162 絶望と後悔と懺悔と
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[厳しい訓練の合間にも、たまに街に出ることもあった。 そこで、初めて食べたかすていら。 甘くてふわふわしたそれは、人参の蒸しパンを思い出した。 甘い物は、好きだった。 一緒に食べると、皆、幸せそうな顔をしていたから。
美味しい甘味屋の話を聞いて、皆と再会したら一緒に行きたいと思ってた。 昔みたいに、皆笑ってくれたらなんて。
なんて、甘い考えだ。]
(225) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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―城の中・厨房らしきもの―
……酷いな、ここは。
[鍋の中には具の少ない汁物。 あからさまに栄養価が不足している。
『家畜』用の食事なんてこんなものかと、腰に手を当てて溜息ひとつ。*]
(226) 2014/02/13(Thu) 00時頃
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預かるよ。確かに渡しておくから。 他に伝言とかあれば聞いておこう。
──何があっても、死んだらいけないよ、アヤ。
[始祖が聞きとがめたとしても構うものか。 手の中に受け取った菊結び、落とさないようにしまいこむ 外套のフードを羽織りなおし、身を消し戻る先は始祖の城*]
(227) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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周が無事だとして、戻ってきて居場所があると思うか? 一度吸血鬼の手に堕ちたら…………
[たとえ吸血鬼化していなくても、 兄弟がゆるしても軍は赦さないかも知れない]
なにより、其処まで言うサミュエルを見逃せと? 思い上がるな。 特別でなければ存在価値がないとでもいうのならば 首に輪でも付けて私の特別にしてやろう。 一生飼い倒してやる。
(228) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[実の兄弟よりも絆が深いように見える、 血縁でないからこそなのだろうと思って見ていたのに 思わぬ言い草に、カチンと来た]
お前を今すぐ殴り倒したい、――が。 一人の隊員としての意思を尊重する。
安吾にも殴られたくなかったら黙っておいたほうがいい。
[小瓶はそのままサミュエルの手の中へ。 それでも止めるという選択肢は、無かった]
(229) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[遠く微かな人間の気配に耳を澄ましながら、 涼平が聞かせてくれた話を思い出す。>>215
ひとつひとつに相槌を打ち、控え目に感情を見せる。 彼らが積み上げて来た道が、自分達との再会を目指して 励んできてくれたのだろうと想像すると嬉しかった]
そう……真弓ちゃんが来たんだ。
[つめたい指は夢ではなかったらしい。>>217 少し寂しそうに笑う。 ――きっと自分は彼女の心を守れなかった]
[外は危ない。吸血鬼の城の内外、という意味でも、 行先である陸軍――涼平が裏切ったもの、という意味でも]
(230) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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―陸軍駐屯地襲撃の翌日―
お父様。食事の支度が整いました。
[用意された血杯>>*54を盆に乗せ、主人の部屋を訪れる。褒美の為に。
明之進との違い>>*63は何か。 聞けばそれは明らかで。]
…贄は、まだ眠っております。 怪我の治りを待つつもりはありませんが、 失った血が少しでも回復するまで、しばしお待ち下さい。
(*72) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[その場を離れてしばし、傘をおろす。 清かな月に鈍い金、幻だったのかもしれない。
城で――、 理衣と語る時、彼の名を出すことはなかった。 けれどいつもその存在を感じていた*]
(231) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[>>227伝言───]
───…
[思い浮かべ、絢矢は頭を振った。 切り揃えられた髪がふわりと舞う。
言葉になったのは別なこと。]
連れて行った二人を返して。 伝えたいことは──それだけ。
…───っ
[そして、見えなくなった姿の代わりに残された言葉に 絢矢は強く、『菖蒲』の鞘を握った。]
(232) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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……。
[僕は謝らなくていいのにと言いそびれたまま零にーさんの言葉に耳を傾ける。>>*69
零にーさんが何を言おうとしたのか僕には想像もつかないけど、 僕にとっての最善はひとつきりだったから、とりあえず、頷いて]
…うん。明にーさんのところにいるんだよね。 もし涼にーさんに会えたら伝えといて。
……「ありがとう。生きててくれて」って。
[ほんとは僕から直接伝えられるのがいいんだけど、勇気を振り絞り切ってまた動けなくなっちゃうかもしれないし、念のために*]
(*73) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[隊舎を出て、帝都駐屯地へと向かう。 通信施設は壊されたが、残っていた装置をサミュエルが回収していた。離れても、あれで通信できるはずだ。
他にも何か遣える物はあるかと回収に向かう。
白い軍服の下。仮の武器は苦無。 「苦」が「無い」と書くらしいその武器は、今の自分には丁度良かった。]
(233) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[そう。
みんなが生きててくれたことが僕の“希望”だから。
降り積もった『希望』の字の中、一枚だけ混じってた難しい方の字は、 今もまだ書けないままだけど*]
(*74) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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>>228
周の居場所はありまず。 周は大丈夫です。 おでは、周を信じています。
[周にも何度もいった言葉。例え、周がきいてくれなくても、何度でも言い続けるだろう。 ただ、次にジャニスが言った言葉には、本当に無邪気にきょとりとした]
――……特別でもなければ、存在価値もない。 それが、おでの存在価値です。
[その培われたものは、いわゆる、スリ時代の囮で身につけたもの。 リーは本当に自身の本質を見抜いていたのだと思う。 価値がないからこその、ポジション。 そして、あの見捨てられた時、それは、完成した]
――……ジャニスさん、 踏み台があったら、人は力はより発揮でぎる。 貴方が飼い倒すなら、その無価値を踏んで飛んでくででばいいですだ。
(234) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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>>229
[だが、ジャニスのやや不機嫌な空気には黙り込む]
――……すびばせん……。
[殴り倒したい、いわれ、さすがに頭を垂れて、すまなそうに謝った。 下げた頭、少しだけ見上げるようにジャニスを上目遣いで見る。
そう、ジャニスや安吾の前ではやっぱりただの17歳だった*]
(235) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[零瑠に一番伝えたかったのは 馬鹿みたいに単純で、短い言葉。
文字にしてしまえばたった五文字の、他愛ない──。]
…──おめでとうって、────……。
[毎年毎年言ってあげたかった。 祝われても嬉しくないと言われる歳まで、 飽きずに毎年言い続けたかった。
零瑠にも──、 明之進にも真弓にも理依にもリカルダにも直円にも。
結局──言えなかった言葉は吹き付ける冷風に掠れ 誰の元へも届くことなく、掻き消えた。*]
(236) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[それからいくつかジャニスと話をしただろうか。 教官室を出ると、自失に戻る。 軍服のポケットに小瓶を入れるとき、マユミのスカーフを巻いてから入れた。
その時、キャロライナは眠っているのか、それとも出かけているのか。ともかく、いて、目が合えば、本当に久しぶりにすこしだけ笑んだ。
それから、布団に潜り込んで目を閉じたあと、 さっき屋上からみた傘の主がマユミだった夢をみた。>>231
ただ、その夢は夢の中でまた流れて、記憶には残らない**]
(237) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[僕は部屋の奥へ視線を向ける。零にーさんとの話は終わったし。>>210]
…………。お、おはよう。
[挨拶は大事。声も顔もあんまりさわやかじゃないけど。
ドアを閉める。これでふたりっきり。 どうしようとりあえずさっきみたいに十数えるまで待って……いや手短にってさっき決めたじゃん]
夢、見てたの?
[僕のこと呼んでた……昔の夢でも見てたのかな。>>199]
(238) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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− 初陣の翌日 −
[私室には城の資料室に収めていない蔵書が 無造作に積まれている。 何冊も同時に読んでいるのか栞を挟んだままや 開いたまま伏せてある本も多い。 表紙の文字も様々。 長い時を過ごすのに、本は暇潰しになった。 そう言う分野では家畜の需要はあると言って良い]
入れ。
[零瑠が訪れた時>>*72も この国の古典文学と言うものを読んでいた。 入室の許可を与え、血盃に漸く顔を上げた。 銀縁の眼鏡を掛けているのは、視力が悪いわけではない。 魔物は銀を嫌うと言う下らぬ迷信を嗤ってやる為に 掛けているだけだ]
(*75) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[ごろり、と床へと転がればシャツの狭間から小さなロケットが共に転がる。 どうやら今の動作で繋いでいた鎖が切れてしまったようだ。 まぁでも十数年も経てばいくら頑丈な物でも壊れてしまうだろう。 良く持ってくれた方だと、丸い小さな塊を掌の上でくるりと転がしながら、明之進が出ていった扉を見つめた。]
(239) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[明之進が熱に魘されている間も散々頭を悩ました。 ………あの日、本当は明之進だって、撤退直前に会うことのできた零瑠だって「倒さなきゃいけない」のは分かっていた。 理解していたはずなのに、腕が頭が体が動かなかったのは、頭の隅で笑顔がちらついたからか。]
………甘いなぁ、俺。どうすれば、一番良かったんだよ……
[半端者が俯せに転がる。 何の為に力を得たのか、何の為に今明之進の傍に身を置いているのか。 今一度確りと考えるために目を閉じる。そこに答えがある筈だから。*]
(240) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[理依を見送ったその足で 絢矢は補給基地に駐留する将校へ、 吸血鬼が次に襲撃する地は ここである可能性が高い──と報せた。
情報源は明かせなかったけれど 直円を討ち取った少女の言葉は軽んじられることなく その報せは通信で瞬く間に各地へと伝わった。]
(241) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
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[夜風に紛れて――
兵士を一人、闇に引き込んだ]
……しい。
[首筋の脈を押さえて意識を飛ばす。 話はどこか適当な所に運んで聞けば良い。 担いで逃げようとした所で、他の気配がすれば なるべ深い闇の中、じっと息を詰める]
(242) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[血盃を受取り、褒美を望と言えば。 燕尾服の上着を取った今の服装。 白絹の襟元を緩めながら、盃から血を飲む度に 動く喉仏を晒して見せる]
あの傷で生きていたのだ。 随分と強い生命力。 愉しみにしている。
[贄の状態については零瑠に任せると、 5人は座れる長椅子に腰を降ろして]
お前の食事の時間だろう?
[無防備に首を晒したまま、紅と金が混ざった様な色で 子を誘った]
(*76) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[>>238零瑠と入れ違いに部屋に現れたリカルダ。
その五年前とほほ変わらない小柄な姿に、鬼の呪いの力の強さを見せつけられ、心は翳りを帯びるけれど] ……ああ、おはよう。
[神妙な顔つきの挨拶に、心の裡を見せぬように挨拶を返して、問う言葉には]
――夢? ああ、そう言えば、お前が出てきてたっけ。
あれから、結構経つけど、 お前みたいな物好きは、どこにもいなかったから、 印象に残ってたのかもな。
[零瑠に寝言を聞かれていた上に、当の本人にばらされていたらしい。少し、バツが悪い]
(243) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[鍋に火をかけ、形の歪んだ貧相な人参とじゃがいもを刻んで放り込んだ。 今日の食事は豪勢になるな。喜べ。 その分、明日の食事はないかも知れない。
何をするのかと咎める吸血鬼を制す。]
……
[医者に治療させたのは「生かせておけ」という『命令』ではない。 今、周の首が繋がっているのは、『許可』があってのこと。
彼の暫しの延命を願い出たのは、零瑠だ。
けれど、正直には言わなかった。 誤解を深める事を口にした。
生かすも殺すも――…零瑠次第。そう、今は。*]
(244) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[信じるという子供を前にそれ以上の言葉は続けず]
価値の無いものなど、踏んでも高くは飛べない。 覚えておけ、勝手に命を使い捨てることなど赦さない。
[無論軍として一から鍛え直すのに時間がかかる。 そういう事情もあるけれど]
吸血鬼を屠るだけが仕事ではないのだからな。
[人が増えねばいずれ滅びるだけ。 すべてを無に返すなどあっては、ならない]
(245) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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ほんとにな、一発殴ろうか? なに、優しくしてやらんこともない。
[冗談めかして、上目遣いになるサミュエルの 頭を軽く撫でようと手を伸ばす。
実は同じことをもう居ない先輩に言われた。 あの時は迷わず服用して今に至るのだけど、 そんな砕けた話も少しは出来ただろうか。
部屋を出る彼を見送って、椅子に深く沈み込んだ**]
(246) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[回想 安吾と>>2:482]
えー?あ?マユミちゃん? うん、可愛いね。でも他の子も可愛いじゃん。
[ぼんやり見ていたのを見つかった。 耳打ちされたのを「うざっ」と一度振り払ったが、 その次の言葉に、じっと彼を見る]
遠慮…しすぎ?そうかな…… でも、俺は別に遠慮なんてしていないよ。
(247) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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[軽く頭を振って色々否定する。 遠慮なんてしたわけじゃない。 ただ自分にその資格がないと分かっているだけだ]
やった後の後悔。か。 …もう俺はもうずっと後悔してるのに。 まだ、足りないみたいでさ。
だから、このままでいいんだ。
[その時小さく呟いた言葉は今もかわらない*]
(248) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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─ 補給基地 ─
[伝達を終えると、絢矢は補給基地の一室を借り、 戻りきらぬ体調の回復に励んだ。
痛みは薬で抑えられるが、 傷が塞がり切るまでは出来る限り動かない方がいい。
翌朝には、補給基地を守るための戦力が 各地から派遣されて来るだろう。 仲間には、必要なことはその時に伝えればいい。
サミュエルへの届け物も、その時に──。]
(249) 2014/02/13(Thu) 01時頃
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