256 【突発RP村】胡蝶の夢
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記念撮影なら、一緒に写ってもいいですか。 何もない建物だけの写真よりも、見栄えが良いほうがいいでしょう?
[くすり、軽く微笑んで。 異国の彼の手を取って提案しよう。
旅の記念として、縁を記録に留めておくのは、きっと悪くはないだろうから。*]
(153) myu-la 2016/11/20(Sun) 23時頃
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[ ─── … ぷつんと、 糸が切れたような気がしました。
紡がれた音>>149を聞けば、 じわりと、目許が滲みましょう。 開く唇は、ふると震え、 空気を震わせようとする音も、弱々しく。]
お、…… オーレリア、も、 あなたと、ケヴィンと共に在るのが、 何よりも、しあわせと、……
[ 言葉は、最後まで綴ることはできませんでした。 寒さとは無縁そうな肩にかけたストールから 離れた指は、わたしの顔面を覆いました。]
(154) ゆら 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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[ オーレリアは、ケヴィンの前では、 涙を零すことはなかった筈なのに。 初対面の彼の前で、止め処無く落ちる雫は、 オーレリアのもの、なのでしょうか。 それとも、彼女を悼むわたしの、もの?
どちらだとしても、 わたしの心に灯るのは、暖かいものだったでしょう*]
(155) ゆら 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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え、あ、まあ……
[突然振り返られて慌てる。>>152 こちらを向いた彼女はやっぱり可愛かった。
……じゃなくて。]
えっ
あ、いいんですか? ありがとうございます。
なんだか……あなたのいる場所が、とても大事に見えて。 すみません、不躾でしたね。でも、一緒に撮ってくれるならうれしいです。
[不自然に写真を撮った自分を責めることなく、むしろ好意的に受け入れてくれることにうれしくなる。 守りたいなんて思ったけれど、彼女は守られるだけじゃなくて、守る力もあるみたいだ。]
(156) reoreo 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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[手を取られてどきまぎする。>>153 でも、まったく不快ではなくて――下心、とも違って。 軽く握り返してしまいながら、腕を伸ばして自撮り。]
ありがとうございます、あ、可愛く撮れてますよ
[確認して、そんなことをつい口走ってしまって。そんなにナンパな質じゃないはずなのに。 サークルで作った名刺を取り出して、]
ここ、これがメールアドレスです。 もしよければ、メールください。写真、送りますから。
[なんてナンパまがいのことをしてしまう。 彼女は引かなかっただろうか。受け取ってくれただろうか。]
(157) reoreo 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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[細めた瞳は、何を見ているのか 遠く遠くの夢か、近くの未来か。
ゆっくりとそばの青年を再び見ては]
ねえ、アルベルトくん。 この修道院のどこかに、秘密のお部屋があるの。
[よかったら行ってみない?と、誘いをかけるのです。]
そこでは、むかし、むかし 職人さんがランタンを作っていたそうよ。
[モノクルの奥の瞳に輝くのは 若い頃から衰えない好奇心。]
(158) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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[そうして彼が頷くならば 移動をしながら語らいましょう。]
とても、とても、優しい方でね。 ある女性が、その人と約束をしていたの。 特注のランタンを作ってもらうという約束。
だけど、約束は果たされなかったわ。
[彼は死んでしまったの、と 少しだけ悲しげに目を伏せるも すぐに、顔をあげて、ふんわりと微笑みます。]
彼は優しさゆえに、 誰かの為に、心を砕いてしまったのね。 でも、そんな職人さんはとても立派で まっすぐな心をもっていたのだわ。
[彼も同じ追憶があったならば その指先が、作った温度を覚えているならば]
(159) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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……私の、おうちにね。 私が生まれるよりももっとむかぁしから、 ずっとずっと保管されている、ランタンがあるのよ。
とてもじゃあないけれど 立派とも、完璧だとも言えやしない、 そんなランタンなのだけれど
……もしかしたらその職人さんが 作ってくれたものだったりしたら、 面白いと思わない?
[受け継がれ、長い時を経て 今、この老女の大切な宝物なのです。
少し不器用にゆがんだ葡萄と林檎が 硝子に刻まれた、そんな細工がしてあるランタンです。]
(160) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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私のご先祖様はきっと、幸せな人ね。
[もう若くない老女は、そこで 埃のせいか、コホコホと咳き込んで]
ありがとうね。
――― "ヴェスパタインさん"
[全てを愛した彼女は、 沢山の後悔をして、それでも 大切な人達が生きた証を、残そうとしたのでしょう。]
(161) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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[アルベルトと、ぼろぼろの職人部屋を覗いたりして 楽しい時間は、すぐに御終いになってしまいます。
去り際、老女はアルベルトへか 或いは、同じ夢を見た人々へか
さようならを告げ、迎えの車で家路につきました。]
(162) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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[それから数年。 パリの街角から、占い師のアリアンヌおばあちゃんは 姿を消していました。
病床に伏せて、 命の灯火は、静かに静かに、消えてゆきます。]
来世でまた会いましょうね――…。
[夢が叶うかはわかりませんが、 三つの人生を思い返し、すべてすべてが幸せであったと、 微笑んで、永い眠りに、つきました。**]
(163) bloody 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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──それから──
[やがて、世界を閉ざした雪は止んだだろうか。 白に彩られた世界へ踏み出す。 入り口を少し進んだ先、振り返り見上げる景色は いつか、遠い日の“わたし”が見たのと同じもの。]
──… ねぇ、帰ったら雪合戦でもしようか。
[唐突に手を繋いだ先、ロジェの方へ目を向けては 大人げのない誘いをしてみる。 ふるりと一つ身震いしては、甘えるナナを抱き上げ 柔らかな髪をひとつ、撫でて]
(164) choro4946 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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ありがとう、 ……ハナ。
[知らない“わたし”を、素敵な夢をありがとう。 誰もいないその先へ、ちいさく呟く。
──わたし達が 幸せに暮らす、今。
紡がれる物語はきっと今も、これからも。 どうか、やさしく幸せなものでありますように。]**
(165) choro4946 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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[やがて吹雪はやみ、修道院を出る。
出た時のすがすがしさと言ったら!
冬の空気はもともと好きで、リンとする。 でもそれだけじゃない、別に修道院の中が重苦しかったわけではない、はずだけれど。 何かからの解放、を感じた。
振り返って修道院をスマホに撮る。 ここが、きっと俺の目指していた場所、そんな気がする。
インドに呼ばれるとか、グランドキャニオンで人生観が変わるとか。
そんなことはなかった。 なんてことない、ヨーロッパの田舎の山の中にある修道院で、そこで起きたできごとと、出会った人たちと。 それが、これまで旅してきた中で、いちばんしっくり腑に落ちた。]
(166) reoreo 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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まじめに学校行かねーとな。
[休学を伝えた時の母親のうろたえっぷりと、父親の怒った顔を思い出す。 近くの村に着いたら、ポストカードを買おう。
そろそろ帰るよって、家族に伝えよう。
何のために旅をしたんだって聞かれて、不思議なこともあるんだなって、許容できるようになったって言ったら、やっぱり母親は心配して、父親は怒るだろうか。*]
(167) reoreo 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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ありがとう美歌。 お返しに、僕もあなたの願いが叶うことを祈ってあげますよ。
[今度こそ、あなたが悲しみに暮れることがないように。 救うばかりの重荷を背負うことのないように。
別れを告げて去る彼女の姿を見送れば、深くそう祈るのだった。]
(168) roron 2016/11/20(Sun) 23時半頃
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ここが?
[>>156この場所が、玄関が、大事とは。 ああ、でも、なんとなくわかる気がする。 惨劇のはじまり、修道女の死があった場所だから。 ……もしかしたら、そういう意味ではないのかもしれないけど。
この異国の男性は、女性に慣れてなさそうな雰囲気が微かにしたけど、 私はそうでもなかったから、二人並んで自撮りに映る。>>157]
ふふ。 ありがとう。
そうね、折角だから教えてもらおうかしら。
[名刺を受け取れば、折角だし後日改めて連絡を取ろうと思う。 我ながらガードが緩い気もしたけど、旦那とは冷戦中だし、いっそこのままついていっちゃってもいいかなっていう気持ちも無くはない。
……なんて。流石にそれは嘘。]
(169) myu-la 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[美歌の綴る弱々しい音色>>154を聞けば 笑みは消え、微か驚いたように目を瞠る。]
――… そう。
[静かな音を紡ぎ、瞼を閉じる。 オーレリアの幸せは何処にあるのかを ケヴィンはあの日々に考えることがあった。 答えの出なかったそれが知れ、深く息を吐く。]
彼女が幸せを感じていたなら、……良かった。 ケヴィンはそんな風に思って貰えていたなんて 微塵も気づかないまま、 オーレリアの幸せばかりを考えてた。
[知己の話でもするように語り目をあければ 顔を覆い涙する美歌の姿が映り込む。]
(170) helmut 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[オーレリアはケヴィンの前で涙を見せなかった。 ケヴィンもまた彼女の為に涙することはあれど 彼女の眸に悲しみに沈む姿を見せたことはなく。 それは、それだけ穏やかな時間を オーレリアと共に過ごしたということかもしれない。]
――…似た者同士だったのかもしれないね。
[お互いの幸せばかりを考え願っていた日々。 椅子の傍にある美歌へと歩み寄り、 己の腕にある毛布を彼女の頭上へとふわり降らせ]
キミに泣かれると胸が痛い。
[困ったように呟き、雨が止むを願う。*]
(171) helmut 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[平凡なぼくには一つ、変わったところがありました。 起きた時、理由も分からず涙を流していることがあるのです。それも、物心がついた時から。 辛く苦しく胸が締め付けられ、子供の頃は母に姉達にすがりついたものでした。
今は思うことがあります。覚えていない夢の内容はもしかして、と。 そして、もう二度と見ることは無いのだろうとも。
過去は過去、全ては雪煙に消えてしまいました。 奪い去ったものを彼女らに返すことは叶いません。裏切りの償いは、不可能なことです。 同胞に何もしてあげられなかった悲しみも、少女を理解してあげられなかった記憶もまた、変わることはないのです。 この罪は、いつまでも胸を痛ませていくのでしょう。
あの獣がしたことを思えば、遠野千明はあまりにも恵まれすぎています。 それでも、いつかの誰かが獣の為に泣いてくれたことを思い、ぼくは与えられた命を真っ直ぐに生きましょう。 誰も裏切らないように、誰かを傷つける嘘をつかないように。誰かの助けになれるように。*]
(172) finlay 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[また無意識に、下腹部を撫でる。 マタニティブルー。これから生まれ来る命への期待と不安の、後者に押し潰されそうになっていた。 旦那は私の気も知らないで、呑気なことばかり言っていて。
でも、私はこの命に責任を持つと誓う。 “いのち”を産み、育んでいく。 それはきっと、前世の私ができなかったことだから。 旦那は他でもない私のパートナーであり、かけがえのない仲間なのだと信じて、向き合おう。
前世のことを知ったからなのか、そうでないのかは分からないけど。 今はもう、気持ちを整理して帰れる気がする。
気付けば吹雪も止んでいた。]
(173) myu-la 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[雪に埋もれた修道院の庭園。 季節も変われば雪も溶け、緑色の地面が顔を出すだろう。
草むらの中で茎を伸ばし、花を咲かせるのは、 いつかの過去に撒かれた種が、命を、遺伝子を繋いだから。>>112
恐ろしき、悲しき出来事が、確かに、そこにあった事実。
それを詠うかのように、アイリスの花が揺れる。**]
(174) myu-la 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[雪は、静かに降り積もる。 陽の光を弱くして、薄暗いものを届ける。 ステンドグラスを通れば、色づいたものとして床に落ちる。
視界の端に、もぞもぞと動く手が入る。 メルヤは知っている。 アップルパイが好きな、いつでも傍にいた相棒を。 その手の動きも、その時の表情を。]
そうか、知らないのか。
[カマをかけた物言いは、言葉では望んだものを得ることはなかった。 しかし、動作では得ることができた。 触れられたくのないなら、触れないでおこう。]
(175) aki_nano 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[一つ、質問が投げられる。]
俺は、今とっても幸せだよ。
[幸せの定義を問われると困ってしまう。 が、衣食住は保証され、何にも脅かされることのない生活は幸せといってもいいのではないだろうか。]
君は、───幸せだったか?
[触れぬと決めたつもりだったが、過去形にしたのは、 永遠に時の止まった彼女を思ってのこと。 その回答を今更届けることもできないけれど、 知ってしまった今世の役割だと考える。]
(176) aki_nano 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[視界の端で、メルヤの微笑む気配がした。 きっと気のせいだろう。
君はもう永遠にそこから動けないのだから。 真実を受け入れることもないまま、時間を止めた彼女はきっと笑う。 *幸せな思い出を想って。*]
(177) aki_nano 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[ 修道院のオーレリア、 …… いまを生きる織木美歌。
確かに、わたしの中に、オーレリアは在るのでしょう。 けれど、わたしと彼女は違うのです。 ふたつは重なるようで、異なるのです。
わたしは、彼女のように強くありません。 誰かに、掌を差し伸べられることも、 誰かを、包み込めるような度量も、 何かを、決断する勇気さえ、ないのです。
けれど、わたしには。 現在を生きている、確かな命があります。 誰かに手を伸ばすことも、 誰かと笑い合うことも、 誰かに想いを伝えること、も。]
(178) ゆら 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[ 頭上に降り注ぐ暖かな毛布と、言葉たち。 其れ等は、オーレリアの為に向けられたものでしょう。 わたしは、柔らかな毛並みの毛布を、 ぎゅと、握り締めて、息を堪えます。]
ごめん、なさい。 …… でも、嬉しくって。 オーレリアも、ケヴィンのしあわせだけを、 ただ、ただ、願っていたのだと、 …… ケヴィンがしあわせなら、と。
[ 彼の困り顔は、きっと見えていませんけれど。]
(179) ゆら 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[ だから、わたしは。 わたしなりに、幸せを掴みたいと思います。]
…… また、会えますか ?
[ ここから繋がる縁を、大切にしたいと。 震えたままの声で綴る音は、 美歌の物語の大きな一歩であれと、 祈りを捧ぐ乙女は、錫色を細めて、 ゆると、微笑みを浮かべるのでした。]**
(180) ゆら 2016/11/21(Mon) 00時頃
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[アリアンヌの問いに頷き、彼女の手をとる。 たどり着いたのはかつての自室。 あの時の男には、小さな夢があった。
自分に夢を魅せたステンドグラス。 そんな大層なものは作れるとは思ってはいない。 それでも、人の心に響くものを作りたい。
そう願っていた。]
僕は、大切なものを守れなかった。 それは、僕が自分自身を信じ切れなかったことが一番の原因だったように思います。 あなたがこの修道院で下した重い決断、忘れません。
この世界では、きっと。
[在りし日の令嬢に、ランタン屋は微笑んだ。]
(181) roron 2016/11/21(Mon) 00時頃
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そっか
……良かった。
[あなたは決してメルヤでは無い。彼女が生きた時代は遠く過ぎ去った。 けれど、その答えは、望んだものだったから。 胸に突き刺さる釘が一つ抜けたような感覚、気付けば口許は緩んでいた。]
(182) finlay 2016/11/21(Mon) 00時頃
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