52 薔薇恋獄
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ドナルドは、最上の声が聞こえていたら、眼が据わったかもしれない。
2011/05/18(Wed) 22時半頃
ベネットは、フィリップ(珀)を室内に案内
2011/05/18(Wed) 22時半頃
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ん?
[視線を戻し、近づいてきた良数の言葉に耳を傾ける]
りひとんが?そりゃまた……。 クラスメイトと一緒じゃないと寝れない、みたいな? 意外と甘えん坊なのかな。
[くすくす笑って、んじゃ後で荷物も持ってくればいいよと]
(282) 2011/05/18(Wed) 22時半頃
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ベネットは、ヴェスパタインに話の続きを促した。
2011/05/18(Wed) 23時頃
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―ロビーでのこと― わかりました。
[栖津井センセイの言葉に頷いて、二階の方へと向かった。*]
(283) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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あ、どもです。お邪魔しますー。
[通れるようにスペースを空けてくれた寧人に、もう一度ぺこり頭を下げながら、部屋へ入り]
……え、えと。 …… 。
[克希のことを尋ねられれば、困ったように視線を彷徨わせ。 王子と良数の姿を見て、ぺこりとそちらへも会釈するものの、明確な答えは返らない]
(284) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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ベネットは、バーナバスに話の続きを促した。
2011/05/18(Wed) 23時頃
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あれ、とすると。 りひとんがもともといた部屋が一人部屋になっちゃうんじゃ。
[成人の相部屋は誰だったっけ。 少し考えて夕輝だったことを思い出した]
んー……。
[じゃ、俺が空いたところに行こうかと。 言えばいいのに、何故か言えない]
(285) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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しのぶれど 色に出にけり 我が恋は 物や思ふと 人のとふまで……か。
[耀の想いが恋とは、鈍い蛍紫は思っていない。 男同士で恋愛というものがあるとは知っているが、幼馴染同士が……とは結びつけることは、今のところなく。 唯、薔薇煉獄という舞台故に、その唄が零れ出た。 どちらかといえば、あの女の霊を想って。]
あ、しまったな……。 鳴瀬先生、風呂に入らずそのままってことはないだろうか。
[百人一首を紡いだところで、顧問のことを思い出す。 あの人の事だから、生徒の前に入れない!とか言いそうだから、一緒にと云ってしまったけれど。 あれから時間が経っていれば、その約束が逆効果になっていそうだと思う。]
……部屋、あけて出て行っていいものだろうか。
[暇を告げようとしたところで、部屋の主が居ないことに気が付き、少しの間逡巡するのだった*]
(286) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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―回想・風呂場―
………っと。 大丈夫か?
[百瀬のすがろうとした腕を受け止める。]
…湯船につかりすぎだ。
[紡いだ言葉は少し非難めいていたか。]
(287) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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甘えん坊、それは良い。あいつわんこみたいでかわいーよ。 イジって遊びやすい。静谷に狙われるものナットクの一品。
[さんきゅーと、にへにへして夕食前にでも荷物の移動をしてしまうつもり]
(288) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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ノックスは、楓馬にひらひらと手を振った。いらっしゃい。
2011/05/18(Wed) 23時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/05/18(Wed) 23時頃
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―― 自室 ――
[室内を振り返れば、場所が近くなってる最上と道さん。 さっき最上が近づいて来てくれたのを見たときみたいに、頬が少し緩んでた]
……………そか。
[けれど、それも珀から曖昧な答えを受け取って、消える。 消えた。消滅。でも、そんなのはありえない。 直前まで一緒にいた。だから、信じられない。トリックも、消滅も、両方]
[楽な方にと、流される]
(289) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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フィリップは、お邪魔します、とぶんぶん王子へ手を振り返し。空いたところに、ちょんと座る。
2011/05/18(Wed) 23時頃
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あー、そっちは石神井煽っといたから。 どうなるかね。
[余計な事を色々している。 ナイショ話を終えて珀が来ればへらりと笑んで、家主でもないのにチョイチョイ手招き]
よっしゃ四人なら、結構色々できるなー。
(290) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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……麻雀?
には、面子、一人足りないね。 何するの?
[珀が席につくのを見ると、尋ねてみた。 最上と道さんとの間の会話はあまり聞けていない。 ちなみに、当たり前のように自分は数から抜いている]
[水晶球拾い上げ、ころころ動かし始めた]
(291) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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[寧人の、ほころびかけた表情が消えてしまったのを見れば、申し訳なさそうに眉を下げるけれど。 今は、むしろ]
……あの。先輩も、気をつけて下さい。
[克希が、庭園に行ったかは分からない。 けれど、残された薔薇の香りに連想したのは、彼女と、その場所だったから。 庭園に行った彼にも、何か起きはしないかと、そう願うように呟き]
(292) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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…っくしょぃ。
[イジられやすいとか言われてることなんて露知らず。 わんこ(ハスキー犬)はくしゃみを一つしましたとさ。]
(293) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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あんま後輩イジメんなよ。 ん?ゆりしーに……? ああ、カモって意味で?
[それはとても可哀想だなと、思うけれどまあ止めない。 悠里が悪い先輩なのは今に始まったことじゃあないし]
てっつん? …………。……なんで?
[他人の恋心までは察せておらず。 何故哲人なんだろうとちょっと考えるものの、楓馬が部屋に入ってきたのでそちらに意識がそれた]
(294) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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暁…… って、誰、なんだ。
[部活の誰かではない。 けれど、日向以外の霊の気配は感じない。
もっとちゃんと、あらましを蛍紫から聞いておけば良かったと、ひとり手を握りこんだ]
(*12) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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………何、に?
[珀の言葉。首をかしげた。 ちなみに、こうやって首が傾くようになったのはここ数年。最上の癖がうつってるのかもしれない]
(295) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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[受け止めてくれた腕は明らかに自分の腕より逞しくて。目を逸らす。 ぐいと押して身を離し、礼の言葉も謝罪の言葉も飲み込んだ]
ん、そーみてぇ
[浴槽を出てタイル張りの洗い場に腰を下ろす。沁みるのは嫌だなぁとボディソープを少し取って泡にすると体を洗っていく]
あぁ? いーの?じゃあ同じ部活のよしみで、特別に見せてくれよ!
[アイパッチを取って見せてくれるという言葉。鏡越しに笑みを向けた]
(296) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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[同じクラスだからだろうか、蓮端をイジると石神井がイラっとするのが見えて。そういうことなのかなーと勝手に思っているから。 面白がっていることは、否定しない]
軽いカード?ニムトとかワーバスとかコレモンとか。 それなら織部もするっしょ?
やるなら麻雀もいいよ。このメンツなら、大丈夫でしょー。
[ね?と織部の方を向いて]
(297) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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─ 大広間 ─
[温め直したカレーを、皿に盛る。 折角なので、焼きそばも少しだけ。
テーブルに運んで席につき、カレーを一匙口に運ぶが、なんだかあまり食欲が沸かない。 ひとりでの食事だからだろうか。 しかし、それは普段も同じ事]
……いけませんね、こんな事では。
[もっとしっかりしなくては。
先程の、最上の言葉を思い出し、強く頭を数回振って。 それから食事を再開する]
(298) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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……分かんないです。克希が、どうなったのか分からないから……。
[何に、と当然の問い>>295が返れば、やはり曖昧に呟く。 何に気をつければ良いのか。そもそも、これからも何か起きるのか。 ただ、不安から口にした言葉で。
手招かれるままに座ったけれど、特に今まで何をしていたわけでもないよう。 きょろ、と先輩たちを見回して、良数の声>>297にも否やは無い]
(299) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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―― 回想・部屋を出る直前 ――
あ、は。そうだよね、例え話……だよね。 でも、もしそんな時が来ても。 僕には選べないよ。 二人とも、同じくらい大好きなんだもの。
[そして大学の話になれば一瞬、表情を曇らせ。 でもすぐにまた、いつもの笑顔を浮かべる]
3人で、部屋。ルームシェアってやつかな。 なんだかそれだけで楽しそう。 うん、一緒に……いきたいね。
[気付かれないように、自分で自分の身体を抱く。 服の下。古い火傷の痕と、真新しい暴力の痕。 絶対に、知られたくない]
(300) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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―― 2階自室 ――
[哲人が去った後、扉を閉めて……僅かに隙間を作った。 その隙間の先を少しだけ見つめて、それから本当に、閉めた。
そっと目を閉じて、深い息を吐いた。 他の誰かだったら、隠しきれなかった己の挙動に対し何かを口にしたかもしれない。 けれど、彼はそうではなかった。首を傾げたり一瞬目を逸らしたりしたのは見えていたが、それでも何も言わなかった。 そのことに……去る際に見えたその明るい顔に、胸を押さえた。]
っていうか、テツも同じ階だったんだ……。
[そんなことも、思い出しながら。 あの時つつかれた眉間に、指先を載せた。……熱を帯びていた。]
そうだよな。 ……本当に、おれが言うなって感じ。
[自分の方が明らかに酷かったのに、彼の心配なんて、と。 その時の彼の瞳の色を思いながら、ホットミルクの残りを口に含んだ。]
(301) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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―― 自室 ――
ふーま、くん? いないの……?
[戻ればそこに幼馴染の姿は無く。 彼の相棒である紅子さんだけが鎮座していた]
……天気、凄いことになってきちゃったね。 部屋の中だけで我慢してもらうしかないかなあ。
[カゴから放てば、部屋の中を飛び回ったろうか。 幼馴染の姿が見えないことに不安になるけれど、広い屋敷だし、間取りが全然分からない。 それに少し疲れているのも自覚していて。 だから先に、少しだけ]
(302) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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フィリップは、ベネット――寧人に、ヘンなこと言ってすみません、と謝った。
2011/05/18(Wed) 23時頃
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……紅子さん、ちょっとむこう向いてて。 こっち、見ないでね。
[発作を起こした時に、汗で濡れた服を脱ぎ捨てる。 爛れた皮膚。所々壊死した肌。 気持ち悪い、と。価値の無い体だと教えられた。 無価値で人殺しの自分。 だから、あちこちに残る痣は、罰としても軽すぎる。 まだ首に残る真新しい絞め痕が少しだけ痛んだ]
(303) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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[濡れたシャツのボタンを外しながら、ふとベランダの方に目を向けた。
激しい雨は再び外へ向かうことを妨げる。 それでも脳裏に過る、のばらの色。 胸元を開けると、雨でもシャワーでも落とし切れなかったその花の香りが、辺りに漂った。]
……行きたい場所、ね。
[あの時すれ違った成人>>234には、その時とりあえずうんと頷いただけだった。 それはきっとその時、その場所の像を上手く結べなかったから。 今、思い浮かべるのは、とても綺麗で――…]
[染まった頬。熱を帯びた瞳。眩暈……ふらつく身体。 耐えかねて、ベッドの布団の中に全身を埋めた。 成人>>276が部屋を再び訪れたのはその後のことだったろう。]
(304) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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上がったら水とか飲んで涼んどけ。
[湯中(あた)りは良くない(と思ってる)から。]
お前の部屋に行った時にな。
[今は見せない、と言外に告げ、湯船に体を沈めて雨で冷えた体の芯を暖める。 顔に赤みが挿しているのは湯のせいだろう、多分。きっと。]
(305) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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え。 ねいくんやらないの?
[面子が足りないと言い切った寧人に視線を向ける。 少し困ったように]
ねいくんが麻雀ヤなら違うことするけど……。 でも俺は別に、気にしないよ?
[ね、と。このメンツなら大丈夫だと言う良数に頷く]
(306) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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[浴室に一人。シャンプーの香りに鼻を鳴らす]
どんだけ薔薇なんだよ!
[人の来る気配がないので、濡れ鼠の二人は一階の方に行ったんだろうとのんびりのんびり]
……おい、ここは先に出たあいつが気を利かせてバスタオルなりタオルなりを持ってくるだろう!
ばーか!
[ざばぁと湯船から立ち上がり手で水気を払う。脱衣所への扉を開けたらそこに土橋もタオルを持って戻ってきてくれたところで]
ぅあああぁ! お、おせーんだよっ!
[差し出されるタオルを掻っ払った]
(307) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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ヴェスパタインは、そういえば鍵は成人が持ってたんだ、などと今更のように思い出した。
2011/05/18(Wed) 23時半頃
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― 自室 ―
[結局、部屋に備え付けてあった、メモに耀が目覚めたことと、席を外すことを書き置きして、自室へと戻った。]
鳴瀬先生っ!?
[転がっている姿を見て、寝ているのではなく倒れたのかと慌てた。近づけば、多分寝息が聴こえてくるから、安堵する。]
……服も、もしかしたら洗ってくれたのだろうか。
[脱ぎ散らかした己の服がないことに気がついて、少し困った顔をした。そのまま、鳴瀬の顔を覗きこんで、手を伸ばすのは、先程ふれた柔らかな髪に。]
………。
[多分、魔が差したのだ。 彼が身じろぎ一つでもすれば、我に返っただろう。 でも、しなければ……
いつか放課後、眼を奪われたその箇所(口唇)に、刹那唇を落とす。]
(308) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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[水晶球が掌で回る。掌から甲へのバタフライ]
………俺がやらしくっても、いいなら。
[最上の言葉に小さく頷いた。 許可してもらえるなら、参加するのに否やはない]
[珀の言葉を聴く。 なんとなく、どこか違和感が生まれたのだがそれがどこからかは分からない]
…………俺は、いるよ。
[とん、と小さく彼の肩をつついてた]
(309) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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………悪い。
[一瞬、何がなんだかわからない、と言う顔をしたものの、謝る。 遅れたのは事実だし。]
(310) 2011/05/18(Wed) 23時半頃
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