73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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もう、苦しいよ……
(*52) 2011/12/26(Mon) 17時頃
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/* ジェフが乗ってくれるなら、ジェフ襲撃できます。 とだけ、残して一旦去るのです。
無理やりになりそーだったら、こっちのが無難だと思うので (ジェフ先輩周りのドロドロ加減から) お任せあれーなのですよ*
(*53) 2011/12/26(Mon) 17時頃
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ノックスは、ジェフがカルヴィンの接吻けを受けるならば、更に嫌悪をあらわにして*
2011/12/26(Mon) 17時頃
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うぅ……
/* エリアスもノックスもさんきゅー。 確かにそこらへん考慮したか、うん。
という事で、レオナルド方面で巻いてみた!セットも実はしてある! まぁなんかあったら宜しくー。 この後中の人的に怪しい時間に入るのでオン怪しくなるかも。 なるべく見るようにはする!
(*54) 2011/12/26(Mon) 17時頃
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[サイラスが、こちらを見ている。 嫌悪が浮かぶ、その表情が胸を茨で締め付ける。 苦しい、痛い。辛いのならいっそ、己の手で壊したい。
実際はノックスだったとしても、先ほどまでノックスと会話していた事すら見えなくて幻からも逃げ出した。]
お前が何をしたとしても、あれは私のものだ。
[カルヴィンの腕からそっと足を後ろに引くと、口付けをうけても心は冷えたまま。 きつく、後輩を睨みつけた後二つの金に背を向ける。 無様な足音が廊下に響いた。]
(394) 2011/12/26(Mon) 17時頃
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逃げるんだ……―――。
[背を向けたジェフに、幻の声が投げられる。 ノックスは嫌悪を込めて、けれど幻はまるで求めるように*]
(395) 2011/12/26(Mon) 17時頃
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[姿が見えなければ、声までは幻想にかかっていないから。 ギリギリと痛む胃をどうにかしたくて足を速めて医務室へ向かう。
見られていた、庭でのことを。 聞かれていた、部屋でのことを。
今まで完璧に出来ていた―と思い込んでいる―ことが全て上手く行かない。 ちっぽけなプライドはもうずたずただった。]
(396) 2011/12/26(Mon) 17時半頃
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………知ってる、よ
[ジェフの背中に呟いて、薄れていく香りと共に正気にかえったように唇に手をあてた。ファーストキスが大嫌いな人とだなんて、しかも自分からなんて、笑えない]
俺のものにならないって
[欲の香りは薄れても薔薇の香りは濃くなるばかり。ノックスに目をやる。口を開き、けれど言葉は出なかった。何か聞かれようとしていた気もするけれど、よくわからず。あいてる部屋を聞かれたところで少年には心当たりなどなかったけれど]
ごめんなさい
[何に対して、それとも誰に対してのものかもわからぬ謝罪を口の中で呟いてその場をあとにした。今度こそ頭を冷やそうと、中庭に通じる扉へと*向かい*]
(397) 2011/12/26(Mon) 17時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/26(Mon) 17時半頃
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[身体はとても冷えているのに、寒いとは思わなかった。 何処をどう歩いてここに来たのか、居るのは中庭を見下ろす鐘楼の上。 ひやりと冷えた空気が心地良くて、少しだけそこから身を乗り出す。
今は危ないからと禁止されていたけど、 嘗ての生徒たちは皆、雪が深く積もる季節には、 度胸試しにここから身を投げて、雪の中へ飛び込んでいたのだとか。
落ちたらきっと気持ちがいいのかな? そんな純粋な興味が湧いて。
手を掛ける柱は、とても冷えている。]
(398) 2011/12/26(Mon) 17時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/12/26(Mon) 18時頃
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ーシャワールームー
[一頻り感情の波が静まると、 ブースを出て着替えるとともに髪を拭く。
少し前のジェフとのやり取りを思い出して 表情は僅かに苦い。 もう、あんな風に気軽なやり取りはできないだろうと]
…あれ。
[ふと気付く。 時計の秒針は回っているのに 長針も短針も動く気配が全く無いことに]
(399) 2011/12/26(Mon) 18時頃
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――→医務室――
[足音はかつかつと、苛立った教師のようなそれ。 扉に手をかけると、簡単に開いた。 中に誰か居るとは思わずそのまま進み、薬品棚を勝手に漁る。 勝手知ったる、という様子で痛み止めを手に、出ようとして。
見覚えのあるコートが椅子に掛かったままなのが目に入った。]
誰か、居るのか。 ロバート?
(400) 2011/12/26(Mon) 18時頃
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[当たり前だが塗られた薬は流れ落ちたも同然で、 それでも治療をしなくては同室にまた雪遊び禁止令を出されかねない。 仕方無しに足は渋々医務室の方へ向かう。 体のあちこちが違和感を訴えるので 亀の歩みと呼ぶに相応しい足取りだったが]
(401) 2011/12/26(Mon) 18時半頃
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ー廊下ー
…あれ。
[濡れた髪を拭きながら歩いていると、 やや斜め上の角度に人影を見つけて 窓を開いて鐘楼のその姿に声を投げた]
…サイラス、そんなとこでなにしてんのー…?
(402) 2011/12/26(Mon) 18時半頃
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―図書室―
[アルバムは4冊目に突入していた。 けれど、求める記述は特に見当たらない。
ため息を一つついて、両腕を伸ばす]
……薔薇の、呪いか。 なんだろうなぁ。
先輩たちにもそんな話聞いたことなかったし。
[薔薇は香る。 図書室にいても、鼻をつくのはそれ。 唇に指で触れて、キスの感触を思い出した]
(403) 2011/12/26(Mon) 18時半頃
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…あ、ヴェスさん。
[開いた窓から見えた姿に手を振れば、 高い位置にある身体は不安定に傾ぐ。]
ここ、好きな場所なんだ。 気持いいよー?
[下を覗き込むたびにぞくりとする感覚は、飛び降りたらきっと…なんて思ったりする。]
(404) 2011/12/26(Mon) 18時半頃
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[扉の開く音で目を覚ました。頭のが痺れたみたいで、満足にものを考えることができない。ストーブのやさしい音と、清潔なシーツが心地よかった。小さいころ、熱を出して母上に看ていただいた時みたいだった。 俺は寝ぼけていたんだと思う]
はい、僕はここに。 もうご用はお済みになられたのですか?父上。
[ゆっくりと身を起こす。まぶたを擦ってため息をついた]
(405) 2011/12/26(Mon) 19時頃
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[ベッドに寝ていたのは、やはりコートの持ち主で。 珍しく襟元が開かれて肌が見えている。]
……眠っていたのなら、良い。 起こしてすまなかったな。
[私はロバートの父上ではない。 苛立っていた気持ちがすっかり毒気を抜かれ、しかし眠そうなものをぶち壊すほど意地悪いつもりもないので話をあわせる。 ついでにその金髪も撫でてよくある挨拶のキスでも落したら立ち去ろうと思っていた。]
そうしていると、可愛いのにな。
[尊大な態度も無い様子は、後輩として愛でるには十分な動機になった。]
(406) 2011/12/26(Mon) 19時頃
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セレス、体大丈夫かい?
[心配げに顔を見つめて。眼は穏やかに彼を見る]
そういえばさっき食堂に水とお湯貰いにいくとこだったんだ。 先に戻っててくれる?すぐにいくよ
(407) 2011/12/26(Mon) 19時頃
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[薔薇の棘に刺されて、弟に手を出せない苦しみを 今以上に味わえばいい……――なんて悪意ある棘は、 思うより遥かに簡単に殺がれて、ノックスは舌打ちを打つ。]
カルヴィンが謝ることは何もないよ。
[去り際、謝る後輩に溜息と共に首を横に振った。
薔薇の香りは、心の奥そこの慾を助長するから。 黒い黒い感情も増幅されて、苦しい。 苦しんでるのは、嗚呼、自分だけでもないようで。]
(408) 2011/12/26(Mon) 19時頃
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しっかり、しなくちゃ……―――。
[だから、そう自分自身を叱咤するけれど。 ヴェスやベネットは、ジェフの真の姿を知っているのだろうか。 男同士もある種禁忌ではあるけれど、 兄弟のそれとは比べ物にならない。 いっそ暴露してやろうかと、彼らが既にその秘密を 知っているとは知らないから思う。 知っていて尚……そうだとしたなら、 嗚呼本当に何をするか今の自分は判らない。]
駄目だ、ほんと、避難場所見つけなきゃ。
[ふるふると頭を振ると、あてもなく歩きだす。 ふっと思い浮かぶ顔は、ヴァイオリンを弾く彼。 彼の相方がいないなら、潔癖症っぽい彼となら 何もおこらなそうだと安易に考えて、その姿を探そうと。]
(409) 2011/12/26(Mon) 19時頃
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[セレストが何を言ってもやんわり押し止め、彼から離れて]
………
[カツン、と廊下に足音が響く先は図書室] あんまり早く薔薇の答えにたどり着かれても、ねぇ…
でも、吊橋効果も期待したいじゃないか。
(410) 2011/12/26(Mon) 19時頃
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[苦しむモリスの声を聴いて、 年上の自分が弱音を吐いてはいけないと思う。]
――……大丈夫?
[自暴自棄にならなきゃいいけどと、心で思いながら かけられる言葉なんて、そんな陳腐なものしかなくて。]
/* あっさりフラグ折られたので、他探してきます(うわん
(*55) 2011/12/26(Mon) 19時頃
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ノックスは、防音室は何やらあるのが判ってるので、足は自然に音楽室へ舞い戻るように。
2011/12/26(Mon) 19時頃
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いえ、起きます。 ちょっと気分が悪くなっただけで、今はだいぶ
[ベッドの上に半身を起し、シーツを腰まで下げた。目をこすりながらパーテーションの向こうに笑顔を向けると]
……ミ、ミルウォーキ
[ここは俺の城じゃないし、当然パーテーションの向こうから覗いたのは父上じゃなかった。 嫌な相手に間抜けな声かけてしまった。反射的に寄る眉毛の作る深い皺を揉み解すために俺は眉間に手を当てた。ベッドに半身を起したままの姿はあまりに無防備だ。寝ていた間に外していた眼鏡を探した]
あんたを父上と間違えただけです。 ちょっと、疲れてて…… [疲れてる。そうだ。ミルウォーキの声が優しいので、俺はこの時確かに少し甘えてしまっていた。奴の顔が見えた]
ミルウォーキ先輩もなんだか疲れて見えますが。 あんたも中庭の薔薇のせいですか。 [ベッドに腰掛けたまま、大男を見上げた]
(411) 2011/12/26(Mon) 19時頃
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へえ。
[手を降ってくるのに降り返し 少しだけ息をはいた。 白く濁っては消えていく]
サイラスのおすすめならいってみようかな。
[ちょっと待ってて、とかけた声に反し なかなかの時間をかけてたどり着く。 気持ち疲労の気配をまといつつ]
(412) 2011/12/26(Mon) 19時半頃
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エリアスは、自身が歩く先は、より薔薇が香る
2011/12/26(Mon) 19時半頃
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……あんな無理矢理なんて、美しくないよ。
僕、君のことも大事なのに。
[薔薇はやや不機嫌で]
(*56) 2011/12/26(Mon) 19時半頃
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[考え出せば、薔薇にとらわれてしまうから。
アルバムの方に集中する。 8冊目を手に取ったころだった。
薔薇の匂いが、増す]
……? さっきより、強くなったな。
[立ち上がって、窓の傍まで行くと、中庭を見下ろした。 ここからでは薔薇は見えない]
――。逃げてちゃ、駄目だよな。 ちゃんとノックスと話さないと。
(413) 2011/12/26(Mon) 19時半頃
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[噎せるような薔薇の香は図書室に続く。
部屋の中、確かアルバムの中にあった薔薇の一文]
…ベネット先輩。
[居ると知っていて、わざと少し驚きを込めた声]
手伝いに来ました。 僕も探しますよ
[にこり。薔薇の気配は確かにそこに]
(414) 2011/12/26(Mon) 19時半頃
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[声をかけられて入口を見れば、エリアスが立っていて]
ああ、エリアス。 防音室の用事はもういいんだ?
[声をかけながら、机まで戻る。 既に見た分のアルバムを抱えると、棚の方へと戻しにいく]
手伝ってもらえるのはありがたい、けど、平気? なんか、薔薇の匂いがきつくなったし。 エリアス少し弱かっただろ?
[10年分より前をさらに10冊ほどを取り出し始める]
(415) 2011/12/26(Mon) 20時頃
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ベネットは、噎せるほどの薔薇の香りに、鼻を押さえる
2011/12/26(Mon) 20時頃
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ええ、流石に慣れました。 鼻もずっと同じ香を嗅いでいると慣れてしまうらしいですね。 結構好きですよ、僕は。
[目の前にどさどさ置かれたアルバム。 薔薇の記述があったものはどれだったろう]
…先輩は、やっぱり薔薇の香は嫌いですか? 皆、どこかおかしくなってるみたいですけど、先輩は平気?
(416) 2011/12/26(Mon) 20時頃
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[机の上にどさりと置いたアルバムの中から一冊手に取り]
ああ、ずっと同じ空間にいれば慣れるだろうけど……。 好きでも、嫌いでもないよ。 ただきついなとは思うけど。
たぶん、そんなにおかしくはなってないと思う。
[そういって苦笑を浮かべて、ぱらぱらとページを捲った]
時間間隔もおかしくなってるし。 ほんと、何が起こってるんだか。
(417) 2011/12/26(Mon) 20時頃
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うん、ここ…夏場とかは涼しくていいんだ。 中庭の眺めもよくて。
[鐘楼へ訪れたヴェスパタインを、傍に招き入れる。 とても寒い場所だけど、本人はコートも着ずに冷え切った身体を気にもしないまま。
彼に向ける眼差しは、すこし憧れを帯びたもの。 幾度か夢に見た幼い日の憧憬に、何処か重なるような気がして。 香る薔薇と、少し気だるげな雰囲気に、不思議そうに青い目を瞬く。]
…大丈夫? [昨日の怪我と、何処かぎこちない身のこなし。 なんだか気になって、心配そうに声をかけた。]
(418) 2011/12/26(Mon) 20時頃
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