1 とある結社の手記:6
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そんな…
[ピッパからメモの内容を聞くと、なんと言っていいのか分からず]
でも、ほら。ピッパはウェーズリーさんから人間だって言われてるし、きっと大丈夫だよ。
今日可能性が高いのは俺とか、まだ占われていない人だろうし…
[なんとか言葉を紡ごうとするも、そんな事しか言えず弱弱しい笑みを浮かべた]
(392) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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>>390 [落胆した様子に小首を傾いだ。外へ続く廊下の方へと向かう。]
名前を書け、とは強制してないものぅ。 判断をつける方法ならぁ、いくらでもあるけどねぇ。
[ざ。っとかるく周りを見回してから、ドナルドに視線を戻す。]
…そっちの情報がどーぉうしても、欲しいのならぁ、 小一時間ほど、お待ちいただけるかしらぁ?
[その情報も、もってくるわ。と、女は言った。]
(@48) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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[死したヤニクの言葉が、此方まで届く筈も無く>>388>>389
また、仮に届いたとしても、 その意見を受け入れる心算は全く無いだろう。 相棒がそれを望んだとしても、きっと止める筈だ。
なぜなら、少年は別に、 人を襲う衝動を抑えられないわけではない。 今のところは、という注釈はつくのだが。
彼は人を喰らうことを望んでいるのではない。 彼は人の絶望を望んでいるわけでもない。 ただ、生きることを。
自分とその仲間が生き延びることだけを考えている]
(*64) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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[広間へ入ると、真っ先にコルクボードの前へ。 そして、破ったページの、自身が書いた方を表にして貼る。]
『 狩人へ。 霊能者を護る必要はありません。 もし昨日、人狼から誰かを護れていたのなら、 それには感謝します。 ありがとう。』
[名の無いメモ。 けれど、内容から誰が書いたか分かってしまうか。 メモの裏には、本の末尾が綴られていた。]
(393) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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[ふいに耳に届いた、離れた場所のラルフの声>>392。 「今日可能性が高いのは」と。 一体何の話をしているのか、直ぐに予想はついて]
……………。
[目を見開くと、微かに彼の方へ視線が流れた。 声はかけない。かけることは、出来ない。けれど…]
(394) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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…確かに、人間だって、言われたけどね。 この先何が起こるかわかんないから。 備えあれば憂いなし、ってね?
…あは。見たら気を遣わせるかな、と思って畳んでおいたんだけど、結局言っちゃった。ごめんね。
[ポケットに手を突っ込んで、ラルフに申し訳なさそうに笑った。]
…誰が死ぬ事になるか、わかんないからね。 気遣いなら大丈夫だよ、私はいつ死んでもいいように覚悟はしてるから。自殺願望があるってわけでもないよ。
[『可能性が高いのは俺』というラルフの言葉と弱々しい笑みに、小さく首を傾げ。自分よりもずっと年下の掃除夫を見つめた。]
(395) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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はい?
[フィリップの方へと視線を向け、廊下を指差すのをみると]
ええ、いいですよ。
[フィリップにそう返して廊下へ出る]
(396) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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ああ、持って来てくれるってんなら、それくらいは全然待つさ。頼む。こっちも命懸けなんでな。
……まあ、命懸けは、お前さんたちもだろうがな。
[ 要請、そして思い至り付け加えた言葉。 そして…… 何かを言いかけて、やはり、口を閉ざす。 帰るところはあるのか、と。 何故か、そんな事を聞きたくなった。 だが、それを聞くのは不躾に思えたのだった。]
(397) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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[偶然か、それとも必然か。 ―――いまのわれわれの物語は、これで終わった。 この部分だけはペンで塗り潰しているのだが、何か願いをこめるように。]
…………、
[暖炉の傍に車椅子を止め、誰の名を書くか思案しだした。]
(398) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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[キャサリンの部屋から出て、扉の向こうにいるであろう親友の事を思う。]
キャサリン…大事な、大事な友達…。
……大好きだよ。
今日も貴女を守るから…。 私にそんなことが出来るのか分からない…。 でも、私は、キャサリンの笑顔が好きだから。だから…。
[泣いた理由は分からなかった。 それでも、大好きな親友の笑顔を守る為に。今日も隣の部屋で一晩過ごす事を決めた。]
(399) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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ラルフ、貴方は………
[「それで、いいの?」と。 言葉にはならずとも、目がそう語っている。
しばらく見つめていると、ラルフを呼ぶ、フィリップの声。
結局、問いかけは飲み込んだまま。ラルフは廊下へと出ていった。その背を見送ることしかできず。]
(400) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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[ラルフの返事に胸を撫で下ろした。]
助かる…ん?
[向こう、キャサリンがコルクボードに向かうのを見た。]
…済まん。あんまり人前でするものでもないんだ。
[連れ立って廊下を出た。]
(401) 2010/02/24(Wed) 23時半頃
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>>397 そぉ。…そぉね。 この村の仲良しさん達なら、 それが原因で殺しあうことも──なさそぅだしぃ?
承ったわぁ。
[頷いて外に向かう。続いた言葉に振り返り、 ──瞬いてから、くす。と笑った。]
(@49) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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ご心配なくぅ。
あたしはぁ、とんまなサイモンと違って、 ちゃぁんと、夜は、安全なところにいるものぅ。
[女は小柄な方ではないが、それでも、ドナルドの方が背が高い。 小首を傾げて、隻眼の男を見上げるように笑った。]
(@50) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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[親友が守護の能力を持ってるとは知らず。 その能力が今宵もまた自身に使われるとは知らない。]
ドナルドさん以外の名前…… まだ占われていないのは、ラルフ、か。
[マーゴとフィリップの名は出なかった。 黒檀はラルフの姿を探すが、認めたのはフィリップに連れられて広間から出て行く時。]
(402) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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─回想・食事しながら─
ケースによって様々…うん、言うとったね。 愛、同情、崇拝、打算………その中に、答えはあるんやろか。 昔聞いた話では、楽しいからっつう理由で人狼の味方をしとった人間がおったとか聞いたことあるし。
多分、ウチには一生わからん気がする。 わかる気もあらへんいうのが本音かもな。
[オムレツとサンドイッチを頬張り、よく噛み、飲み下しながらそんな答えを返した。]
─回想・了─
(403) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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―廊下―
[屋内とはいえ暖房の届かない廊下は寒い。]
悪い。どうしても一度話しておきたかったんだ。
[頭を掻いた。どう切り出すべきか。少し悩んでから呟く。]
分かっているとは思う――まだ占われていないのはドナルド、マーゴ、…お前と俺。これだけになっちまった。
[目の前の青年の、不安に揺れる瞳を見た。]
…多分、この四人の中の誰かが占われ――誰かが処刑される。 この四人の中なら、誰が一番狼に見える?
[声をひそめた。]
(404) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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愛、同情、崇拝、打算…どれも外れ、だ。 オレが占い師だって嘘付いたのはオレ自身の願いのため。 本来の力を手に入れたいと願ったため、だ。
結社にオレの気持ちをわかってもらおうなんざ思わんがね。
[ふん、と鼻で笑う。]
(*65) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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[ドナルドが何かを言いかけるのに気づいたのか気づかないのか、 女は、特別に何を追求するでもなく、、 背中ごしに、ひらひらと乾いた手袋をふって 資料──投票用紙を取りに、鍵を開けて外へ出て行った。
がちゃん。
そうして、どれだけ中の人間と言葉を交わしても、 女が出て行くときに 内と外をはっきりと隔てる、 重たく冷たい錠の音が伴なうのは、かわらない。]
(@51) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/02/25(Thu) 00時頃
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[広間に戻り、暫くすればキャサリンも入ってくる。 声をかけようとしたが、そのままコルクボードの方へ向かうキャサリンを視線だけで追った。]
コルクボード…。キャサリン…何を?
[キャサリンがそこから離れたのを見て、そっとコルクボードの前へ。 そうして見るのは、狩人へのメッセージ。>>393]
(405) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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………それが、 メリクリウスさん自身の願いの為だったとしても。
僕は嬉しいですよ。
まあ、僕がどう思ったとしても、 あんまり関係ないでしょうけれど。
[くすくすと笑った]
(*66) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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誰が誰に投票したか。 …情報にはなるんかもな。考えてもみんかった。
[ヤニクに投票したのは何人で、誰なのだろうかと。 それが気になった。]
(406) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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そっか、確かにこんな状況だし、覚悟をしておくっていうのは大事かもしれませんね。
ああ、さっきはあんな事言ったけどもちろん俺だって死にたいなんて思ってませんよ?
[ピッパの視線にそう答えて、一度ベネットたちと話しているカルヴィンの姿を見る。そして、フィリップに呼ばれれば廊下へ]
(407) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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[しばらくコルクボードの前で、ラルフが去った廊下を見ていた。やがて、ローズマリーの元へと歩き出しかけた所で……]
……ん。
[キャサリンが、何かのメモをコルクボードに貼り付けるのを見て。数秒立ち止まり、メモの内容を確かめに。中身を読めば、僅か眉間に皺が寄る。
…知らず、手はそのメモをボードから剥がそうと動く。マーゴも見ていただろうか。>>405]
(408) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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……ッ!守らなくてもいいだなんて! キャサリン…ッ!
[衝動的に、貼られたメモを剥がす。 そしてそのまま、そのメモを握り締め、その場に座り込んだ。]
なんてこと…なんてことを…。
[そう呟きながら、握り締めたメモを、破る。 守りたいと願った親友が、こんなことを書くなんて信じたくないと言うように。]
(409) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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ま、今日喰うのはドナルドで決まりだ。 仲良しこよしの連中なんて見てて反吐が出るし、な。 誰が発見するか楽しみだ。あははっ。
わかってる。一緒に出ようぜ。 外に出た方が、絶対うまい連中多いだろうしな。
(*67) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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漂白工 ピッパは、長老の孫 マーゴがメモを破いたのを見て、手をひっこめて。
2010/02/25(Thu) 00時頃
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[ベネットとの話は終わっただろうか。 結社員とドナルドの遣り取りのおおよそを伺っていた少年は、 メモに目を通す彼>>390の傍へと歩み寄る。
朝は姿を見るだけでも、怖くて震えてしまったけれど。 投票した以上責任を持たないのは、ずるいと思うから]
…ドナルドさん。そのメモ、僕にも見せて、くれませんか?
[僅かに震える声で問いかけて、そっと見上げた]
(410) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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[ピッパがメモを読んでいることは気付いていた。 車椅子を動かさないまま見つめていたが、マーゴが剥がし床に座り込めば、車椅子はゆっくりと二人の元へ。]
……マーゴ?
[少し下にある、暗い深緑を覗き込むように]
(411) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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病人 キャサリンは、漂白工 ピッパの表情の変化には気づかなかっただろう。
2010/02/25(Thu) 00時頃
長老の孫 マーゴは、漂白工 ピッパを泣きそうな顔で見上げた。
2010/02/25(Thu) 00時頃
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……マーゴ。
[座り込んでしまった彼女の横にしゃがみ、ぽん、とその肩を慰めるように叩いた。一度、ぎゅっと彼女を抱きしめて、放す。]
……今のメモ、他には誰も見てないね? キャサリン、は……
[彼女にこう書かせた原因。 先程のフィリップとの会話が頭をよぎった。]
(412) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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…どしたん?
[コルクボードの方から、メモを剥がす音。 視線を向けると、そこにマーゴがいた。]
何か、メモ貼られてたん?
(413) 2010/02/25(Thu) 00時頃
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