30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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ドナルド?
[己に憑いた青薔薇の精が導く場所。 薔薇の中、繰り広げられる、そこに導かれた時、 その人物は、隣室の彼だった。
それを、セシルの部分は驚き、目を見開くが、 青薔薇は、口端をあげる。]
――……
[そして、その残忍かと思う行為が終わったかに思えた時、また獣は雄たけび身体を揺さぶり始める。>>352]
(353) 2010/09/05(Sun) 15時頃
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― 食堂 ―
[艶やかな吐息も、あえやかな声音も、名残惜しげな視線も、潤んだ眸も……―――。 ベネットを彩るそれらに、陵辱めいた気が起きない訳ではなかったが。全ての人に平等といいながら、信じぬ者にしか手を差し伸べない神と同じがごとく、それ以上のことはやはりせず。ただ、罠のように堕ちる門戸は開いたまま。]
嗚呼、それはそうだろうと。大丈夫ですよ。 それと、佳ければ彼に、なにか食べやすいものをお願いします。
[連れ立って食堂へ向かえば、見えた寮母に今朝方頼まれた薔薇の水遣りの件、つなわちフィリップのことを聞く。まだフィリップが食堂にいるのなら、一度視線を投げかけたりもしたか。 己の食事を取るついでに、紅茶を求めるだろうベネットへ先手を打ち、去り際唇の端を持ち上げると、ディーンは食堂の一角へと腰を下ろす。
薔薇園で獣じみた交わりが行われているとは識らずに。]
(354) 2010/09/05(Sun) 15時頃
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―自室― [そろそろ食事時だから誰かが覗きに来るかも知れない。 そう思いつつも、快感を紡ぎ出そうと動く手は止まらない。 歯を食いしばって、声を押し殺すのが精一杯だった。
――時が経って。 濡れたシーツの上に四肢を投げ出して横たわる身体は、壊れた人形の如く。 白い膚は未だ薔薇色の火照りを残して、白い穢れを下肢に纏わせていた。 着衣も乱れて、半裸よりも裸に僅かに服を纏っているだけで、ほんとうに凌辱を受けたかのようにも見える。
けれども、既に欲望は開放されて静まった筈なのに、求める息苦しさは消えないのだ。 それは薔薇の呪いのような外から来たものではない――元々彼が持っていたもの、ずっと隠匿してきたものが偶然の重なりで引き出されただけ。
一度火が点いて現実味を帯びてしまった妄念は消えはしない。]
(355) 2010/09/05(Sun) 15時頃
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>>345 [そう、その欲望を叩きつけられているユーリィの眸が、こちらを向く。 恋情にかられ、薔薇に身を捧げた少年の眸が、こちらを向いた時、
やはり、青薔薇は微笑んだ。 セシルだけど、セシルではない者が、確かにそこにはいて……。]
いい子だね……。 そう、もっと、
もっと、吸い取って。
[青薔薇は、命を削りながら、行為に耽る彼らにまた強い薔薇の芳香を注いだ。
その芳香は、風にのり、寮内にも流れていく。 洗濯物に移った匂いよりも、より、官能的な香りは、薔薇の吐息は、
きっと、どんなものの歯車も、少しずつ狂わせる。]
(356) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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[何処か遠くに、寮母と話すディーンの声を訊く。 ぼうっとする意識の中、隣に立つディーンの服の端を、 無意識に包帯を巻いた手が握りしめていたけれど、 食べやすい物を、と訊けば顔を上げて]
紅茶だけで善かったのに……。
[口端を上げる彼に、少しだけ頬を膨らませた。 それでも食事を用意されるのであれば、残す訳にはいかないから、渋々と席に着いた]
(357) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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[用意された食事――薄味のリゾットだった――を時間を掛けて食べていると、 夢に浮かされた様な感覚は波が引いた様に収まっていく。
リゾットと格闘している間は其方に集中していたから。
フィリップへと送ったディーンの視線も、 中庭の薔薇の木の下で行われている饗宴も。
少年は気づかない――]
(358) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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― 食堂 ―
此処《食堂》で食べるのが億劫なら 医務室で食べても佳かったんだぞ?
[まるでもっと幼い者のように、頬を膨らますベネットにクツッと喉を鳴らした。席に着く前、服の裾を握る仕草も、幼いころの弟を思い出させるもので。 だから、また、胸に浮かぶ奢った想い。
――……神《しがらみ》から、開放させたい。
優等生であろうとするのも、佳い上の学校へ行くを契機にし、両親に、己は大丈夫だから弟も好きな途をと謂いたいが為というところが密やかにある。 ベネットのしがらみを解き放つには、おそらくは……―――静まるベネットとは対象的に、微かに深い翠を見る紫に欲が混じるのは、嗚呼、薔薇園から薫る蒼薔薇の芳香の所為なのだろうか。]
(359) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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――自室―― [カーテンが引かれた室内は薄暗い。 生乾きの半ズボンと濡れたままの下着を脱いで洗濯物籠に投げ、クローゼットから替えの衣服を探し出した。着替えようとして、少年はふと目を壁際に留める]
……子供? ……おとな?
[姿見に映るのはまだ小柄な、肉付きの薄く細い肢体。走り回ってばかりの日常の成果かよく陽に焼けて、まとまった筋肉も少しずつ形成されてはいたが――]
(360) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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……やっぱり、子供だよな。
[自分自身でそう感じるのは、どう足掻こうとも最年少の級(クラス)だという厳然たる事実のせい。疲れを感じたように、ぽすんと裸の尻をベッドに下ろした]
そういや。 ユーリィ、どこにいるんだろ。誰か、見つけたかな……。
[見つけたどころの話ではなくなっている、などとは、彼の想像力のはるか埒外にある現実だった。そして、ユーリィがいま何を望んでいるのかも、また]
(361) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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トニーは、サイラス、か。と呟いた。
2010/09/05(Sun) 15時半頃
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― 中庭・薔薇園での饗宴 ―
[セシルであってそうでない存在は、実はそこまで強くないセシル自身を裡に閉じ込める。 大事なものを紛失したと、セシルは思っているけれど、それは青薔薇が、心の箍になるそれを嫌っただけの話。 セシルの意識を時折のっとりながら、ハーモニカは、彼の記憶の見えない場所、ランドリーの使われていない古い洗濯機に放り込んだ。
あとは、よりのっとりやすい夜を待っていたのだ。]
ドナルド……ユーリィ…… 楽しそうだね?気持ちいい?
[青白い月が出れば、青薔薇は月明かりを吸い込んで笑む。 妖艶な笑みは、元の少年の端整さを引き立てて、でも元の少年は出さなかった笑みだった。
ドナルドも、こちらに気がついただろうか。 ユーリィに、彼を放しちゃ駄目だよ、というと、ユーリィは喘ぎながらも、こくりと頷く。]
ドナルド…駄目だよ、激しいばかりじゃ。
(362) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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死んでしまうよ?
[そして、ユーリィに腰を打ち付けていたドナルドの横に座って、その顎を引っつかむ。]
君は、キスの仕方もわからないのに、ね?
[彼はどんな表情をしただろう。*]
(363) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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食堂が億劫じゃないんだ。 それに医務室は消毒薬の匂いが強いし。
[喉を鳴らすディーンに苦く笑って、顔に掛かる髪を指で払った。
彼が胸の裡で想っている事等知らない少年は、 黙々とスプーンを動かし、熱いそれを口に運ぶ]
……っ。
[舌先にちりっとした痛みを感じ、スプーンを置くまでは]
(364) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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>>363
[くつりと嗤う青薔薇は、そのままドナルドの口唇をぺろりと舐める。荒い息はわかっていて、その口唇を塞いで……ふうっと口からもも薔薇の芳香を吹き込んだ。]
ねぇ、それだけじゃ、足りないんだよね?ドナ?
[しばし薔薇の濃厚な毒を口唇から注ぎ込んだあとは、まだユーリィと合体したままの腰を撫でて、背中から背骨を辿り、尻尾骨まで辿ったあと、その奥に指を侵入させていく…。*]
(365) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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――昼/寮・サイラスの部屋へ―― [しばらくの逡巡の後、制服を着直して自室を出た。廊下を歩く先はサイラスの居室へと。皆校舎側に居るのか屋外に出ているのか、誰とも出会わずに辿り着く]
……サイラス。居る?
[室内に呼びかけても返事は無く、主の在不在は分からない。 扉に耳を宛ててみてもさしたる物音も聞こえず、代わりに――]
あれ。この匂いって――
[――栗の花の薫りがひとすじ、流れていった]
(366) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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トニーは、苦い表情になりつつ、サイラスの部屋の前を立ち去った。
2010/09/05(Sun) 16時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 16時頃
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― 夕刻/食堂 ―
ん、どうした?火傷か?
[ふと我に返ったのは、ベネットのスプーンの動きが止まり、机の上に置かれた時。 つっと差し出すのは、水の入ったグラス。 情欲に揺れていた紫は、今は常と同じく、ただ心配そうな色を燈し深い翠を見た。]
(367) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 16時頃
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―自室― [夕闇の部屋の中、のろのろと服を着込んで、また喉元まできっちりとボタンを留めてタイを結ぶ。 開いた窓から夜風が吹き込んで、遠く薔薇の香りを運んでくるが、麻痺した嗅覚はもうそれを感知しない。
今朝洗って窓辺で干したばっかりのタオルがまた使われて、床に散乱している。 寝乱れて体液の染みをつけたシーツが半分剥がれているのに、いつも几帳面にベッドメイキングする少年らしくなく放置してある。
やがて、身支度だけは普段通り完璧に整えた彼は、ふらりと部屋を出て食堂へと向かった。]
(368) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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[差し出されたグラスを受け取り、こくりと頷く。
冷たい水を口に含み、冷やした後、心配そうに見詰める紫水晶に翠を絡めて]
ありがとう。 本当に今日は……なんだかディーンに沢山心配を掛けてるね。
[まるで小さい子供みたいだと、苦く笑って。 スプーンを取ると、食事を再開*させた*]
(369) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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ベネットは、ディーンの心配そうに見詰める紫水晶に、はにかむように笑んだ*
2010/09/05(Sun) 16時頃
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―廊下― [ロビンの表情は何も変わらない。 ただ、瞳だけが。
レンズの奥の灰色の瞳だけが、夢見るように此処ではない何処かの景色をうっすらと宿していた。]
(370) 2010/09/05(Sun) 16時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 16時半頃
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― 食堂 ―
心配できる分には佳いさ……―――
[まだ心配できる要素があるということなのだからとは続けず。
はにかむ微笑に想うは、もしあの件がなければ、弟との間柄はこのようであったのだろうかと。 彼の性質は目の前の少年とは、随分と違うけれど。
裡にある奢りの対象でなく、ただ心配な弟という視線でみれば、情欲の焔は燈らない。 心配性な兄の眼で、ベネットの食事を見守り、そのまま何もなければシーツとタオルケットを抱えて彼を医務室へと*送り届ける心算*]
(371) 2010/09/05(Sun) 16時半頃
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―食堂― [食堂へ入っていく足取りも普段どおり。 先に座っている先輩方に形ばかりの挨拶をして。 トレイを取って、用意された料理を乗せていく。 紅茶もカップに注いでトレイに添えると、無造作に席に着いた。]
(372) 2010/09/05(Sun) 16時半頃
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ディーンは、ロビンの登場には、特別言葉をかけず、ただ安堵を示す微笑を向けた*
2010/09/05(Sun) 16時半頃
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―食堂― [先輩の向けた安堵の微笑は、本当にロビンの眼に……こころに、映っていたのだろうか?
彼は行儀良く、だけれども歳相応の旺盛な食欲を示して料理を口に運んでいく。 先程の廊下での出来事の影響は、そこには全く影を落としていないように外からは見えただろう。]
(373) 2010/09/05(Sun) 16時半頃
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[そして、薔薇園での饗宴はいつまで続いただろうか。 きっと、気を失わんばかりの二人をそこに打ち捨てたまま、くすりと嗤いだけを残し、青薔薇は去っていく。
次に寮であったとき、人前であれば、セシルとして接するだろう。 だけど、人目がないならば、青薔薇はきっと薄い笑いを彼らに投げかける。]
→寮へ
(374) 2010/09/05(Sun) 17時頃
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―食堂― [食堂の風景に溶け込んでしまった後は、 誰かに話しかけられることがなければ、 積極的に誰かに声を掛けることも少ない。]
[からり]
[硝子球とは違う心地のいい音、水に溶ける氷の音。 >>292声を掛けられると薄らと翡翠は開いて。 硝子球に似た瞳は茜の色を映してきらきらと反射する。 ベネットの言葉に、薄く微笑んで うん、と頷いて。]
(375) 2010/09/05(Sun) 17時頃
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>>295 [目を覚ましたのならまた茜色に硝子球を翳す。 赤と紫、それから蒼…色のついた気泡を多く宿す球は 中を覗いてその向こうに空を見ることすら難しい。]
―――…これはね、…"心(ココロ)"。 この色は特に割れやすいから…大事にしないと。
[寝起きの時のような掠れた甘さを宿す声で詠うように。 気泡だらけの球は不透明に近く、そして脆い。 ベネットにそう謂うと掌の中に大事そうに握りこんで]
(376) 2010/09/05(Sun) 17時頃
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――…でも、
落ちて…砕け散ってしまった方が…
綺麗なのかも。
[囁くように謂うと掌を大きく広げて。 脆い球は掌の上で頼りなく揺れる、大きく揺れれば掌から落ち 直ぐにでも床に叩きつけられ砕けててしまいそうな…
――…ギリギリの均衡、
砕けたその時を思い浮かべるように、 うっとりと均衡を保つ球を慈しむように翡翠が見つめて。 ベネットが離れ、廊下に向かう姿も特に引きとめはしない。 球は落ちずに、また掌の中へと戻って。]
(377) 2010/09/05(Sun) 17時頃
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― 寮 ―
[寮に入った時、その顔は、セシルだろうか、青薔薇だろうか。 ぱっと見た目でそれがわかるわけはなく、 眸の色は憑かれたままのブルーグレイッシュなのだけど。
手を洗いに行き、ハーモニカを探すために傷つけてしまった細かな手の傷を洗う。 もちろん、そのほかに濡らした残滓も洗い落として……。
ほのかな薔薇の芳香を漂わせながら、 身体が覚える空腹を満たすために食堂に向かう。]
(378) 2010/09/05(Sun) 17時頃
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――夕刻/寮内―― [一渡り寮内を歩き回ってみても、ユーリィは見つからなかった。 窓から差し込む陽光は傾いて、廊下に朱色の枠を四角く描く。 他には誰の姿も見えなかった。立ち込めた熱気と夕暮れの色が相まって、胸苦しいほどの感傷を呼び起こす]
ひとり、か……。 ロビンは? ユーリィは? 高等部の人たちは?
[呟いて、各自の居室がある区画へと視線を投げる。 戻ろうという気にはなれなかった。 誰かと出くわせばその分、却って自分の幼さを思い知らされそうに感じた]
(379) 2010/09/05(Sun) 17時半頃
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トニーは、寮の玄関を出て、石段の端で膝を抱えた。
2010/09/05(Sun) 17時半頃
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― 食堂 ―
[食堂に入れば、食事を摂っているものの中、すぐに、セシルが、フィリップの姿を見つける。
そして、はじかれるように、その傍に駆けていく。 その眸の青は少し弱まる。]
フィル…先輩……。
[その姿に手を伸ばそうとするけど。]
(380) 2010/09/05(Sun) 17時半頃
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――夕刻/寮の玄関―― [赤々とした太陽が、次第に地平線へと近づいていく。一年前――この学園に入学するまでに住んでいた所で日の沈む先といえば、ごつごつと連なる山並みの向こうへ、だった]
――ここだと、森の向こう、なんだね。
[望む先に見えるのは白樺や樫、ブナの樹が生い茂る森。 同じような植生の林がこの学園の裏手にもあり、透明な水を湛えた湖がそれを縁取っていた。 少年にはまだ経験が無かったものの、湖での自然観察や遠泳といった形で、カリキュラムにもその存在は組み込まれている]
――そろそろ、戻ろうかな。
[鐘の音が響いた。 見上げれば鐘楼が夕陽を照り返し、一日の終わりを告げていた。 空は西から東に、茜色から淡い菫色へのグラデーションを纏う]
(381) 2010/09/05(Sun) 17時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 18時頃
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>>354 [やがてベネットはディーンと共に戻ってくるだろうか。 閉ざされていた硝子球の翡翠が人の気配に薄らと開く。 ディーンの紫を見て、硝子球は何か謂いたげに。 薄く厚い唇が開くけれども声にはならずに 寝息にも似た微かな吐息だけが落ちて。 問われなければ水遣りのことを口にすることもなく、 同級生達や後輩の話や食事の様子を聞いているのか、 それともまた眠りについたのか風景に溶け込んでいく。
手の内の硝子球のように 無機質であろうと、するかのように。]
(382) 2010/09/05(Sun) 18時頃
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