261 甘き死よ、来たれ
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会えたよ。
[見上げるみょんこさんと視線が交わる。 返された問い>>22に目を細め、簡潔な答えに躊躇いは無かった。]
ぼくのイザナミは、振り返らなきゃ会えないところにいたのです。
[それはずっと背中で見守っていてくれた恋人のことでもあったし、 無くしたふりをして閉じ込めていた過去の記憶と感情のことでもあったんだ。]
辛いことも沢山思い出したけれど、 今は幸せです。
[笑う表情はいつもみたいに見えたでしょうね、けれど今までと違うのです。 誕生日も病魔がもたらす死も拒絶した空っぽは満たされたのです。]
(25) miseria 2016/12/20(Tue) 18時頃
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でももっと生きていたら、 お花見だって出来たし、みょんこさんがみょんこさんになった話とか、聞けたかな。
[後者は彼女が話すかどうか決めることだけど。 そんな未来もあったのかなってもしもの話。]
ちょっとだけ残念だね。
[これは自分で選択した時には無かった筈の後悔、未練だろうか。 死んでからそんな感情を持つなんて。密やかに笑みに苦さが混じる。
さて。 いつ終わるか分からない死者の時間。素敵なお姉さんをぼくが独占するわけにはいかないだろう。 仄かな寂しさを胸に、一歩後ろへ下がる。]
(26) miseria 2016/12/20(Tue) 18時半頃
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あのね。
みょんこさんはぼくの一番上の姉さんに似ていたんだよ。
[初めて会った時には姉はもう死んでいたけれど。 随分と懐いていたのは覚えていない筈の面影を、優しいみょんこさんに重ねていたというのもあるのかもしれない。]
イザナミのところに、妹さんのところに、行ってね。
[けれどそれはみょんこさんはぼくの姉さんではないということだ。 それは今更考えなくても聴こえていた聲だけで明らかなこと。 また一歩、下がる。]
後悔しないで、どうか幸せに。
[大きく大きく、あなたが知るれいそのままの仕草で手を振りながら ぼくの姿は、解けるようにみょんこさんの前から消えた。*]
(27) miseria 2016/12/20(Tue) 18時半頃
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[大人げなくてもいい>>24なんて言われると、また眉が下がります。 とはいえもうこの歳ですしね、変わるなんていうのもむりでしょう。 だから、ありがとね なんて言って、照れ笑い。 彼には、肯定してもらってばっかりですね。
いいんだと笑う彼に、あたしはこくりとひとつうなずきました。 彼がこう言うのなら、あんまりしょげているのもよくないですね。 だからもう、謝るのはやめにします。
その代わり、投げかけた問いかけにきぱりと答えられて>>25、交わる視線に、ゆるりと力が抜けました。 ああ、よかった、って。単純に、そう思ったからです。 きみは、いっとう大切な人のこともちゃぁんと思い出せたんですね]
(28) めのこ 2016/12/21(Wed) 15時半頃
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……そのひとは ずっと、そばにいてくれたんだね。
しあわせなら、よかった。 ほんとうに、よかったよ。
[あたしは彼の後ろを見ました。 そこに、彼女はいるのでしょうか。 あたしには見えないけれど、感じるくらいはできるかしら。 よかったね、って、小さなつぶやきは、彼じゃなくって後ろにいる人に向けて。届くかどうかも、わかりませんけど。
すべてを取り戻した彼は、どうしてでしょう、何処か晴れ晴れとしているように見えました。 見た目には、そう変わったところは見えないんですけどね。 でも確かに、なにか変わったように思えました]
(29) めのこ 2016/12/21(Wed) 15時半頃
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……そうだね。 まだまだいろいろ、出来たのにね。
でも、こっちはこっちで気楽だよ。 病気もすっかりなおったしさ。
[残念だ>>26って、自ら命を絶った彼がそう言うのは、あたしが思うよりずっと重いものに思えます。 素直に同意を返しながらも、わたわたとフォローをいれてみましたが、効果はありましたか?ちょっと、ズレてたかもしれません]
あたしがみょんこになった理由は、 ……そんな、大したもんじゃないんだけど。
だから……うん、 これはまた、きかいがあったらね。
[また会おうねって、素直に言えばいいんでしょうけど、両親への子供っぽい反抗のことは、人に話しづらいのも事実です。 未葉を捨てようとしたって、いろいろな絆は、結局捨てられなかったですしね]
(30) めのこ 2016/12/21(Wed) 15時半頃
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……へ、
あ、そうなんだ。 いや〜それもなんだか、てれちゃうね。
[お姉さん、いたんですね? それも意外だったし、お姉さんがあたしに似てるっていうのも意外で、すこし呆けてしまいました。
でも似てるって言われたのはなんだか嬉しくって、ごまかすみたいに頭をかきます。 姉っていう存在は、あたしにとって特別なんです。 お姉さんに似てるって、それはきっと最高の褒め言葉]
(31) めのこ 2016/12/21(Wed) 15時半頃
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[一歩、一歩。 距離を開ける彼の意図はわかりませんが、引きとめはしません。 ほんのちょっと、寂しいですけどね。
ゆるゆる、手をふりかえして、あたしはおだやかに笑いました。 彼が消えるその瞬間まで、手をふり続けました。
でも消える直前、ほんの小さな声で]
……うん。
れいくんも、おしあわせに。*
(32) めのこ 2016/12/21(Wed) 15時半頃
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[……さて、あたしも行かなくっちゃいけません。 こっちに居るはずの、めるの元へ。
お土産話も、いくつかできました。 あとは彼女を抱きしめて、ひさしぶり って言うだけですね。
彼女はまだ、秋桜の花の近くにいたでしょうか? 何処にいたって、きっとみつけてみせましょう。 あたしは、めるのお姉ちゃんですからね]
(33) めのこ 2016/12/21(Wed) 15時半頃
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ねえ。 イザナギとイザナミが離れ離れになった世界は、もう終わるだけなのかな?
[再び戻って来たこの場所、奈落へ向けて無造作に放り出した足を揺らしながら ぼくは隣の女の子に問い掛けた。
ここは滅びた文明の名残が見当たらない 自然のまま、空に近い場所。
返るのは沈黙だけ。何かを期待していたわけじゃない、それは当然と知っている。 ぼくの恋人は生まれつき声を持っていなかった。
今ならこう思えるんだ。 死を選ぶまでの短い時間、聴こえない筈の音を聞き取っていたのは 彼女の聲を聴いてみたかったからなんじゃないかって。
この世界はお話の中には無いけれど、そのほうが幻聴で片付けるより素敵でしょう?]
(34) miseria 2016/12/21(Wed) 17時頃
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そうだね。 そんなの、分かるわけないよね。
[こちらへ向けて緩く首を傾ける様子にふっと笑った。 そう、分かるわけがないんだ。 ぼく達は終わった。まだ終わっていない彼等と交わることも、全てを見届けることもない。 それは死者に対しても一緒。
小さな呟き>>29は確かに彼女に届いていたし、 わたわたとした様子>30の意味を今のぼくはちゃんと理解出来る。
けれど、あの人とぼくの還る場所は違う。 互いは互いの大切な魂の傍へ。
おわります。 ここでほんとうに、ぼくのすべてはおわり。 二人で、終わります。]
(35) miseria 2016/12/21(Wed) 17時頃
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ねえ、でもさ。 気が遠くなるくらいの時間が掛かっても、元通りになったら素敵だね?
[もう滅びるだけ、それが当たり前で何かを思う必要もない。 そう考えていたぼくがこう口にするのは、最期の大きな変化だったのかもしれない。
彼女はどんな顔をして何を思ったのか、抱き合っていては分からなかった。
二人の躰が、傾いてゆく。]
(36) miseria 2016/12/21(Wed) 17時頃
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[抱き合ったまま墜ちていく男女 二人は岩に叩き付けられることも、海に沈むこともなく
朝焼けの中光の粒子と化して、幻のように消えていった。
その光景を見下ろしていた空は 男が焦がれた色、女が名前とした色。
雲一つ無く、美しかった。*]
(37) miseria 2016/12/21(Wed) 17時半頃
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[―――ごめんね>>14。]
だからなぁ… 泣きたいときゃ泣け、って前言ったろ?
次謝ったら"ぶっ飛ばす"ぞ?
[藍のおでこにデコピン。
軽くしたつもりだが、ちょっと強かったか? まあでも大丈夫だろ。]
(38) ジュプ 2016/12/21(Wed) 21時半頃
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[笑顔の彼女>>15。
にらめっこをしている訳では無いし、面白い事が起きてる訳でも無い。 なのに、此方も自然と微笑みが零れてくる。
不思議だ、これが"愛"って奴なんだろうか。
と、藍が頭を引き寄せてきた。
顔と顔が近い。
彼女が望む事は、自然と察することが出来る。 が―――]
(39) ジュプ 2016/12/21(Wed) 21時半頃
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おっと、そいつはまた今度だ。
[呆気無い態度で、藍の手を振り解く。
藍は物寂しそうな顔をしただろうか。 色々と嘆いてたり、もしかしたら泣き出してしまったかもしれない。]
・・・。
[悪い癖が出てしまった。 だが、こうやってからかって見るのも楽しい。
やっぱり可愛いじゃねえか。
だが、我慢の限界だ。 素のままだった表情も徐々に揺らぎ始め]
(40) ジュプ 2016/12/21(Wed) 21時半頃
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ふふっ… 冗談だぜ。
[そして、一息つく間も置かず彼女の元へ。 先程よりも深く抱きしめ、目を瞑りながら藍の口元へ此方の唇を。
そうして、暫くの間互いのことを想い合っていただろうか。*]
(41) ジュプ 2016/12/21(Wed) 22時頃
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-回想・2016年12月31日・都内某所-
やあやあ、坊や! メテオラサーカス団の年越しステージ、是非寄っていかないかい?
[道を通りかかる少年に、ネイサン―――否、この時はまだ伊座 寧々子と名乗っていた―――はチラシを配っていた。]
ご両親は?一人かい? ……ほう、クリスマスイブが誕生日だったのですか! いいですねぇ!……ワタクシ? ……ホホホ、ピエロに誕生日なんてないのですよ!
[少年はつい一週間ほど前に誕生日を迎えたらしい。 ゲーム機をプレゼントしてもらえたそうで、手元にある機器は傷一つないピカピカなものだった。 ニコニコと伊座は少年の頭を撫でて、話を促す。]
(42) housenka 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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―――綺麗ですねぇ…
[と、空を見上げれば。 彗星のように尾を引く、炎の鳥。]
ええ。確か……隕石が地上に接近しているとか。 大丈夫、落下予測地点はこちらではなかった……ハズです。
[少しばかり不安がる少年をなだめる手に力が入ってしまう。 夜空に架かる不吉な虹に、伊座はゴクリと生唾を飲み込んだ。]
[何か、この後―――良くないことが起こるような、予感を、感じた。]
(43) housenka 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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[その数日後、世界は崩壊するなど、 この時の伊座は知るよしもなかった。]
.
(44) housenka 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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――ねえ。
聞こえるかな。
[軽自動車の中。 吐血して血に塗れた手で。
陽菜子は通信機を弄っていた。]
(45) 葵 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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う、うん……
[諭すような言葉に>>38、 私自身の幼さが滲んでしまったことを鏡として知り、 こく、こくりと頷く。]
あいっ、た
[突然のデコピンにきょとんとして、 額を押さえて、――ちょっと痛かったな?
でも、そんな些細な戯れあいが嬉しくて 自然と笑みが浮かんでいた。]
(46) bloody 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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[――くれると思ったものを>>39 焦らされると>>40、えぇ、と情けない声を漏らし]
や、なんで? 春ぅ……
[彼女がいやなら、それは仕方のないことだけれど、 やっぱり寂しくて、切なくて、 語尾は甘く掠れてしまう。
私をからかっている内心なんて気づかないし、 急に近づきすぎたかな、なんて不安も過る。 視線を彷徨わせたり、おろおろと手を組んだり おかしいな、彼女の前だと調子が崩れてしまう。
――こういう気持ちを、恋というのだろうか。]
(47) bloody 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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……え、
[冗談、という言葉に春を見上げるやいなや 抱きしめられ、唇を寄せられて、
触れる温度は暖かくて。
最初こそ驚いたけれど、そんな春のずるいところも 好きなんだなって、思うから。]
……んっ、……春、…――
[口接けの合間には、名前を呼んで 何度も、何度も交わしただろう。 やがて唇を離せば、胸を満たす想いを伝えたいと思った。]
(48) bloody 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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[この感情に名前があるのなら、 恋よりも深くて、情としてはとても深い深い、]
春のこと、あいしてる。
["あい"は、ここにある。 私の名前でもあるのあい、春への感情のあい、 それを全部全部、受け止めて欲しい。]
(49) bloody 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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ね、春。 一緒に行こう。
[時間が有限であるのなら、 その先に何があるのかはわからない。
天国か地獄か、あるいは転生か、無なのか。]
……離さないわ、絶対に。
[ぎゅっと手を握って微笑む。 何処に行っても、生まれ変わっても、一緒にいたい。
満たされた心は、次第に虹彩のようにきらきらと光を帯びて、ああ、時が来たのだな、と察する。 このまま、私たちはこの場所からいなくなるのだろう。
世界にさよならをしても、春には別れを告げることはない。
絡めた手を離さないよう、心も繋がっていられるよう。 貴女への愛を、決して途切れさせは、しないから。**]
(50) bloody 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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―――。
[何回か交わした後、不意に藍が想い>>49を伝えてきた。
こちらも頷く。 口には出さないが、恐らく分かってくれたのではないかと思う。]
(51) ジュプ 2016/12/21(Wed) 23時半頃
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[光が私達を包み込む>>50。
何処へ行くのか。 "一緒に"との言葉に、"どこまでも"と付け足しながら。
指を絡める様に手を繋ぐ。 絶対に逸れないように。]
(52) ジュプ 2016/12/21(Wed) 23時半頃
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[次第に力が抜けていく。 藍に寄り添う様に、その場で倒れ込む。
時間切れだ。
最後に精一杯の想いを込めて、もう一度抱きしめる。
藍と一緒なら何でも乗り越えられそうな気がする。 どんな困難が待ち構えていようとも。
徐々に体が薄くなっていく。
そして――――
…おっと、一個言い忘れてた。]
(53) ジュプ 2016/12/21(Wed) 23時半頃
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―――藍、ありがとう。
そして、これからも―――** .
(54) ジュプ 2016/12/21(Wed) 23時半頃
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