30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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[逃げるように去って行く背。 それを追う事も出来ずに、呆然と見詰めて。
眸に焼きつくのは、傷ついたような色を隻眼に滲ませた、 まるで捨て犬の様なドナルドの顔。
ぎゅっと、手を握る]
ドナルド……。
[名を呼ぶ声は届かない。 ゆらり立ち上がり、重い足取りで部屋へと戻る。
カーテンの閉じられた二段ベッドを見て、溜息を一つ]
(459) 2010/09/03(Fri) 12時頃
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何が在ったのか知らないけれど…… 君が不安に思う事が在るのならば、僕にも話して欲しい。
また昨日みたいに、ミルクを入れてあげるから。だから――…
[ドナルドが彼への干渉を、居心地悪いと感じている事など露にも知らずにそう告げ、 先程の傷ついた様な表情を思い出し、眸を閉じた。
二段ベッドの下段をぎしりと軋ませて座る。 返事が有っても無くても。 暫くは其の侭、彼の傍にいる*心算*]
(460) 2010/09/03(Fri) 12時頃
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>>457 [部屋へと戻っていると、後ろから声を掛けられる。 先程少し聴こえた乞うような響きとも違うもの。 振り返った翡翠は、硝子玉と同じ無機質な色を宿して、 けれどもそれは直ぐに浮かべる笑みに隠される。]
…おはよう。 ……練習してたの、聴こえてたよ。
[何も見ず、聴かなかったかのように謂って笑う。 そう、教えられてきたものに忠実に、従って。]
朝食は、まだ食べてないの…?
[謂いながら思い出す。 そういえば、ルーカスの部屋の前に荷を置いたままだ。]
(461) 2010/09/03(Fri) 12時頃
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>>461
聴こえてた? そっか……。うん、久しぶりだけど、なんか身体が覚えてるみたい。 前の調子に戻るまでにそんなに時間はかからないと思う。
[振り返った瞬間の顔がなぜか少し気になったけど、すぐに笑ってくれたので、安心したように笑い返した。]
うん、まだ食べてない。昨夜紅茶を飲んだきり…。
[そう答えてから、ポッケからハーモニカを出してフィリップに見せる。]
これ、結構高いらしいから、あげられない。 だから、フィル先輩の好きな曲、教えてくれないかな。
[それは、躊躇った口調だったけど、理由は久しぶりのハーモニカであることと、考えれば、吹いてあげる、といった行為が改めて恥ずかしいことかも、とも考えたもの。
でも、忘れていた存在は、少し日常にほんのり色がついたから、その切欠になったその交換の約束は、彼にとって、とても大事な秘め事になっていた。]
(462) 2010/09/03(Fri) 12時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 12時半頃
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うん、少しだけ。 …そっか、じゃあ交換できるのは早いかな。 サボるのは、ちゃんと聴こえてわかるからダメだよ?
[>>462翡翠はもう、何時もの色。何も変わりなく。 見せられるハーモニカにうんと、頷いて。]
それは高そうだから、貰えない。 …俺の好きな曲…?
[謂われてから少し目を瞬かせて首をかしぐ。 薄く開いた口がわなないて、それから緩く首を振る。 眉を下げて微苦笑を浮かべてからこめかみに指を当て]
…少し、調べさせて。 俺そういうの疎いから…曲名が思い出せない。 それまでは、後輩の好きな曲を練習して聴かせてよ。
[歌に自信がないから、歌ってみせることもできなかった。 けれどもセシルからの言葉は嬉しかったから、はにかむように笑ってから何かに気付いてセシルへと手を伸ばす。]
(463) 2010/09/03(Fri) 12時半頃
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>>463
サボらないよ。好きなことだから。 うん、夏季休暇中には必ず…。
[頷くフィリップにやっぱり笑んだ。]
そっか、じゃ、今度教えて。 それまでは、自分の好きな曲を弾くよ。
[またハーモニカをポッケに戻す。 ふと伸びてきた手には、何だろうといった顔。]
(464) 2010/09/03(Fri) 13時頃
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>>464
―――……
[そっと撫ぜたのは、少し乱れたセシルの髪。]
…髪くらい、梳かしてから出ておいでよ。
[その乱れは何が原因で作られたものなのか。 知っているけれども、知らないような口ぶりで。 触れた手は、すぐに離れて]
早く食べに行っておいで。 ああ…ルーカスが起きてるか、 食堂に行ったら確認しておいてくれる?
あと、俺の荷物… ルーカスのところに置いてきちゃったから。 それもあとで届けるように、謂っておいて。
(465) 2010/09/03(Fri) 13時頃
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>>465
[そっと髪にフィルの指が絡む。 なぜか、瞬時、目を閉じた。]
ああ、 うん
[元々きっちりとした髪ではないけれど、それが気になるくらい乱れてたのなら、 原因はさっきのことしか思いつかない。
それを思い出して、微かに眉が寄った。もちろん、それをフィリップに告げるわけはない。]
ありがとう。そうする。
[梳かしてから出るよ、と言った答えをして、食堂に促されれば、また頷いた。ルーカスには、普通にわかった、と答えてから…。]
荷物?
[それはなんのことかわからない。]
(466) 2010/09/03(Fri) 13時頃
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―自室― [今の時間なら殆どが食堂に居て、誰も自分のところには来ないだろう。 そう確信はしていても日中のこと、いつ何時何が起こるか知れない。その緊張感がいっそうを官能を煽った。
まずは窓を閉め切り、カーテンも下ろして。 扉の前に本の山を置いて、扉を開けてもすぐには入って来れないように。 入り口からは見えない位置の床にタオルを敷いて。 クローゼットの中から、いくつかの小道具を出して。 入念な下準備のあと、ようやく薄闇の中、ネクタイを毟り取る。
息苦しさは最早耐え難いほど。 はあ、と幼い唇から不釣合いな酷く濡れた溜息を零す。 急く手でかっちりと着込んだ制服を乱暴に脱いでいった。]
(467) 2010/09/03(Fri) 13時半頃
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―自室― [――それから暫しの間。
じっとりと汗ばむような薄闇のなか。 くぐもった呻き声と衣擦れの音、何かを掻き混ぜるような濡れた響き。 やがて、それが途絶えて押し殺した呼吸音に変わる頃には、室内には濃密なかおりが満ちていた。]
(468) 2010/09/03(Fri) 13時半頃
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>>466
[目を閉じる姿には、ふ…と 吐息にも似た笑みが零れて。 微かに眉が寄る姿に、先程のことを問いはしない。 セシルが食堂へと向かうようならば引き止めずに、 翡翠が部屋へと戻ろうとすることに変わりはなく。]
うん、ルーカスの部屋に忘れてきてた。 あれがないと、……俺が困るから。
[使う日用品は全てそこに入っている。 荷のことを多くは謂わずに、そうとだけ謂うと 先程までセシルに触れていた指先が宙で遊ぶ。 小さく手を振って、見送る態だった。]
(469) 2010/09/03(Fri) 13時半頃
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―自室― [準備にはあれだけ時間がかかるのに、終わるのはいつもあっという間だ。 しかもとても空しい気分になる。
息が整うとすぐにネクタイを足首から解いて、床から立ち上がった。 官能の夢から覚めるたびに襲われる倦怠感と戦いながら、そそくさと身仕舞いをする。 毎度のことなので手馴れたものだ。 まだタイは締めず、第一ボタンを外したまま窓辺に行って、カーテンを開いて大きく窓を開ける。 眩しい夏の日差しと新鮮な空気が一気に室内に入ってきて、白けた気分が余計に募った。 そのまま窓枠に両手をついて、ぼんやりと明るく光る夏の雲と白々しいほど真っ青な空を眺めた。]
(470) 2010/09/03(Fri) 14時頃
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ロビンは、「あーあ」と呟いた。陽光を反射して光る眼鏡に隠れて表情は見えない。
2010/09/03(Fri) 14時頃
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>>469
ルーカスの部屋に?困るもの?
[ますますわからないけど、 それはルーカスとフィルの秘め事なんだろうか。 そう考えた時、どこかが少し冷たくなった気もしたけど、自分でもよくわからない。]
うん、わかった、ルーカスに会ったら伝える。
[でもそれ以上訊くのも憚られたので、そのまま、じゃ、と踵を返し、食堂に向かう。]
(471) 2010/09/03(Fri) 14時頃
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― 食堂 ―
[食堂の席につけば、おなかがくぅ、と鳴った。 寮のおばちゃんが、その音を聞いたのか、苦笑い。それに苦笑いを返す。
出てきた料理は文句を言わず食べていた。*]
(472) 2010/09/03(Fri) 14時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 14時頃
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―自室― [どのくらいそうしていたのか。 ふと室内を振り返って、]
……洗い物増えちゃったな。
[長い溜息をつくと、床に散らばって落ちている布を拾い上げに戻った。 汚れたタオルと唾液で湿ったハンカチを、一度下洗いしようと洗面所に向かった。]
(473) 2010/09/03(Fri) 14時頃
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―――… ……
[セシルの姿を見送ると、翡翠から笑みは消えて。 その姿はまた寮へと溶け込んでいく。 あまりに自然で、声を掛けるのも忘れるくらいに。
ぽけっとに手を入れればから…と小さな音。 大事な硝子玉は部屋でも荷でもなく、其処に納まっている。 部屋に戻るまでに、誰かとすれ違うことはあっただろうか。 普段と違う様に、翡翠は気付いてしまったかもしれず…。**]
(474) 2010/09/03(Fri) 14時頃
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― 自室 ―
[ベッドの下段に座ったまま、彼の返事を待っている。 暫しそのまま待っていたけれど、酷く心が疲れていた事もあってか、 ぎし…とベッドのスプリングの音を鳴らして、いつの間にかその身体は横になっていた]
……ドナ、ル…ド……。
[途切れがちに名前を呼ぶも、意識はすでに眠りの中に。
無防備に制服のシャツの少し乱れた襟元から白い首を覗かせ、 少年は規則正しい呼吸を繰り返している**]
(475) 2010/09/03(Fri) 14時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/03(Fri) 14時半頃
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― 食堂 ―
[そこに誰が居たとしても、寄ることなく。 独り席に座り、中途半端な時間の食事を取る。 食事を受け取る際、食堂員の年配のご婦人には「あら、珍しいわね」などと、謂われもしたか。
物憂げに半眼に閉じられた紫の下。 食事が減るスピードは常になく遅い。
と、聴こえた音に視線が上がる。]
―――……セシル、相席佳いか?
[尋ねながらも有無を謂わさない調子で、真正面の席へと移った。 用件は語らずとも識れようか……―――今朝方己の部屋の前でのことと。セシル本人への口止めと、ロビンがどこまで悟っているか、それができれば席を立つ気で。
とりあえずは、彼が食事を終えるのを待とうと、ディーンも己の食事を進めた*]
(476) 2010/09/03(Fri) 14時半頃
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小悪党 ドナルドがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(小悪党 ドナルドは村を出ました)
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─ 自室 ─ [狭い寝台に小さく小さく身を丸めて、本当にこのまま縮んで消えてしまえたら良いのに。 胸の中に秘めた、どす黒く凶暴なケダモノ。 それを飼い慣らす術を発展途上の魂は知らない。
自分もあいつらと同じ汚らわしい生き物なのだと気付くたび酷く惨めで。 高潔で慈愛に満ちた同室の彼に、気遣われるたびに胸が痛む。
歳不相応に育った体躯と共に持て余す衝動。 慎ましく抑える術も知らず、高潔な彼の傍では、こっそり発散させて捨てるなんてできない。 気まずい自己嫌悪は日増しに募るばかりだ。]
(477) 2010/09/03(Fri) 15時半頃
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>>408>>409
[木漏れ日の下での眠りがラルフに取ってつかの間の安息であったのは、零れるように落ちた手を、受け止める他者の手があり、そして、セシルの膝に抱かれて眠った所為だったかもしれない。
「フィル先輩、やっぱ子守唄のほうがいいんだろうか? ラルフもそう?」
「子守唄は好きじゃない、よ。 あくまで……俺はだけ、ども。」
フィリップは分からない。その時のラルフが思い浮かべた旋律は、子守唄ではなく何故か、賛美歌312番。眠りが意識を混濁させていた。
いつくしみ深き 友なるイエスは 罪とが憂いを 取り去り給う 心の嘆きを 包まず述べて などかは下ろさぬ 負える重荷を。
与えられた慈しみには気付かぬまま、意識の無いままそれを食んだ。 ラルフは目を醒まして。──それから。]
(478) 2010/09/03(Fri) 16時頃
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>>413
[目の前には主の教えを口にするベネットが居た。 「個々が感じている 苦しさとか痛みは他人には実感出来ない>>401」ラルフがベネットに言った言葉を要約するならば、目の前の苦しげなベネットを見てもラルフは何も痛みはしないと言う事だ。
「最初から理解し合う事を諦めていたら、きっと誰も救えない、から……。>>413」それがベネットの答え。ラルフのベネットへ向けた淡々とした眼差しは、侮蔑を孕んだものに変化する。透ける情欲を感じ取りながら、]
──ふうん。 君は、そう言う姿を人に見せて 誰かに救ってもらいたいの? そう言う都合の良い救済があると思ってるなら──
思ってるならだけど、
醜 い よね。
(479) 2010/09/03(Fri) 16時頃
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[顰められるラルフの眉。 弱った態度を見せて同情を引く、憐れみや愛情を乞う、やさしさや庇護をくれそうな相手を嗅ぎ分けて甘えると言うのは、ラルフにとっては許せない事柄だった。これだけ不幸だから愛してくれと言うのは、とてもとても、気持ちが悪い。
そして、その言葉は自分自身にも向けられるべきナイフの切っ先。]
(480) 2010/09/03(Fri) 16時頃
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>>421 1人で、倒れたりしないし、 水を取りに行くだけだし。
[歩きはじめると、赤と緑のインクが染みて混じりあう奇妙な模様が視界に混じる。ロールシャッハーテストを受けているかのよう。つまり、まだフラついていると言う事だったが、付き添ってくれているディーンに状態を悟られるのが嫌で、何でもない表情を浮かべる。真っ直ぐ歩く努力はおそらく成功する。 身長だけではない、脆弱でない肉体が欲しい。自分は足りない。 それから、弱さに甘えない精神が。]
じゃあ。 ユーリィの話をするかは、 トニーの様子を見てからが良いかな。
── 嗚呼、 中等部の彼等は兎も角、 ディーンみたいな人が同室者と揉めるなんて少し意外だった。
[トラブルとは言え、一晩の同室が嬉しいと言う事は後ろめたくて言えない。サイラスと上手く行かないなら、俺で良ければ彼と話をするとも、生真面目な調子で言って別れた。]
(481) 2010/09/03(Fri) 16時頃
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ラルフは、ディーンと別れる時、自然を装ってディーンの腕をぽんと叩いた。
2010/09/03(Fri) 16時頃
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…ほっといてくれよ。頼むから…
[小さく漏らす拒絶の声は届いたか否か。
情けをかけられるたびに、自分の惨めさに気付いてしまうから。
半端で萎えてしまった欲望はただただ自分を苦しめるだけ。]
(482) 2010/09/03(Fri) 16時頃
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― 自室 ―
[規則正しい呼吸を繰り返しながら、少年は夢を見ていた。 中庭でのやり取りを夢は辿る。
心まで溶かしてしまう様な夏の日差しのせいか、ラルフの銀灰の眸は影になってよく見えない。 だけどその声は、痛いほどに耳に届いた]
……そう言う姿?
[緩く首を傾ぐ。そして続く言葉には……微かに笑んで]
(483) 2010/09/03(Fri) 16時頃
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そうだね……僕は、とても、醜い。
[すれ違う瞬間に呟いた声はラルフに届いただろうか]
だからこそ……忠実なしもべで在り続けたかったのに。 それももう、出来そうに……ないよ。
[音に出さず、唇だけが言葉を紡ぐ。 苦しげに俯いていたから、それは誰にも届かずに。 中庭の地面に落ちて溶けて行った]
(484) 2010/09/03(Fri) 16時頃
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― 自室 ―
[ドナルドの拒絶する言葉すら知らずに、 少年は自分の罪を夢に見、その柳眉を苦しげに僅かに潜めていた。
潔癖だと彼が思っている自分が、その実一番欲深いのだと。 彼は未だ知らないから―――**]
(485) 2010/09/03(Fri) 16時半頃
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─ 水場 ─
[台所で食堂の人間と口をきくのが億劫に思えて、まずは1人で水場へ向かう。 淡々と水道の蛇口を捻り、ぬるい水をむさぼり飲む。喉に水がつかえる。唾液まじりの透明な液体を吐き出すと心地良さを感じる。熱された頭を冷やすように顔を洗い、それでも足らず頭から水を被った。]
──…ッ く
厭 だ。
[何がそれほどまでに受け入れ難いのか、よく分からなかった。
廊下を歩いていて縺れた頼りない脚だろうか。 それとも、簡単に頭痛を感じだした頭だろうか。 空腹による小さな吐き気だろうか。 ディーンが前髪に触れた時のあの──浮遊するような感覚だろうか。 何故だか分からない、ベネットの姿をみて何も分からないにも関わらず、鏡を見ているような心地がした事だろうか。ベネットがラルフの言葉に「そうだね」と微笑と肯定を返した事だろうか。]
(486) 2010/09/03(Fri) 16時半頃
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