197 獣ノ國
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[――大切な、人。目を細めながら、小さく口にする。 そのまま何か聞き落としたか、見落としたか、一日と少しの記憶を探り――戸惑いを滲ませながら、呟く。]
…大切、ってどうして? 獣の、よしみ?
[そわりと身動ぎつつ、その言葉を文へと変える。 「大切」ともう一度口にすれば、胸に重い物が落ちて来た気がして、身体を丸め、横になり。そのまま、送信を押した。]
……獣だから、か。
[それが一番しっくり来る話だった。それ以外だったら、と考えると喉が引き締まり、胸が詰まった。
携帯を肘掛けの上に乗せ、ぼんやりと立ち上がる。 横になった拍子に落ちたバスタオルはそのままに、ふらりとした足取りの中、また伸びを一つして。]
(380) 2014/10/07(Tue) 00時頃
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[――狼サンはもう帰ってきているのだろうか。 ふと、雨音の奥に耳を澄ませれば、いち、に、さん、と鳴り響くノックの音>>371。妙な偶然に、少し顔を綻ばせながら返事と共に僅かに扉を開く。
その先に片手を上げる青年の姿を見止めれば、会釈をして。抱えられた赤ずきんに視線を落とす。]
何せ、扮するモノ一つないから。
[差し出された赤ずきんに、一瞬眉を顰めるものの、差し出されるがままに受け取る。冷たいような、温いような、半端な温度が掌の熱を奪う。]
――雨が止むまで、赤ずきんは家の中かな。
[くるりと赤頭巾を丸めては、どこに干すか思案しつつ。どこかへ行く様相の相手のからかいには、]
良い子にしていたら、――ご褒美まで付いて来たよ。
[と微笑み返して。どこかへと向かおうとする背中には手を振って、その姿が夜に消えるのを見送った。
…やがて、扉にかけられた袋>>261に気づけば、不思議そうにそれを手に取る。 中を覗いては、そう重くもない紙の包みに首傾げつつ。添えられたカードに目を通しながら、部屋の奥へと戻るのだった。]
(381) 2014/10/07(Tue) 00時頃
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□集え獣人 20xx年10月2日 rl:ye 黒角の黒鹿
秋なのにサンタさんがやって来た …獣にも優しいんだね、サンタさんって
>>*15 蜘蛛 三行褒められた、嬉しい デザート、……日本酒アイスってこの間見たな
野菜とか果物は結構好きかも。葉野菜が一番だけど 贅沢品だな、野菜は。果物はもっと
飲めないけど、両親が好きだった もう少し色々余裕出たら、飲んでみたい
なのに誰一人「赤ずきん」って呼ばなかったらしい ちょっとした有名人(獣?)だね、狼サンは
(*34) 2014/10/07(Tue) 00時半頃
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□集え獣人 20xx年10月2日 rl:ye 黒角の黒鹿
>>*16>>*24 海イルカ (どうしてそうなった)ドジョウって美味しいの? というか、イルカは何食べるんだろう
>>*18 シェパード …鶏ガラどうぞ。やっぱ、うん、折れそうだからヤダ 座布団は喜んで受け取る姿勢。嬉しい
>>*20 古鶴 長い眠りだったね。おはよう …ししゃもでも喉に詰まらせたのかと(>>*16)
(*35) 2014/10/07(Tue) 00時半頃
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□集え獣人 20xx年10月2日 rl:ye 黒角の黒鹿
>>*21 鎌鼬 >>*22の時点で信用ならないんだけど。水分ぐらいは拭いてよ? 引かないに越したことは、ない
>>*27 白カナリア 褐色の肌。そっか、同じ人っぽいね
ありがとう。こっちはずぶ濡れにはならなかった 羽乾かすの大変そう。白カナリアも風邪ひかないように
(*36) 2014/10/07(Tue) 00時半頃
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