276 ─五月、薔薇の木の下で。
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おはよう、俺の愛しい人。
[ どこまでも赤い薔薇の花言葉を囁きながら 君がいて、俺たちがいた薔薇の木の下の近くで。 ]
(351) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[ 五月の連休が終わっても続いていく日常。 その中で確かに起きた夢のような出来事。
それらを胸に刻ませたまま、 すんっと、鼻を鳴らした。
何処かで紅茶の香り>>342が漂っているように感じられて また暫く、あの時を思い返すよう、 瞼を閉じる。 ]
(352) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[ それはそう――五月、薔薇の木の下で ]*
(353) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 23時頃
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── 後日談 ──
[今年はもう帰らない 卒業後は家を出る。
休暇の後すぐの交代式、会長と呼ばれなくなり数ヶ月 遠方の生家へ、そう手紙を送った。 元より年に一度の帰省も、 周囲の目と家の世間体を気にしていただけ。]
(354) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[そして今、届いた返事を広げていた。 繊細な文字は母親のもの 一方的に息子が告げた内容を受け入れ 最後には──……今までごめんなさい、と。]
………………。
[思うに彼らは 酷い目に合い、性格の変わった息子と 上手く接することが出来なかっただけ。
編入先に何の話も行かないように全てを隠蔽したのは 真っ当に生活が送れるよう遠い学校を探したのは 自分を発見した教師と、二人だった。]
(355) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[──それでも。 あの頃の俺は戻ってはこない。
汚されてしまった、終わってしまった。 怯える日々だった、辛い出来事があった。 そして……新しい希望を見つけた。
親子の関係性は、復元ではなく再構築を成すだろう。]
(356) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃
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『Please marry me.』と言ったのは君なのだから ……──責任はしっかり取ってもらわないと。
[木々のざわめきは、その声をかき消さず傍らの彼に届ける。
触れられたくない訳がこちらにもあって 相手も帰らないでいると知りながら>>1:244 ずっと、聞くことが出来なかった。 俺が此処にやって来た理由、君が薔薇に選ばれた理由。 あの夜から過ぎた日々の中 語り、問い掛けた後、その境遇についても聞いた。]
(357) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃
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どう、かな。 孤独な身の君、故郷から離れて暮らす俺 寮を出たら一緒に助け合って生きるのも、 こんな若者二人なら何もおかしくないんじゃないかな?
[手紙を懐にしまい、問いかける。 夏の夜の中庭には、ふたりだけがいた。 来年は、この季節になる前に俺達はいなくなる 中庭の住民が薔薇を咲くところをもう見ることはない。 彼の隣で草を抜く男も、やって来ない。]
(358) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃
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本当は君を望んではいけないような奴だ。 でも、そんな俺にこれからの全てを 君の負ってきた傷を、くれないだろうか。
[この先の未来を願う言葉を告げた。 何人もと肌を重ねた穢れた身体で、 ただひとりと歩く未来を欲しがった。 綺麗な聖域じゃ無い君とでなければならなかった。]
(359) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[もし、受け入れてくれたのなら 感情は顔に出てきっと笑みを浮かべるが。 他のどんな言葉が返っても、表情は陰らないだろう。 納得し、頷くことだろう。
あの夜を経て互いを選ぶことが出来たのなら、 同じ屋根の下で生きることをしなくても 心が離れることは無いと、思っている。 これはあくまで一つの提案に過ぎない。
信じている、望んでいる。どんな形でもいつまでも傍に。 誰かに手折られて、全てを失う そんなひとりで終わる破滅はもう願わない。]
(360) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃
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……綺麗な目だ。
あの頃の君にこいしていたけれど 今の君のほうが、あいしているよ。
[静かで冷たい月明かりの下の瞳は 夜明けの太陽に似て、優しく暖かい色。 焼けた肌に添えた手、顔を近づけてゆく。]
(361) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃
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────悠仁。
[愛しげに呼び、唇を重ねた。 その名は、異国の風を乗せたはるかな響き 小夜啼鳥もロジェも此処にはいない。 全ては、ふたりだけの秘密。薔薇の木の下の出来事。]*
(362) clade 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[ 自分が彼を拒絶してこの遣り取りは終わり。 マークにした事には、適当に理由を付けよう。 フェルゼでさえ辟易するするような嘘も自分なら笑って吐ける。
戸惑う眼差しは分かりやすい>>337。 これで決別しようと、口を開いた。]
(363) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[ 落ち着いた声音>>338に、開き掛けた口を閉じる。 凪いだ眼で、静かに聞き流す。
" 欲しいと思うのは間違い? "
彼は 何を言おうとしているのだろう。 場違いに、 朝日が照らす彼の髪が、綺麗だと思った。]
……… 違う。
[ 苛立たしげに片耳を塞ぐ。 耳障りな音が戻ってくるようだ。 自分の中に落ちていった全て>>4:25がまた、 突き立てる爪が自分の胸を掴ませた。]
(364) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃
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言うな。 知らない。聞きたくない。
[ 違う、違うとばかり繰り返す。 顔は羞恥で紅潮していた。 もう目の前の相手をすぐにでも]
(365) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[ " 君は俺が好きなんだね " ]
(366) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[ 殆ど叩きつけるようだった。 フェルゼの手首に掴みかかって、 服が汚れるのも気にせず押し倒そうとする。
そうでなくても掌に爪が食い込むのも構わないまま、 怒りとも羞恥ともつかない顔を晒した。 声が出ないまま、開いた口は無言を突き通す。]
………、
…伸ばしたかったよ…! 手を伸ばして、君が欲しいと言葉にしたかった!
[ 此処に薔薇の棘はなく、 奪う事などできやしない。]
(367) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃
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どうして君が其れを言うんだ…! 僕は気付きたくなかった のに……
[ 暴かれたまま赤い肌を隠す術を知らない。]
こんな気持ちを知りたくなかった。 誰かを求めるなら他の奴でもよかったんだ…
[ 落ち着いた声音が床に落ちる。]
二人だけの この場所で 君に名前を呼ばれるだけで良かったのに、
(368) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[ どうして。 一度目の声が途切れる。 どうして。 二度目の声が掠れて消えた。
三度目を口にする前に顔を覆う。 指の隙間から零れ落ちるものを止められない。]
(369) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃
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…どうして、君を好きになってしまったんだろう。
(370) moro 2018/05/27(Sun) 23時頃
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[ 嗚咽すらないまま、 まるで此処に誰もいないかのように静かに落ちる涙だけが床を濡らしていく。
いますぐにでも、消えて無くなりたかった。*]
(371) moro 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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ー ー
[どれぐらい歩いたか。 試してみること、そろそろ両手。
すか、と掌がドアノブをつかもうとして宙をつかむ。
東屋の扉をそういえばどうやって開けたのだろうと、思い出せない頭を捻るのは、これで8回目だ。 正確に言えば、ドアノブなんかつかまなくてもこの体は隔てた場所を越えることが出来るらしい。 実際に3回目の時点で試しにシャワールームの扉を掌で押してみて、床と熱烈に抱き合ったので。 だが、物がつかめないので、シャワーを浴びるどころか水を飲む恩恵すらあずかれない]
(372) azumi 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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…ピアノの角に頭ぶつけて死んだのかね、俺は。
[うーん。 自分の事だからありえなくもない。 100%の否定が出来ないところが何とも悲しいことだった。 何せ自分の体を見ていないがゆえに。
考える。 考えて、首を捻って]
(373) azumi 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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…ま、仕方ないか。
[開き直ったら早かった。 別に生きていたから何をするわけでもなし。 自分の体を探すのも、なんだかめんどくさい。 与り知らないところで体が朽ちても、それはそれ。 うっかり生きていたらそれもそれ。
思うところがないわけでもないけれど。 赤い首輪を手繰る運命には従順に。
絶え間なく流れる音楽のように]
(374) azumi 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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[くるくる、ゆらり。 ゆらめく足はさて、どこへ]
───Ah vous dirai-je, Maman, Ce qui cause mon tourment.
[鍵盤から遠ざかった掌は宙にタクトを振ればひとりきりの板の上。 薔薇の季節に、ひそやかに影のなか。 ふわり、ひらり、指先から舞い踊る]
(375) azumi 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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Peut-on vivre sans amant─── ?
[口ずさむ。 陽に向かって咲く金のはなびら。
──綺羅星の、降る**]
(376) azumi 2018/05/27(Sun) 23時半頃
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―それからの、昼下がり―
[草木と花の匂いが、ほんの少しだけまた暖かくなった風が、穏やかな眠りを齎す中。 マークはひとつの夢を見た。
水色の青、涙の蒼。 刺さる黒、呑み込む射干玉。 月の白に、零れ落ちる紅、はらり。 ――ふたたび、ひかり。 遥か遠くの、けれどもう遠くない東雲。
ひかりの中には、愛されるものの温もりがあって。何処からかの眼差しのような光筋もあって。 確りと生を繋ぐものの、脈のような波もあった。 ああ、これはひとつの花なのだ、と夢の中で気づいた。 いつかのあの人の言葉>>191>>192を思い出したから、こんな夢を見たのかな、なんて夢の中で思いもした。]
(377) sakanoka 2018/05/28(Mon) 00時頃
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[マークはそこで、目を覚ました。]
……うん?
[とはいえ、未だ瞼は重く開かない。 太陽が薄ら瞼を透かしてあかいろを見せる中、なんとなく髪の違和感に気づいた。]
フェルゼ? いや、これは ……
[手探りで触れたものは、人とは違う命の手触り――薔薇。 ぱちりと目を開けた先に、この時は誰の姿も捉えられなかった。 そして居ない人の代わりに、残された命の一輪を手に取ってみれば、それはやわらかで可憐な、そして温かな春色を映した花>>320>>321。]
(378) sakanoka 2018/05/28(Mon) 00時頃
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(こんなことするのは、あの人かな)
[淡いあかの薔薇の花言葉は、聞き覚えがあった。 さっきまでの束の間の夢と共に、そのひとを――悠仁のことを、思う。]
どういたしまして、ユージン先輩。
[明けない夜の瞳から、夜明けの瞳へと戻っていた人。 紛れもなくその闇を晴らしたのは、自分だったのだと。 甘く柔らかな薔薇のいろに鼻を埋めながら、少し誇らしげに微かに笑った。**]
(379) sakanoka 2018/05/28(Mon) 00時頃
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―それからまた後の、昼下がり―
[微睡の中で、また微かに髪に触れられるのを感じた。今はもう、それに不愉快を表したりすることもなく、素直に快さに浸ることができる。]
うん、フェルゼ……
[「目を覚まして」>>350の声に、この時はさして特別変わった何かを感じてはいなかった。 閉じ掛けた瞼が未だ開かないうちに、唇に触れるやわらかさ――]
(380) sakanoka 2018/05/28(Mon) 00時頃
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