276 ─五月、薔薇の木の下で。
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[「冗談だよ」>>230と続けられたことに、漸く、気が抜けたように長く細い息が洩れた。]
な、なんだよ。そうならそうと、早く言え、って。 ……でも、良かった。ありがと。
[泣きそうな訳では無かったが、かなりひやりとしていた、というのが正直なところ。だから、一度部屋に戻って用意すると聞いて頷いた時にも、大分安堵の滲んだ情けない顔をしていた。 「そこもすき」だなんて言われたことへの照れは、多分、上手く顔には出せていなかった。]
(239) sakanoka 2018/05/26(Sat) 23時頃
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うん、じゃあ、また。
[そのまま離れていくフェルゼに――立ち去り際の微かな挨拶>>231に、黙ってこくりと頷いた。 ああ、このくらい調子よく歩けるようなら風邪ではないだろうな、と察するのはもう少しだけ後のこと。]
……………、
[ベッドのスプリングが軋む音が、妙に鼓膜に残り続ける。 手の甲を撫でられたあとの感触が、妙にひりりとする。 そんな、不安というのとも異なるような妙な予感が過って――自分でも流石に恥ずかしさの方が勝って、ロビンが起きてしまわないうちに、そそくさと医務室を後にした。]
(240) sakanoka 2018/05/26(Sat) 23時頃
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(……安心できる、か。 なんだか、やっぱり、嬉しいな)
[フェルゼの夢見が悪かった時のこと>>0:258までは知らないながら、こう言われたことは素直に誇らしく思えた。 赤らんだままの頬を微かに緩めながら、廊下の先を行く。**]
(241) sakanoka 2018/05/26(Sat) 23時頃
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― 朝焼けの医務室 ―
[おはようを返してくれたモリスは、どこからどう見ても寝起きだったけれど、それは夢を追っているようにも見えて、少しだけ期待した。 せっかく話せたんだから。 せっかく、伝えられたんだから。 なかったことにはしたくなくて]
………っ、 うん
[そのことばかり考えて、起き上がる先輩を見ていたから、 短い「ありがとう」は、その意も想いも、きっと間違えることなく受け取れたと思う]
(242) 茄子 2018/05/26(Sat) 23時頃
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花売り メアリーは、メモを貼った。
sakanoka 2018/05/26(Sat) 23時頃
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― それから ―
[自室に戻って、拾い上げた色鉛筆は、 薔薇のように赤かった。 今度は、前より少し器用に回して、 はい、とピスティオに差し出す。
足元にも、ベッドにも、枕の下にも。 色んな場所に散らばった色鉛筆を一本ずつ拾って、渡して、そうすればきっと、ピスティオだって魔法使いになる。
パンを作るのとは違うけれど、白の上に色を生み出す魔法使い。神様、だっけか。けれど神様だと少し、遠い気もするから。魔法使いくらいがちょうどいい]
(243) 茄子 2018/05/27(Sun) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
clade 2018/05/27(Sun) 01時頃
ベネットは、モリスに手を振った。
azumi 2018/05/27(Sun) 01時頃
モリスは、ベネットをつんつんつついた。
mmsk 2018/05/27(Sun) 02時頃
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――中庭のベンチ――
[俯く頭の上からもう一度謝罪が降った>>220。 もうそれは、有りもしない罪を悔いる言葉ではないとわかったから、顔を上げる。]
夜は……そう、ですか。 それは、俺もごめんなさい。あれからのことが、わからなくて。 先輩に、手間も負担もかけるつもりじゃなかったんです。 けど俺があそこにいたのは、先輩のおかげ、ですよね。
[夢を見ていた。その間は、眠っていたのだと思う。 図書室で眠ったあと、目を開ければ医務室だった。その間の自分の行動はまるで記憶にない。 なれば手を煩わせたのだろう。視線が少し下がった。 ひとりにさせないために隣を選んだのに、あまりに深く満たされて、夢心地が過ぎて。]
(244) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃
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失礼、なんかじゃないですけど。 でも、俺は先輩に謝ってほしくなかった。 それが伝わったなら、よかった。
[>>221事の話を真面目にしたがるのは、きっとこの人に染み付いてしまった表側がそうさせるんだろう。 それは少し悲しくて、暗い笑顔を浮かべるしかない。 言葉の裏側の感情を補足されれば、己の不安は全くの杞憂だったのだと知れる。 まだはじまったばかりの関係は、すれ違いも多そうだ。]
(245) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃
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……俺はあの方法でもいいんですよ、なんて言ったら、先輩は困ってしまいますか?
[他の方法を取りたがるのを聞けば、意地悪く皮肉めいて返してみる。 どんな顔をされるか。本当に困ったような委員長らしくない顔が出るか、もしくは自分の身体を軽視するのに怒りを浮かべられるか、想像をしながら。 どうであっても、すぐに笑顔を作る。]
冗談です。 けど、嘘じゃないです。
どうしなきゃいけないとか、どうしていこうとかじゃない。 したいように出来るといい、って思います。
[そうでなくては意味がない。縛られなくていいと手を伸ばしたのだから、そうでなくては。]
そこに必要なら、俺はあなたにまた身体を預けてもいい。
(246) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃
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たぶんね、先輩。 俺は、あなたのことを結構好き、なんです。 まあ嫌いな人にこんな事言わないでしょうから、わかってたと思いますけど。
好きな人と繋がるのは、嫌なことじゃないんですよ。
[ただ、きっと。 それをこんなふうに自分から口にしなくてはいけないということは、イアンにとってのこの交わりは、そう思うに足りなかったということだ。 そこに双方向の愛はない。彼の瞳は別の誰かをいずれ見るんだろう。 一度目の失恋をしながら、小さく痛む心を押し隠して笑う。 笑う。]
なんて、したくないことに無理は言わないですけど。 けど、本当の自分でいられる瞬間に、自分を縛るようなことはしないでほしいっていう、だけです。
(247) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃
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俺も、先輩と関わっていきたい。 俺はきっと、結構弱いから。先輩の手を貸してほしい。
[先輩の話も聞きたいです、と付け加えつつ。 これからも、と未来を見た言葉>>222が聞こえて、ひとつ安堵する。 失礼だった、すまなかった、ごめんを並べられて、これきりにしようなんて選択肢も、あり得たはずだから。]
あ、でも友達みたいに、は嫌だな…… 親友になりたい、っていうのは、どうです?
[安堵がやってくれば、我が出てくる。現金な性格は、普段ならこれほど素直には表に出さないものだ。 だって友達みたいに、だなんて。 今まで友達ですらなかったみたいで――実質そうではあるのだけれど、認めてしまうみたいで――嫌じゃないか*]
(248) mmsk 2018/05/27(Sun) 02時半頃
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―それから―
[さて、不思議な夜が夢でなかったのだとしたら、 もう一つ気になることがある。
ピスティオと盛大に喧嘩したことだ。 あんなに叫んだ記憶は他には早々思いつかない。]
……。
[あれからまだ、まともに顔を合わせていない。 気になって勉強も進まず、布団に包まっている。]
……僕悪くないし。
(249) mikanseijin 2018/05/27(Sun) 11時頃
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(……でも別に、ピスティオも悪くはない)
[怪異に巻き込まれて、向こうも必死になっていたのは、落ち着いた今ならわかる。
わかる、けど。]
…………。
[どうしたらいいかわからずに、布団に潜り込んだ。 いつまでもこのまま、喧嘩別れも嫌なのだけども。
ごろごろり。**]
(250) mikanseijin 2018/05/27(Sun) 11時半頃
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[寮内の空気は冷える程でなくとも、涼やかさが紅潮を冷ましていく。薔薇の匂いももう遠い屋内、階段の踊り場で一度立ち止まった。]
(オスカー先輩が何処にいたのか、とか ユージン先輩に聞いておけば良かったな……)
[自室を訪ねるのが一番かとも思ったが、肝心のその場所を度忘れしてしまっていた。 屋上への抜け道だとか、丁度この踊り場だとか、そういった場所は初めから頭にないまま。思い当たる場所を掴めない瞳が、階段の先を見詰める。]
(251) sakanoka 2018/05/27(Sun) 14時半頃
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[あの時フェルゼとの間で起こったことから目を背けて、ただ「僕の所為」とばかり言い張って>>1:237。 しかもそんな一方的な謝罪を、彼の友達である――ただ、そうとだけマークには見えていた――ベネットが言伝を頼まれてくれたのをいいことに、フェルゼに近しい人の縁に頼るという形で人任せにして>>1:289。 そんな堂々とできなかった己の臆病さは、未だに浅ましく思えた。
だから伝えることは人任せにしたくはない、と。自分の口で、はっきりとオスカーに言い切らなければ、と。 今はもう迷わない想いを胸に、彼を探していた。 向き合おうと思った理由は、けれど、それだけではなくて――]
(252) sakanoka 2018/05/27(Sun) 14時半頃
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(先輩、なんで僕のこと、 ずっと見ててくれてたんだろう)
[最後に爪を立てながらも、確かにこれまでを見届けてきたことを示す言葉>>3:44>>3:45>>3:46。 それがフェルゼとの間にある自分を視界に映してきた目だったのか。それとも、背の伸びきった自分だけを純粋に見詰めていた瞳だったのか。 きちんとした答えなんて得られないかもしれなかったが、それこそ問い質すだけ問い質すくらいの「資格」はある筈だ>>3:196。]
(253) sakanoka 2018/05/27(Sun) 14時半頃
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[階段を登り切った先、脚はなんとはなしに廊下の窓のもとへと向かう。そこは丁度、昨日オスカーが中庭を見下ろしていた場所>>0:93。 硝子を開け放てば、初夏らしい花の香りの淡さが鼻を擽り、心を満たす。]
(こんなふうに庭を見たことって、 あんまり無かったかもな。 ……あの人にはどんな風に、見えてたのかな)
[窓の桟に腕を載せ、まだ長いままの髪を風に靡かせた。**]
(254) sakanoka 2018/05/27(Sun) 14時半頃
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花売り メアリーは、メモを貼った。
sakanoka 2018/05/27(Sun) 15時頃
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─医務室前─
[ 二度寝で誤魔化すのも飽きて、 管理を任されていた医務室へと歩を進めた。 夜が明けたのなら きっと夢を見ていた彼らは目を覚ますだろうと思った。 中にはあの夜の狂気に当てられた訳でもない只の風邪っぴきもいたから、 少しでも様子を見に行くべきだ───と、
ふと、窓の外を見ればもう夜の幕は弾けていて、 その空は夕暮れとも違い 勿論、東洋の空のようだなんて感じ無かったけれど、 それでも眼を細めて視線を逸らしてしまうくらいには 綺麗だった。]
(255) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃
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[ 医務室の扉はそんなに厚くは無い。 立て掛けられた名札をきちんと見れば 誰が退室したかは分かったかもしれない。
けれど、視線が追い掛けるのはどうしようも無くたった一人の名前。
扉に掛けた手は、中から聞こえてくる話し声に止まる。 耳を塞ぐのは間に合わなかった>>148。]
(256) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃
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[ これは 夢じゃ無い。 途切れ途切れの言葉>>146と、少しの間。 ほんの数秒のやり取りを想像して、 静かに腕を下ろす。]
(257) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃
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[ 『 』>>148。
伏せた瞼は震えていた。 喉は乾ききっていた。
影になった扉の後ろ、此処には光も差し込まない>>200。 影を踏みながら、似合わない朝日を背に浴びて 足早にその場を後にする。]*
(258) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃
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[ 問いかける資格>>253はあるのだろう。 彼は間違いなく被害者で、 あの時出会わなければ 唆しなんてしなければ>>3:56、 少なくともあの一瞬>>3:175は傷付かずに済んだ子なのだから。
殴られ無かった事が 逆に自身を苛んでいる。]
……… 笑えない。
[ は、と息を吐いた口元はどうしようもなく 正しく笑おうとしていた。 笑おうとした相貌が崩れたのは 初夏の熱に浮かされた薔薇の芳香が鼻腔を擽ったから。]
(259) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃
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[ 風にたなびく長い髪>>254に、 呼吸を忘れる。
遅れて跳ねた心臓で顔が熱くなる。 頬は紅潮を忘れたまま冷たい汗を流した。]
(260) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃
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[ ───言ってやれ。
結ばれて良かったなと言ってやればいい。 皮肉混じりに目を細めよう。 正しく笑える筈だ。 透き通った風が吹き込む医務室での秘め事に、 自分は関係ないのだから。
言ってやれ。言って、]
(261) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃
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[ 脚は、自然と後ろを向いていた。
相手は自分に気付いただろうか。 気付かないなら、このまま無様に逃げてしまうだろう。 脳裏に、月の光が差し込む東屋>>1:270を思い出しながら。*]
(262) moro 2018/05/27(Sun) 16時半頃
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[ マークの言葉>>214の真意は分からなかった。 しかし夜になればその時間は自ずと訪れる。 逸る気持ちは落ち着かず、 離れたというのに心臓は高鳴って仕方がない。
それはきっと彼がかつて張り巡らせた思考>>0:197を知っていたら 尚更酷かったのだろうけど。 ]
…………それにしても、ビックリした。
[ 医務室を離れて真っ直ぐ向かった先の自室。 医務室にはお互いいたはずだが、 姿の見えない同室者に今は少し感謝をした。 情けなく扉を背に膝に頬を擦り付ける姿を見られずに済んだから。 ]
(263) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃
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勢い余らなくて本当に、本当に、……よかった。
[ 脳裏に浮かぶ唇の感触>>237 花の指環よりも曖昧だけれど独占欲の兆しを見せた絡まる指。 近くで見る動揺>>238 安堵>>239 それらに全て自分が絡んでいるという、 自惚れでない事実。
行儀悪く床に倒れこんだ。 頬に当たる冷たさに熱を浮かすよう瞼を閉じる。 ]
(264) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃
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[ 好きな人に求めることを許される。 そんな奇跡に過去のいばらも今は枯れ、 諦観ばかりだった自分の中で新たに 撒かれた種は芽を出そうと疼いた。
奪ってばかりだった自分が本当に いいのだろうか、と。 今も思ってならない事は事実だけれど ]
はやく、夜にならないかな。
[ 朝を望んだくせに現金なことを願いながら、触れた指に唇を寄せる。 ]
(265) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃
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次に会えた時は、もっとじょうずに伝えないと。
[ 彼は彼自身のことをどう思っているのかはわからない。 だが、彼も知らないかもしれない取り柄>>1:309を 自分はまだ伝えきっていないのだから、 おやすみを言う前に、 ちゃんと逃げずに言葉にしなくちゃ、と。
はにかみながら、思った。 ]*
(266) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃
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―自室―
[ さて、落ち着いた頃にのそりと起き上がる。 ちらりと覗きながらノートを千切って ペンを取り出して文字を綴った。
『 モリスへ。 君の日々のお礼を兼ねて、 君の落ち着いた頃に紅茶でも飲みたいな。 PS:君にプレゼントする役はまだ終わってないよね? それも合わせて予約させて。 』
今日でなくても友として自分の手がけたものをプレゼントしたかった。 あの時こわくないのと尋ねた彼の腕を引けるような、 鳥の形をした木の彫り物を贈りたい。 ]
(267) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃
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[ 彼の才能。 それは紛れもなくモリス自身のものだけど、 それだけが彼を構成しているんじゃあない。 友達として彼の素敵なところを自分は 近くで見てきたつもりだから。
木彫りを続けてきた彼も、 紅茶を淹れてくれる彼も、 朝、なんだかんだ起こしてくれる彼も 纏めて、友達なのだと腕を伸ばしたい。
その中に触れられない彼を渦巻く絲があるかもしれない。 全てを見せ合う事はお互い難しい事なのかもしれないけど、 それでも見てきたモリスの一部を知る者として 彼に親愛の証を示したい。 ]
(268) 24kisouth 2018/05/27(Sun) 17時頃
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