22 共犯者
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 22時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 22時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 22時半頃
|
―少し刻は流れて、2枚の葉が摘まれた頃―
……満月。
[ぽつりと呟き、空を見上げる。]
あなたの言った通り、月は満ちました。 そして私の身も心も、完全にあなたに支配されてしまった。
――あなたは一体何者なのです?
「ヒトではない獣」。 私にはそれしか分かりません。
この森があなた達の聖地ということは分かりました。 ですが、その芯の部分――…「あなたが何者か」が分からない。 そして、私はそれを知りたいのです。
(89) 2010/08/11(Wed) 22時半頃
|
|
―満月の夜―
それ以上のお答えは、下さらないのですか?
……いいえ。 その必要は無いのかもしれません。
「ヒトではない獣」を目の前にして、今の今まで殺されなかったという「それ」だけで、私にとっては十分なのだと思います。
[血に濡れた風が渦巻き、月の方へと昇ってゆく。]
ああ――…「あなた」。 私は、もはやヒトではなくなりました。 私はヒトの身をしておきながら、ヒトの事を裏切り、そしてたくさんのヒトを死に追いやりました。
――そこで、ひとつお伺いしたいのですが。
(92) 2010/08/11(Wed) 23時頃
|
|
[月明かりを頭上に浴び、「かれ」の目を真っ直ぐに見て告げる。]
私は、あなたがあなたの神に捧ぐ生贄にはなれませんか?
精神は「獣」でありながら、肉体は「ヒト」の態(なり)をしている私は、果たして「ヒト」なのでしょうか?それとも「獣」なのでしょうか?
――…私はそれが知りたいのです。
(93) 2010/08/11(Wed) 23時頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/11(Wed) 23時頃
|
……そういうことになると思います。
[ふと緩い笑みを浮かべ、風の流れる方を見つめる。]
私には、帰る場所もありません。もしこの取材を終えて本国に帰ったとしても、私の心はここにあらずでしょう。
それに、あなたは私をどこかに連れて行くことなどできないでしょう?たとえ私があなたの信奉者となったとしても、私の身はヒトのまま――…ヘクターのように、私はあなたの横を歩き、「同胞」と呼ばれることは、未来永劫ないでしょう。
――…いいえ、私は誤魔化してはならない。
この血と肉を。 沸騰しそうなくらいに熱く煮えたぎるそれを。 月が満ちているうちに、あなたの中に取り入れて欲しいのです。
あの時ヘクターが、マーゴさんにしていたように。 ――…余計な感情は、要りませんけどね。
[すっと右手を差し出し、ヴェスパタインの双眸を見つめた。]
(95) 2010/08/11(Wed) 23時頃
|
|
[一歩、また一歩、イアンは「かれ」の方へと近づく。 それが「死」への旅路であることは分かっていても、なお。]
あなた。
月が、綺麗ですね。
――…今宵は、いちばん、綺麗です。
[深い深い金色の目を見つめ、肺のあたりから熱い溜息を吐き出した。]
(98) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
|
|
[かつて彼は言った。 彼が本当のことを言っている時は、いちばん嘘をついている――…と。
では、今こうして、満月の下で無言劇を繰り広げている時はどうなのだろう?かれは嘘をついているのか、或いは――]
(そんなことは――…どうでもいいことです。)
[そして、「かれ」のヒトならざる逞しい肉体に、己の胸が合わさる程までに近づき、イアンは目で告げる。
時は満ちた、と。]
(99) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
|
記者 イアンは、「かれ」の手を、ぐっと握った。
2010/08/11(Wed) 23時半頃
|
[首を仰け反らせ、完全に満ちた月を見上げる。 逞しくもなく、神秘的なものでもなく――ただ人間の形をしているだけの肉を、「かれ」の御許に差し出す為に。
月が滲み、視界の中で大きくなる。 そう――昨晩かれに侵入された、あの時のように。]
(103) 2010/08/11(Wed) 23時半頃
|
|
(願わくば、この痛みを、この恐怖を――書き留めておきたい。けれどそれは叶わぬ希望でしょう。
今こうして、私の身ひとつに刻んで、私個人の「痛み」に昇華して、それで全てを終わりにしよう。)
[深い深い口接け。 それは、この世で最後に刻まれるであろう、柔らかな悦楽。 これから与えられる、痛みを伴う快楽の前に味わう、甘い甘い美酒なのだ。]
(村に残る人々は、私が「遺した」記事を読む人々は、きっと私のことを「狂人」と呼び、後の世まで揶揄することでしょう。
けれど私は――…それでいいのです。 この悦楽を、この熱を、私の身ひとつで独占できる。 それは誰にも与えずにいよう。 そう――…これは私だけのもの――…)
(104) 2010/08/12(Thu) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る