73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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………好き、なんだ。
[不毛な片思いと言うべきか。あるいは両思いではあるのか。
元々、内向的な子供ではあったと思う。 それに輪をかけたのは幼少の頃に受けた同学年の生徒からのいじめ。 誰一人、味方などおらず。全てが、敵。そう思い込んでしまった。 寂しさを癒す術もなく、代わりに鏡に映った自分だけが心の拠り所となる。
鏡に映った自分と会話をする姿を家族は奇異なものを見る目で見る。 その視線すらもまた敵対する視線としか思えず、家族すらも敵に思えた。 それでも、ぎりぎりの線で未だ道を踏み外してはいなかった]
(334) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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[全てが崩壊したのは数年前。全てはこの鏡が元凶となっている。
最初は軽い気持ちだった。鏡に映る自分に親愛の情を込めて口付けをしたこと。 自分を守るためとは言え、常識的に考えて、いけないことをしている自覚があったのがなお悪かった。 背徳感が自らを甘美な欲求へと導く。それはどこまでも歪んだ自分への愛情。
他者が全て敵と思え、誰も愛せなくなった少年はただただ自分だけを愛する。
一日中鏡と向き合い、熱に浮かされたように鏡に口付ける息子の異常ともいえる性癖を目の当たりにした両親。 何度となく、「隣人を愛せ」と聖書の教えを説かれ、十字架を持たされる。 質量的には軽いはずの十字架。されど、それは重たい楔となって自らを戒める]
(335) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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……………な、に……
[フィリップが溜まらず少し顔を上げる。 色鮮やかな姿は上がった顔に擦り寄って。 フィリップが、短く数度うなづいた。 その後頭をかきながら、ぼんやりした様子で 寝台から滑り落ち……一回動かなくなったところで また色鮮やかな姿につつかれた。]
[フィリップはよろよろと立ち上がる。 眩暈がするのは遠くなったバラの香りか、 とり過ぎた薬剤のせいか? 色鮮やかな姿を暖とるように抱えあげたあと 滑り落ちたとき巻きついたシーツを頭からかぶって そのまま、薄らぼんやりとした白い姿で 部屋をあとにし食堂に向かう。]
(336) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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[セックスをどう伝えるか、悩んでいる間に どうやらモリスの相談コーナーになっていたようで。
モリスの秘密を知って、どうしよーと、おろおろと するものだから、会話に挟まることもなく。]
えーちょっとまってー。 モリスはともかく、 俺には想い告げるような相手いないよー。
[言葉を発したのは、最後になって。 将来情熱をかけられるものを見つけること叶ってなく、 それは人に対しても未だ*]
(*83) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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[他者と暮らしていけるようにと願いを込めて、両親は寄宿学校へ息子を入学させた。 此処に来てからは、極力鏡を見ないように過ごした。 また誰かに奇異なもので見つめられたり、苛められたくはなかった。 打ち解けられなくとも、礼儀を欠くことだけはせず、ひっそりと学園生活を送っていた。
代わりに幼い頃から習っていたバイオリンを弾き続ける。 鏡の中の自分とは会話してはいけない。だから、音に乗せて自分との会話を試みる。
鏡や窓に映った自分を見ても、揺らぐことはあれど、踏み外すことはなかった。 これは薔薇のせいだ。薔薇の香りが悪い。自分は悪くない。 こんな時でも、自己防衛となる言い訳をしながら、熱に浮かされたような自分の瞳に吸い寄せられるように鏡の中の自分へと唇を寄せる]
(337) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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― 自室→廊下→食堂 ― [頭からすっぽりシーツをかぶった姿は 頬にある赤も、腕にか抱えた赤も その白の下に隠すことになった。
そのままふらふら食堂へ向かえば、 冷えた食事と色鮮やかな姿の分も用意し 席に座ってたべ……る前に、 椅子に座ったところで、 また、うつら、うつらしてしまうのであった*]
(338) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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[鏡の中の自分と唇が重ねた瞬間に感じた冷たさ。 一瞬だけ我に返り、鏡から離れるも、鏡に映った自分を見れば、またすぐに唇を寄せる。 危険だ。今の自分はとても危険だ。誰かの瞳に映る自分すらも愛しく思えてしまいそうだ。
何度と無く鏡の中の自分と口付けを交わす。 冷たい鏡の感触は決して叶わない想いをまざまざと思い知らされるようだった。せめて少しでも熱が伝わるようにと……
自らの想いは拒絶されない。自らの想いは受け入れてはもらえる。 だけど、自らの想いを決して返されることだけはない。 苦しい。苦しくて、切なくて、仕方が無い。
飽きることはない口付け。されど、唇を重ねるごとに募っていく虚しさからは目を逸らす**]
(339) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/12/24(Sat) 15時頃
フィリップは、色鮮やかな姿だけが卓上の食事をついばんでいる。*
2011/12/24(Sat) 15時頃
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…ごめんなさい。
[エリアスの言葉にしゅんとして、頭を下げた。 謝るなら薔薇に謝るべきだったのは じぶんでもちゃんと理解している]
ああ、多分化学の授業の後に貸したからじゃない? 役に立ったなら良かったよ。 お礼は遠慮なくいただきます。
[セレストから差し出されたチョコレートを 機嫌よくノートと一緒に回収して]
(340) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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ー 談話室 ー
[誰もいない、な。よしよし、暖炉の火も点いてる。良かった。扉の向こうから確認できたので、俺は火に一番近く背の高い一人がけのソファに腰を深く降ろした。オットマンにどっかり足を乗せると落ち着く。カップに入れたコーヒーに口をつけた]
はあ。マシュマロでも焼ければいいのに。
[焼くマシュマロも、囲んで楽しむ家族もいない。火を囲んで楽しみパーティを催した思い出がパチパチはじけるオレンジ色の光になって俺の目の中で揺れた]
(341) 2011/12/24(Sat) 15時頃
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…気にしないで? ただ、もしよかったら、なんだけど…
[お願いごとがあるように彼にいう。 部屋を出る時でもそれは伝えるだろう。
ガイシャは薔薇なのに、何故エリアスがお願いをするのかなんてことはこの際置いておく。 そこまで言ってヴェスパタインににこり。 嫌いな相手にこうも笑顔を見せるのは珍しい]
見つかってよかったね、ノート。 僕のラテン語のノート、汚くて人には見せられないんだ。 ルームメイトが失礼こいたお詫びに、僕からも。
[手渡した小さなバスケットには、 ジンジャーマンクッキー。親からの贈り物]
是非ツリーに飾ってあげてくれる?
(342) 2011/12/24(Sat) 15時半頃
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その後きちんと勉強したんだけどね。
……どうしたの。
[なんとなく二人の間の空気がおかしい気がして。ああでもエリアスはヴェスパタインを嫌っていたのだったか。]
雪遊びはいいとして、傷は?
[手当が必要なら医務室係として手伝おうか。よく見ようと手を伸ばした。]
(343) 2011/12/24(Sat) 15時半頃
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[うとうとしていたのか、人が入ってくる気配に目を覚ました。縮こまっていたせいか、此方には気づいていないようだ。一息ついた彼の洩らした言葉とその声で、誰なのかわかれば、首を伸ばして背もたれから顔だけ覗かせるようにして、声をかけた]
マシュマロ、持ってこようか?
[部屋にあったかどうか覚えていないが、調達くらいはできるだろうと]
(344) 2011/12/24(Sat) 15時半頃
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覚えとく。
[かくん、と首を縦に振った。 エリアスって植物が好きなのだろうかと そんなことを考えたくらいだったが、 彼の笑みがやはりいつもと違うのでどこか緊張する]
勉強してないって言われたら回収できないけど。 …ああ、これはこれでいいんだ。 ありがとね、セレスト。
[手を緩く握って首を横に振るが、 次の瞬間にはエリアスが差し出してくれた ジンジャーマンを目をキラキラさせて受領していた。 お菓子、大好き]
(345) 2011/12/24(Sat) 15時半頃
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どうもしないよ? 勉強できたならよかったじゃないか。 頼りにするのは友人だね。
[ヴェスパタインへ、はっきりと…怒った色の眼で、決してセレストからは見えない所から睨みつける。 なのに、声色はそのまま、いつものように]
手あてするなら救急箱もってくるよ?、
(346) 2011/12/24(Sat) 15時半頃
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エリアスは、救急箱いらないならいいけど。とそのまま。でもめっちゃ睨み眼
2011/12/24(Sat) 15時半頃
ヴェスパタインは、エリアスにひどくうろたえた。
2011/12/24(Sat) 15時半頃
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[驚いた。誰もいないはずが、いきなり声が掛かった。半身を起こしてふり返ると、居たのはクライトンだった。俺と同じようにしてこっちを見ていた]
クライトンか。驚かせるな。 ……ああ、頼む。お前もコーヒーか何か持ってくれば?
[背もたれに首を預けたまま頼んだ。こいつは気が利く。居れば気持ちの足しにはなるだろう]
(347) 2011/12/24(Sat) 16時頃
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深くないならいいけどさ。 消毒しとくようにね。
[相手がいいというものに踏み込むことはしない。できない。こくりと頷いて。]
そうそう、持つべきものは字の綺麗な友人さ。
[クスクス笑って、うろたえた様子のヴェスパタインにもう一度首を傾げた。]
(348) 2011/12/24(Sat) 16時頃
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…ヴェス、もう用事は終わり? 僕、少し休みたいから、 もしよかったらそろそろ引き取ってもらってもいいかな?
[今はいつも通り、無表情に近い顔。 けれど声音には有無をいわなさないものが混じっていて]
ドアまでしかお見送りできないけど。
[変わりにセレストが見送るといってもそれは止める。理由は、ない]
(349) 2011/12/24(Sat) 16時頃
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― 談話室→食堂 ―
…うん、待っててね。
[跳ねるようにソファを下りて、談話室を出た。食堂の隅っこでお菓子が売ってたような、と思い出して。 目当てのマシュマロだけじゃなく、シーツにくるまったお化けのような姿も発見した。髪も翠も見えなくても、鮮やかな片割れがいれば、誰がいるかは自然と知れて。買ったばかりのマシュマロの封をあけて、一人と一羽のふたつ、鳥の近くにそのまま置いておいた。その間、息を潜めてそーっとやったから、薬で眠ってる彼は気づかなかったかもしれない]
(350) 2011/12/24(Sat) 16時頃
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― 談話室 ―
[途中、缶コーヒーも自分用に買って、談話室へと戻る。途中小走りになったせいか、息があがって、ついでに入ってきた瞬間]
――ふぇっ
[変な音をたててくしゃみまで出た]
あ、焼くものが、ないや
[少年には経験がないが、焼きマシュマロは串のようなものがないと暖炉ではできなかった気がする]
ごめん なさい
[肩を落として、けれどマシュマロは差し出した。封があいているから先に食べたと思われるかもしれないけれど隠さずに]
(351) 2011/12/24(Sat) 16時頃
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[待つこと数分。戻るなりクライトンはクシャミを寄越した。つばきや風邪菌が飛んできた気がして、露骨に嫌な顔をして服を軽くはたいた]
風邪か?気をつけろよ。うつっちゃたまんないからさ。
[コーヒーを一口飲む。見るとマシュマロは封が空いているし、串の用意もない。串は別に構わないけど、人の食いかけは気分が悪い]
これ、新しいのはなかったの?まあいいけど。 こっちおいでよ。一緒に食べてあげてもいいよ。
[あったかいから、と続けてマシュマロの箱を寄越すよう手を伸ばした。身分を弁えた者と過ごすのは気分がいい。ネクタイを寛げると、一息つけてますます深く椅子に身を*預けた*]
(352) 2011/12/24(Sat) 16時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2011/12/24(Sat) 16時半頃
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…あ、はい。 おじゃましまし、たぁ。
[お菓子とノートを回収すると ぺこりと頭を下げて勢いよく逃げた。 セレストが優しくしてくれても エリアスが怖くてそれどころじゃない。 物凄い勢いで逃げた。もとい部屋を出た。
エリアスこわい]
(353) 2011/12/24(Sat) 16時半頃
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あれ、ま。
[ヴェスパタインが逃げていくのに驚いた顔してみた]
…折角薔薇の棘のケガを、手当てしちゃ駄目じゃないか。 だから少し、怒ったのに。 嫉妬したのかと思ったのかな。
かわいい子だね。皆。
(*84) 2011/12/24(Sat) 16時半頃
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えと、ごめんなさい マシュマロは今買ったんだけど…
[お詫びがわりに置いてきた、と言おうとして鳥を連れた彼の名前がわからなかった。おいでよ、の声にはうんと頷いてソファ近くの床に座り込む。マシュマロを渡して、缶コーヒーをあけて、暖炉の火を見つめながらこくり、と一口飲み込んだ。
ロバートは、言動がはっきりしているから、傍にいると楽だった。どうすれば嫌われるだろう、とか考えずにすむ。言われたことだけやればいい、そのうえたいしたことは言われないからいつも頷いて言うことを聞いていた。
ちらり、と見上げた彼は温もりと珈琲に気をよくしたのか満足そうに見えた。
珈琲と燃える薪の香りが、薔薇のそれを消してくれる気がして、ほおと一息ついたのだった]
(354) 2011/12/24(Sat) 16時半頃
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―廊下―
[エリアスとセレストの部屋を出て、 廊下に独りになったことで 上がった気分が一気に下がる。 やっぱりエリアスには嫌われていると 実感しつつ]
…ツリーって
[どこにあったっけ、と小さく首を傾げた]
(355) 2011/12/24(Sat) 17時半頃
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[捕まえた筈の後輩に押しやられ逃げれられた。今日はこれで二度目だ。 身体は冷えて居るはずなのに何故拒否をするのかと問おうとして。 手を出せない。何のことだ。まさかさっきのを聞かれて……いた………?いや、私は直線何も言っていない。その上ヴェスは、金髪ではない。この上なく都合良い同室者。]
っ〜〜〜くそ。 レオ、ヴェスを捕まえたら必ず部屋に戻るよう念を押してくれたまえ。
[意味ありげな笑みを浮かべる元相棒、だからこいつは好かないのだ。 恐らく好みから秘めた想いまで筒抜けになっているだろう。
今ヴェスを追うのは得策ではないと判断し、物凄く渋い顔でサイラスを変わりに回収すべく中庭へ**]
(356) 2011/12/24(Sat) 17時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/24(Sat) 17時半頃
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―廊下― [自室まで戻る途中、その姿に気付いた]
ヴェス? そんなところに突っ立ってどーしたん?
[さっき中庭で別れたはずの彼。手に持ったノートに気付いて、近くのドアを見て確認した]
エリアスに追い出されでもした? …って、その手。 まさか、薔薇の棘とか? そんなんなるまで触るとか、何ヴェスってマゾなの。
[赤いものが見える手にびっくりする]
(357) 2011/12/24(Sat) 17時半頃
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…あ、どうも。
[さっきぶりとばかりに少しだけ頭を下げた。 手のことを指摘されると、さっと後ろに隠しつつ]
いや、セレストにノートを貸してて。 課題に使うんで、返してもらったとこ。 そんで、お礼にっておやつ貰って。
[苦笑と共にノートやお菓子を示す。 そっちこそ何故というように首を捻って]
(358) 2011/12/24(Sat) 18時頃
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エリー、ヴェスになにか言ったんじゃないだろうね。だめだよ、彼は俺の成績の生命線なんだからさ。
[慌てたように立ち去る様子を不思議そうに見て小言を一つ。]
冷えないうちに寝なよ。
[言いつつも自分はベッドに入るつもりはなかった。身体の熱さは続いていて、ヴェスが帰って気が抜けたのか、どうにも落ち着かない。]
……係りだからさ。医務室見てくるよ。
[あそこならベッドもあるし、鍵もかかる。言い訳をしてドアの外へ。 熱が冷めればまた、友人を蔑ろにしたことに罪悪感と嫌悪感を抱くのだろうけれど。]
(359) 2011/12/24(Sat) 18時頃
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お礼ね。 で、寒い廊下に追い出されたと。
早く部屋に戻ったほうがいいよ。寒いし。でもその前に医務室かな?
[エリアスがヴェスパタインに余りいい感情を持っていないのは知っていたから、そんな返答になる。 首を捻る様子に一度肩を竦めて]
部屋に戻ったらうちの悪がき達がいないんでね。探しにでてた。 [苦笑を浮かべる]
(360) 2011/12/24(Sat) 18時頃
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…はは、そうともいう。
[軽く肩を竦めて浮かぶ苦笑。 後ろの扉が開けば少し驚きもしたけど]
セレスト。 エリアス独りにしていいの?
[少し驚いて同級生を見る。 ノックスやオスカーは食堂で見ただけだが 思わず浮かぶのは軽い笑い]
みんな、自由だなあ…。 うちの同室も、今は何してるんだか。
(361) 2011/12/24(Sat) 18時半頃
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