1 とある結社の手記:6
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[ヤニクの口から零れた言葉にグラスの中で揺れる液体を見ていた視線がはっと上がる。]
私が人狼…? 本気で言ってるの?ヤニクさん。 私が人狼だったら、兄さんも人狼で話しが早いって事? 残念。でも私は違うよ。 兄さんも違う。 そんな事いうヤニクさんがそうだったりして?
[何が面白いのか冗談なのか。 目の前で笑う男の真意が分からず視線が彷徨う。 離れた所にいる兄に視線を向ければ、ふいにグラスに再び注がれる液体。]
これ…美味しくない…。
[グラスの中でゆらゆらと揺れる液体を一気に飲む。 喉が熱く焼けるようでけほけほと少しむせた。]
(402) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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[ 素っ気無い言葉にも、構わず手を貸そうとするが、しかし、」キャサリンは自力で車椅子へと座り直した。 安堵と同時に、形容しがたい感情が込み上げる。その感情のせめぎ合いに、言葉を作れず立ちつくしていれば、通れないとの言葉を投げられる。]
……ほらよ。
[ 道を開け、どこか不機嫌そうに言った。 傍から見れば、キャサリンに対し腹を立てているように見えるだろうか。 だが、実際の所はそうではなかった。本当は、こんな言い方がしたい訳でもない。幾つかの感情が同時に湧き上がり、自分の中での、そのせめぎ合い答えの出ぬ事へのもどかしさへの憤りだった。
もっとも、ドナルド自身、それを自覚してはいなかった。自分の感情を受け入れ自覚するには、まだ若すぎた。 結局、それ以上何も言えず、ふいと背を向ける。]
(403) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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[車椅子の倒れる音に顔を上げると、車椅子から落ちたキャサリンを見て]
あ、大丈夫かな?
[心配そうにつぶやくも、他の人が助けに向かったようなので、向かおうとはせず]
そうそう。 頭は体より小さめに作るから、そんなに大きくしなくてもいいよ。
[カルヴィンに作り方をおしえつつ、どんどんと雪球を大きくしていく]
そうだな。今日は寒いしきっと大丈夫さ。
[そうしてカルヴィンと一緒に雪だるまを作って、廊下に飾る。その後、皆が部屋に戻るようなら一緒に部屋に戻って行っただろう。**]
(404) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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[フィリップへの問いかけは届かなかったか。それとも。 広間を立ち去るフィリップを見送り、コルクボードを再び眺めて息をつく。
そのすぐ傍、倒れたキャサリンとドナルドの間に流れる、 不器用で気まずい空気に目を止めて、少しの間黙ってドナルドへと視線を流した。]
──……。
(405) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 00時半頃
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[親友の二度目の問い>>399には、笑みを向けただけ。 彼女なら気付くだろう。我慢しているということを。 そしてそれは、苦手な……否、嫌ってるといっても過言ではない、その相手の前だからこそだということを。]
明日、ローズマリーさんの、話、一緒に、聞こ、
[メモを読んだ後、マーゴにもそれを見せて笑みを向ける。 口調は、一句一句、間を置くように。 ドナルドが道を開けてくれれば、自室へと急ぐ。 一階の廊下の先にフィリップをみつけても、声掛けることなく。]
―→一階・自室―
(406) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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さあ…どうかな?
[そう言って、メアリーの切り返す様言葉にげに笑う。 そして、むせかえるメアリーをよそに、自分のグラスにも酒を注ぐ。]
なにせ占い師が3人も居るんだ。 君が人間と解れば…兄さんも人間だと思われるんじゃないかな?
[酒を煽った。]
(407) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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ん?
[ウイスキーを飲んでいるメアリーとヤニクが見えた。 珍しい取り合わせに見えたので割って入る。]
ウイスキーは初めて飲むときっついと思うで。 なんやったら甘い果実酒持ってこか? つかヤニク、お前何やってるん。女の子酔わせてなんかする気かぁ?
[不審の目を向けてみた。]
(408) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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─集会場広間、回想─
[外へ出ようとしたところでコルクボードへと ベネットが向かうのにほんの少し足を止める。 何度も繰り返し中に入りたくはなかったから、 それだけを確認しに戻り──
声をかわしたくないということだろう、と理解をして、 ベネットのメモへの返事を追加する。] >>347 『1.希望してもらってもかまわないけれど、 それに応じるかはこちらで判断させてもらうわ。
2.どちらにしても村からは、 「人狼退治」が終わるまで、外に出せないわ。 それ以外が聞きたいなら、質問の意図をもう少し詳しくどうぞ。
3.サイモンに占われて調子が悪くなった対象は知らないわね。』
(@58) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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[>>378 フィリップのメモにも軽く目を通し、]
──そちらがお望みならぁ、 明日の朝にでもぅ、 サイモンをこちらによこすことにするわぁ。
戻って意向を伝えてくるから、 少々、待っていてくださるかしらぁ。
[その質問に対しては、メモではなく、 直接フィリップへ、言葉での回答のみを残して、 少し前の宣言どおり、赤毛の女はさっさと広間から外へ出た**。]
(@59) 2010/02/21(Sun) 00時半頃
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何かする気だったらどうする。 人の恋路を邪魔する奴は、なんとかしてから死ねって言わないか?
[割って入ってきたサイラスに、空いている席を示しながら憎まれ口を叩いた。]
(409) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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―自室―
[自室に入れば、激しい咳の音が響く。 我慢していた所為か、発作止めを飲んでもすぐには止まらない。]
……るしぃ、
[やがて、気管が擦れる音も出始めて。 深呼吸すれするほどに、ヒューヒューと音は大きくなる。 更に一錠、もう一錠水無しで薬を飲み込んで]
あはは、 やっぱり、お迎え……?
[灰色の魂に気が付くと、そう声を掛けた後に、意識が途切れた。 この夜、近くの部屋で何か起きても気付けるわけもなく。*]
(410) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[ドナルドの様子を黙って見遣り、表現の不器用さに肩を竦める。>>403 少しの間をおいて]
お前、人相悪い。
[唸るような声に短く声を掛けて、コルクボードに目をやった]
(411) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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…………。
[雪だるまを作りながら、考える。
占い師の二人が誰かを占ってみると言っていたこと。 キッチンでの、ピッパの言葉>>273>>274。 気にしなくても良いのだと言われた。 けれど、此処に呼ばれた以上、きっとそういうわけには行かない。 彼女は優しいから、自分に気を遣ってくれているのだと思う。 明るい笑顔を浮かべるピッパが、人狼だなんて、思えなかった]
…………わぁ。
[窓の外はすっかり暗くなっていて、 ひゅうひゅうと空気を切り裂く風の音が聞こえてくる]
(412) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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うぅん……。
[雪だるまを作る少年の顔は、 時折悩んでいるように難しくなったりしたかもしれない]
…ラルフさん。
サイラス先生とウェーズリーさんが、 誰を調べたら良いのかって、聞いていましたよね。
[ぺちぺちと、随分とさまになってきた雪玉を掌で固めつつ]
意見出さなきゃって、思うんですが。 でも、人狼が本当にいるかも分からないのに、そんなこと…。
[ぼそぼそと呟きながら、肩を落とす]
(413) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[ラルフからの助言>>404を聞けば、 我に返って腕の中の雪玉を見る]
――――…はっ! そうでした、大きくしすぎちゃったかな…。
[あわあわとラルフへ視線を返せば、 けれどそれに負けないくらいに ラルフの腕の中の雪球も大きくなっていき]
わぁ、わぁっ。ラルフさん、凄いです!
[はしゃいだ様子で、感嘆の声をあげた]
(414) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[やがて雪だるまが完成したならば、 集会所の面々に自慢げにお披露目する。 一番見せたかったキャサリンの姿も探すが、 何処にも見つけられなくて。
だからラルフに手伝ってもらいながら、 一階のキャサリンの部屋の前の廊下に雪だるまを置いた。 きっと、彼女に見てもらえるように]
……お休みなさい。
[暫くすれば、自分も自室へと戻っていく。 廊下を吹き抜ける風は酷く冷たくて、何度も小さく咳をした**]
(415) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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―廊下― [信じるのか?とベネットの問いが頭に渦巻く。>>393]
…信じるのか?
[口に出してもう一度、思い出す。あの時は喋らず、首をすくめて見せただけだが――。]
…自分でも分かって無いんだよなぁ。ただ…。
[この中に人狼が居ると思っているのか?と問われたなら否定しただろう。しかし、信じるのか?と問われた。心情的には信じたくない、信じられない――だが、それを口にするのは同じ村の一員であるサイラス、ウェーズリーを信じないのと同義に思え、口に出すことを躊躇った。]
…あー。まあ、いい。 『バカノカンガエヤスムニニタリ!』 …。
[アーチの言葉に反応する気力もなく、ただウェーズリーを探した。]
(416) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[けほけほとむせながら]
どうかな?なの? 違うって言わないんだ?
[隣に座る男の顔を見て、自分の手の中にある空になったグラスを見る。 顔がほてって、頬が赤く染まる。]
私、人狼じゃないもん。 だから占われても全然平気。
[兄も人間だと思われるの言葉に少し考えるようにして]
そうだね。 そうかもしれない。
[隣で酒を煽る男を見つめる。]
(417) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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…………。くそ。
[相談したかった友人も、傍にはいない。 もうひとりは、どうやら自分のことで今は手一杯だろう。 ちらりと、迷うような視線が一瞬妹へと向く。 ここからは、まさか酒を飲まされているとまでは見えなかった。
迷うように、もう一度メモに目を通す。>>@58]
(418) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[キャサリンの笑み>>406にどこか無理をしている様子を感じ、その理由も察する。 どこか痛めているのではと心配になるが、今聞いたところで返事はないだろう。 そして、見せられたメモを読むと、ゆっくりと頷いた。]
うん。明日一緒に…。
[無理をしないで欲しいと視線で訴えるが、果たして彼女には気付いてもらえたか。
そして、ドナルドの不機嫌そうな様子>>403に、自分が怒られたような顔になる。]
…ごめんなさい。
[小さな声で一言だけ謝る。]
(419) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[サイラスが声を掛けてくるのに気づいて、ゆるゆると頭を振る。]
ううん。 もういらない。
[空いた席に座るように促されたサイラスを少し潤んだ目で見て]
ねぇ。 サイラスさん。 サイラスさんは本当に人狼か人間かわかるんだよね? それなら私がどうか調べられる? 私が人間だってわかったら兄さんも疑われたりしないよね?
[酔ってぼーっとし始めた頭でそんな事を尋ねた。]
(420) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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――――…サイモンさんが来るのは、朝…。
[結社員の返事>>@59は確り耳に届いていたようで、 確認するように自分でも一度呟いた]
(*44) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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…年齢差を鑑みるとやっぱ止めるのが筋か思うて。
[言い切った。]
生憎集会場の中に馬はおらんよ、ヤニク。 鳥はおるけど。 つか未成年の女の子に酒飲ませたあかんて。 男ならええ。
(421) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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ー一階・廊下―
くそ。しくじったか。 『マイゴ!マイゴ!』 うるせえ!
[考え事をしながら漠然とウェーズリーを探していた所為か、重要なことを忘れていた。]
ウェーズリーさんの部屋…何処だ?
[並ぶドアはどれも同じように見える。これを一つ一つ確認する?]
…空き巣かよ、俺は。 『オマワリサン!タイホー!』 …人に聞くか。
[結論付けて、今人が集まっていそうな所を思い浮かべた。集会場だ。]
(422) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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ふん、生まれつきだ。 ほっとけ。
[ 人相が悪いとベネットに言われれば、自分が難しい顔をしている事にも気付き、苦笑いを浮かべて肩を竦めてみせる。 向けられていた視線に、子供の頃からの付き合いだ。何か気付くところもあるのだろうか、などと思う。 そのまま歩き出し、階段へと足を向ける。 途中、サイラスに近づいて。]
なあ、後でも明日でも良いんだけどよ。 多分、キャサリンのやつ、どっか怪我でもしてっかも知れねえから、それとなく聞いてみてやってくれよ。
[ 頼むぜ、と言い残して、階段へと。 キャサリンは大丈夫だと言ってはいたが、そういう顔でもなかったし、車椅子に座り直す時にも右手を庇っているようにも思えたのだ。]
(423) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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調べられるで。 それはええけど…だからてベネットが人間かどうかはまた別問題や思うんや。 血筋以外でも人狼になる要因があるて聞いたことあるし。
…酔うてるね。水飲んで酔い覚ましときや。
[水差しからコップに水を注ぎ、手渡す。]
(424) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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ー集会場ー
[見渡す。ウェーズリーはやはり居ないみたいだ。]
さて…。その前に、コルクボードでも確認するか。
[今さっき貼ったばかりだから回答はないだろうと予想は付いたが、それでも一度確認に寄った。]
ベネット?
[難しい顔をしている悪友に声をかけた。]
(425) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 01時頃
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[ マーゴのごめんなさいという小さな声が、どうやら自分に向けられいるようだと気付く。]
や、悪いのは、どっちかっていや、俺だろ。 マーゴがごめんっていうこってもねえさ。
[ ぽんぽんと頭をなでた。]
(426) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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……お外、ね。
[ピッパからの問い>>26と、その答え。>>@10 お外に出られる、ということならば。
……猟銃の対象からは、少なくとも外れるということではないのか。 結社の言う、何を信じて、今この状況の何が信じられるのか。]
…は。
[再び、深い溜息が漏れた。]
(427) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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[ そして、階段を上り自室へと。 どさりとベッドに身を投げ出して、大きなため息を吐く。 天井を眺めながら、いつしか眠りへと落ちていった。**]
(428) 2010/02/21(Sun) 01時頃
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