211 【腐女子と】冬にゃこ【炬燵です】
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− 執行執事 >>*260 −
[切れ切れのサイラスの声が窮状に揺れる。]
待てというからには、ご自分で脱いでいただけるのですね。 急いだ方がよろしいかと。 汚してしまう前に、ね。
[張りを増した股間の布地にヌメるような眼差しを投げた。 これは清拭ですと言いながらサイラスの首から肩へ唇を伝わせ、ズボンの裾を踏んでズリ落し、脱がざるを得ない状況に追い込んでゆく。]
(*279) enju 2015/01/15(Thu) 23時頃
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− 猫ちゅるちゅる >>*273 −
おぅ、 入って る。
爪たてても、いいじゃけぇ
[胸にしがみつくセシルを深く貫きながら甘やかした。 たまにちょっとナニの付け根に力を入れて、グイと中で当たる角度を変えてみたり。]
(*280) enju 2015/01/15(Thu) 23時頃
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− 稚児行列>>*283>>*284 −
[このような状態の中でも、相手を褒めあげる稚児。 それがどれだけの躾の成果か察せぬ身ではない。 可憐な喉が振り絞る懸命な声を、ナオエは愛でる。]
出してしまったのかい? そんなに気持ちよかったか。 ならば、後ろは塞いでしまおう。 こうして──
[自身の雄に数珠を巻き付け、花留の中へと挿入する。 ゴロゴロと転がる珠が擦れ合い、予測できない快感をもたらした。]
ああ、 おまえと共に楽を奏でているようだ。
[薄い腰を掴んで引きつけ、イくよと告げる。]
(*289) enju 2015/01/16(Fri) 00時頃
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− 傀儡師 >>*285>>*286 −
おまえがダメかどうかは わたしが決める。
[その目は静かにケイを見据える。
ゆらめくケイの身体は操り人形めいて、だが、望むは肉の交歓。]
(*290) enju 2015/01/16(Fri) 00時頃
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[ケイの前に立ち、その顔を見下ろした。]
口でしてみせよ。
[指示はそれひとつ。]
(*291) enju 2015/01/16(Fri) 00時頃
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− 猫笛 >>*292>>*293−
[命の奥底からこみあげる叫びとともに、花留の身体は跳ね上がる。 その瑞々しい快楽を貪って花留の中に思いの丈を放った。 事の成った後は脇息に身体を預け、甲斐甲斐しい後始末の手並みを堪能する。]
花留の顔を見る為にも、わたしは視力を取り戻さなくてはね。 おまえの心づくしに報いたい。
[これをやろう、と取り出したのは一本の竜笛。]
(*300) enju 2015/01/16(Fri) 00時半頃
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視力が戻った暁には、わたしは若湖寺に掛け合って、その笛を買い戻そう。 おまえの心が変わらぬならば、失くさずに持っていておくれ。
[表立っての稚児の売買は禁じられている。 ゆえに、楽器や書物を取り引きし、その世話をする付き人を一緒に引き取るというのが習わしだ。]
陽の下、また月の下にて、共に奏でようぞ。*
(*301) enju 2015/01/16(Fri) 00時半頃
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和算家 直円は、メモを貼った。
enju 2015/01/16(Fri) 00時半頃
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− 乗馬のお時間でございます>>*324>>*325 −
[戸惑い躊躇うサイラスの初々しさ、ジーンズと下着を一気に脱ぐ潔さに眼鏡の奥の眼を細める。]
ご協力ありがとうございます。
[考え直す隙を与えず、テキパキと床に落ちた服を一抱えに持ち、正面からサイラスを検分する。 見ないで、と言われたことなど猫耳東風。 それは、外から穢れを持ち込んでいないかチェックすることを口実に、サイラスを視姦するかのごときねっとりと絡みつく視線であった。]
鎖骨よし、乳首よし、ギャランドゥよし
ペニスと尻尾も、ご立派でございます。
[確認した、という合図に白手袋の長い指でそっと撫で上げた。]
(*379) enju 2015/01/16(Fri) 23時頃
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お入りいただいて結構です。 どうぞ
[服はランドリールームに運ばせていただきます、と宣言し、 ソックスだけという誠にアレな恰好のサイラスをリビングの乱交会場へと送り込むのだった。*]
(*380) enju 2015/01/16(Fri) 23時頃
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− 忍者外伝 −
[ようやく捕縛した敵の忍びは芯のある男だった。 その才は惜しいが、これだけ手を尽くしても裏切らぬとなれば死んでもらうしかないかと腹をくくったところに、ケイからの申し出がなされる。]
功労者のおまえがそう望むのならば──島流しで手を打とう。
[自分でも悩んでいたところだ。 ケイがこちらの意図を読んでくれたのかもしれない。彼が誰かに執着するなど、珍しいことであろう。 命は奪わぬ、とケイに約束し、人払いした後、鳴神に会いにゆく。]
(*382) enju 2015/01/16(Fri) 23時半頃
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さて、おまえの処分は決まったぞ。
ただ、チャンスを与えてやってもいい。 明日の朝までにおまえがそうして縛られたままで、三たび、わたしの槍を折ることができたなら──
[闇は一段と濃さを増して鳴神を包んだ。*]
(*383) enju 2015/01/16(Fri) 23時半頃
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− 鳴く蛍 >>*296 −
[ケイは膝行してナオエの腰に顔を埋めた。 口で「何を」するのか、過たず理解して。 かつてのままのケイであれば、無垢な戸惑いを見せたろうに。
ナオエは返書を床に投げ捨てる。 巻物の軸が外れ、一枚の絵が現われた。 あの男が描かせた、ケイの姿。]
…よくも見事に堕ちたものよ。
[ちゅぷ…と、この場で零れる水音がオーバーラップする。]
(*388) enju 2015/01/16(Fri) 23時半頃
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[拙い舌遣いながらも、それは性愛のなんたるかを知った者の技だった。 なけなしの理性がもたらす悩ましげな色は、かえってその淫蕩な行為を際立たせる。 身体の内側から、官能が匂い立つようだ。]
おまえはもはや、忍びとして使い物にならぬ。
[ナオエはケイの頭を引き寄せ、彼の口の中へ精を吐きだし、嚥下させた。]
(*389) enju 2015/01/16(Fri) 23時半頃
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望みを、叶えてとらす。
[ずっと欲しかった。 でも、護り続けて来た、 その戒めを破って、 ケイを、 抱く。
内襞に仕込まれた媚薬の力も借りて、一昼夜、尽きることなく交わり続けた。]
(*390) enju 2015/01/16(Fri) 23時半頃
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[水色の夜明け、]
おまえはもはや、こちら側の人間になってしまったのだよ。
[言祝ぎ、また憐れむように告げ、うち臥した背に手を滑らせる。]
(*391) enju 2015/01/17(Sat) 00時頃
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おまえを蘭潭に弟子入りさせよう。
いや、その前に、 彫り師・要を呼んで、おまえの身体に墨を施させる。
[抱かれた直後の弛緩した身体に針をいれ、生きた絵画に仕立ててゆく計画をうっとりと語る。]
水辺の情景、そこに、わたしとおまえの精を混ぜた白粉彫りで蛍を飛ばそう。 おまえが火照る度に、仄かに浮かぶ蛍だ──
(*392) enju 2015/01/17(Sat) 00時頃
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[眼鏡を顔に戻しかけ──部屋の隅に放った。]
これを機に、わたしは国政から手を引くことにする。 新しい住まいを普請し、共に暮らそう。
後は斎洲が上手くやるだろう。 政事も閨事も奥手な子だが、これからの世はその方が適している。
新しい邸宅は、季節になぞらえた四つの楼を繋いだもの。 蛍、おまえが住むのは夏の楼だ。 灰色の目をした蘭潭には冬の楼、 若い笛人には春の楼を、 秋の楼には、嗣子争いに敗れて藩主の慰み者になっている異母弟・奏殿を迎えて。
[愛するものたちに囲まれて暮らす、その幸せ。*]
(*394) enju 2015/01/17(Sat) 00時頃
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− 猫廻し (オフレコ風呂) −
[ショータイムに歓声ならぬ、甘い、あるいは野太いよがり声が響くのは通常営業なのでBGM代わりにしていたが、セシルの巧みな愛技は直に性感を責めてくる。]
お お、
もう、保たんッ
[声と共に一点に昇華された欲望を解き放つ。 ほどなく、ふたりの結合部から白い濁りが滲んで、周囲を猫の大好きなミルク色に染めるのだった。
まだまだ浸っていたいけど、そろそろ〆のラーメンタイムですかね。 マタタビで出汁をとる作業にかからなくては。*]
(*403) enju 2015/01/17(Sat) 00時半頃
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− キャットタワー −
外へ出てゆく猫たちを見送りましょう。
[そんな口実で、皇子をキャットタワーに登らせて。 降りる段になれば、きっちり教育係モード。]
あなた様ならば、出来るはずです。 さあ、わたしと一緒に飛びましょう。
ちゃんと飛べたら、ご褒美にキスして差し上げます。
[今日もラブラブ主従生活。*]
(16) enju 2015/01/17(Sat) 01時頃
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なーご!
(17) enju 2015/01/17(Sat) 01時頃
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