人狼議事


148 バケモノ共の酒池肉林 -HappyHalloween!!-

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【人】 良家の息子 ルーカス

[口腔に流し込まれた、低い温度の血の味>>2:247に、喉がこくりと音をたてた。]

 ふ、は……。
 まぁ、下品な駄馬ではあるが、精力だけは見ての通り、人間離れしているようなのでね……。

[尤も、既に”人間”ではないけれど。
 クスッと小さく笑みを零し、瞼を揺らす。

 ひんやりとした腕の中は、とても心地がいい**]

(5) nordwolf 2013/10/18(Fri) 03時頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

[成程この駄馬、思っていた以上の性欲だ。>>*0
 これなら、存分に精を絞り上げることができると、ちいちの腕に抱かれた首がほくそ笑む。
 だが、啼き声があまりに下品且つ騒々しい。]

 ───煩い。

 啼くのなら、もっと優雅に啼いて見せろ。
 それにその貌、見苦しい。

[後ろに腕を伸ばし、駄馬の太腿を平手で強かに撲ってやる。]

 ……チー君。
 すまない、あまり汚らしいモノばかり見ていると、気が散ってしまいそうだ。

[ちらりと、深紅に染まった瞳をちいちへと向け、そちら側を向かせて欲しいと乞う。
 冷たい血と酒の香を、もっと深く味わいたいと、唇の隙間から赤い舌先を覗かせながら**]

(*1) nordwolf 2013/10/18(Fri) 03時頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

 月光のもとで見るキミも、艶めかしくて佳かったけれど、シャンデリアの下で見るキミの姿も、なかなかに捨てがたい。

 ……ふ……

[熱い瞼に触れてくる指が心地良い。
 吸い上げるほどに口内に充ちる血の味に、瞳は蕩けそうに揺れた。]

 風呂……?
 チー君が、洗ってくれるのかな?

[クスッと、ふざけたような願いのような囁きを落とし]

 あぁ、玩具としては……優秀、かな?
 しかしやはり、玩具は玩具だ。

 ───ん?

[冗談めかした声に、ククッと低い笑いを零す。
 一瞬、中断させられた音に、何かあったろうかと瞬くが、そこに、微かな声は確かに届いた。
 証拠に、血と唾液に湿らされた赤い唇は、弧を描く。]

(*3) nordwolf 2013/10/18(Fri) 22時頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

 キミさえ、いいのなら。

[ならば、そろそろ駄馬の始末もつけてしまおうと。
 己から見えぬ位置にある胴体は、ギチギチに腫れ上がった無様な逸物を咥え込んだまま、より激しく腰を揺らし、追い立てる。]

 ……ッ、ふふ……

[低い笑いに、唇が歪む。
 そして、ちいちに噛み付くような口吻を求め……]

 ん、……ンッ……!

[深く重ね合わせるのと同時に、水色のリボンを解く。
 注ぎ込まれた汚らわしい白は、妖精にすれば御馳走も同じ。
 目一杯搾り取ってから、解放してやろう。]

(*4) nordwolf 2013/10/18(Fri) 22時頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

[絞り滓には、もう興味はない。
 あの魔法使いの事だから、もしかしたら、もう14発くらいは耐えるのではと思ったが、あの下品な啼き声を聞きながらなど、こちらが耐えられそうになかった。]

 ……ルシフェルの勇猛な咆哮とは大違いだ……。

[ゴースト達に身体を拭かせ、服を纏いながら、去年のことを思い出してぽつりと呟く。
 あの逞しい絶倫狼男との夜は、じつに素晴らしいものだった。
 まともに起き上がることが出来ぬほど行為に耽ったのなど、かれこれ13年ぶりくらいだったのではなかろうか。]

(*5) nordwolf 2013/10/18(Fri) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[身支度を終えた胴体は、興味の失せた駄馬になど振り返りもせず、とことこと首を抱えたちいちの元へ歩いて行く。]

 チー君。

[軽く身を屈め、首を戻してくれと頼もうと思ったが]

 あぁ、いや、いい。
 そのままで。

[何か思いついたのか、抱えられたままの首が、ニコッと笑った。]

(16) nordwolf 2013/10/18(Fri) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 御大臣なつもりなど、私はないのだけれどね?

[首のないままで肩を竦める。]

 さて、このままキミを奪ってしまおうかとも思ったけれど、家畜に触れた手でキミを抱くのは、あまりにも申し訳ない。

[尤も、情事中にはめていた白手袋は、とうに処分させてあるのだけれど。]

 先程、ドナルド君やミケ君達も向かったようだし、どうだろう、まずは浴場で汚れを落とし、好い酒と肴で喉と腹を潤してから、場所を改め存分に……というのは。

[にっこりと、首が笑う。
 移動を促しながらも、けれどこのまま腕の中にいたいというように、軽く頬を擦り寄せながら。]

(33) nordwolf 2013/10/19(Sat) 00時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ちいちの手の甲が指に触れてくるのを感じれば、するりと指を滑らせて、絡め、握ろうとする。]

 ならば、キミの一番好きな酒を持って行こうか。

[片腕に抱かれたままの首が、持ち上げられ、ちいちと視線合わせて微笑む頃には、瞳の深紅はいくらか退いてきていただろうか。]

(49) nordwolf 2013/10/19(Sat) 01時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ 身支度なう ─

[ゴースト達に身支度をさせている最中、魔法使いをどうするか、片付けた方が良いかと、問いかけられた。]

 ───?

[さて誰のことかと、無い首を傾げる仕草をする。
 その頃、首はといえば、ちいちの腕に抱かれて御満悦だ。

 あぁそうだ、そういえばあの馬は魔法使いだったなと思い出したのは、ゴーストに指摘されてからのこと。
 別に今更、魔法使いでも馬でも豚でもなんでも良いので、呼び方は、ゴースト達に任せることにした。

 折角心地良い腕に抱かれているので、醜いモノはあまり見たくはなかったのだが、とりあえずゴースト達の問いかけに応じ、一瞥すれば、何体かのゴーストが、ビクンビクン震える尻尾を弄ったり、口に何か突っ込もうとしたりしていた。]

 私は、アレにはもう用はない。
 君達の好きにしたまえ。

 『さぁっすがルーカス様! 話が分かるゥ!』

[どこかで聞いたことのある台詞とともに、ゴースト達は、嬉々としてローターやら手錠やら蝋燭やらを用意しはじめた。]

(60) nordwolf 2013/10/19(Sat) 02時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[それらをゴースト達が何に使ったかについては、まったくもって興味がない。

 私は、ちいちとの時を過ごすのに忙しいのだ。*]

(61) nordwolf 2013/10/19(Sat) 02時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ 大浴場 ─

[ホールに響く家畜の鳴き声をスルーして、ちいちに首を抱えてもらったまま、上機嫌で大浴場へと向かう。
 流石に服を脱ぐ時は、首は適当に椅子の上にでも置いておいてもらったが、脱ぎ終えればまた抱え直してもらう。
 普段なら、大切な頭部をそう長く他者に預けっぱなしになどしないのだが、彼の腕の中は、どういうわけか、とても気に入ってしまった。]

 おや。

[大浴場の中には、死神がいた。]

 ミーナ君、今まで、ずっと姿が見えなかったと思ったら、こんなところにいたんだね。
 それに亡霊の……サミュエル君といったかな。
 ごきげんよう。
 キミも、玄関先で分かれてから今までずっと見かけなかったね。

[話しかけながら、ちらりと見るのは、ミーナの顔。
 勿論、とても笑顔である。]

(72) nordwolf 2013/10/19(Sat) 03時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[後からついてくる胴体には、無論、タオルなど巻いていないのだが、そこは湯煙さんがたいへん良い仕事をしてくれています。]

 ははは!
 私の首が外れるのは、玄関先でも見ただろう?
 まぁ、まだ亡霊となって日が浅いのであれば、仕方のないことかもしれないけれどね。

[向ける表情も声も、にこやかなもの。
 そして、死神を示し友達ですかと問われたならば、表情は更に、にこやかさを増して]

 勿論。
 この宴で、毎年顔を合わせているからね。

[毎年顔を合わせ、どういう結果が生まれているのかについては、敢えて言わない。面白いから。]

(76) nordwolf 2013/10/19(Sat) 03時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 いいや、なにも?

[向けられた、眉根の寄る顔>>83にも、笑顔は微塵も崩れぬまま。]

 ミーナ君、新しい客人の前でそんな態度をとられては、まるで、キミと私が不仲みたいに捉えられてしまうじゃないか。
 悲しいな。

[口調こそ、少しわざとらしく悲しげだか、表情はまったく悲しんでいない。
 この死神に、毛嫌いされていることは知っている。
 知っていながら、ちょっかいを出す。]

 私はこの一年、キミのことを忘れたことがないというのに。
 特にここ最近など、屋敷の庭にある林檎の木に、カラスが巣をつくったものだからね。
 あの鳴き声を聞くたびに、キミを思い出していたよ。

 ……あぁチー君、いつまでもすまないね、重たいだろう?
 とりあえず、鏡の前にでも置いておいてくれないかな。

(91) nordwolf 2013/10/19(Sat) 12時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 いやサミュエル君、彼は少し照れ性なのだよ。
 だから、いつも私に対し、あんな態度ばかりとってしまうのではないかな。
 まったく困ったものだね。

[ミーナの毎度の不機嫌全開>>98など意に介さず、やれやれと肩を竦め、サミュエルに優雅に笑いかける。>>96
 首と胴が同じ場所にあったなら、これも、ごく普通の仕草なのかもしれないが。]

 ……あぁミーナ君、浴場で叫ぶのはやめたまえ。
 声がひどく響いて、皆にも迷惑がかかってしまう。

 どうせなら、あの夜のような、甘い吐息を聞きたいものだね。

[さらりと、事も無げに口にしたのは、かれこれ24年ほど前のことだろうか。
 知る者ぞ知る話なのだが、これだけ険悪(とはルーカスは思っていないが)な間柄でありながら、実は身体を重ねたことはあった。
 しかもそちらの相性は、悪くないどころかとても好く、以来ルーカス側からは、幾度かモーションをかけてはいるのだが、毎度毎度、こんな具合だったりする。]

(116) nordwolf 2013/10/19(Sat) 17時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 そういえば、ここに来る途中、大きな麦畑を通ってね。
 そこに、みすぼらしローブを羽織った案山子が一体立っていたのだけれど……

 ……あっ、チー君……?!

[まだ話し途中だったというのに、ちいちは首を置いてはくれなかった。>>110

 ど、どうしたんだい。
 あぁミーナ君もサミュエル君もまたあとで!

[珍しく驚愕の声をあげるも、そこには明らかに笑い声が混ざっている。
 片手をちいちに引かれた裸の胴体は、ミーナとサミュエルにひらひらと手を振って、素直にちいちについていった。]

(121) nordwolf 2013/10/19(Sat) 17時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ 洗い場 ─

[ぴきんぱりんと、鏡の砕ける音が聞こえた気がした。
 そうか、彼は騒霊《ポルターガイスト》だったかと、微かに喉を鳴らして笑った。

 ちいちに頭を洗われている最中、とても上機嫌なのは、ミーナの相変わらずな反応が面白かったというのもあるが、なによりちいちの膝に抱かれているというのが、おそらく大きかったろう。
 ころんと無抵抗のまま、頭皮への心地良い刺激と香りに目を細める。>>113

 ……ミーナ君がどうかしたかな?

[喉を鳴らして笑うちいちに、身体を洗い流していた胴体は動きを止め、首はきょとんとした視線を向ける。]

 ははは!
 喧嘩など、私は争いごとは好まないよ。

[ミーナからすればどうなのか分からないが、少なくとも自分は、喧嘩を売っているつもりではないのだ。あれで。]

(125) nordwolf 2013/10/19(Sat) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ なんかきつねがのびてた ─

 おや、よく見たらドナルド君じゃないか。

[声に気付いて視線を向ければ>>117>>118、狐がでろりーんと伸びていた。]

 どうしたんだい、そんなところで敷物のようになってしまって。

[胴体が、ドナルドの側に屈み、しっとりぺちゃーんになってしまっている毛皮を撫でる。]

 ……なにかな?

 そうかい、美味しかったのなら何より。
 けれど舐められるのなら、できればこちらが良いのだけれど。

[ドナルドの舌が肌に触れてくれば、胴体の指は、己の唇を指し示す。
 何を凄いと言われたのかは、分かっていないけれど。]

(150) nordwolf 2013/10/19(Sat) 20時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[やはり、身体は誰かに洗わせる方が楽で良い。
 それがちいちの手となれば、断る理由などどこにもなく、途中からはすっかり身を委せてしまった。>>147

 若い、か……はははっ、たしかに。

[何せかれこれ500年近い付き合いだ。
 死神と、傍らにいた亡霊との関係は、それなりに察しが付くというもの。
 しかし、その上での、敢えてのあの言動ではなく、これが通常営業なのだ。]

 ……っふー、さっぱりした。
 チー君アリガトウ。

[ちいちに身体の泡を流してもらうと、さっぱりした心地で、腕や脚を伸ばしてみた。]

 なに、彼とはあと40年も待てば、また愉しませてもらえるようだからね。
 それより私は、キミのお薦めの旨い酒を、ゆっくりと味わいたいのだけれど。

 それとも───

[顔を、耳元へ寄せろと示し]

(154) nordwolf 2013/10/19(Sat) 21時頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

[泡の流された裸の胴体を、鱗に包まれた体温低い身体に寄せて]

 酒よりも好いものを、味わわせてくれるのかな……?

[熱い息とともに、耳の輪郭を淡く舐めなぞった。]

(*66) nordwolf 2013/10/19(Sat) 21時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 いや、ただそんな気がしただけなのだけれどね?

[さらりと。>>159
 実際、とりたてて観察しているわけでもないのだが、なにせミーナは、こちらへのリアクションがやたら大きい。
 だからそのぶん、分かり易い。
 それに、おそらく祖国が近いというのもあるかもしれない。]

 ははは!
 あれでいて、彼は案外優しいからね。
 普段のあの態度だって、少し不器用が故だと思っているよ。

 それに、よき伴侶を得たならば、少しは柔和になるのではないかな?

[ミーナが聞いたら、さてどういう反応を示すだろう。
 今のところ、言うつもりはないのだが。]

(160) nordwolf 2013/10/20(Sun) 00時半頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

[耳に届いた震えるような呻きに、フフッと微かな笑みを零す。>>*69
 眉根が寄るのに気付いたならば、そこに指を触れさせようか。]

 いっとう旨い酒か……

        ……それは、とても楽しみだ。

[返事に少しばかり間があったのは、変えられた呼び方が、少しばかりおかしかったから。]

 それから……
 此方も、酒のあとに……

[喉が小さく鳴ったのは、持たれてきた身体の心地良い重みと温度故か。
 その、滑らかな鱗に包まれた腰に腕を回すと、ともに、露天へと足を向けた。]

(*70) nordwolf 2013/10/20(Sun) 00時半頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

─ 去年の宴 ─

 ははっ………

[背後から荒々しく犯されながら、パルックがたった4発でダウンしてしまったという彼の話>>*6に、なんて勿体ないと苦笑する。
 この超絶倫狼男に抱かれるのは、これが初めてではないが、独占できる機会というのはそうそう無い。
 パルックには悪いが、まさに好機といったところか。]

 けれど、その、お陰……、ッ で……
  今宵……は…… ァッ 

 ……存分、に……、アナタ、に 可愛、がって……、
      もら、え………ッくァ、ァッ……!

[奥底へ放たれた迸りに、ビクビクと腰が震えた。
 当然のごとく抜かれぬまま、また腰を打ち付けられれば、くぷくぷと泡立つ精が、結合部から零れ出す。
 自らも、もう何度達したろう。
 けれど、絶え間なく与えられる悦楽に、雄は萎えるどころか張り詰めて、カウパーをとろとろと流し続ける。]

(*71) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

[筋肉質な尻を鷲掴みにされ、四つん這いに組み敷かれるなど、騎士からすれば屈辱でしかないはずなのだが、この狼男にされるのは、不思議といやな気がしない。
 寧ろすすんで膝を折り、手を付いて尻を突き出す。
これが貫禄か、これが魔力か。]

 ルシフェ、ル、ッ、……ぅアッ、ァ……
   ……クは、ァ……ッ!

[吐息とともに、口端から唾液が零れ、差し込む月明かりにきらりと光る。
拭うこともせぬまま、できぬまま、甘く啼いては腰を揺らし、腹の中で暴れる巨根をギチギチと締め付けていたが>>*7

(*72) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

[   アオォォォォオオ―――――ン!!!! ]

 ───!?

[獣の咆哮が閨に響いた>>*8、その刹那、腰を強く押さえ付けていたルシフェルの腕が、更に力を増した気がした。
そしてそれ以上に……]

 ァ……、ッア”?!

[深く呑み込んでいたルシフェルの雄が、孔の中で、みちみちと音を立てて成長する。]

 ひ、ァ……ッ……

[此程までの大きさ、形状は、今まで味わったことがない。
開かれた口は、息の仕方を忘れたかのように、ヒッ……と引きつったような呼吸音を繰り返す。]

 ル、シ……ッ、ァ  ひ、ィッ……
   くァ……、ア……ッ!

(*73) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

[今までより更に激しく、壊れるのではというほど荒々しく揺さぶられ、悲鳴にも似た声が漏れる。
 けれど身体を引き裂かれるような痛みは、徐々に、痺れるほどの快感へと変わる。
 何せただ乱暴なだけではなく、好いところ、弱いところを確実に捉えてくるのだから。]

 ァ、ハ……ァ、 ッ、ぅン……!
   ルシフェ……ッ ひァ、……ッ、アッ……ひゥッ………!!

[獣の爪が、白い肌に鮮血の筋を描いても。
 鋭い牙が、肉に深く食い込んでも。
 すべてが快感へと繋がって、零れる声は、いつしか嬌声ばかりとなっていた。]

 ……ッ、ルシ、……ィ!
   は ァ、……ッ、ンッ!!

[白い背中が大きく仰け反る。
 常人ではありえない角度に首が回り、芯まで蕩けた深紅の瞳は、獰猛且つ精悍な獣の姿をそこに映した。
 口吻が欲しくて、噛み千切られ、血を啜られても構わないというかのように伸ばした舌は、彼の元へ届いたろうか。]

(*74) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

[───夜明けまでに注がれた獣の精は、どれ程のものだったか。

 気付いた時には、首は胴体から離れ、枕元に転がっていた。
 自らが放ったモノと、孔から溢れ出したモノ、それと血液とでベタベタになったシーツの上に、 ぐったり横たわったままの胴体は、指先を動かすのもやっとの体で、ルシフェルのされるがままとなっていた。

 それでも、転がる首は恍惚の笑みを湛えたまま、深い紅の瞳を揺らす。
 猛る獣を口元に宛われたなら、悦んで残滓を吸い上げ、丁寧に舐め浄めることだろう。


 これで、むこう1年間ほどは、他者の精気を奪わずとも、十分に事足りそうだ───**]

(*75) nordwolf 2013/10/20(Sun) 02時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ 遡ること24年 ─

[デュラハンは、ひどく不機嫌だった。

 宴に初めて参加したという夢魔が、自分に憧れているというので、それならと部屋に誘ったまでは良かったが……]

 まったく!
 馬なのは脚だけ! アレではフクロネズミではないか!

 しかも何だあの無様は……!

[夢魔のくせに粗品なうえにテクニックもない。
 そのうえ、たった3発で音を上げた。
 こちらはまだ一度も達せていないというのに、まったくもって腹立たしい。
 あまりに腹立たしかったので、使い物にならない夢魔は、窓から放り捨てておいた。]

(179) nordwolf 2013/10/20(Sun) 14時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[苛立ち紛れに、ホールに戻って飲み直そうと、バスローブだけを羽織って足音高く長い廊下を歩いていたが]

 ……?
 ここは確か……。

[閉まりきっていなかった、客室の扉の前で足を止める。
 確かここは、あの死神の部屋ではなかったかと、中を覗き見てみれば、案の定、ベッドには死神が横たわっていた。
 興味そそられ、部屋の中に足を踏み入れてみたのだが、意外にも死神の反応はない。]

 おっと、お休み中だったかな?

[見れば死神は、とても幸せそうな表情を浮かべ眠っていた。
 ベッド脇のテーブルには、食べかけの料理と飲みかけの酒が放置してある。
 おそらくは、旨い料理と酒で満腹になり、そのまま眠ってしまったのだろう。

 無反応の相手など、見ていても大して面白いものではない。
 早々に立ち去り、当初の目的を果たそうと踵を返そうとしたのだが]

 …………。

(180) nordwolf 2013/10/20(Sun) 14時半頃

【赤】 良家の息子 ルーカス

[ちらりと視線を向けたのは、死神の股間。
 そういえば、かれこれ4世紀以上の付き合いになるが、まともに味わったことはまだ一度もない。]

 ……ふ、ふっ……

[これは好都合。
 濃緑の瞳が、艶めかしく揺れる。]

[ベッドの端に腰掛けると、唇を舐め湿らせながら、死神の下衣に手をかけた。
 気付かれぬようにくつろげて、そこから男性器を引っ張り出すと、鼻先を寄せて、スンッと匂いを嗅いでみた。]

 ふむ……流石は、良く使い込まれているだけのことはある。
 芳醇で濃密な、じつに欲をそそる好い香りだ。

 さて、味の方は……

[こちらも期待できそうだと、最上級の茸を長い指で指で軽く押さえ、笠をぱくりと咥え込み、先端の溝を舌先でなぞった。

 その頃には、瞳にはもう紅が差し掛けていたろうか。]

(*98) nordwolf 2013/10/20(Sun) 14時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

─ 誰かの初めましてな頃の話 ─

[宴の開始が告げられて程なく。
 咆哮をあげ、相棒であるピクシーをガンガン犯しまくっている狼男に、臆することなくごく自然に歩み寄ってゆくタキシードの男がひとり。]

 コンバンハ。
 今宵もまた、ハロウィンの饗宴にお招きいただき、このルーカス、感嘆の極み。

 ───えぇ勿論、存分に愉しませていただきます。

[シルクハットを胸元に当て、優美に一礼。
 立ち振る舞いこそ一分の隙もない紳士なのだが、未熟者が下手に手を出せば、一夜と保たず喰らい潰されてしまうと、常連達の間では、それなりに名が知れていたかもしれない。]

(197) nordwolf 2013/10/20(Sun) 17時半頃

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