30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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[些細な悪さへの誘惑は、言葉だけじゃなく彼の佇まいそのもの。 彼の同室者をあまり知らないことも、保護者然としたその人が不在だということもあって。
仕草の一つ一つがいやに意識させる。奥底の青く若い衝動を煽られる。 穢らわしく酷い行為であることなど知っているはずなのに。]
煙草は…あんまし吸ったこと無いから。 みんな隠れて吸うくらいならどんなもんなのかな、って。
[違う。煙草のあの香りが思い出させるのは、この体に教え込まれた……]
(429) 2010/09/03(Fri) 10時頃
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[耳元に吹き付けられた吐息は、衝動を押しとどめていた堤防にヒビをいれた。
気がつけば、自分より小柄なその魅惑的な隣人を壁へと押さえ付け強引に唇を奪う。
重なった人影は廊下の向こうからも見えてしまうか。 誰かに止めてもらえなければ、きっと正気には戻れそうにない。]
(430) 2010/09/03(Fri) 10時頃
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>>429
へぇ、そうなんだ。吸いなれてるかと思った。 じゃ、ちゃんと吸ってみるか?
[ドナルドがどんな心情であるかなど、気づいてない。その無防備さはやはり、力あるものに庇護されてきたゆえの能天気さか。
やはりくすくす笑ってドナルドを見上げた時、 >>430いきなり世界がぐるりと回った。]
――……ッ
[口唇に口唇を押し付けられる感触は久しぶり、 しかもいつもと違って、煙草の味はしない。
瞬時目を見開いたけど、 初心なわけではない。
体格差も、同室者と似ているからか。最初引き剥がそうとした手もそのまま止まる。]
(431) 2010/09/03(Fri) 10時半頃
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― 中庭近く廊下 ―
[風が蜜色の髪を揺すった。 ベネットより告げられる罪の告白に、表情は常のまま紫を濃くして揺らす。]
…、……――――
[何かを謂おうと口を開きかけ、けれどフィリップの存在を識り鎖す。 唯、手はベネットに差し伸べたまま、むしろ今はベネットだけに触れていると示すように自ら翠の眼もつ少年の手に触れた。
少し離れたところで、ドナルドとセシルが接吻けを交わしてるとは識らずに。]
(432) 2010/09/03(Fri) 10時半頃
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[貪る唇は獣じみた衝動。 おそらくは彼の馴染んだものよりも拙く、其れ以上に遠慮のない。
触れ合う体温。わずかに香る煙草の味。 密着すれば彼の香りは濃厚に、理性を侵し狂わせていく。]
(433) 2010/09/03(Fri) 10時半頃
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[それ以上は近づかない、否、近づけない。 そう思ったから、近づかなかった。 邪魔をしてはいけないと、頭のどこかがそう謂う。 振り向く後輩の苦しげな深い翠と その傍の同級生の紫、二つの色を見つめた後に 翡翠は少し居心地悪そうに、一歩後ろへと引いた。]
……ごめん。
[少しばつが悪そうに謝ると、踵を返して駆ける。 ルーカスの部屋の前に、二人の視界に留まる訳には 行かないと、そう思ったから。
駆けた方向で、二人の後輩が何かをしていることも知らず]
(434) 2010/09/03(Fri) 10時半頃
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[触れた指先に、どくん…と心臓が一つ高鳴る]
ディー…ン……。
[今だけは自分にのみ与えられる温もりに、艶めくと息が零れ落ちた。
ディーンの手に捕まる様に立ち、年上のフィリップへと会釈を一つ。 フィリップの存在を気にして、ディーンが言葉を鎖した事には気づいていたけれど、 繋いだ手はそのまま、離せずにいる]
(435) 2010/09/03(Fri) 10時半頃
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ベネットは、ディーンの手を取った侭、走り出すフィリップの背をどこかぼんやりと見送った。
2010/09/03(Fri) 10時半頃
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>>433
[抵抗しても敵わない、そんなことを本能で感じて、壁に押し付けられたまま、舌が口腔内に入ってくるのも受け入れる。 だけど、慣れてるわけではない口付けは、こちらの息も止めんばかりで、鼻から必死で空気を求めるけど、上向きにさせられた顔、自身の身体を支えるのも必死で、苦しさが増してきた。
少し抗うように口唇をずらして…]
――……ッ…ちょ…くる……
[苦しいといおうとしたけど、理性を失ったドナルドの動きはきっと止まらなくて……やがて頭がぼんやりとしてくる。]
(436) 2010/09/03(Fri) 10時半頃
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フィリップは、駆けていた足は重なる人影を見つけてしまうと、留まり。
2010/09/03(Fri) 10時半頃
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― 中庭近く廊下 ―
謝る必要が何処にあるか、聴きたいのだが……―――。 そういえば、結局、帰省はしなかったんだな。
[謝り去り行く級友の背に、深い溜息を吐きながら呟きを零す。]
さて、どうする? 気分が優れないようなら、部屋に送るか、医務室に送るが。
[紫は深い翠に向き直り、問いをかけた。 相手が滲ます無意識の痴態に、何かを想わないわけではないが、浴室で告げたまま、努めてそのような色は自らは出さす。唯、握られたままの手はベネットが離さずにいるのならば、離さないままに。]
(437) 2010/09/03(Fri) 10時半頃
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……ごめん。謝るのはむしろ僕の方なのに。
[フィリップに変な誤解をさせてしまったと、申し訳なさそうに口にして。 触れていた指先をそっと離した]
もう、大丈夫……だから。 ごめん……、本当に。
[送るという言葉には首を振り、やんわりと断りを入れる。 この侭一緒にいたら、主の教えに背いてしまいそうな衝動に身を任せてしまいそうだったから。 それを自制するためにも、一人で帰ると告げた]
(438) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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[暗がりならその人影もわからなかっただろう、 けれどもこの時間帯ならば見えてしまう。 片方は、朝に薔薇を潰した後輩の姿だった。 そしてその下に組み敷かれるのは―――…]
…… …
[そっと、翡翠の色を伏せる。 声を掛ける場面ではないことくらいわかっていて。 長い溜息を零すと、またそこからも一歩引く。 隻眼の後輩には、その影くらいは気付かれたかもしれないが。]
(439) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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きっと、こんなにも暑いから――…
[理性も溶けてしまいそうになるのだろうか。 そんな事を想う。
頬を伝う汗が唇に触れる。 それを手の甲で拭うと、よろりとしつつも歩き出した]
(440) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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[息をすることすら忘れた口づけは、愛の交歓などではなくいわば一方的で暴力的な搾取。 酸欠と、其れ以上に昂った衝動とが抑え切れぬ熱として脳髄を火照らせる。 思考能力を奪うような目眩。
強く抱き寄せれば服ごしに、固く滾った若さがごりと押し付けられるのを相手は感じてしまうだろう。]
(441) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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[背後からの足音と、足元に落ちる影。
ビクリと身を竦ませて振り向いたときには急激に熱は醒めていき…]
…ぁ。
[罪悪感に揺れる隻眼。青ざめた顔は叱られた犬のように。]
(442) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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― 中庭近く廊下 ―
お前も謝る必要は、何も無い。
[離れていく温もりに、すっと眼が細くなる。 片眼鏡のレンズに陽の光が反射すれば、眸に宿る感情をかき消し]
―――……そうか。 だが、大丈夫でなくなる前に謂えよ。
[言葉は唯、体調を案ずるものに摩り替わる。 温もりはなれた指先が、まるで名残惜しげに、先程ラルフにしたようにベネットの前髪を戯れに一度遊び、そっと離した。
よろりと去る後姿を、光の加減で濃く見える右眼の紫が見守るように追う。]
(443) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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…ごめ、ん……
[放した手はだらりと肩から力を失ってぶら下げ、 へたりと、その場に座り込んでうなだれる。
酷い罪悪感と自己嫌悪に、顔を上げることも出来ぬ。]
(444) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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>>439>>441
[少し、朦朧としてくる中、微かに誰かの気配を感じたけれど、また目は閉じてしまったのでわからない。
終わらない拘束と、押し付けられる欲の形。
思い出すのは、最初もこんな感じだったと……。 いいから、所有されろと……そう言われて、無理やりに、でも、今思えば優しく抱かれた時のこと。
駄目だ…このままでは、本当に……。
息が止まってしまう。]
あ……ゃ………
[漏れた声は行為を拒否するものではなく、むしろ、命を乞うような響き……。]
(445) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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[駆けて浅く零れてしまう呼吸を殺すように、 汗を拭う仕草で手の甲を口許が覆う。
重なる影にも背を向けようとすると、振り向く影。 蒼ざめていく後輩の姿に少し眉を寄せた翡翠は、 先程と同じく居心地悪そうにまた一歩引いて。]
(446) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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[名残惜しげに前髪で遊ぶ指先に、深い色の翠を向けた後、 ふわりと笑んだ。
この温もりだけで十分だと、自分に言い聞かせるように。
歩いて行くのは、奇しくもフィリップが去って行った方。 部屋へ戻るにはそちらが近かったから。
ふらつく足取りで向かう先に、フィリップと。 座り込む後輩や同い年の友人がいる事は未だ知らずに]
(447) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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>>442>>444
[その時、長い拘束が解かれる。 息がずっと脳みそに入ってくるような感覚。
思わず長く息を吸い、それから、息せき切ったように堰が続けて出た。
身体は壁に凭れたまま、長い堰が終わると、口から垂れた唾液を拭う。 声はまだでない。ただ、肩はまだ空気を求め、上下に波打つ。]
(448) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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…ごめん。
[咳き込む様子をみることも出来ず、消え入るような声で繰り返す。]
こんなこと…するつもりじゃ、
…なんか、…も……わけ、わかんな…… [アイパッチの奥が滲みて痛む。 声にうまくならない、支離滅裂の、嗚咽混じりの弁明。]
(449) 2010/09/03(Fri) 11時頃
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[ここも、また――…邪魔をしてはいけないのだ。 こういう時は、邪魔をするなと。 そう、今は居ない同室者にそう謂われた。 そう、教えられているから二人に声は掛けない。
二人に背を向ける形で踵を返すと、居場所がなくなる。 こういう時は部屋に戻ってはいけない…、 そう思ってから、その杞憂はもうなくなったことに気付く。
ゆっくりと息を吐いて。そっと、その場から離れる。 足音立てぬように向かうのは一人きりの部屋だった。]
(450) 2010/09/03(Fri) 11時半頃
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[そして、しばらく深呼吸をしたあと、 ようやく、目の前で赤毛が蹲っているのに、ふうっと息をついた。]
や……大丈夫。
[自分より小さくなって、震えた声を出すドナルドを見ると、怒る気など、なれるわけがなくて…。
その肩に手を伸ばし、ぽんっと叩いた。]
(451) 2010/09/03(Fri) 11時半頃
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[よろりとしつつも歩いて行くと、離れるフィリップの姿が見えた。 それを目で追いながら進むと、 座り込むドナルドと咳きこむセシルの姿も捉えて]
……二人とも、どうし、たの?
[声を掛けるべきか一瞬迷ったものの、 泣いているように見えるドナルドを放っておく事も出来ずに、その傍へと歩みを進めた]
(452) 2010/09/03(Fri) 11時半頃
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― 中庭近く廊下より至る食堂 ―
―――……今日は、私の人生の中で 2,3を争う破天荒な日だな。
[ベネットが去った方向から、それはフィリップが去った方向でもあったが、噎せるような咳が聴こえれば心配そうな眼差しを向けるも、脚は動かない。黒髪を遊んだ指先を握り締め、瞼を伏せれば、瞼裏焼きつき見えるは去り際のベネットの淡い笑み。
もしや厭われているのかと思った後輩から想いを告げられ 確実に厭われているだろうと思っていた同室者からは襲われ
たかが数時間、まだ長いとは謂えない人生においても、小指の先ほどにも満たない時間が、酷く長いものに思えてならなかった。しかし、過ぎ去れば一瞬のようにも思える、不思議な感覚。
ゆるりと持ち上がる瞼。歩みだす方向は食堂の方。 もしかすればもう昼といって良い時間か。 一先ずは空腹を満たすために向かう場所に、未だ誰か在るやなしや*]
(453) 2010/09/03(Fri) 11時半頃
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>>452
[その時、声がして、向くと、ドナルドのいわゆる保護者がいた。]
ああ…いや、何でもないんだけど、 ドナルドがちょっと気分悪いみたいだ。
[咳き込んでたのは自分だということはしれっと流す。そして、ベネットに向かい、ドナルドを介抱してくれといった仕草を見せた。]
今日は日差しが少し、強いからな。 部屋に戻って休むといい。
[もちろん、気まずさも先にたち、ベネットにそう託すと、自分はふらりと壁から離れる。]
オレ、まだ、飯食ってないから行ってくる。
[そして、頭を抑え、軽く振ってから、その場を辞そうと歩みはじめた。]
(454) 2010/09/03(Fri) 11時半頃
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[3人の居る場所から離れていく姿は、 寮の中へ、その風景へと溶け込んでいくよう。 離れた場所から食堂寄りの部屋に戻る姿は セシルにも見えたかもしれないが、 声を掛けられることがなければ振り返ることもなく。
そういえば、ルーカスはちゃんと起きることができただろうか。 朝食をと、そう謂ったので目が覚めたのなら 食堂へと向かうはずではあるのだけれど。]
(455) 2010/09/03(Fri) 11時半頃
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ドナルドが……?
[肩眉を上げて、そちらを見やる。 隻眼が滲んでいるのが見てとれて、少年は常の顔へと戻った]
うん。判った。 部屋へ、連れて行くよ。セシルも暑いから……気を付けて。
[何が在ったのかは問わずに、食堂へと向かう友人を見送った。 それから座り込むドナルドの視線に合わせるように、膝を付いて]
具合悪いの、気づいてあげられなくてごめん。
[眸に浮かぶ涙を拭おうと指先を伸ばした]
(456) 2010/09/03(Fri) 11時半頃
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>>455
[そのままふらりと食堂方面へ歩いていく。 いきなりのドナルドからの口付けは、驚きが大きく、ちょっと混乱しているのは無理もなかった。 ただ、冷静に考えれば、少し、挑発したかもしれない。今まで、そんな挑発をしても、誰もがまずは同室者を思い、何かしらしてくることなどなかった。なので、行為としては十分に経験済みでも、はじめてといえばはじめての経験でもあった。]
はぁ……
[正直、食べても飲んでもいなかったのに朝から何かいろいろあったような気がする。]
――…先輩?
[その時、フィリップの姿が見えて、思わず手をあげた。 フィリップがさっきいたことも、ましてや一回帰省しかけて戻ってきたことも彼は知らない。 むしろ昨晩の約束が思い出されて、あげた手をポケットに突っ込む。
そこにちゃんと大事なものがあれば、なんとなくほっとして…。]
(457) 2010/09/03(Fri) 12時頃
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[へたり込んだまま見上げた顔は、とても情けない捨て犬のよう。 差し出された手を払って心を鎧い、立ち上がると足早に逃げようとする。]
…平気。 ひとりで戻れる。 [罪悪感と気まずさと。 気遣いが居心地が悪くて、自分のベッドに逃げ込んだ。*]
(458) 2010/09/03(Fri) 12時頃
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