160 フェンリルナナコロ支部の日常
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……そりゃあ……僕でも進歩はするよ……
[自分の左手に、ちらりと視線を投げて]
お陰様で。生かして貰ってる訳だし? 折角だから。 責めてナユタに美味しいって云わせるまでは。終われないし?
[…言葉。含みすぎたかな。まぁ構わないかな? あの時の言葉で。まあ、難易度のハードルは随分高いけれど。 また、平穏な日常にも思える、そんな時間を少しずつ戻せたのは本当だったから]
(124) 十六夜 2014/02/02(Sun) 04時半頃
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オスカーは、トレイルに数珠を差し入れた
十六夜 2014/02/02(Sun) 05時頃
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そうなんだよ……。
[死んだら全て終わる。復讐も絆も。 生きる理由も。生きてきた理由も。死んだら無くなるから。 だから今は、それを護る為に戦い続ける]
やだよ。美味しいって云わせるのは次で絶対だけど。 迷惑の方は。
……向こう、100年位は、覚悟しておいてよ。
[ぽふん。とベッドで仰向けになり、伸びていた。 お酒は何が喜ぶんだろう。解らないから適当でいいか。なんて]
(129) 十六夜 2014/02/02(Sun) 05時頃
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オスカーは、ジリヤとトレイルさんのフラグ奪い合いに、どうぞ幸せに爆発するんだとモルターうちこんだ
十六夜 2014/02/02(Sun) 05時頃
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― 医務室 ―
あ、そうだった。 優勝者がいなきゃ話にならないよね。
[この期に及んで、優勝出来ると考えてるのだろうか。 だらけていたベッドから起き、使用形跡がバレない様に適当にシーツ引張って]
ペラジーさんとロゼさんが審査したら 間もなく結果発表だよね。
(150) 十六夜 2014/02/02(Sun) 22時半頃
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[ん。ロゼさんと云えば…]
…………そういえば、ナユタ。
……。
プリヴィティマータをチョイスしなかっただけ良かったけど。 柄に合わない攻撃をしてたら。 結合崩壊を狙うのはは難しいとおもうよ?
[ショートブレードでクアドリガの装甲を狙ったり。 ガンフォームでアマテラスを倒そうとしたり。 相性の悪い攻撃なんて沢山あるんだよ。なんて。 意味深な笑みを零して、医務室のドアに手を掛けていた]
(151) 十六夜 2014/02/02(Sun) 22時半頃
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[眉根を寄せ、訝し気な声。それを聞いてくす、と]
わかんなかったら良いですよ。だ。
新種の敵を相手にした時には。 胸郭の結合崩壊に効果的な攻撃が何か、探らないとね。
でも、ちゃんと気をつけてよ? ミッションの制限時間は、40分コッキリなんだから。 ミッション失敗したら、他の誰かに討伐されちゃうよ?
[じゃ。ばいばーい。なんてにこにこと手をぱたぱたとして。 入れ替わりに、看護師さんがマドカを運んで来たのでした]
(160) 十六夜 2014/02/02(Sun) 23時頃
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― 新年会の会場 ―
[麗しき女性ふたりの口内へ突撃した味覚の葬送曲]
ただい……うわた!? え、ちょ、皆どうしたの! やめ、頭ぐりぐりしないで!
きゃあああっ!?
[当然だが、件の仕掛け人が、のんびりとその場に現れた瞬間。 主に男性隊員及び職員の手により。 物悲しき葬送曲の作曲者は、問答無用で御前まで引立てられました]
(165) 十六夜 2014/02/02(Sun) 23時頃
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うっ、うぅ…二箇所間違えただけなのに…。
[料理は計量を間違えるだけで失敗する繊細な物なのだから。 ルーとジュースを間違える時点で致命的]
大人な味を目指して優勝を勝ち取ろうとしたのに。 くっ、ナユタごめん……。 来年こそは、優勝してみせるから……。
[引き据えられ、昔の時代劇宜しく、床に押さえつけられた少年は。 なちゅらるに、悪夢再来の予期を口にしていたとか]
(171) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時頃
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アレンジのつもり無かったのに……。
[何を恨むか。それは基礎的な知識の無さを恨むべきだろう]
くっ…。今度こそは。 絶対に美味しいと言わせる物を…。
…………きゅうっ……。
[恐らく、料理上達の日は50年以上は先の、遠い未来の話だろう事には露知らず。 その日の敗北を噛み締めて、公開処刑の少年は再び、意識暗転したのだった*]
(184) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時頃
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オスカーは、マドカちゃんと1差だっただと…!? ナユタがこれで80以上だしたらお腹抱えて笑える
十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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― その後 会場で ―
[結局覚醒した時、優勝したのはマドカかジリヤか。 然し両者共に、高くぶ厚い壁の前に、殺人ハヤシを提供したおんどれが優勝なんて出来るはずなく、当然の様に落選外]
……えっ? 優勝カップ。 僕、普通に用意されてる物だと思ってたのに。
……あ、これ。 マドカちゃんの作った、ガレット?
[誰かが気絶中の馬鹿やろうの分も、親切な事に残しておいてくれたらしい。 それを告げる皆の顔は、まさかあの馬鹿舌マドカの作品とは思えない!と言いたげな程、満足な表情で]
(194) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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うんっ! ありがとう、いただきまーす!
[サク、とガレット生地に歯を立てる。 サクリ。普通に美味しいそれは。皆のレビュー通り、本当に美味しい物]
……ん?かち?
…………? まあいいや。
[甘く優しいクリームの触り。口の中で転がる深い味わい。 幸せそうに、それを呑み込んだ]
(195) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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[美味しい、本当に悔しいけど、この御菓子には負けちゃう]
あっ、誰か医務室の皆の分、届けてくれたー? あ、ロゼさんがとどひぇ …… ?
と ほ へ ……!?
……。
……………………。
[医務室へ届ける分のガレットはある?と聴こうとしたのに。 少年は突然足を止め、顔を蒼褪めさせて。 まるで、陸に挙げられたグボログボロ…いや、あれは陸でも余裕で動くから、普通の魚か…の様に、くちをぱくぱく。助け求める手を震わせて]
(196) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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……………………
[ぱたん…と無言で。呻きも悲鳴も無いまま。 少年は口から泡を吹いてぶっ倒れたのだった]
[いや仕方が無い。アタリのfc硬貨に気付かず、呑んじゃったから。 幸い、呑んだ硬貨は無事摘出され、作成者共々、後ほどお叱りを受けるかも知れないが。
とりあえず。入院患者が1名追加されたのは間違いがなかった*]
(197) 十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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オスカーは、『よい子は危険なので、絶対にまねしないでね』と云う張り紙をぺたり
十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
オスカーは、暫く悩んで『食べ物は、ちゃんとよく噛んで食べましょう』と云う張り紙と差し換えた
十六夜 2014/02/03(Mon) 00時半頃
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― 数ヵ月後 ナナコロ支部 ―
[結局、ゴッドイーター達の日常は続く。 時には誰か死ぬ。偶には殺されかける。そんな命懸けの日常。 本当に死ぬと其処で終わる。嫌なら死ぬな。全力で生きろ]
どうしたんですか?支部長。
態々呼び出しなんて。 この前に出没した、新種のアラガミ対策?ですか。
[それを教えてくれた人も僕も、何時まで生きれるか解らないけど。 せめて、僕が料理で美味いと云わせるまでは。 或いは、後すこし、ロゼさん限定の天然を治せるまでは。
相棒としては、少しだけいいなあと思うけど。 後どれだけ先の話になるやらわからない、そんな話の為にも、戦う]
(214) 十六夜 2014/02/03(Mon) 01時頃
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[今でも心の中で、共に戦い続けてくれてる片割れの為にも。 そんな彼女の想い出を、無駄に亡くさない。そんな為にも。 荒れて陰惨な。だけど、逞しく力強く生きる努力の出来る、この世界で今日も]
……えっ…………。
新型世代に……適合…………?
[今年も。此れからも。生きる為に。 神と喰らい合う、凄絶で逞しい、そんな日常を送り続けるんだろう**]
(215) 十六夜 2014/02/03(Mon) 01時頃
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