25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―本邸・廊下―
[姿を確りと見たわけではない。 ただ遠目に表座敷への廊下を覗いただけだが、相手からも見えたなら、白装束は目立ったかもしれない]
ああ。 主の傍に戻ろうとするのが当然か。
[声から誰であるかは分かる。先の一幕は多少なりと尾を引いて。 聞こえなかったこととするように背を向け大広間へ]
(266) 2010/08/03(Tue) 14時頃
|
|
―大広間― [天満月は外から戻ってきたらしい。 ゆるりと近づき]
はい、鈴の音鳴らすは私(わたくし)に御座います。
[胸に手を当て頭を下げる。]
名乗りもせず申し訳なく。 …鵠(くぐい)と申します。
飲み物は、如何ですか。
[尋ねたとき、新たな影。 明之進の声が聞こえた。月の光が差し込む窓辺。 夜光が一獅ナはないことに、不思議そうな顔をした。]
(267) 2010/08/03(Tue) 14時頃
|
|
[散々勝手に期待して、裏切られたと思い込んで 未だ淡い期待を胸に抱く。 掬いようの無い]
手折れぬ花の真相はね
[どこかにたどり着いたらしい。 それでは仕舞いにしよう。 誰にも話した事のない秘密を震え抑えた声で滑らせる]
そこに花があるからこそ、手折れるんですよ ここにあるのは花咲かぬ草 ――ほら、手折れぬでしょう?
どうして……あれほどに、噂が広まったのか ボク自身、不思議でなりませんよ。
[屋敷のものが遣ってきて、話を止めた。 下ろされてまだ震える身を己の両腕で抱いた]
(268) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
|
[法泉の部屋へと向かう折、すれ違う姿は白拍子。]
迷い子は いまだあわれに 彷徨うか とうに泡沫の あわときえても
[ちろり、淡い紅引く唇を舐める。]
(269) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
執事見習い ロビンは、門下生 一平太の姿に気付けなかったのは良かったのかわるかったのか。
2010/08/03(Tue) 14時半頃
門下生 一平太は、ランタン職人 ヴェスパタインと法泉にすれ違えば深く頭を下げる。顔を隠す様にも似て。
2010/08/03(Tue) 14時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
―大広間― [ふわり、絵画に引き寄せられそうになって、足を止める。 ――あれは不吉なものだ、と知っている、 それが単なる伝承のみではないことも、知っている。]
――……、
[向けられた鵠の眼差しに、小さく頭を下げた。 改めて礼を言わねばならねども、言葉を交わすその相手。
酌をするのなら、花主だろう。 邪魔をしてはならないか、とあわせて笑みを送るのみ。]
(@10) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
|
[下ろしたその手がロビンに伸ばされることはない。 其処までを、高嶺の花主は少年に許さない。 少年の告白に、黒檀は緩く細められ]
……此処は、花祭。 此処に招かれている以上、今のお前の姿は"花"だ。
此の先…お前が"花"と名乗るか、 それとも"草"と名乗るかは、自分で選ぶこと。
友の好意を弾く勇気はあって、 知らぬ者の噂を聞き流す勇気は持てぬか?
………後は、お前が選べ。 ――…私は高嶺の花主、其処までは甘やかさん。
[両腕を抱く姿にも手を伸ばすことなくそう告げて、 白橡の羽織を見下ろす、点々と染みる紅に ひっそりと息をつく花主の顔色は、少し失せていた。]
(270) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
|
―大広間―
[ぴくりと 冬の吹雪か凩か 震える声を聞いた 気が、した]
描くのは多分俺だけだ。 月瀬、幸得と謂う。
[愛想笑いを浮かべる器用さはない 鵠が酌をするのなら 己が動くことはまずないだろう]
[耳にした気がした 冬空の雨に 手先の震えは止まらない ついには酒壜を手放した]
(271) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
|
――姿だけならば、繕えますとも 名花と名乗るボクの擬態を見破った者など居ないんですから。
[僅かな表情の変化は、ぼやけた視界に映らない。 染みた朱が暗く色を変えていくのも。 高嶺のいろが失せていたことも。 小さく息を吐いて、平常心を探している。 しかし伸し掛かる言の葉は少年を追い詰める]
噂があればボクは花で居られる そう思ったのはまだ数年も昔のことでした。 [長く続く噂には、それなりの真実が混じっている。 少年自身は否定しているけれど]
聞き流せたら、楽でしょう。 でももうボクは後戻りできない場所に居るんですよ
(272) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
|
―大広間―
[艶めいた元花の花主に思うことは何だったか。 広間の扉開く前、振り払うように何度か首を振った。 数本の後れ毛が首筋に落ちたを感じるが、そのまま中へと入る。
振り向くものがあれば一礼。 舞台の上の画に一瞬動きと息を止め。 ゆるゆると吐き出すと中を見回して。
捜した友の姿はやはり既にこちらにあった。 酒を手に同じく酌の形を取って、それとなく近づこうと]
(273) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
奏者 セシルは、立て掛けた絵に近寄る明之進をぼんやりと眺めて
2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
鵠。白き鳥だね。 なるほど、確かに君の名だ。
[飲み物をを勧めるのに一つ頷き。不思議そうな顔をにはつられて同じほうを見る。その先には先ほどの絵と、どこか儚げな花]
(274) 2010/08/03(Tue) 14時半頃
|
|
[明とは呼ばなくなってどれほど経つか。 最後に呼んだのは最初の主に招かれる時。 戻ってきた友は、このまま枯れてしまうかという態で。 何も言おうとしない明之進から事情を聞くことは出来なかった。
夜光に出来たのは、ただ笛の音を添えること。 時には二人で舞って時の一部を共有することだけだった。
自分は招かれなかった祭で、良き主を見つけたと。 師の言う言葉を丸呑みにしたのは、そう信じたかったから。
花は主を得ねば咲くことが出来ない。 しかし咲いても潰された花は、その行く末は。 …友がそうなるとは思いたくなくて鵜呑みにした。 そも真偽を調べる術も持ち合わせてはいなかったけれど]
(275) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
|
―――…それだけよく口が回れば、 それは立派な技だとは、己で思わぬか?
[小さく息を吐き、失せた顔色のまま笑い]
長く引き篭もっていた者に噂噂と何度も言うな。 私は噂になど興味は無いし、 此度の他の花主にも、似た考えの者はいよう。
――…もう一度だけ言う。 花祭に呼ばれたお前は、此処では"花"だ。 逃げる口実ばかり探さず、 一度向き合ってみろ…周りと、己に。 それでもと未だ言うのなら…後は、好きにしろ。
[深呼吸をして、屋敷の者に眼鏡のことを頼むとロビンを見て]
…熱が引くまでは、休め。
[そう言って、表座敷を後にする。]
(276) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
|
―大広間―
はい。 …ありがとうございます。
[>>274天満月の言葉に、 静かに笑みを浮かべて謂う。 本来の気性の激しさはなりをひそめる。]
…お好みのものなど御座いますか。
[酒と、そうではないものと。 示しながら、嗚呼、と。]
――あちらの花…明之進を迎えに行ったものがいたのですが、伴っていないので不思議に思いまして。……嗚呼、…合流できたようです。
[夜光が明之進に近づくを見、 切子細工のグラスを天満月に差し出した。]
(277) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
|
[広い寝台の傍らへ、からりと転がる下駄の音。 敷布に広がる長い髪。 帯解かれ、衣も髪も乱されて。
時折交じる艷めいた嬌声。 月下美人を刻まれたこの白ルのやわ肌に、幾人の貴人が乱れ、醜態を晒したものだろう。
法師の逞しき腕に抱かれ、一夜の淡き夢を紡ぐ。**]
(278) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
|
―大広間―
明、之進?
[そろり、と声を掛けた。 来た最初に挨拶をしただけとなっていた主催の位置が少し近い]
(279) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
|
[紅月に重なる――長く美しい髪の、宵闇。 今際に見たその月は、霞の月か、朧の月か。 それはいまだ、記憶の底に。]
……描き手は、どなたでしょう。 これは なに……?
[見たそれ以外の何者でもかなろう、 わかっていて、零れる呟き。
ゆると振り返れば――その描き手よりも先に見つけた姿は、 夜の色を纏う懐かしい姿で、自然と笑み零れた]
……夜光、
[酒注ぎを手にした彼と目が合えば、 けれど今は祭りの間、花としての勤めを優先して、 と小さく頷き、眼差しを送る]
(@11) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
|
― 表座敷 ―
疎まれこそすれ、愛でられる技で無いのは知っていますよ。 [自嘲混じる笑みを浮かべたかったが、口角が上がらなかった]
急に向き合えと言われて孵化するくらいなら こんなにひねくれちゃ居ません。 [周囲は恐ろしい、噂も恐ろしい このままトゲで覆い全てを拒絶していられたら どれほど楽か どれこど苦痛か]
……高嶺さまは
[そこで溜息ひとつ。 熱を帯びたそこに混じる微かないろ]
何故、ボクにそんな事を謂うんですか
(280) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
執事見習い ロビンは、懐刀 朧の背にかけた言葉は小さく、届くかはわからない。
2010/08/03(Tue) 15時頃
|
[けれど、彼の位置するが――主催の傍ら、 小さく眉根を顰めた、いまだ形ならざるざわめき。 それの近くにいてほしく、ない。
――せめて、それが彼に気を向けぬように、と思うのだけれど]
(@12) 2010/08/03(Tue) 15時頃
|
懐刀 朧は、背に掛けられた言葉を聞き取るほどの余裕はなく、表座敷を後にする。
2010/08/03(Tue) 15時頃
|
― 表座敷 ―
[包帯を替えてもらい、用意された寝床に収まる 常の勢い失せた少年はやがて眠りに落ち
桜咲く春に 鳥の囀りを夢に見る。
ただ、その庭は何処であるのか 確かめようとあたりを見渡した瞬間 視界は一色に*染まった*]
(281) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
|
[主催の気を引く手管になるかはしらねども、 己に出来る芸はただひとつ]
……私もひとさし舞わせて頂きます。
[黄泉陽炎は、舞台に立つ。 舞を見せる、と言葉を交わした僧正は場にはあらねども。
黄泉花の主はそこにあり、 舞殿の主の姿が見えれば、更に一つ笑んだ。
どのような場であれ、舞えることの喜びは変わらない]
(@13) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
|
―大広間―
[ようやく逢えた友は、一見、前とも変わらぬようでいて。 言葉にされずとも瞳で伝わる。 図ったかのような間で背後から酌を求める声が掛かる]
…はい。私で宜しければ。
[友の願い届く前に捕まってしまった。 あまり宜しくない噂も立っている相手。 それでも仕方なしと振り返り、酒を注ぐ]
(282) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
門下生 一平太は、明之進に向けていた微笑は、一瞬苦笑に変じて戻り。
2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
― 大広間 → ― [大広間を出ると、ゆるりとした動作で包帯を外す そうすれば眼前に広がるのは豪華な屋敷の廊下。
普段はそうやって現実を追い出すが、 袂に入れた手紙、それが知らせることの時は 現実を受け入れるかのように包帯を外す。
通りかかった屋敷のものに 最初から外せばよろしいのに と、言われて浅く笑む]
(283) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
|
―本邸・舞台上― [夜光の苦笑に変じたそれに、一瞬表情の曇る。 けれど、舞台にたつならば、花は花であらねばならず、萎れてはいられない。]
―――…、
[薄地の白い水干の下に透ける、鮮やかな緋の単。 紅長袴に白鞘巻の太刀を佩き、蝙蝠扇をさせば、背筋の伸びる。
目蓋を閉じれば――浮かぶは煌々たる篝火。
なぞる眦に朱を刷けば、 儚げな風情から頼りなさは消え、
手には紅色、黄泉銀花。
その一厘は、凛と 立つ]
(@14) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
|
― 廊下 ― [歩数と視界の見せる屋敷を一致させるように歩く先 祭りの前にいた場所……表座敷の方角から 高嶺の姿を見かければ朗らかに笑いかけて。]
高峰殿、童花にはお会いできましたか? ……私は酒毒にあてられました。
[先程ロビンのところへ案内…云々が聞こえていたから そう語り掛けながら赤を細めて。 高嶺は包帯のない祭り衣装の青年の姿をどう思ったか]
散る花の舞台、いかがでしたか? 成長期の花たちと 今は主となった旧友の琵琶の音も交えて 私は大変楽しく舞わせていただきましたが…… ……次の宴では、私の得手の舞でも お見せいたしますね? では、風に当たりに行きますので、失礼。
(284) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
|
―大広間―
[夜光に明のことを告げたあとは、またそのまま、舞台を見入っていた。 画に音が混じり、そして華やかな動きが混ざる。 なかなかの即興劇に、ほうほう、と呟いている。
終われば、瞬時の夢跡に酒を煽って、さて次は何があるのかとどっかり座ったまま、
>>222すると、画を披露していた花がなんの遠慮もなし、どっかり隣に座り込んできて、ん?と声をあげた。]
なんだ、おまえ、面白いな。
[ずうっと見ていたのでその行動はわかっている。怒鳴って猛って、それから黙々と描いてた。 終わればどっかりかける。
どう考えても面白い。]
(285) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
|
[差し出された切り子のグラスに、自然と空いた手が伸びるのは同じ細工の薬瓶。先ほどの息苦しさを思い出す]
……気の所為ではあるとおもうが……しばらく酒は控えておいたほうがいいかな。 茶を、いただけるかな。
[軽く首を傾げば瓶の中身がさらりと鳴るが、微かなその音は広間の様々な音に飲み込まれ]
(286) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
|
[何故ロビンにそのようなことを言ったのか。 それは深い理由ではなかったのかもしれない。 行く末を決めるのは、高嶺ではなく其の花自身。
表座敷を出て長く息を吐いてから、 身に纏う紅を脱ぎ去ろうと結んだ前紐を解こうとする。 なかなか上手く行かずに小さく零れる舌打ち。 ちかちかと、脳裏で紅が点滅しはじめる。 まずいな、と独り嘯いてきつく眉寄せたまま眼を閉じ "其れ"が遠のくのをじっと、待った。
数年前から続く"其れ"は紅を見た時によく起こる。 長く治まっていたのに最近はまた夢に見ることも。 聴こえるのは雫の鳴る音、映るは赤と白の二つ。 実までは成りきらず、赤が黒に染まったところで落ち着いた。
ゆっくりと、深呼吸をして浮かぶのは憂いの苦笑。 ロビンへの言葉は多くが己に返るものでもだった。 虚栄を張っているのは…誰だろう。]
(287) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
[されど、誘うは浄土にあらず]
(@15) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
|
[白拍子の舞は男舞、けれど荒ぶるそれとは異なる。 たおやかなる乙女の凛々しく舞う姿に、妙なる幽玄を描く舞。
描くは夢のような浄土を、と そのように言葉を交わしたはずであった、けれど 紅月夜、蓮の花咲き乱れる浄土は、酷く遠く感じて、
零れいずる一節は、今様ですらなく]
――君がゆく みちのながてを くりたたね
[緋の唇は艶めき詠う]
焼き滅ぼさむ 天の火もがも――
[地獄のようなこいのうた]
(@16) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
|
―大広間―
畏まりました。
[天満月の薬瓶が歌うさらりとした音は 鵠の耳に届かない。 透き通る香りの佳い冷たい茶をグラスに注ぐ。
鵠の黒髪に止まった紫の和紙の蝶が ゆっくりと呼吸するように羽を広げる、
明之進が舞うようだ。 この酒宴に在る者たちには彼の姿は確かに見える。]
…――次の舞でございますね。
[それとなし、視線を向けた。 黄泉の花は彼から離れた途端 落ちたことを思い出しながら。]
(288) 2010/08/03(Tue) 15時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る