少しの隙間から、中を、覗いた]
生きてる…?
[独り言のような調子。少し期待するような。]
(28) 2010/11/19(Fri) 00時頃
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スティーブンは、自らのいる場所と井戸との視線を遮る壁からこっそり顔をだしてみる*
2010/11/19(Fri) 00時頃
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あ、あ…いや、いや…
[玄関を開く音に、動揺したまま、少女は立ち上がる。 はらりと落ちる毛布。 ドアと窓を交互に忙しなく見る。 それから慌ててナイフを拾おうとするが、汗で滑ってなかなか拾えない。]
あ、あ にげなきゃ、にげなきゃ!
[両親を殺害した者の姿は、見えなかった。 だから、少女にとっては全ての人間が恐ろしい。 しかし、震える手は、掴んだナイフを再び取り落した。]
(29) 2010/11/19(Fri) 00時頃
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[声が聞こえる。 金属が落ちる音。 生存者がいるのは確かだ。 だが誰が、なんてわかるわけもなく。 ――ここの住人なら、自分が仇か。 そう思いながら、それでも生存者の確認の為に、しっかりと扉を開ききる。]
誰かいるのか。 人狼――じゃないよな…?
[声を投げる。中に足は踏み入れないが、扉のところで、ただ、*反応を待つ*]
(30) 2010/11/19(Fri) 00時半頃
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[更に投げかけられる声。 人狼、という言葉に、大きくびくり、と怯える。 今度こそ、ナイフを掴み、窓を開け放つ]
……っ
[声に答えは返さず、窓枠を蹴って外へと駆けだした。 窓から人が出て行ったであろうことは、玄関から真っ直ぐの場所にあるこの部屋なら、玄関にいた者も気づいただろう ひしゃげたロザリオと、キッチンナイフを握りしめて。 向かう先は、毎週日曜日、家族と共に通った教会]
(31) 2010/11/19(Fri) 00時半頃
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―教会―
はぁっ…は… はぁ…
[息を切らせて教会へとたどり着くと、誰もいない礼拝堂へと足を踏み入れる。 無残に砕け散ったステンドグラス。 破片が散らばる中を、じゃり、じゃりと踏みしめて歩いた。 そうして、祭壇の前へ至ると、茫然と立ち尽くす]
毎日欠かさずお祈りしていたのに。 …どうして…どうして…
[上がった息、掠れた声のまま。 唯一無事だった、祭壇の後ろ、高い場所にあるステンドグラスから差し込む光の中、少女は虚ろに*呟いた*]
(32) 2010/11/19(Fri) 00時半頃
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―墓地―
おっと。
[死体の痩せた首は弱く、とうとう頭蓋が転げ落ちた。 抱きかかえていた村人の成れの果てを、そっと降ろす]
もう、空いている場所が無いな……。
[沿道に墓標が起立する風景を、微かに口元を歪めながら眺め 足で弱く押された死体は、薄暗い湿土に飲み込まれるかのように、 大きく掘られた墓穴の積み重なる骸へ、ずぶずぶと沈んでいった]
(33) 2010/11/19(Fri) 02時頃
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かくなす者は、かく滅びたり。 そんな単純なお話ならよかったのに。
[樫の木槍を連想させる、鋭く伸びた背筋はそのままに。 僧衣を纏った男は、踵を巡らせて教会への道を歩き出した]
(34) 2010/11/19(Fri) 02時頃
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―教会―
[荒れ果てた神の家から微かに漏れ聞こえる少女の嘆き。 扉を潜る男の群青色の双眼が、海のように暗く沈んだ]
ホリー。
[サンダルが踏み締める色硝子の破片と同じく 軋むような響きを伴って、錆び付いた唇から少女の名前を呼ぶ]
(35) 2010/11/19(Fri) 02時頃
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それを綺麗に解いたとき、魂は天国へ昇ることが出来る。 そんな風に、私もあの瞬間まで信じていたよ。
[見慣れた透明な檸檬色が、 ステンドグラスを通して少女の祭壇へ淡い光の綾を降り注ぐ。 呟く言葉に、知らず四肢が弛緩して、それに抗おうと試みても 見守る影絵は、かえって力が抜けていくだけのようだった**]
(36) 2010/11/19(Fri) 02時頃
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−屋敷−
ごほっ。ごほっ。 [軽く咳き込みながら、今日も主の居ない屋敷の掃除を続ける。 いつものように各部屋を掃き終わり、台所で食器を磨いていれば、窓から緩やかな光が差し込んでくる。
ここ数日は犠牲者はいない…そう教えてくれたのは誰だっただろうか。 平和になれば、主人達も戻ってくるだろう]
ごほっ。 [軽く咳き込みながら食器を磨き続ける。食器の銀の色が、きらり、光に反射した**]
(37) 2010/11/19(Fri) 02時頃
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― 屋敷→村の中 ―
[身支度を整え、屋敷を出る。 向かうは村の入り口。主人が帰って来るのを迎えるために―戻ってくるかもわからない人を待つために]
ごほっ。 [やや強い冷たい風が、身体に突き刺さる] 旦那様が戻ってこられる前に、スティーブン先生に見て頂いた方がいいかしら…それともサイラスさんのお薬の方が… [軽く胸を押さえ、ゆっくりと歩く。誰か居ないだろうか、あたりを見回しながら**]
(38) 2010/11/19(Fri) 10時頃
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― ホリーの家→村の中 ―
あ、おい…っ
[窓の開く音に目を凝らせば、外へ出てゆく人影が見える。 声を投げるも既に遅く、呆然と立ち尽くす。 逃げられたのだと気付いて、自嘲気味に笑った。]
ハハッ、仕方ねぇよ。
[吐き捨てて、中へと足を踏み入れる。 死体を見ても、供える花もなく。運べるわけもない。 そうして、開かれた窓から外を見て、どちらに行ったのかと見回すも、既に姿はない。 暫くその場で見ていたものの、室内に視線を戻し。目に入る死体に、小さく十字を切った。 ただそれだけ。言葉もなく、その家を*出てゆく*]
(39) 2010/11/19(Fri) 13時半頃
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ひっ……
[背後から呼ばれる名に、飛び上がらんばかりに驚いて振り返る 視界の先に、見慣れた、しかし事件前とは違う司祭の姿に全身の緊張が脱力に代わる。 神に見放されたとしか思えぬこの期に及んでなお、聖職者の姿に、すぐに殺人者を重ねることはできなかった。 無くなった指に気付くには、遠すぎる。]
司祭、様…司祭様、司祭様! 村の皆が、私達を人狼だって、パパとママを…違うのに、そんなはずないのに! 私も殺されちゃう! 助けて…助けて下さい…! もっと一生懸命お祈りします、だから殺さないで!
[司祭へと歩み寄ることなく、少女は硝子片の散る床に膝を落とし、泣き崩れた。 膝から滲む赤は、床の輝きを鈍く汚した**]
(40) 2010/11/19(Fri) 13時半頃
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― 村の中 ―
[村の中を歩いていけば、とある家から人影が出てくるのが見えた] あ…サイラスさん、こんにちは。ちょうどいいところに。
[出てきた人影に、軽く頭を上げて挨拶をする。 頭を上げて、彼が出てきた家を見る。…この家は誰の家だったかしら?と考えていれば、ごほりごほりと再び咳が酷く出る。慌てて手を口にあて、顔を伏せる]
(41) 2010/11/19(Fri) 16時半頃
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申し訳ありません。少々体調を崩してしまいまして、どうも咳がとまりませんの。 咳の薬があれば、いただけないでしょうか。 [咳が収まると、そう伝える]
旦那様が戻って来られるのに、こんな事ではいけませんわね。 …早くもとのような村に戻らないかしら。 [どこか焦点の合わない視線をサイラスに向けると、軽く笑った**]
(42) 2010/11/19(Fri) 16時半頃
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