人狼議事


181 巫蠱ノ匣

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視点:


【人】 鷹の爪団 マドカ

[男の手から銃が落ちる。来た―――。]

 っ、うぁ!!

[髪を掴まれ叩きつけられる痛みに顔を顰めながらも
 片目で確りと見定める先は、駒江と交換をした自身の銃、CZE]

 ―――彩里を殺した下衆が!!

[片手で銃に手を伸ばし、指先が引き金の感触を捉えた。頭に血が上った男に向ける猶予があったとして、その急所などに狙いまでも定める暇などあるはずがなく。
 叩きつけられた体勢から非力な女が片手だけで引いた引き金は、どこに弾丸を飛ばすのか。]

(2) 2014/06/26(Thu) 00時頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/06/26(Thu) 00時半頃


鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/06/26(Thu) 00時半頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

[先程左手だけで妙な体勢で撃ったせいで、反動で軽い脱臼を起こしたかもしれない。手首がずきりと痛い。]

 クソが!!

[やり合う二人の頭上では快活なアナウンスが流れているが、それを聞いている余裕はなかった。
 ガンッと左頬に、そして脳を揺さぶるような衝撃が走る。
 口の中を切って、咳き込み血を吐くのもほんの束の間]

 ――…… あぁぁ、うあぁぁぁぁ!!!

[殺意と殺意が完全にぶつかっている状態。
 力では確実に負ける。
 その上銃を奪われれば、己に待ち受けるのは死のみ。
 銃を持つ手に掛かる手を払う方法は――。
 脱臼するほどの反動がヒントだった。]

(10) 2014/06/26(Thu) 01時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 死ぬもんか、私は約束したんだ
 彩里に、死なないって約束を―――!!!

[「良いゲームを!」
 聞こえる声に被せるように、また引き金を引いた。
 バァン!と鋭い音。銃弾は天井へ。男に当たることはない。発砲の反動の衝撃は、男の手と自分の手に痺れを齎す。]

(11) 2014/06/26(Thu) 01時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[譲らぬように銃を握り締めたまま、それを奪おうとする男の
 急所―――睾丸を、膝で思い切り蹴りあげようとした。**]

(12) 2014/06/26(Thu) 01時頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/06/26(Thu) 01時頃


鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/06/26(Thu) 21時半頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

 いやだ!死んだら何もできねえし!!
 生きてるから―――

[生きているから、意味が有る。
 彩里を想うことも、憶うことも。
 嗚呼だけど。私は。

 復讐した後にどうなる?復讐が何を生む?
 わからない。わからない。
 ただ身を焦がす衝動のままに、男に突きつける殺意。]

 ―――ッッ

[蹴り上げた勢いの反動で蹈鞴を踏む。
 ふらっとした瞬間、相手に隙が見えたが

 ――絶望的なまでに【手段】が、ない。]

(24) 2014/06/26(Thu) 22時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[ひとつの銃を奪い合うために拮抗していた手を離し、
 男の隙を掻い潜るように身長差を利用して
 彼の腕の下を擦りぬける。
 しかし、足元にずり下ろされたショーツが引っかかり、
 ずしゃっと崩れ落ちた。

 もうだめだ。と。
 倒れ落ちたまま絶望感に包まれた瞬間、
 
 ―――元は彩里のものだと知らぬ、
 男が取り落とした銃が目に入る。

 咄嗟に手に取った。
 相打ちでいいから。せめて。せめて。
 この男を殺すまでは、生きたい――!!]

(25) 2014/06/26(Thu) 22時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 は、はは……
 あはははは!!

[絶望と希望の混濁が、気違ったような嗤い声を上げさせる。
 どくどくと心音が煩いくらい響くのは
 歓喜なのか、恐怖なのか、もうわからなくなってしまった。]

 ははは……あはっ、

[男が構えた銃口が火を噴くのと、
 己が躰を回転させて、寝転んだまま引き金を引くのと
 タイミングは如何だったろう。
 確実に狙いを定める暇はなくとも、
 男の胴体だけは狙って―――放つ。]

(27) 2014/06/26(Thu) 22時半頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/06/26(Thu) 22時半頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

 ひ、――

[頭を狙われ撃たれた銃弾は、バサ、と音を立て
 頭を大きく見せる髪型の、お陰だろうか
 頭頂部で括った髪を焦がし、散らしていく。
 ぱらぱらと茶髪が落ちていくのが見えたのも一瞬。]

 ……、っ、っ、! ぅ、ぁ……!!

[寝転んだ自分が、立て続けに放たれる銃弾を>>31
 避ける術があるはずも、なく。
 男がよろけていた故、少しぶれて当たった弾丸は三発。

 肩、腹を貫き、そして銃を手にした手の骨にめり込み
 鋭く激しい痛みを生じさせる。]

(32) 2014/06/26(Thu) 23時頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/06/26(Thu) 23時半頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

 ……はぁっ、あ……あぁぁぅぅ
 
[ひどい油汗。体中からの出血に、体温が低くなるのを感じた。
 男を、どのくらい手負いにできたか、わからない。
 致命傷を与えられただろうか。]

 ―――彩、里

[ごめんね。こんな醜い私の復讐なんか。
 きっと。きっと彩里は喜んでくれないね。
 私は彩里を裏切ったようなものだ。
 それで復讐なんてきっと自己満足でしかなかったんだ――。]

 は、ははは

[荒い呼吸の中。ゴホゴホと咳き込んで小さく血を吐いた。
 下半身なんか丸出しだし、情けないな、なんて遠くに憶う。

 ―――途切れた銃声で終わった気でいたんだ。
 男の【手段】の存在を、知らなかった。>>35]

(36) 2014/06/26(Thu) 23時半頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/06/26(Thu) 23時半頃


【人】 鷹の爪団 マドカ

 は、……は、

[それが嗤い声なのか、苦しげな吐息なのか、
 客観的にもわからないだろう。
 銃を手にしていた左手にめり込んだ弾丸。
 手という、神経の集中した場所を抉られて、その痛みでぼんやりとして、近づいてくる男に気づくことはない。]

 ……ルイ、ちゃ……

[虫の良い話ではあるが、三人で買い物帰りに話した日々を思い返し懐かしむように目を細めた。彼女がもしここに来て、手当をしてくれたら、助かるかもしれないなぁ、なんて。
 都合良すぎか、とわらう。]

 ……あは……
          ―――し、にたく、ない

[紡いだ言葉は人間としての本能、なのだろうか。]

(41) 2014/06/27(Fri) 00時頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

 ―――っ、ぅ、ぁ……?!

[ぐさりと鋭い痛みが走り、閉じかけていた目を開く。
 【手段】のない男の小さな抵抗かと思ったけれど]

 ……あ、……?

[びくん、びくん、と身体が、跳ねた]

(43) 2014/06/27(Fri) 00時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[その毒は数分で女の体に巡り、
 そして、呼吸障害を引き起こす。]

 は、ッ、ぁ、ぁ ……は……

[いきが、できない。
 意識が朦朧としてくる。
 
 も、だめだ。うごけない。―――]

 ……、ぁ   ぃ

[声も、言葉となることはなく
 小さな呻き、意味のない音となって、吐き出された。]

(44) 2014/06/27(Fri) 00時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[走馬燈とは、このことなのだろうか。
 むかぁしのことから、最近に至るまで
 様々な記憶――人々が脳裏を駆け巡る。

 自分に期待をした両親。
 その期待を肩代わりするように全て奪った弟の悠希。
 援助交際で初めてを捧げたお父さんみたいな人。
 爛れた関係を持った野良犬のような男達。
 莫迦みたいに騒いで遊んだ女友達。
 軽薄に自分を犯して捨てた男。
 生まれてこなかった子ども。
 精神科の先生。
 カウンセラーのお姉さん。
 バイト先の店長。
 文句ばかり言ってくるお客さん。
 深夜のバイト中に駄弁った同僚。
 高卒の後も付き合いを続けてくれた女友達のチャコ。]

(47) 2014/06/27(Fri) 00時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[チャコに手を振ってくれたイケメンの千秋さん。
 憧れのお姉さんでもあった駒江さん。
 お裾分けの西瓜をくれた、優しいルイちゃん。
 よく知らないけど好きじゃなかった可哀想な日村さん。
 残酷で、冷酷で、でも笑顔がかわいいクリスマスさん。
 自分を撃った、昔の男の面影に似た男。
 身体を重ね、いっときの逃避を共にしたお兄さん。
 殺意を、抱いた、おじさん。

 だいすきだった。彩里―――。]

(48) 2014/06/27(Fri) 00時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

「あいり?」

「彩里って書いて、アイリって読むの?」

「可愛い名前だね」


[もうずっと前、彼女に出会った時のこと。
 可愛らしい彩里の笑み。
 その影にあるものも知らずに。]


[ああ、もうすぐ、会える、かな―――?
 
 惨憺たる人生の中でも
 わたしはきっと、

 少しだけ幸せを見つけたよ**]

(49) 2014/06/27(Fri) 00時半頃

【人】 鷹の爪団 マドカ

[ "―――あ、そうそう。"
  "おじさん。"

 毒が支配し、脳に酸素が行き渡らなくなる直前
 何故だろう―――思ったのは、名前も知らぬ
 殺意を交わした、傍の男で。


  "出会い方が違ったらさ"

  "私たち援交くらいはできたかなぁ―――?"


 浮かぶのは、苦悶の表情であっても
 どんなに憎んだ相手であっても

 ――――もし、運命が違ったら、と
 そんな事を思って、内心、わらった**]

(50) 2014/06/27(Fri) 00時半頃

鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/06/27(Fri) 00時半頃


鷹の爪団 マドカは、メモを貼った。

2014/06/27(Fri) 01時頃


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