199 Halloween † rose
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寝ちゃった……?
[歳を取っても変わらぬ文句。 慣れているのか、気付けばキリシマは眠りに落ちていた。 ピクリとも動かぬ様子はいつ見ても慣れる事は無い。 もしかしたらもう二度と目覚めないのではと不安に駆られて 伸ばした手は、魔物の彼の身体を擦り抜けた。]
なぁ、キリシマ……明日、ハロウィンだぞ。
[呼吸音さえ響かぬひんやりとした室内に差し込む月光。 けれど光は俺の影を生む事は無い。
幸せで幸せで、幸せすぎた俺の人生。
本来なら天国か地獄に行くべきだろうが、俺は違った。 最期に思い残す事があったから。 キリシマを1人にしたくない、その一心が俺をキリシマの 傍に留まらせる。]
(270) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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俺の戻る場所はキリシマの傍なんだってば。
[天国でも地獄でも無い、お前の傍なのに。 もう抱きつく事も、殴られる事も、愛し合う事も出来ない。
そっと冷たい筈の手に俺の手を重ねても、その温度が伝わらない。 覚えているはずの感触を探しても、空を彷徨うばかりで。]
(271) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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なぁ、もう一度……踊ってよ。
[重ならない手はもうワルツもタンゴも踊れない。 月光射す小さなダンスフロアは空っぽのまま。
彼を残してしまった事に涙した夜が最後だと思ったのに。 質量の無い涙が音も無く床に落ちた**]
(272) pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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ろくでなし リーは、メモを貼った。
pannda 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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[閉じていた目を開き、ガラスの茶器の中で咲いた花を見た彼の笑みは、その花にも負けないくらい綺麗だった。]
良かたネ。 おにいさん、ずと仲良しで暮らせる良かたヨ。
[彼が信じるのなら、その「言い伝え」は真実になる。 クスクスと笑い、クッキーを食べる様子を眺めた。]
美味しいカ?良かたヨ。 今度はお店開いてる時来る良いヨ。 ワタシの飲茶も美味しいヨ。
[呟き>>264が聞こえれば微笑んで。
店を出て行く青年を見送る。 ちゃんと覚えたはず>>1:303の名前を呼ぶことはないまま。]
(273) okomekome 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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[客が帰ってから片付けをして、そのガラスのカップの底にある緋色>>265に気付いた。]
アイヤー。綺麗ネ。
[その宝玉をころりと掌に転がし、まじまじと眺め。 にこりと笑えば、大事にポケットにしまった。*]
(274) okomekome 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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名前……
[>>*19 鼓膜とは違う場所を震わせて、聞こえる、彼の声。 甘く囁くその声に、快楽は加速する]
シレークス……?
[心に浮かぶ名を囁く。 契約の完成。秘密を分かち合うように紡ぐ、互いのたったひとつの真名。 途端に胸が熱くなり、理性の箍が、外れて]
(@60) heinrich 2014/11/03(Mon) 03時半頃
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—— 或る国で ——
[電車を乗り継ぎ、辿り着いたのは異国であった。 今まで使用していた言語は通じ難く、春を迎えるまでに少しだけ学んだ挨拶や単語で、街行く人々に尋ねる。]
『この国の綺麗、 場所 静か 山奥』
[できるだけ丁寧に頭を下げて尋ねても、強面であるだけで避けられる。 目指している場所も、曖昧で首を振られるばかり。
しかしその中で、学んだ単語を拾った。 “吸血鬼”、と。 吸血鬼にでも会いにいくのか。通常なら冗談としか取れぬそれに、男は刹那動きを止める。
緋色の二つの目。彼は、ニコラエは。ヴァンパイア。]
(275) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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[未だ伝記の残る、ヴァンパイアの住むと云われた城。 尋ねれば気味悪がられ、さらに避けられた。 それでも地図を買い、拙い言葉で尋ねては歩いた。
途中、かつて城下街として栄えた地に立ち寄ると 街行く女性は赤と白のより紐のついた小さな花を身につけて、どこか浮かれたように行き交っている。 異国のその光景は、懐かしいハロウィンを連想させた。]
……、そうだ
[だから、男も立ち寄った店でより紐を買う。 開いた荷の中のガラスの靴に括り付けて、彼と再び会えるようにと、願いを込めて。]
(276) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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[城下町を抜け、別の街へと向かうべきか、地図を確かめていれば森林を奥へと伸びる狭い道がある。 しかしその道は地図では断たれ、先の存在は無い。]
……獣道か、
[しばらく悩むも、通りへ引き返そうと踵を返せば、
——からり、
と布袋の中でガラスの擦れる音が小さく鳴った。 まるで、引き止めるかのように。 結うた紐が、結びつけるように。
それを呼ぶ声と、判断するのは些か都合が良すぎるか。 それを彼の音だと、想うのはあまりに安易か。]
……ニコラエ、
[それでも。]
(277) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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—— ——
[闇雲に走り、細い道を駆け抜ける。 それはやがて道ですらなく、高い草木が行く手を阻み。 やはり違うかと何度引き返そうかと考えたが、どうしても先程の音が頭を離れない。
ガラスの靴を持って迎えに行くと、約束した言葉は。 その願いは、誓いは。魔法となって彼の元へ導いてくれないか。]
……はっ、 ……はあッ!
[息はあがり、草木で皮膚が細かく破れても。 高かった陽が落ち、やがては夜が訪れようとしていても。 導かれるように只管に前を向き、走り続けて]
(278) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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——あ ッ!
[足元に這っていた蔦に爪先を取られ、勢いよく躓く。 拍子に背負った布袋が飛んで、中身が勢い良く散蒔かれた。
ガラスの靴が、最後の夕陽に煌めいて、緋色を散しながら低い草の上を滑って行く。 身体を横たえたまま、視線を向けたその先にあったのは。 闇に覆われる寸前の、荘厳で大きな影。 求めていた、いにしえの城に似た。]
(279) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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——……ニコラエ! 迎えに来たぞ!
[もし、これが全て夢で。都合のいい演出だとしても。 彼がその城の影から、闇を纏いて出てこなかったとしても。 今目を閉じればきっと、彼の腕の中に包まれる幻想を視ることができる。
せめて、——神に誓ったのだから。 それくらいの我侭は許してほしい。
だから男は、その名を呼んで、 色の違わぬ二つの瞳を、閉じた*]
(280) oranje 2014/11/03(Mon) 04時頃
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[あれから暫く経って。 街は様々の人がやってきて、様々な人が去っていった。 しかし店は変わらず其処に在る。 魔女の屋敷も時計台も広場も、何も変わらない。
ただ。 其処に居るべき者はなく、居るはずのない者が其処にいた。]
(281) okomekome 2014/11/03(Mon) 04時頃
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[街の片隅にある、小さな喫茶店。 店内のカウンターに置かれた手紙。 リターンアドレスのないその手紙>>174の上にあるのは。]
「 」
[たった一文字書かれた箋。 届けられることのない言葉と共に、ただ。
其処に在るだけ。*]
(282) okomekome 2014/11/03(Mon) 04時頃
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― 城を包む森の中で ―
[露蝶の店で土産とし貰い受けた包み。 菓子は空飛ぶ店の中でありがたく頂き、 そして茶の葉は未だ使わず冷暗し。
夕陽の沈んだばかりの森中をのんびり歩いていると、 ギオチェルが土から顔を出し、咲いているのを見つけた。 白いその花の茎を手折り、共に連れて城への帰路につく]
春が……もう来たのか。
[うらあたたかい季節だというのにも関わらず。 男は厚手のコートを纏い、寒さを凌いでいた。 此の國では、春告鳥の代わりともされている白い花。 「慰め」の意味を持つ花は、可憐ではあるが何処か物寂しく 春の暖かさも、城下の賑わう空気も、纏う玲雪を溶かさない ―――あの体温が傍らになければ、凍てつくように寒い。]
(283) motimoti 2014/11/03(Mon) 04時半頃
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[抱いて眠れば、少しは慰めになるのだろうか。 彼の居ない空白を埋める助けに為ってくれるのか。 城門を潜り、中に入ろうとして。 ふと足を止めたのは、何者かの訪れる気配。]
………。
[ここ二百年余りの間は、ハンターの姿も見ない。 それでも警戒は解かずに、来訪者の影を緋色の双眸で追う。 だが、響いた声に眼を見開いた。>>280 鼓膜が彼の声を記憶している。 どくりと跳ねる心臓は、彼の事を記録している。
緋色は揺れ、険しく固めていた表情は微笑みに緩む。]
(284) motimoti 2014/11/03(Mon) 04時半頃
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ドナ………ル、ド ?
[花を掴んだまま、声のする方へ。
満月を上空に飾る城を背に、その姿を見つけて。 幻ではないと確かめるべく、彼の身を抱きしめる。
どれだけ力を込めようと、霧のように消えずして。 どれだけ己の身が冷たかろうと、彼は暖かく。]
ドナルド……、ドナルド………! あぁ、君なのだね、夢ではないのだね、……――、
[その手を取ると、傷>>278が皮膚に浮いている。 その頬にも、似たような怪我があった。]
(285) motimoti 2014/11/03(Mon) 04時半頃
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[慰めと、希望の意味を持つその花が。 春を連れてきてくれたのだ
―――其処に肌寒さは、もう、ない。]
(*20) motimoti 2014/11/03(Mon) 04時半頃
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……会いたかった、 ずっと、君を待っていた ―――…
[傷を癒すように、零れ落ちる血を味わうように。 唇を寄せ、舌でなぞる。
あぁ、あまい 愛しさで、たった数滴の、命の欠片すらこんなに。]
会いたかった、ふ…ぅ ぁ、 いたか、ぁ……どな、ぅ……
[想いを告げたその時と同じく、 緋色からはぽろぽろと涙が溢れ、硝子の種子を落とす。
それは、物語の始まりが、繰り返される合図**]
(286) motimoti 2014/11/03(Mon) 04時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
motimoti 2014/11/03(Mon) 05時頃
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― ある日 ― >>281>>282 [唐突にその男は喫茶店の扉を開ける。 昔とは違う様相。その身なりは、ごく普通の旅人。 何気ない街の訪問者として、店に入るとテーブルにかけた。
注文をとりにくる者には、その顔を見上げ、食事をと頼む。]
――……
[そこにいるのは誰だっただろう。 金色の狼は、その眉をあげて、店主の顔をじっとみた。*]
(287) nostal-GB 2014/11/03(Mon) 05時頃
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[青年が帰ってから、店は静けさを取り戻した。
繰り返された時間の中で、出会ったあの青年のことは覚えていた。
ニコラエは彼の大事な友人で、幸せを願われている友人。 友人のドナルドの、おそらく大事な人。 だから、幸せであって欲しいと思う。
けれど忘れたことにした。 出会いは嬉しかった。 約束通り、店を訪ねてくれたことは嬉しかった。 また来て欲しいと願うのも事実だ。 けれど、忘れたことにした。
彼を、忘れたかったから。 さよならと告げてから感じていた胸の痛みを忘れる為に。 あの繰り返しはなかったことにするのだ。]
(288) okomekome 2014/11/03(Mon) 13時頃
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……不要忘了我……我想忘了。
[忘れないで欲しい。でも自分は忘れたい、と。 そんな我侭を呟いて。]
我在等――
[だから、さようなら。
矛盾が胸に居た。]
(289) okomekome 2014/11/03(Mon) 13時頃
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[それからのことを、簡単に話そう。
魔女の家の噂を聞き、彼はやはり其処に居ないと知った。 「街を出るつもりだ」と聞いていたから、覚悟していたことだったがやはり寂しくて泣きそうになった。 忘れたいと思っていたのに忘れることはなかった。
街は変わらず其処にあるのに、リーもドナルドも街を出て寂しくなってしまった。 いっそ自分も街から出ようとも思ったこともある。 けれど、リーとの約束通り店に居た。
変わらず、のんびりとした毎日を過ごしていた。 そして。]
(290) okomekome 2014/11/03(Mon) 13時頃
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―― ある日 ―― [その日も変わらずのんびりと店に居た。 店の扉が開く音>>287に顔を上げ、出迎える。]
いらしゃいませヨー。 おにいさん、旅行の人カ? この街、良いとこよ。楽しいヨ。
[そしてこの街で一番美味しいお店が此処だと、注文を取りに行きながら話し、その顔を見た。]
アイヤー……。
[驚いたようにじっとその顔を見つめる。 困ったような、泣きそうな。そんな、顔で。**]
(291) okomekome 2014/11/03(Mon) 13時頃
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― それから ―
[僕を待っていたのは、代わり映えの無い退屈で穏やかな日常だった。
仕事に忙殺され、お見合いで出会う女性と結婚し、子供が生まれ、やがてその子が育ち、孫が生まれ。 人の一生の、順調すぎる線路の上。
一人だけ友人と呼んでも構わないだろう相手が出来た。 彼もまた忙しそうだったけれど、時間を合わせることが出来れば、甘い菓子とお茶を楽しむ。
そうして、幾度も語り合うのだ。 あの、切なくて賑やかだった、たった一日を。]
(292) lalan 2014/11/03(Mon) 15時頃
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[結論から言えば――
落司明之進は、もう二度と、あの国を訪れることは無かった。
あの街での記憶は確かに胸に。 あの繰り返された一夜を、ループするように夢に見ながら。 抜け出すことは叶わない。
心は、永遠にあの日に囚われたまま。 いつ、なにを、どうやり直せば、を錯誤しながら。
生涯、一人を想い続けて、家族に見守られ天寿を全うした。 ありがとう、と言葉を残して。]
(293) lalan 2014/11/03(Mon) 15時頃
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[そのたった一言さえも、もう二度と会うことの無かったただ一人に向けたものだったと。 誰も気付かなかっただろう。]
(294) lalan 2014/11/03(Mon) 15時頃
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[それから、幾年の時は流れ。]
[黒に近い、藍衣。 白磁に朱線の狐面。
永久に夢想に囚われし魂。
*やがて一人の、――が生まれる*]
(295) lalan 2014/11/03(Mon) 15時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
lalan 2014/11/03(Mon) 15時頃
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―旅立ちの日―
…知るか。 次からお前が手入れしろ。
[>>250身の回りの事に気を使う文化は消えてしまったし、そうまで言うんならお前が気にすればいい。 カビ臭いと文句を垂れる同行者に面倒事を押しつけて、それでこの話はお終い。 近づいた顔には制裁を。ぺちりと額を叩いても、それは対して痛くも無い力加減。 丁度、子供がじゃれあうような。
次の街>>251は、元々自分の候補先には入って居なかった。
街自体の大きさと、住民の数、外部の人間の出入りの加減。 今度の目的地はその条件を満たしてはいるものの些か観光地寄りで、一言で行ってしまえば騒がしいに尽きる。 普段はベッドタウンのような場所が気に入りであったのだが、これは到底それには当てはまらない。]
…さぁな。 別に、適当だ。
(@61) mzsn 2014/11/03(Mon) 15時半頃
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[街から出た事のない彼に、精一杯の外を見せてやろう。 旅の出だしは華やかな方がいい。 静かな街に住むのはまた今度でもいいのだ。どうせ機会は何度も来る。 らしくない店員を雇ったのなら、ついでにらしくない土地に移住してやる。
これから何度も、辛い別れを経験させる事になるのだろう。 その度に次の街への希望と高揚で悲しみを吹き飛ばして、そういう風であったらいい。 それ位しか自分にはしてやれそうに無いのだから。
きっと、次の街のハロウィンも盛大だ。 お前を飽きさせない生活がそこにある。 巡る生活を彼中心に組変え始めた事に、彼は気付くだろうか。気付かれたからと言っても、特に礼を言われる筋合いもなし。 言われてもお前の気のせいだと返すだけ。
放られた玉>>252を器用にキャッチして、俺を狙うなんていい度胸してると、冗談混じりの制裁を。 心底うれしそうな、悪い顔をして。*]
(@62) mzsn 2014/11/03(Mon) 15時半頃
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