276 ─五月、薔薇の木の下で。
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―――― 薔薇の木立の むこう ――――
[ 薔薇の木には一輪、 硝子のような 白とも違うばらが咲いている。 蕾は―― 今にも綻びそうな膨らみが、ひとつ、ふたつ。 ここまでの移動のあいだ、素足は薔薇の刺を掠め、 ……もしかしたら紅も一輪、開いているかもしれない。
薔薇の木の元に、腰を下ろし、]
―――― ロビン、
[ あまく、 確かめるように囁いたなら、 緩く懐を開き、 招く様。 きっとうでのなか、すっぽり収まってしまう。 ]
(226) 2018/05/22(Tue) 20時半頃
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[色々なことがありすぎて 何故中庭で寝ていたのかも聞けずにいた。 思えば、それもきっと傷と同じこと。 引っ張って医務室に連れて行く そんな簡単なことすら出来なかった。
見に行くのは、辛くて 遠くから届けた一言が、せめて たった一滴でもいい、水になってくれたら。]
(227) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[偉そうに語った割に、自分はこれ 終わってしまったのだから仕方ない。 フェルゼと俺は、似ていて違う。
────ふと、気づくものがある。 その聖なる響きは、何を意味するのだろうか。
静かに降り注ぐ雨に似ていた。 枯れそうな薔薇は、生きるだろうか。 そうなれば、きっと俺も嬉しい。]
(228) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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綺麗だ。
[呪いと茨の中でも 俺にとっての君は、今だって。
親にも腫れ物として扱われる男に 帰る場所と安らぎをくれていたひと。 きっといつまでも、思い出に咲く。
潰され歪んだ栞の魚を 一度、二度、三度、引き裂いていく。 八つ当たりじみた行為は、欲の解消にはならない。]*
(229) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ ちぃさな身体が、覆い被さるような、 じゃれ合うような そんな体勢で、 背中を土で汚すのは、 こちら一人でいい筈だ。
少しの迷いに、 指先は一時の間を置いて、 ……振りきるように、彼のシャツを引いた。 引き出したシャツの裾から、 パンにしか繊細でない 無骨なだけの指先が 下腹を撫でる其れと為り、
――― 擽るように、白肌を滑る。]
(230) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ 軈て、彼のベルトまで取り去ってしまって、 ( "下"の男はというと、そもそもベルトもしていない。 掴んだ是等にベルトが無かったのだ。他意はない。) 上から 下へ、 指先は滑り落ち、 ]
……――――― 、
[ 発音しようとした言葉は、塞き止められてしまって、 唇だけが 後を追う。]
(231) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ 中庭に訪れた所で眠り姫はもういない。 談話室での目撃を最後にこの瞳に映していなかった。 逃げた脚で今更何をしたいのか。 分からない事だらけの中、唯一分かる事は 二人が愛し合っている姿を見ることに 胸を掻き毟りたい程の痛みを感じた事実。
憧憬に潜む劣情。 唇の柔らかさと薔薇の香りに促された 気の迷いだと思っていたのに。 これではまるで、本当に。 ]
(232) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ 恋を、しているようで。 ]
(233) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ 眠る瞼にくちづけさえ落とせず、 幼稚なイタズラばかり。 何故だろう。 眸を覚ました時に一番に此方を覗く瞳を その時、その瞬間だけを、何故。
何度も繰り返していたのだろう、と。 ああ、そんなの分かりきっていた事だった。 ]
(234) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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俺は、……独り占め、したくて。
[ 目覚めるその時だけで良かった。 彼がどんな姿をしようと変わらないその瞳に 映りたかったのだと思う。 何故なんて、もう尋ねる必要もなかった。 ]
(235) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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[ のろりと立ち上がる。 頭がほんの少しぼんやりする。 さっきから続く肌寒さ>>2:312 眩暈でくらくらとしながらも、 ないしょ話の指>>225に足止めされた脚が、動いた。
本当はこんな時、昔みたいに。 ピアノを、なんて思うけれど。 隣に並んで連弾をとも。 それは母達とは違う道を選んだのだと その証明になれればと 一人っきりの音が流れる東屋を思い考えるが、 ふらりと傾く体は青い草っ原に傾いて 倒れ込んだ。 ]**
(236) 2018/05/22(Tue) 21時頃
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ケヴィンは、フェルゼに向けた秘密の印は、 しぃと 音は聞こえずとも――、
2018/05/22(Tue) 21時頃
フェルゼは、ケヴィンの様子がおかしかった。どこかいつもの彼と異なるような――**
2018/05/22(Tue) 21時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 21時半頃
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―中庭― [普段中庭に行くときは 大抵が魔術師に会いに行くときだから 案外奥深くまで広がる事を考えてなくて]
こんな時に外出てる方がおかしいもんな…… 誰か見てないかと思ったけど。
[案外東屋には誰か居たりしてとも考えたが 本当にケヴィンがロビンを縛るのなら 人目につかない方を選ぶだろう
つーかなんだ縛るとか犯罪臭すごいな]
(237) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
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魔術師は居ないかな? 部屋に篭ってたらわかんねぇか。 あの人なら庭に寝泊まりしてそうだけど。
[草足が短い所から見える範囲には無人で 獣道のように薄っすらと跡の残る所を走るが 人の気配はとても薄い]
(いっそ庭ごと燃やすとか?)
(238) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
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(ダメか、なダメだダメだ)
[薔薇?が満足するまで好きにさせる事も考えた しかし寝たままの二人が起きる保証は無く 自分たちもいつまでこうして居られるかも分からず 帰省して居た奴らや先生が 異変に気付くのがいつになるのかもわからない]
(239) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
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(なんでこんな事、してんだろうな俺は)
(ヒューの所で寝顔見てれば良かったっつーの)
クソが! 平和な休日と俺の絵を描く時間を返せ!
(ついでにヒューの寝顔も描いてくれば良かった)
[迷い子は一人吠える*]
(240) 2018/05/22(Tue) 21時半頃
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―東屋―
[飴色は踊る。 指先は鳴らす。 それまでは旋律、とどうにか呼べたものが不意に不協和音をつくって止まる。
締め切った小さい空間で自分はどのぐらい弾いていたのだろう。 シャツと肌の隙間を流れ落ちていく汗の感触。 指先よりも先に、リタイアを訴えたは右の手首だった。 鍵盤の上に横たわる崩れたままの指先と肘を繋ぐその間]
(241) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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…、くそ
[ごつ、と、鈍い音を立てたのは額。 譜面台の淵に押し当てる。 左の手が鍵盤の上から滑り落ちる。 膝の上、ぱたりと軽い音]
(242) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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[ひとりでよかった。 誰かがいたら、きっとわめいて縋ってしまう。 鍵盤の上に残った右手を握りこめようとして上手くいかないのは何度目だ。 それでも、そんな手を鍵盤に押しつければ手首の痛みと引き換えに耳には音が届く。 決して綺麗とはいいがたい音だったけれど*]
(243) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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ベネットは、フェルゼにはもちろん特にみられたくない。
2018/05/22(Tue) 22時頃
ベネットは、イアンのところに栞が戻ったとは知らないまま
2018/05/22(Tue) 22時頃
ベネットは、フェルゼが中庭に転がっていることももちろん知らず。
2018/05/22(Tue) 22時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2018/05/22(Tue) 22時頃
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―少し前の談話室―
[「かつげないから」>>204なんて言葉には、言われてみればとばかりに噴き出してしまった。バカだとか腐った顔だとかいう散々な言われようが、けれどマークが抱えていた鬱屈を程よく吹き飛ばしてくれた。 徐々に戻ってきた笑顔が、重傷でないことを示していた。
それからの話。パンの匂い>>205は確かにしなかった、と頷くでもなく是を返して。 危ないのはロビンだと聞いた時>>207に、その人の離れ際の一言>>2:225が思い出された。]
ロビン先輩は確かに、少し無茶をしそうな気がする。 僕らだってなんだか、おかしくなってるんだから。
[ピスティオもまた薔薇の香の影響を受けているらしい>>206と聞いた故に]
(244) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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って、ヒュー先輩とモリス先輩、 風邪で倒れたとかそういう訳じゃなさそう……?
[医務室に行ったというピスティオからのその一言>>208に、想像以上の事態の不可解さを思う。 とはいえ、ヒューについては確かなことは判らない。現に同じ条件でピスティオは特に何ともないというのだから。 ただモリスに関しては、思い当たる節がないでもなかった。]
モリス先輩は前にベンチで会った時に、ちょっと 弱ってるというか、弱気、みたいな感じでした。 その時から、何かあったのかもしれません。
[あの時問うてきた>>1:241理由を尋ねていれば、という後悔。]
(245) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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[もし薔薇に捕まったなら――焦がれるほどに苦しむのだろう。そう思えたのは、「暴れると自分に疵がつく」というケヴィンの言葉と、自分自身で感じてしまった、紅い荊のお裾分けの所為>>56。 荊の締め付けの前に諦めたとしても、それは誰かに――自分にも――傷跡を残していくのだろうと。 それ故に、「止められるなら」とは思ったの、だけれど]
殴ってみ ……え??
[ピスティオ>>209の一言に、同級生のワルたちの喧嘩会議を思い出し、固まった。こうして「腰抜け」マークは、茫然しながらとピスティオの背中を見送ることとなった。]
……とりあえず、お茶、やっとかないと。
[視線は机の上のクッキーへ、そして壁際の戸棚へと*]
(246) 2018/05/22(Tue) 22時頃
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メアリーは、ケヴィンを縛る紅い荊を、思う。
2018/05/22(Tue) 22時頃
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ん? ありゃ、ピスどしたのこんな夜中に。
[ 実際の時間がいか程なのかは知らないが。 子犬が吠えるような声(>>240)に首を向ける。 その時はもう、秘め事は薔薇の向こう側。 そこにいたのはぼろぼろの、それでもまだ落とされた滴で生きている、 魔術師と称された男が一人。 ]
(247) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[ 酷く 頭が痛む。 眠っている訳でもないのに、瞬きをする度にちらつく映像。 とても自分が正気だとは思えない。
──…だって、あの生徒会長がこんな事をするだろうか。 二人、居残った部屋で立ち昇るコーヒーと 快活な笑い声>>1:262を思い出す。 今は生ぬるい空気だけが身を包んでいる。
廊下から見上げる月はずっと同じ場所から此方を見下ろしている。 鍵を閉めた筈の窓から滑り込む薔薇の芳香。 日常の外堀を埋められている、ような。]
(248) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[ Voi che sapete Che cosa è amor, Donne vedete S'io l'ho nel cor.
" 貴方は私を通して恋というものを知るでしょう あぁしかし、私には未だ恋が分からないのです "]
(249) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[ 教科書に載った教養の一節。 耳にこびり付くそれに遅れて眉を顰める。]
そっちの世界は、幸せか。 満たされて いるか。
[ 震えた夢の淵、流れ込んできた甘やかな幸福のまやかしに 思わず廊下で独りごちて。 いよいよ狂人じみてきた、とせせら笑う。]
(250) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[ 歩く脚が遅い。 一人で抱えるには重い秘密を共有するメモ一枚すら、手元にない。
見られた事実は変わらない。 どうしてか、自分の名前を呼ぶ声だけが鮮明に思い出される。
今はそれが唯すら恐ろしい。 ふと視線が移ろいだのは廊下の外れにある階段。 かつてたった一人の後輩に教えた、 屋上への抜け道。
いっそこのまま、]
(251) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[ 窓の外、青い草原に佇む銀髪>>236。 痛む胸を抑えて、口を吐きそうな言葉を飲み込んだ。
そして、倒れる人影。
起き上がらない。 窓から身を乗り出して何も考えなければいつの間にか駆け出していた。]
(252) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[ ぜぇ、と息を吐いて膝を付いた先に 倒れた姿はあるだろう>>236。
自分の呼吸より相手の息を確認して、 確認して、安堵した。 遅れてこのまま目覚めなければいいと、 自分の上着を枕にして、細い銀髪を指で掬う。
まだ星が降る音>>95は鳴り響いていただろうか。 自分一人では彼は運べないから誰かが来るまで、このまま。
あぁ、何だか少し言い訳じみている。*]
(253) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[夢と現の間を、ふわふわと彷徨うような心地。その中で、薔薇の声を聞いたように思う。>>223
今は疑問に思うこともなく、謎解きもお休みして、薔薇の下へと誘われる。口止めの相手には最後まで気づかぬまま。>>225]
……あ。
[薔薇の木には、珍しい色の花が咲いていた。特別好きな花でもないけど、素直にきれいだと思った。>>226
花に気を取られたのを引き戻したのは、甘く呼ばれた自分の名前。]
……ケヴィン、先輩。
[おずおずと、躊躇うように近づいたのは、今更やめたくなったわけではなく、未知への不安。それも、腕の中に招かれれば薄らいでいく。]
(254) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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[パン作りの先輩は魔法が使える。 魔法の腕を持っている。 以前、そんなことを言っていた同級生の友人。>>0:226
その時は、何言ってんだこいつ、と少し冷めた目で見ていたけれども。 案外、本当だったのかもしれない。]
…………っ
[晒した素肌に触れてくる指は、擽ったくて、だけどそれだけではなくて、息を飲む。やはり、魔法の腕なんじゃないだろうか。
言葉にならなかった音とは逆に、小さく、意味のない音が声に混ざりだした。*]
(255) 2018/05/22(Tue) 22時半頃
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